ミランがティレーノ~アドリアティコ第2ステージ優勝

イタリア半島の西側に広がるティレニア海と東側のアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、第60回ティレーノ〜アドリアティコは3月11日、カマイオーレ〜フォッローニカ間の192kmで第2ステージが行われ、リドル・トレックのジョナタン・ミラン(イタリア)がゴール勝負を制して優勝。

ミランが2025ティレーノ~アドリアティコ第2ステージ優勝 ©Massimo Paolone/LaPresse

総合成績では初日に首位に立ったイネオス・グレナディアーズのフィリッポ・ガンナ(イタリア)がその座を守った。

2025ティレーノ~アドリアティコ第2ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

ミラノ〜サンレモを前にしていい経験を積むことができた

「最後のカーブで集団が速すぎると感じて少し怖かった。でも結局は計画通りに進んだ。1年前、ここでは勝てなかったが、時には勝ち、時には教訓を学ぶ。チームは完璧だった。最後のカーブまで一緒にいることが可能な限り最高のスプリントをするために重要だった」とミラン。

2025ティレーノ~アドリアティコ第2ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

「私が最強のスプリンターかどうかは分からない。ティム・メルリール、ディラン・フローネウェーヘン、オラフ・コーイ、ヤスペル・フィリプセンがいる。私は最強だとは感じていない。それでもミラノ〜サンレモを前にしていい気分だ。このレースはエネルギーを温存することが求められているが、経験も重要。私たちは強いチームでそこに乗り込む。まずはマッズ・ピーダスンのために。このティレーノ〜アドリアティコを最大限に活用したいと思っている。これは毎年、クラシックに向けていいコンディションを整えるのに役立つ」(ミラン)

ポイント賞のミラン(左)と総合1位のガンナ ©Massimo Paolone/LaPresse

ティレーノ〜アドリアティコ日程
3月10日 第1ステージ リド・ディ・カマイオーレ 11.5km(個人タイムトライアル)
3月11日 第2ステージ カマイオーレ〜フォッローニカ 192km
3月12日 第3ステージ フォッローニカ〜コルフィオリート(フォリーニョ) 239km★★
3月13日 第4ステージ ノルチャ〜トラサッコ 190km★★★
3月14日 第5ステージ アスコリピチェノ〜ペルゴーラ 205km★
3月15日 第6ステージ カルトチェート〜フロンティニャーノ(ウッシータ) 163km★★★
3月16日 第7ステージ ポルト・ポテンザ・ピチェーナ〜サンベネデット・デル・トロント 147km
★は難易度
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全国のジャイアント在庫品を割引販売する仙台アウトレットストア

ジャイアントが既存のジャイアントストア仙台を、初めてのアウトレット店として2025年3月15日にリニューアルオープン。全国のストアから集められた在庫品を割引価格で提供することが可能になる一方で、最新モデルも従前通りラインナップする。

ジャイアントストア仙台アウトレット

ジャイアントストア仙台は2017年9月のオープン以来、仙台市東部地区の復興とともに歩んできた。仙台駅から市営地下鉄東西線で14分の荒井駅南側ロータリーすぐ側に位置し、仙台東部道路の仙台東ICにも車で約5分というアクセスのよさと、売り場面積約100坪の2階建て店舗を活かした豊富で見やすいス ポーツサイクルのラインナップ、メンテナンスやカスタマイズなど購入後のサポート体制がある。

地域へのさらなる貢献を目指し、全国のジャイアントストアで初となるアウトレット店としてリニューアル。全国各地から集結する高品質な製品をこれまで以上に求めやすい価格で提供することが可能になる一方で、最新モデルも従前通りラインナップ。豊富な知識と経験を持つスタッフが幅広いニーズを聞いて最適な1台を提案する販売スタイルや、メンテナンスやカスタマイズなどのアフターサービスもかわらず継続する。

●ジャイアントストア仙台のホームページ

欧州チャンピオンのメルリールがパリ〜ニースで2区間連続優勝

第83回パリ〜ニースが3月10日、モンテソン〜ベルガルド間の183.9kmで第2ステージが行われ、スーダル・クイックステップのティム・メルリール(ベルギー)がゴール勝負を制して第1ステージに続いて優勝。総合成績で首位を守った。

2025パリ〜ニース第2ステージでメルリールが連勝 ©A.S.O. Billy Ceusters
2025パリ〜ニース第2ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters
リーダージャージを着るメルリールとチームメート ©A.S.O. Billy Ceusters
ウノXのアブラハムセンが先行する ©A.S.O. Billy Ceusters
2025パリ〜ニース第2ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters

第83回パリ〜ニース日程
3月9日 第1ステージ ル・ペレ・アンイヴリーヌ〜ル・ペレ・アンイヴリーヌ 156.1km
3月10日 第2ステージ モンテソン〜ベルガルド 183.9km
3月11日 第3ステージ シルキュイ・ド・ヌヴェール・マニクール〜ヌヴェール 28.4km)チームタイムトライアル)
3月12日 第4ステージ ヴィシ〜ラ・ロジュ・デ・ガルド 163.4km
3月13日 第5ステージ サンジュスト・アンシュヴァレ〜ラ・コートサンタンドレ 203.3km
3月14日 第6ステージ サンジュスト・アンサンタルバン〜ベールレタン 209.8km
3月15日 第7ステージ ニース〜オロン 147.8km
3月16日 第8ステージ ニース〜ニース 119.9km
(クリックすると各ステージのレポートに飛びます)

ティレーノ〜アドリアティコ開幕…初日はガンナがトップタイム

イタリア半島の西側に広がるティレニア海と東側のアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、第60回ティレーノ〜アドリアティコが3月10日に開幕。第1ステージはリド・ディ・カマイオーレで11.5kmの個人タイムトライアルが行われ、イネオス・グレナディアーズのフィリッポ・ガンナ(イタリア)が優勝した。ガンナが首位となって、第2ステージに挑む。

イタリアのタイムトライアルチャンピオン、ガンナがティレーノ~アドリアティコ第1ステージ優勝 ©LaPresse

2024年の総合2位、UAEチームエミレーツ・XRGのフアン・アユソ(スペイン)が23秒遅れの2位。

前年2位のアユソも23秒遅れの2位で好位置につけた ©Fabio Ferrari/LaPresse
総合1位の青ジャージ、マリアアッズーラを着用したガンナ ©LaPresse

感情も手伝って強いアユソを打ち負かすことができた

「レースの前半ではチームが設定した時速を維持することに注力した。トップタイムでいることを途中で伝えてもらい、、特に最後の1kmは全力を尽くした。ティレーノ〜アドリアティコに9年間出場してきたので、少し経験がある。終盤には感情も私を押し上げ、昨年ここで勝った強力なライダー、フアン・アユソを打ち負かす助けになった」とガンナ。

「2024年は厳しいシーズンだった。2年前のミラノ〜サンレモで2位になったときの最高の状態をもたらしたトレーニングを繰り返そうとした。明日はスプリンターのステージで、世界最強のスプリンター、ジョナサン・ミランが昨年のティレーノ〜アドリアティコでの成果を確認したいと思っている。無駄なストレスを避けるためにトラブルを避けるようにし、来月も再びうまくやりたいと思っている」

22歳のアユソが新人賞ジャージを獲得 ©LaPresse

期待していた調子ではないけどまずまずの成績を修めた

「フィリッポ・ガンナは今日素晴らしかったので、彼におめでとうと言いたい。私の方は折り返してからの終盤に少しパワーが足りなかったと思う。期待していたほどの脚力はなかったが、それでも非常にいい結果を得た」とアユソ。

「総合優勝を争うアントニオ・ティベーリやデレク・ジーも非常にいいタイムトライアルをした。彼らとの差は小さい。今後数日間、興味深いレースになるだろう。私は上位に留まるように努力する。天候次第で厳しい日々になる。おそらく多くの雨が降るので、たとえ平坦なステージでも雨と寒さの中で自転車に6時間乗った後に、トリッキーなフィナーレがある非常に長いステージもある。そして、金曜日と土曜日には厳しいステージが待っている」

ティレーノ〜アドリアティコ日程
3月10日 第1ステージ リド・ディ・カマイオーレ 11.5km(個人タイムトライアル)
3月11日 第2ステージ カマイオーレ〜フォッローニカ 192km
3月12日 第3ステージ フォッローニカ〜コルフィオリート(フォリーニョ) 239km★★
3月13日 第4ステージ ノルチャ〜トラサッコ 190km★★★
3月14日 第5ステージ アスコリピチェノ〜ペルゴーラ 205km★
3月15日 第6ステージ カルトチェート〜フロンティニャーノ(ウッシータ) 163km★★★
3月16日 第7ステージ ポルト・ポテンザ・ピチェーナ〜サンベネデット・デル・トロント 147km
★は難易度

モンベルの洗濯・撥水コートできるコインランドリーが全国10店舗に拡大

ジャケットやレインウェアがコインランドリーで洗濯・撥水コートできる「モンベル撥水コース」が全国10店舗に拡大。ランドリーサービスを全国展開するOKULAB(オクラボ)とモンベルが共同開発。アウトドア用品をメンテナンスできる。

使用するはっ水剤は、PFAS(ピーファス:有機フッ素化合物)を含まないモンベルの「O.D.メンテナンスはっ水剤」。同コースでは排水による環境負荷も考慮し、使用水量は最小限に抑え、少ない水でもはっ水剤が洗濯物全体に行きわたるように、特殊なすすぎ工程が追加されている。

モンベル撥水コース
容量:約5kg(ダウンジャケット3枚目安)
時間の目安:約65分
コース提供価格:1,800円(容量5kg)
※札幌光星、甲南山手、トーブ イコートの価格。店舗によって価格が異なる。

●モンベル撥水コースが利用できる店舗
Baluko Laundry Place 札幌光星(北海道札幌市)
Baluko Laundry Place 甲南山手(兵庫県神戸市)
Baluko Laundry Place トーブ イコート(埼玉県草加市)
Baluko Laundry Place 小清水町ワタシノ(北海道小清水町)
Baluko Laundry Place 代々木上原(東京都渋谷区)
Baluko Laundry Place 渋谷ブリッジ(東京都渋谷区)
Baluko Laundry Place 杉並今川(東京都杉並区)
Baluko Laundry Place 西区新町(大阪市西区)
Baluko Laundry Place ららぽーと堺(大阪府堺市)
Baluko Laundry Place 天理丹波市(奈良県天理市)

欧州王者メルリールが初日を制してパリ〜ニースの首位に

第83回パリ〜ニースが3月9日から16日まで8日間の日程で開催される。ヨーロッパで行われる今シーズン最初の重要なステージレースで、初日の第1ステージはスーダル・クイックステップのティム・メルリール(ベルギー)がゴール勝負を制して優勝。総合成績で首位に立った。

ティム・メルリールがパリ〜ニース第1ステージ優勝 ©A.S.O. Billy Ceusters
前年の覇者ジョーゲンソン(左)とヴィンゲゴー ©A.S.O. Billy Ceusters

パリ〜ニースの黄色いジャージを獲得したのも、ライオンをもらったのも2回目

「ステージレースで勝利からスタートするのはいつもうれしい。パリ〜ニースで優勝できたことをとても誇りに思う。ヴィスマチームは集団を非常にナーバスにし始め、登りではジュリアン・アラフィリップによる攻撃もいくつかあった。集団は非常に緊張していたが、私たちは先頭に立つために再編成しました。他の選手も差を縮め、ベルト・ファンレルベルへが完璧なリードをしてくれた」とメルリール。

「今回でパリ〜ニースの黄色いジャージを獲得するのは2回目、そして小さなライオンを獲得するのも2回目。だから、もちろんそれを維持しようと努力したい。明日は可能かもしれないが、それ以降は首位を守るのが難しくなる。いずれにせよ、明日また運試しをしてみようと思う。昨年は私にとって非常にいい年だったし、同じレベルにいると思うが、私が世界最高のスプリンターであるかどうかは私が決めることではない。私はできるだけ多く勝ち、チャンスをつかむように努める。今後数日間の天気がどうなるか。今日のように寒すぎなければ完璧なんだけど」(メルリール)

チューダーに移籍したジュリアン・アラフィリップ ©A.S.O. Billy Ceusters
2025パリ〜ニース第1ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters
春まだ浅いパリ〜ニース第1ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters
ティム・メルリールがまずは第1ステージでマイヨジョーヌを着用 ©A.S.O. Billy Ceusters

第83回パリ〜ニース日程
3月9日 第1ステージ ル・ペレ・アンイヴリーヌ〜ル・ペレ・アンイヴリーヌ 156.1km
3月10日 第2ステージ モンテソン〜ベルガルド 183.9km
3月11日 第3ステージ シルキュイ・ド・ヌヴェール・マニクール〜ヌヴェール 28.4km)チームタイムトライアル)
3月12日 第4ステージ ヴィシ〜ラ・ロジュ・デ・ガルド 163.4km
3月13日 第5ステージ サンジュスト・アンシュヴァレ〜ラ・コートサンタンドレ 203.3km
3月14日 第6ステージ サンジュスト・アンサンタルバン〜ベールレタン 209.8km
3月15日 第7ステージ ニース〜オロン 147.8km
3月16日 第8ステージ ニース〜ニース 119.9km