植竹海貴が実業団のJフェミニンツアー12戦中8勝で総合連覇

ワイ・インターナショナルの実業団チームY’s Roadに所属する植竹海貴(うえたけみき)が実業団レースのJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)Jフェミニンツアーで、年間12戦中8勝を挙げ、 2022年の年間総合優勝を達成。2021年に続く2年連続のタイトル獲得となった。

Jフェミニンツアーのリーダージャージを着用して走る植竹海貴

植竹海貴のコメント
先シーズンに引き続きJフェミニンツアーで年間総合優勝をすることができました。今シーズンはナショナルチャンピオンジャージを着てレースを走ることができ、とても幸せでした。シーズンの中盤に調子を落としてしまい、思うような走りができない苦しいレースもありましたが、後半は調子を上げていき9月の大会では4連勝、年間12戦で8勝を挙げることができました。 応援して下さった皆様、サポートしていただいた皆様、本当にありがとうございました。来シーズンは全日本選手権も含め再度のタイトル獲得を狙いますので応援よろしくお願いいたします。

ワイ・インターナショナル鳥居恵一郎代表取締役社長のコメント
実業団チームY’s Road所属の植竹が昨年に続き、「JBCF Jフェミニンツアー」にて年間総合優勝できたこと、大変うれしく思います。本人の絶え間ない努力の結果ではありますが、ファンの皆様、スポンサー様はじめ皆様の応援や ご協力があって達成できたものと考えております。残念ながら先日の全日本選手権は連覇とはなりませんでしたが、さらに練習を重ね来年は必ずや優勝し女子ロードレース界をけん引してくれることと信じています。

2022シーズンで最も注目される女子のナショナルチャンピオン、植竹海貴

ツール・ド・フランスさいたま優勝のフィリプセンが将来を語った

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが11月6日、さいたま新都心駅周辺で開催され、7月のツール・ド・フランスで最終日のパリ・シャンゼリゼを含むステージ2勝を挙げたベルギーのスプリンター、ヤスパー・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)が初優勝した。大会は3年ぶりの開催となり、日本の熱心なファンが沿道を埋め尽くした。

マイヨジョーヌを着るビンゲゴーがアタックするとフィリプセンとトーマスが追従。3人の闘いとなった ©Yuzuru SUNADA

若手スプリンターのフィリプセンがオールラウンダーを制して優勝

世界最高峰の自転車レース、ツール・ド・フランスで活躍した52選手が距離59.5kmのサーキットレースに挑んだ。最後はトップスターばかり3選手によるスプリント勝負になった。2022年のツール・ド・フランス総合優勝者ヨナス・ビンゲゴー(ユンボ・ビスマ)、2018総合優勝のゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアーズ)、そしてフィリプセンだった。

「シャンゼリゼとは異なるコースだったけど、スプリントには自信があるのでそれを生かすことができてよかった」と他の2選手を制したフィリプセン。

2022ツール・ド・フランスさいたまは快晴に恵まれてスタート ©Yuzuru SUNADA

レースは終盤に2013ツール・ド・フランス総合優勝のビンチェンツォ・ニバリ(アスタナカザクスタン)、元世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)がアタック。今シーズンを最後に引退する2選手は沿道のファンから大声援を受けながら激走。残り7kmで後続集団に追いつかれると、さり気なく握手をかわしてお互いの健闘をたたえた。

フィリプセンは今回のレースで、ツール・ド・フランス最多のステージ通算34勝を挙げているマーク・カベンディッシュ(クイックステップ・アルファビニル)と、前大会となる2019年のさいたま優勝者新城幸也(バーレーン・ビクトリアス)の3人でクリテリウムレジェンズという特別編成チームの一員としてとして参加した。

新城は「チームの結束力を高めるためにみんなで日本観光した」という。フィリプセンは初来日だったが交通系アプリのPASMOを駆使し、中野ブロードウェイや渋谷のスクランブル交差点を訪ね、寿司屋の大トロに舌鼓をうった。

フィリプセンがトーマスを制して初優勝した ©Yuzuru SUNADA

「日本は親切な人が多く、とても楽しかった。さまざまなことがベルギーとは異なって興味深かった。お互いをリスペクトする気持ちがある日本人のメンタリティはいいなと思った。国籍を変えたいくらいだよ」

今回の来日は区間2勝のいわばごほうびだ。
「世界のトップクラスに位置するクールな選手たちと戦うことができて貴重な経験ができた。いいシーズンだったと思うけど、ボクはもっと成長していきたい。最終的なゴールはツール・ド・フランスで勝つこと」とフィリプセンは記者会見で語った。

3年ぶり8回目となった大会には、待ちに待った自転車ロードレース好きが続々と集まった。併催イベントのフェスティバルやフランスの食文化が楽しめるグルメ会場では行列ができるほどの盛況ぶり。沿道も大勢のファンで埋まった。

マーク・カベンディッシュ(英国、クイックステップ・アルファビニル)も童心に ©Yuzuru SUNADA

ビンゲゴーがツール・ド・フランス連覇への意気込みを語る

ツール・ド・フランス総合優勝のビンゲゴーは王者の称号である黄色いリーダージャージ、マイヨジョーヌを着用して参戦した。

日本の食を体験するアレハンドロ・バルベルデ、ビンチェンツォ・ニバリ、大会アンバサダーのマルセル・キッテル ©Yuzuru SUNADA

「フィリプセンには10回勝負をして10回負けてしまう」とゴール後に語ったが、アルプスやピレネーを越える23日間のレースではビンゲゴーに分がある。2023年のツール・ド・フランスのコースも発表され、「いろいろな要素が盛りだくさんにあり、上りの厳しさも今年以上だ。いい準備をして来年7月に臨みたい」とはやくも連覇に意気込む。

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

ダーク系で単調になりがちな冬のコーデアレンジに活躍するネービータイツ

国内最大手の自転車専門ウエアメーカー、パールイズミが2022年秋冬新商品として「ウィンドブレーク レーサー タイツ」「ウィンドブレーク タイツ」の新色ネービーをサイクルショップやスポーツ用品店などで発売する。

「ウィンドブレーク レーサー タイツ」「ウィンドブレーク タイツ」

アンチボトムアウトエラストマー(医療用にも使用される弾性の樹脂)を採用し、坐骨の底付きを防ぐクッション性と、着用感の少ないフィット感を両立した3D-Xパッドを搭載した5℃対応の「ウィンドブレーク レーサー タイツ」と、同じく5℃対応で、オールラウンドパッド3D-Rを搭載した「ウィンドブレーク タイツ」に新色のネービーを追加した。

シューズカバーを重ねて履いた際に厚みの出ない切り放しで薄い足首部の仕様

ダーク系で単調になりがちな冬のコーディネートのアレンジに活躍するのが新発売のネービー。従来モデルのブラックもある。

筋肉の動きを解析し、スムーズなペダリングを実現するスラロームクランクカット

6500-3DX / ウィンドブレーク レーサー タイツ
【カラー】3. ブラック 4. ネービー〈ニューカラー〉
【価格】19,250円(税込)
【サイズ】S, M, L, XL, 3L
【素材】ウィンドブレーク
【商品特徴】
□ ウィンドブレーク:防風性が高く、優れた保温性とストレッチ性で暖かく動きやすい素材
□ 3D-X:着用感の少ないフィット感と柔らかなクッション性を両立した新型パッド
□ 着脱が容易な裾ファスナー付き
□ ウエスト紐付き

6000-3DX / ウィンドブレーク タイツ
【カラー】1. ブラック 2. ネービー〈ニューカラー〉
【価格】17,380円(税込)
【サイズ】S, M, L, XL, 3L
【素材】ウィンドブレーク
【商品特徴】
□ ウィンドブレーク:防風性が高く、優れた保温性とストレッチ性で暖かく動きやすい素材
□ 3D-R:着用感の少ないフィット感と柔らかなクッション性を両立した新型パッド
□ 着脱が容易な裾ファスナー付き
□ ウエスト紐付き

●パールイズミのホームページ

ライドアラウンドin日立1DAYが11月27日に茨城県日立市で開催

「ライドアラウンドin日立 -1DAY-」が2022 年11月27日(日)に茨城県日立市で開催される。日立市が主催、全国各地でサイクルツーリズム事業(=自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)を展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが運営。

「ライドアラウンド」シリーズは期間型エリア探索サイクリングイベントとしてこれまで各地で実施されていたたが、今回は「1day イベント」として日立市で開催される。期間型イベントとは異なり、開会式や抽選会、当日のサポート体制など、1dayイベントならではの内容が盛り込まれている。

ライドアラウンドin日立 -1DAY-
開催日:2022 年 11 月 27 日(日)
実施内容:エリア探索サイクリング「ライドアラウンド」
参加費:無料 ※「Map Life」アプリのインストールが必要。
主催:日立市
共催:一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
事務局:ツール・ド・ニッポン事務局

●ライドアラウンドin日立 -1DAY-のホームページ

レンタサイクルDE伊達市は2カ月限定の参加無料キャンペーン

サイクリングアプリ「ツール・ド」を使って福島県伊達市の魅力を感じながらオリジナルコースを走ることで完走記念品がもらえる「レンタサイクルDE伊達市を満喫キャンペーン」が2022年10月22日(土)~12月18日(日)の2カ月間限定で実施。市内5カ所で貸し出しているレンタサイクルを使って、ゆっくり観光しながら家族や友人と伊達市を満喫できる。

伊達氏の歴史や自然豊かな風景を巡る参加無料キャンペーン

伊達市が主催、全国各地でサイクルツーリズム事業(自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)を展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが運営。

◆コース紹介

【1】美味いもん堪能コース 6km(まちの駅まちづくり伊達 発着)
伊達地域の直売所「だてえきなかプラザ」やケーキ屋さんの「マンドゥ・シャトン」などを巡る美味いもんを堪能できるコース。
URL:https://www.app-tour-de-nippon.jp/course/?course_id=609

【2】伊達エリア一周コース 12km(まちの駅まちづくり伊達 発着)
桃、ぶどうなどの果樹園やサイクリングロードを走るコースで、春には桃の花が咲き、桃源郷のような景色を楽しむことができる。
URL:https://www.app-tour-de-nippon.jp/course/?course_id=610

【3】果樹園満喫コース 17.5km(保原総合公園 発着)
果物大国ならではの景色が広がる果樹園付近をルートとした自然とともに楽しめるコース。
URL:https://www.app-tour-de-nippon.jp/course/?course_id=611

キャンペーンオリジナルコースを1つ完走するごとに、伊達市サイクリングfinisherの証ご当地の記念品をプレゼント

【4】保原甘いもの満喫コース 15km(保原総合公園 発着)
長年続く老舗のお菓子屋さんもあり、それぞれのお店がこだわりをもって作った和菓子や洋菓子などを満喫できる。
URL:https://www.app-tour-de-nippon.jp/course/?course_id=613

【5】梁川エリア自然・絶景堪能コース 21km(伊達市観光案内所 発着)
阿武隈川沿いを走り自然を堪能できる、走行距離20km程度の中級者向けコース。
URL:https://www.app-tour-de-nippon.jp/course/?course_id=614

【6】伊達氏・城下町散策コース 8.5km(伊達市観光案内所 発着)
伊達市梁川町に点在する伊達政宗をはじめとする「伊達氏ゆかりの歴史史跡」を巡り、街中を散策するコース。
URL:https://www.app-tour-de-nippon.jp/course/?course_id=615

【7】家族で街中満喫コース 6.5km(道の駅伊達の郷りょうぜん 発着)
地元の美味しいパンや野菜、歴史、景色など様々な要素を取り入れたコースで、いくつかの撮影ポイントがある。
URL:https://www.app-tour-de-nippon.jp/course/?course_id=607

【8】霊山ミニヒルクライムコース 13km(道の駅伊達の郷りょうぜん 発着)
出発してから霊山へ向かう一本道を上る軽ヒルクライムコース。コース序盤から上り道がはじまり、その後も緩やかな上り道が続く。
URL:https://www.app-tour-de-nippon.jp/course/?course_id=616

【9】里山満喫コース 26km(つきだて花工房 発着)
里山の自然をたっぷり満喫できるアップダウンがある中級者向けコース。
URL:https://www.app-tour-de-nippon.jp/course/?course_id=623

【10】広瀬川ゆったりコース 19km(つきだて花工房 発着)
コース途中には田んぼがあたり一面広がっていて、時期になると黄金色に輝く田園風景を見ることができる。
URL:https://www.app-tour-de-nippon.jp/course/?course_id=624

#伊達市サイクリング で応募できるフォトコンテストも実施

キャンペーン期間中に撮影した写真に「#伊達市サイクリング」をつけて SNS(twitter/instagram)に投稿するだけで応募完了。当選者には地元の特産品をプレゼント

レンタサイクルDE伊達市を満喫キャンペーン
期間:2022年10月22日(土)~2022年12月18日(日)
コース:レンタサイクルDE伊達市を満喫キャンペーン オリジナル10コース
持ち物:自転車、スマートフォン、自転車用スマホホルダー、スマホ用のモバイルバッテリー、ヘルメット、グローブ、保険
主催:伊達市
事務局:ツール・ド・ニッポン事務局

●レンタサイクルDE伊達市を満喫キャンペーンのホームページ

ライドアラウンド in いわき…参加無料アクティビティが福島初開催

ライドアラウンド in いわきが2022年10月8日から12月11日までの期間限定で、福島県いわき市で開催される。福島県いわき市が主催、全国各地でサイクルツーリズム事業(=自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)を展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが運営。

期間型エリア探索サイクリングイベント「ライドアラウンド」は、一般社団法人ルーツ・スポーツ・ ジャパンが展開する新しい形のサイクルツーリズムコンテンツで、ライドアラウンドシリーズ初の福島県での開催となる。

いつ、どこからでも参加できることに加え、参加料金がいらないのに獲得ポイントに応じた順位により地元特産物がもらえたり、特典と交換できたりする。

今回の舞台は雄大な海や山々、海鮮グルメ、サイクリング後の温泉も楽しめるいわき市。「いわき七浜海道サイクリングロード」のようなシーサイドの景観や海鮮グルメを堪能できる。

ライドアラウンド in いわき
開催日:2022年10月8日(土)~2022年12月11日(日)
実施内容:エリア探索サイクリング「ライドアラウンド」
参加費:無料 ※「Map Life」アプリのインストールが必要
主催:いわき市
共催:一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
事務局:ツール・ド・ニッポン事務局
●ライドアラウンド in いわきのホームページ