タラマエ勝利で首位に…ブエルタ・ア・エスパーニャ3S

第76回ブエルタ・ア・エスパーニャは2021年8月16日、サントドミンゴ・デ・シロス〜エスピノサ・デ・ロスモンテロス間の202.8kmで第3ステージが行われ、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオのレイン・タラマエ(エストニア)が2位に21秒差をつける独走で優勝。

新城幸也がメイン集団の先頭を引っ張る。2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

タラマエは2011年の第14ステージ以来となる優勝。総合成績でも首位に立ち、深紅のリーダージャージ、マイヨロホを初めて獲得した。

「調子がとてもよかったので、前日に監督とステージ優勝と総合トップを目指して挑戦しようと話していた。ボクはこれまでにブエルタ・ア・エスパーニャとジロ・デ・イタリアでステージ優勝しているけど、グランツールの首位に立ったことはない。年齢的にもチャンスがそれほどないことが分かっていたので、この日に懸けてみた」とタラマエ。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージで逃げる第1集団 ©PHOTOGOMEZSPORT2021
ユンボ・ビスマ、バーレーンビクトリアス、イネオス・グレナディアーズがペースメーク ©PHOTOGOMEZSPORT2021
レイン・タラマエが2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージで初優勝 ©PHOTOGOMEZSPORT2021

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レイン・タラマエ(エストニア、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
マイヨベルデ(ポイント賞)ヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・フェニックス)
マイヨルナレス(山岳賞)レイン・タラマエ(エストニア、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
□マイヨブランコ(新人賞)エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)

第2ステージにもどる≪≪   ≫≫第4ステージにすすむ

首位に立ったレイン・タラマエ。2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

川越観光&グルメライド40km…パールイズミの無料企画

サイクルウエアブランドのパールイズミが運営するサイクリングコミュニティーPICC(Pearl Izumi Cycling Community)が恒例のライドイベントを開催する。8月28日に荒川彩湖公園駐車場を発着として、荒川サイクリングロード、川越周辺散策、栗原coffeeを巡る。参加無料。

今回はPICCでは初の川越エリアでのグループライド。荒川サイクリングロードの集合場所としても知られている彩湖公園駐車場をスタートして、フラットな荒川沿いを走り、「小江戸」といわれ観光スポットとしても人気のある川越を目指す。

川越では氷川神社などの周辺散策や現地のグルメなどを楽しむ予定。観光やグルメ、そして参加者同士の交流も楽しみながら一緒に走れる。PICCは多くのサイクリストの出会い、つながり、楽しみを創出するコミュニティーを目指し、STRAVAグループでの交流、 オリジナルウエアの製作・販売、ライドイベント(オンライン・屋外)の活動を中心に運営している。

●イベントの申し込みページ

アルペシン勢がグランツール冒頭区間連勝…ブエルタ・ア・エスパーニャ

第76回ブエルタ・ア・エスパーニャは2021年8月15日に、カレルエガ〜ブルゴス間の166.7kmで第2ステージが行われ、アルペシン・フェニックスのヤスパー・フィリプセン(ベルギー)がゴール勝負を制して優勝。2020年の第15ステージに続く大会通算2勝目を挙げた。

ヤスパー・フィリプセンが2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージ優勝 ©PHOTOGOMEZSPORT2021

アルペシン・フェニックスは今季のグランツールで、最初の集団スプリント勝負となったステージですべて勝利した。ジロ・デ・イタリアではティム・メルリール(ベルギー)、ツール・ド・フランスではマチュー・ファンデルプール(オランダ)がゴール勝負を制している。

東京五輪の金メダリスト3選手。左からMTBのトーマス・ピドコック、個人タイムトライアルのログリッチ、個人ロードのカラパス ©PHOTOGOMEZSPORT2021

大会3連覇をねらうプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)は初日に首位に立ったが、2日目も大集団の中でゴールしてリーダージャージを守った。

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021
2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021
2021ブエルタ・ア・エスパーニャ。深紅のリーダージャージを着るログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)ヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・フェニックス)
マイヨルナレス(山岳賞)セップ・クス(米国、ユンボ・ビスマ)
□マイヨブランコ(新人賞)アンドレア・バジオーリ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ)

第1ステージにもどる≪≪   ≫≫第3ステージにすすむ

リサイクルで地球環境に優しい大会を目指すブエルタ・ア・エスパーニャ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

ログリッチ初日制覇…2021ブエルタ・ア・エスパーニャ開幕

第76回ブエルタ・ア・エスパーニャは2021年8月14日にスペインのブルゴスで開幕。第1ステージは距離7.1kmの個人タイムトライアルが行われ、この種目の東京五輪金メダリストで、大会3連覇をねらうプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が優勝。初日から深紅のリーダージャージを着用した。

ログリッチが3連覇に向けて好スタートを切った ©PHOTOGOMEZSPORT2021

ログリッチは2019年、そしてコロナ禍により日程延期と18日間の大会短縮となった2020年の総合優勝者。ステージ勝利は2019年に1勝、2020年に4勝を挙げ、これで大会通算6勝目となった。個人タイムトライアルは2019年、2020年に続いて通算3度目の勝利。

ブルゴスで開幕した2021ブエルタ・ア・エスパーニャ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

日本からは東京五輪代表の新城幸也がミゲル・ランダ(スペイン)をエースとするバーレーンビクトリアスの8選手の中に起用された。ブエルタ・ア・エスパーニャ出場は4回目。これまでツール・ド・フランスに7回、ジロ・デ・イタリアに4回、ブエルタ・ア・エスパーニャに3回出場して全完走。ランダをアシストするとともにグランツール15回目の完走を目指す。

リチャル・カラパスは25秒遅れの35位©PHOTOGOMEZSPORT2021

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)セップ・クス(米国、ユンボ・ビスマ)
□マイヨブランコ(新人賞)アンドレア・バジオーリ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ)

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ ©PHOTOGOMEZSPORT2021
プリモシュ・ログリッチがトップタイム ©PHOTOGOMEZSPORT2021

≫≫第2ステージにすすむ

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

ブルゴスで行われた第1ステージを制したプリモシュ・ログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

ブエルタ・ア・エスパーニャ出場23チーム・184選手

JUMBO – VISMA

大会3連覇に挑むプリモシュ・ログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

AG2R CITROEN TEAM

ALPECIN – FENIX

ASTANA – PREMIER TECH

BAHRAIN VICTORIOUS

バーレーンビクトリアスは特別ジャージで参戦 ©PHOTOGOMEZSPORT2021

BORA – HANSGROHE

BURGOS-BH

CAJA RURAL – SEGUROS RGA

COFIDIS

DECEUNINCK – QUICK – STEP

EF EDUCATION – NIPPO

EUSKALTEL-EUSKADI

GROUPAMA – FDJ

ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアに続く優勝を目指すエガン・ベルナル ©PHOTOGOMEZSPORT2021

INEOS GRENADIERS

東京五輪を制したリチャル・カラパスのピナレロ・ドグマはゴールドカラー ©PHOTOGOMEZSPORT2021

INTERMARCHE – WANTY – GOBERT MATERIAUX

ISRAEL START-UP NATION

LOTTO SOUDAL

MOVISTAR TEAM

TEAM BIKEEXCHANGE

TEAM DSM

TEAM QHUBEKA NEXTHASH

TREK – SEGAFREDO

UAE TEAM EMIRATES

野沢温泉自転車祭 2021 SPECIALIZEDカップ開催

野沢温泉自転車祭 2021 SPECIALIZEDカップが2021年10月9日(土)・10(日) に長野県下高井郡野沢温泉村の野沢温泉スキー場で開催される。起伏に富んだ広大な野沢温泉村のフィールドをフル活用し、ロードバイクとマウンテンバイク併催のイベント。

ヒルクライムは標高差800m、距離約13kmのレース、ロングダウンヒルは標高差800m、距離約6.5kmのトレイルとゲレンデを下るレースとなる。

8月4日にエントリーを開始した。エントリー締め切りは8月31日だが、定員になり次第締め切りとなる。

その名前が示すように古くから温泉地として栄えてきた野沢温泉村は、冬はしんしんと雪が降り積りつもり、美しい銀世界が広がる。中でも「野沢温泉スキー場」には、国内外から毎年多くの観光客がウィンタースポーツを楽しみに訪れる。

長野五輪の会場の1つにも選ばれたこのスキー場を自転車で満喫し、イベント終了後は村内13カ所に点在する天然温泉と充実した地元食材を堪能できる。

新型コロナウィルス感染症に関しては政府のガイドラインを踏まえつつ、安心してレースに参加できるように、主催するスペシャライズド・ジャパンが十分な対策を講じてレースを開催していく。 

野沢温泉自転車祭 2021 SPECIALIZEDカップのホームページ