2022ツール・ド・フランス第13ステージは7月15日、ブールドワザン〜サンテティエンヌ間の距離193kmで行われ、トレック・セガフレードのマッズ・ピーダスン(デンマーク)が3選手のゴール勝負を制して初優勝した。
総合成績では、首位のヨナス・ビンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ビスマ)とタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)が同タイムでゴール。ビンゲゴーがマイヨジョーヌを守った。
●4賞ジャージ
■マイヨジョーヌ(個人総合成績)ヨナス・ビンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ビスマ)
■マイヨベール(ポイント賞)ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)
●マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)シモン・ゲシュケ(ドイツ、コフィディス)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
サンテティエンヌのサッカー場で欧州ファンが口にするビール
サンテティエンヌのプレスセンターはスタッドジョフロワギシャール。サッカー好きなら聞いたことがあると思いますが、きれいな芝生のスタジアムです。過去にもここで原稿を打った記憶が蘇りました。2023ラグビーワールドカップもグループリーグがここで行われます。日本戦はここではないんですが。
この日は近くに住んでいるフミ、こと別府史之さんもプレスセンターにやってきました。親友のサッカー日本代表GK川島永嗣選手(ストラスブール)を応援にスタジアムに来たことがあると言っていました。
サンテティエンヌのスタジアムビールが取材陣と大会関係者にふるまわれました。サッカーファンはこれを飲んで大暴れするんですね。ラグビーファンも暴れてください♪
この日のお宿ははやりのキーワードで言えばグランピング
この日の宿は1週間ほど前まで決めていいませんでした。サンテティエンヌは大都市なので、なんとかなると思っていたので。直前にホテル予約サイトで47ユーロで見つけたのがキャンプ場のシャレ(山小屋)。
管理人から事前にチェックイン指示がしきりにメールで届いていました。本来なら訪れる前にメールをチェックして、利用方法を把握していくべきですが、毎日ホテルを転々としていると、その日の宿のことはその日の仕事が終わって、これからどこに行くんだっけ?というときまで頭の中に入ってきません。
行ってみると、さすがにこれはホテルとは違うスタイルなので、事前の案内があるわけですよね。コード番号を知らないと入れない駐車場の前にクルマを止めて、荷物を持たずに徒歩でレセプションに。アンディ・シュレックに似た若い男性がボクにあてがわれたシャレに連れていってくれましたが、最後はまさかの茂みをかき分けて。
ひと目見て、ちょっと動揺しましたが、中はとても清潔で一夜としては過ごせそうだったので笑顔で「かわいい」と。
「これはグランピングのたぐいですか」とも思いましたが、モノはいいようで単なるキャンプ場です。
こんな宿に泊まったりするから「ゆる〜いバカンス」だとか言われもないことレスされるんです。でも好きで予約するんじゃなくて、予算を考えるとここしかなかったんです。
ちかくに小さな町があって、チェックイン後にすぐにスーパーマーケットに。閉店間際の6時59分に滑り込んだのに「ムッシュ閉店だから」と言われ、目的を達成できず。こうなると湖畔を歩いていった先のピザ屋さんしか選択肢がありません。飲酒運転はできないので、ディナーは歩いていきたいんです。
で、ピザ屋さんへ。他の利用者はもちろんクルマで来店します。バッグの中にある食材をシャレの中で寂しく口にする覚悟だったので、湖畔で発見したお店のピザが涙が出るほどおいしく感じました。
さて、パリへのPCR検査のことを真剣に考えるときになりました。ピレネーからパリまではトゥールーズ経由とボルドー経由がありますが、ボルドーの南部で1週間前から山火事が起こっていて、キャンプ場利用者や住民が避難を余儀なくされています。回避したほうがよさそう。今年最後の頑張りどころです。
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