もはやボトルケージに収納できない超小型輪行袋が登場

R250からR250 超軽量縦型輪行袋や初心者マークリフレクターなどのユニークな新商品が発売された。自転車専門の大手通販サイト、ワールドサイクルで購入できる。

R250から新商品が発売

R250 超軽量縦型輪行袋 ブラック

R250 超軽量縦型輪行袋 ブラック

超薄素材を使用した縦型輪行袋。173gは業界最軽量級。2022年1月、より薄くて軽い素材にアップグレード。重量わずか173gと、もうボトルケージには小さくて入らない。ジャージのバックポケットにも収まるサイズだ。

内側の底の補強布にはサドル位置とエンド位置の場所を示すイラストがあり、収納方法も明確。ワンタッチバックルによって、簡単に固定できる。ベルトのように通して固定するタイプのストラップと比べて、断然簡単。

販売価格:5940円(税込)
9mmクイック用エンド金具付きは6600円(税込)
ダミーローター・12mmスルーアクスル用エンド金具付きは8440円(税込)
●ワールドサイクルの通販ページ

R250 初心者マークリフレクター

R250 初心者マークリフレクター

1年未満のスポーツバイクビギナーがサドルやサドルバッグにぶら下げて被視認性を高めるアイテム。サドルのレールやサドルバッグ、サイドバッグ、バックパックなどにぶら下げれば、後続車のライトに照らされ、自転車の存在を強烈アピール。事故防止の安全対策には目立つしかない。自転車初心者のゆっくり安全運転を後続車にアピール。

重量:7g
販売価格:1320円(税込)
●ワールドサイクルの通販ページ

R250 ドライバッグ ラージ ブラック

R250 ドライバッグ ラージ ブラック

濡らしたくないものを入れられる、シンプルなドライバッグ。フロントフォークにマウントしたケージにピッタリ。ファスナーを使用せず、ロールタイプのバックルを採用。ウェルダー加工なので、縫製による針の孔がない。固定するときのストラップがずれないように、サイドにループベルト付き。ぎっちぎちに入れた中身が出しやすいように、底にもループベルト付き。引っ張りやすくなる。

重さ:165g
容量:4L
販売価格:2420円(税込)
●ワールドサイクルの通販ページ

スーパー世界選手権が2023年に初開催…自転車13種目を一挙開催

初開催となるUCIスーパー世界選手権が2023年8月3日から13日まで、英国のグラスゴーで開催されることが決まった。11日間の日程で13種目、ロード、パラサイクリングロード、トラック、パラサイクリングトラック、MTBクロスカントリー、MTBダウンヒル、MTBマラソン、MTBクロスカントリーエリミネーター、トライアル、BMXフリースタイル、BMX、室内サイクリング、グランフォンドが行われる。

大会規模は自転車競技史上空前の120カ国、2600選手

自転車競技史上初のメガイベントは今後、夏季五輪の前年、4年ごとに開催される。その規模は120カ国、2600人と巨大イベントに。その誕生により、毎年9月に開催されることが多いロードレース世界選手権などのシーズンカレンダーに影響が生じる。初回大会となる2023年は、ツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャの間となる。

●2023世界選手権グラスゴー英国大会のホームページ

ローレウス世界スポーツ賞に堀米雄斗、西矢椛、国枝慎吾がノミネート

23回目となるローレウス世界スポーツ賞2022の最終候補が発表され、五輪金メダルのスケートボード・堀米雄斗、西矢椛が最優秀アクションスポーツ選手部門に、車椅子テニスの国枝慎吾が最優秀障害者選手部門にノミネートされた。

また、スポーツを通して若者の生活を向上させたプログラムに贈られるスポーツ・フォー・グッド部門に、NPO法人モンキーマジックが選出された。

2021年は、大坂なおみが日本人初となるローレウス年間最優秀女子選手賞を受賞した。バドミントン・桃田賢斗がローレウス年間最優秀復活選手部門にノミネートされていた。

スポーツ界において最も名誉あるアワードの一つ

世界40カ国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスが主催する権威ある賞。7部門のノミネートが1300を超える世界のスポーツジャーナリストの投票により決定した。スポーツ界のレジェンドら71名で構成されるローレウス・スポーツ・アカデミーメンバーによる最終投票が行われ、その投票結果をもって受賞者が決定し、2022年4月に開催予定のローレウス世界スポーツ賞2022で発表される。

スケートボードの西矢椛がローレウス年間最優秀アクションスポーツ選手部門にノミネート

堀米雄斗のコメント
「ローレウス世界スポーツ賞にノミネートされたことを大変光栄に思います。また、世界のスポーツメディアから選ばれたことに感謝しています。スケートボードがオリンピックの正式種目になり初めての大会が母国で行われ、そこで金メダルを獲得したことは、決して忘れることのできない出来事です。これからも母国日本だけではなく、世界中のスケートボードに影響を与える存在であり続けたいと思います」

スケートボード・堀米雄斗がローレウス年間最優秀アクションスポーツ選手部門にノミネート

国枝慎吾のコメント
「2010年以来、再びローレウス賞にノミネートされたことを光栄に思い、興奮しています。昨年は、東京オリンピック・パラリンピックを無事に開催することができ、世界中の人々にスポーツの力を伝えることができ、日本国民にとって特別な年でした。また、何百万人もの人々がテレビで観戦する中、母国でシングルス金メダルを獲得したことは、私にとって夢のような瞬間でした。私のプレーがきっかけで、もっと多くの人が車いすテニスを観戦することになればうれしいです。そして、ローレウスが世界の若者を支援する活動をされていることに敬意を表します」

国枝慎吾がローレウス年間最優秀障害者選手部門にノミネート

モンキーマジックの小林幸一郎代表コメント
「2005年からクライミングというスポーツを通じた、障害者への価値観を、助けてあげなければならないヒトたちから、ともに人生を楽しむ仲間へと変え、社会の多様性理解を促進してきました。小さな活動ですが、今回このようにご評価をいただけ本当にうれしく、日本全国に、そしてアジア、世界へと活動が広げられるように、一層がんばってまいります。重ねまして今回の光栄なローレウス世界スポーツ賞へのノミネートに改めて御礼申し上げます」

スポーツを通し若者の生活を向上させたプログラムに贈られるスポーツ・フォー・グッド部門にNPO法人モンキーマジックが選出された

大谷翔平は最終候補6選手に入れず…ローレウス世界スポーツ賞

世界のスポーツメディアによる投票の結果、2022年ローレウス世界スポーツ賞の候補者として、男女それぞれ6選手などが選出された。米大リーグの大谷翔平は男子最優秀選手候補の6選手には入れなかった。

世界のスポーツシーンにおいて最も優れた功績を残した個人や団体を称えるローレウス世界スポーツ賞2022の各部門ノミネート

新型コロナウイルス感染症の流行により混乱が続いているにもかかわらず、この1年に開かれた五輪やパラリンピック、サッカー欧州選手権などのスポーツで素晴らしいパフォーマンスが発揮された。

同賞は全7部門、それぞれ6人の候補者が世界各国のスポーツジャーナリストによって選ばれた。このあと、世界が誇るスポーツ界のレジェンド71名で構成されたスポーツ審査会、ローレウス・スポーツ・アカデミーによる投票が行われ、4月の授賞式で受賞者が発表される。2021年の最優秀女子選手賞は日本選手として初めてテニスの大坂なおみが受賞した。

世界レベルではサッカー、陸上、テニスに人気集中

ローレウス年間最優秀男子選手賞の候補者には、NFL最高のクォーターバック、トム・ブレイディをはじめ、バイエルン・ミュンヘン最強の得点王ロベルト・レバンドフスキ、新たなF1世界王者マックス・フェルスタッペン、テニス世界王者ノバク・ジョコビッチに加え、東京五輪で5個の金メダルを獲得したケーレブ・ドレッセルと、マラソンで連覇を果たしたエリウド・キプチョゲら2名のオリンピック選手が選ばれた。

ローレウス年間最優秀女子選手賞部門には、五輪で歴史的な結果を残した選手が多く選ばれている。同郷ジャマイカ出身のウサイン・ボルトの三冠記録に並び、100m、200m、4x100mリレーで金メダルを獲得したエレイン・トンプソンヘラ、カール・ルイスを抜き、米国の陸上選手として五輪で史上最多メダル数を獲得したアリソン・フェリックス、1大会で女子最多メダル数となる4個の金メダルと3個の銅メダルを獲得したオーストラリアのエマ・マキーオン、競泳で2個の金メダル、2個の銀メダルを獲得した米国のケイティ・レデッキー。その他に、ウィンブルドンで優勝を果たしたテニス世界女王アシュリー・バーティ、FCバルセロナ女子のキャプテンであるアレクシア・プテラスが選ばれた。

国枝慎吾堀米雄斗西矢椛が各部門最終候補にノミネート

日本選手は米大リーグで二刀流の活躍を見せた大谷翔平が男子最優秀選手の最終6選手入りができず、男女の最優秀選手賞へのファイナリスト6選手から外れたが、それ以外の部門では最終6センスにノミネートされている。ローレウス年間最優秀障害者選手賞には、自身4度目となるパラリンピック金メダルを手にした車椅子テニスの国枝慎吾がノミネート。

国枝慎吾がローレウス年間最優秀障害者選手部門にノミネート

ローレウス年間最優秀アクションスポーツ選手賞には、スケートボードの堀米雄斗と西矢椛がノミネート。堀米は東京五輪のスケートボードで初代王者に輝き、開催国を歓喜の渦に、西矢はわずか13歳で東京五輪の女子ストリートで初代女王に輝いた。

スケートボード・堀米雄斗がローレウス年間最優秀アクションスポーツ選手部門にノミネート
スケートボードの西矢椛がローレウス年間最優秀アクションスポーツ選手部門にノミネート

スポーツを通し若者の生活を向上させたプログラムに贈られるローレウス・スポーツ・フォー・グッド賞は視覚障害者にフリークライミングを普及するモンキーマジックが選出された。

スポーツを通し若者の生活を向上させたプログラムに贈られるスポーツ・フォー・グッド部門にNPO法人モンキーマジックが選出された

フィールドを選ばないマルチパーパスヘルメットFM-X

オージーケーカブトがフィールドを選ばないマルチパーパスデザインの「FM-X(エフエム・エックス)」を新発売した。税込み7920円。2022年3月上旬発売予定。

FM-X
FM-X(前面)
FM-X(背面)

FM-Xはマウンテンバイク用ヘルメットの形状をとりながら、フィールドやジャンルの垣根を越えて多目的に使えるスタイリッシュな帽体デザインが特徴。

FM-X(トップ)

新たに設計した可動式バイザーは上下5段階の角度調整機能を持ち、跳ね上げ時にはゴーグルを収納することが可能。また、大胆なデザインのエアホールはアイウェアをホールドしやすい形状とした。

FM-X(バイザー)

多くの人の頭周にマッチしやすい「M/L(57-59cm)」のワンサイズ。カラーは、あらゆるシーンにマッチしやすいモノトーンやアースカラーをラインアップ。マットオリーブ、マットブラック、マットグレー、マットコヨーテ、マットイエローグリーン、マットアッシュブルーの全6色。

●オージーケーカブトの商品ページ

四国一周1000kmサイクリングに挑む学生を募集!

全国の学生を中心としたサイクリングチームによる若者応援プロジェクト「四国一周サイクリングChallenge!」が2022年3月に開催される。 エントリーチームを2月15日まで募集している。

プロジェクトは2018年春から始動し、若者たちが四国一周約1000kmのサイクリングにチャレンジしながら、サイクリスト視点で撮影した写真をSNSに投稿。 四国の「風景」「食」「出会い」など、さまざまな魅力の発信を行ってきた。

また、四国一周したという証明は大人になったという証明だ、という想いのもと、仲間との協力や地元の人との交流を通じて、若者たちの「大人への成長」を応援する企画となっている。

■スタート日程
2022年3月12日(土)
※スタート前日には安全講習を行う。場所は愛媛県松山市を予定。 
※四国一周のチャレンジ日数は10泊11日を推奨(最大14日間)
※スタート前、愛媛県庁で四国一周モニュメントお披露目のセレモニーを開催。 

■スタート・ゴール地点
愛媛県庁

■募集対象者
・四国一周サイクリングにチャレンジしてくれる18~24歳
・全国から4チーム程度選抜。1チーム2~4名編成(チームは男女混合編成でも可)
・日頃行動を共にしている者同士で構成されたチーム

■エントリー方法
四国一周サイクリングのホームページ内「若者応援プロジェクト」のエントリーフォームから申し込む。 
●四国一周サイクリングのホームページ

■エントリー期限
2022年2月15日(火)まで
※新型コロナウイルス感染症の影響によって 内容の変更、 開催中止になる場合も。 
その他、 参加条件など詳しい情報はホームページを確認。

四国一周サイクリングは走行距離1000km


四国の美しい自然景観、食文化や遍路で育まれたおもてなしの文化などサイクリングに適した地域資源を活かし、四国全体でその魅力を発信。サイクリストを中心に国内外から誘客を図り、交流人口の拡大や地域活性化に取り組んでいる。その実現に向けた取り組みとしてプロサイクリスト監修のもと、サイクリスト目線に配慮した約1000kmの一周ルートを設定し、2017年11月から事前エントリー制の「四国一周サイクリング CHALLENGE 1000kmプロジェクト」を開始。2021年12月現在3457名がエントリー(うち1304名が完走)して、四国でのサイクリングを楽しんでいる。