フォレリングがかつてのボスを振り切ってストラーデ・ビアンケ優勝

FDJスエズのデミ・フォレリング(オランダ)が3月8日にイタリアで開催された第11回ストラーデ・ビアンケウイメンで、SDワーク・プロタイムのアンナ・ファンデルブレッゲン(オランダ)を振り切って優勝を達成した。

フォレリングがかつての監督で、現役復帰したファンデルブレッゲンに差をつける ©LaPresse

フォレリングはSDワークスから今季FDJスエズに移籍。ワンデークラシックで初勝利を収め、SDワークスとしての大会4連勝の記録をストップさせた。2位はフォレリングの監督をを3年間務めたファンデルブレッゲン。元世界チャンピオンは今シーズンに現役復帰した。

ストラーデ・ビアンケウイメン ©LaPresse

フォレリングはライバルたちとともにゴールのシエナに到達し、厳しいサンタ・カタリーナ通りの最後の登りでアタックした。フランスのポーリーン・フェランプレボ(ビスマ・リースアバイク)が3位に入った。

ストラーデ・ビアンケウイメンを制したフォレリング ©LaPresse

「私はとても幸せです。自分がいい状態にあることは分かっていましたが、勝つことは別のことです。プレッシャーがあるとチームメイトや家族、友人のためにそれを成し遂げたいと思います」とフォレリング。

「アンナ・ファンデルブレッゲンとレースをするのは楽しいです。始めた頃の日々を思い出させます。年月が経つにつれてどれだけ成長したかを思い出させます。私はかなり遅れて後ろにいましたが、チームメイトが追いかけていたので終わったとは思いませんでした。ジュリエット・ラブースは、砂利のセクションで非常に強いリードを与えてくれました。チェーンが外れましたが、すぐに全開で戻りました。下り坂で攻撃するのは賢明でした。そして、アンナとの最後の戦いは素晴らしかったです」

ストラーデ・ビアンケウイメンを制したフォレリング。左は2位ファンデルブレッゲン、右は3位フェランプレボ ©LaPresse

ポガチャルが下り坂の落車から復帰しストラーデ・ビアンケ連覇

UAEチームエミレーツXRGのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が3月8日にイタリアで開催された第19回ストラーデ・ビアンケで残り18kmから独走を決めて、2年連続3度目の優勝を達成した。

ストラーデ・ビアンケを連覇したポガチャル ©LaPresse

落車後にピドコックがボクを待ってくれた

ポガチャルは、Q36.5プロサイクリングのトム・ピドコック(英国)とイネオス・グレナディアーズのコナー・スウィフト(英国)とトップグループを形成。残り50km地点の下り坂でクラッシュしてコース外の草地まで滑ったが、すぐにレース復帰。シエナのピアッツァ・デル・カンポでのゴールまで18kmを単独で走った。時速40.7kmは新記録。世界チャンピオンのジャージを着用してこのレースに勝ったのも史上初。

これぞストラーデ・ビアンケ、白い道 ©LaPresse
ピドコック(先頭)とポガチャルの戦い ©LaPresse

「クラッシュしたとき、頭の中が少しパニックだったが、立ち上がって自転車に乗車すると、レースに勝つためにチームが多くの努力をしてくれたので最後までやり遂げようとした」とポガチャル。

落車でパンツを破きながら単独で逃げるポガチャル ©POOL Luca Bettini/SprintCycling/LaPresse

「トム・ピドコックと合流したとき彼にごめんと言った。クラッシュは私のせいで、一緒に逃げていた彼らを巻き込む可能性があったからだ。ボクは運がいい男だと思います。トムがボクをどれだけ待ってくれたのかは分からないけど、追いつこうとしたとき彼は待ってくれた。まだゴールまで長い道のりがあったし、彼は一緒に走るがいいと思ったのかもしれない。私たちはお互いを尊重している。今日は本当に素晴らしいレースだった。このような状況や慌ただしいレースでも」

ストラーデ・ビアンケ、ポガチャルがゴールのシエナの坂を駆け上がる ©LaPresse

「トムはオリンピックのMTBチャンピオンであり、シクロクロスの世界チャンピオンだ。私には合わないレースだ。コレ・ピンツットの最初の登りで攻撃しようと思っていたが、クラッシュしてしまった。他の区間はトムにより適していた。ストラーデ・ビアンケはお気に入りのレースの一つで、チームが努力してくれたのに完走できなかったら残念だった」

ジャージを脱がなくてもトイレができるLivのバックル採用ショーツ

自転車愛好家が着用する肩ひも付きパンツ(ビブショーツ)はお腹周りの締め付けがなく、快適性やフィット感に優れる。その一方で、とりわけ女性がトイレ休憩をする時に、上半身に着たジャージを脱がないとビブショーツが降ろせないという事態に。

マグネットバックルを採用した新デザインでジャージを着たまま脱着できる

そんな手間から敬遠する女性が多かった。この手間を解決するべく開発されたのがジャイアントの女性ブランド、LivのSupreme Pit Stop Bib Shortsだ。背面にマグネットバックルを採用した新デザインのビブストラップにより、上半身のジャージを着たまま簡単かつスムーズにショーツを脱着できるようになった。

Liv Supreme Pit Stop Bib Shorts

Liv Supreme Pit Stop Bib Shortsは1万8150円。

マグネットバックルを背中に装備

●Livの詳細ページ

アウトドア用品の開発で培った技術でモンベルがランドセルを作った

子どもたちが毎日使うモノには、快適で使い勝手のいいアイテムを選びたい。モンベルがアウトドア用品の開発で培った技術や素材を生かし、丈夫で使いやすく安全性も備えるさまざまな子供用アイテムを販売している。成長に合わせた幅広いラインアップで、充実したスクールライフをサポート。

わんパック14は身長130cm以下

わんパックは身長に合わせて選べる3サイズ

930g(わんパック14の重量)と軽量ながら、教科書や文房具、タブレットなど学校で使うさまざまなものをたっぷり収納できる通学用バックパック。モンベルがアウトドア用品の開発で培った技術を集結して子どもたちの毎日の快適・安全を追求した。

わんパック14

アウトドアを基軸として「子どもたちの生き抜いていく力の育成に関すること」に沿った取り組みとして、包括連携協定を締結した富山県立山町の小学生が使用する通学用バックパック「わんパック」が開発された。その機能性と軽さ、経済性が評価され、今では、全国の自治体や学校法人で採用の輪が広がっている。

わんパック14
3気室構造

習い事におすすめのゲッコウパックKid’s

ゲッコウパック Kid’s 12-15

キッズ用バッグ&パックには、夜間の安全性を高める反射テープ、クイックリリース機能付きのチェストベルト、余ったショルダーベルトをまとめられるタブ、ネームタグなど安全性、識別性に配慮した機能を共通して搭載している。ゲッコウパックKid’sは安全・快適の機能が詰まったデイパック。荷物が増えたときにはジッパーを開け容量が増やせる。

中高生におすすめ「キャンパスパック 30」

キャンパスパック30

782gと軽量ながら、高い耐久性を持つ通学用バックパック。スクエア形状のシンプルなデザインに多彩なポケットを内蔵し、教科書やパソコンなどを入れても余裕のある容量。重い荷物や1日何度もの開閉にも耐えられるよう、通常のビジネスバッグよりも太く頑丈なジッパーを使用している。

●モンベルの詳細ページ

KARRIMORのリッジとクリーブを買うと手ぬぐいがついてくる

英国発祥のアウトドアブランド、KARRIMOR(カリマー)が2025年3月7日から、対象商品を購入するとカリマーオリジナル手ぬぐいをプレゼント。手ぬぐいには、カリマーがものづくりで掲げるテーマ「NOTHING WITHOUT PURPOSE」と、山の等高線のグラフィックをデザインしている。

対象製品は新しくなった下記の2種類

◆ridge(リッジ)
1999年の登場以来、ブランドのロングセラーモデルとして高い支持を得てきた中型リュックサック。豊富な機能性を備え、多様な山行スタイルに対応する定番モデルとして、多くのアウトドア愛好者に愛用されている。

◆cleave(クリーブ)
2023年に登場したcleave。カリマーが長年追求してきた「背負いやすさ」と「疲れにくさ」を継承し、山行時にリュックサックが揺れることなく体にしっかりフィットすることで優れた安定性を提供。多機能でありながらシンプルなデザインで使いやすく、長い距離を快適に行動できるバランス力に優れたリュックサック。

●カリマーのホームページ

チネリとオークリーのコラボアイウエアは傷までもデザインの一点もの

イタリアの自転車フレームブランド、チネリと、アイウエアのオークリーが初のコラボレーション。サイクリングを「未知の発見がある旅」へと変える限定アイテムとして「ラッチパネル チネリ」と「アイジャケット リダックス チネリ」の2モデルをリリースした。

テイラー・フィニーが愛用するラッチパネル チネリ

デザインはサイクリングへの情熱、挑戦、そして疲労からインスピレーションを受けた。それぞれ異なる傷が施されたRace Worn(レースウォーン)というデザイン加工が特徴で、どれひとつとして同じデザインがないすべてが一点もの。

コラボレーションでは、ヨーロッパで開催される自転車ロードレースの三大大会グランツールで両ブランドが培ってきた歴史を背景に、競争よりも創造性と喜びを重んじる未来を 「プロトピア(理想に向かって進化し続ける社会)」という視点で捉えた。

そのビジョンを体現している元プロロードレーサーでのテイラー・フィニーが携わっている。フィニーは、かつてアスリートとしてパフォーマンス重視のサイクリングを貫いていたが、現在では自然との繋がりやサイクリングを通して得られる未知なる発見を見出すスタイルの持ち主として知られている。

アイジャケット リダックス チネリ
LATCH PANEL CINELLI(ラッチパネル チネリ)39,270円
さまざまな冒険に対応に対応するこのモデルは、フルフレームのシールドレンズと特徴的なラッチヒンジを搭載。サイドシールドは取り外し可能で、眩しさや外部からの視線を遮断することができる。目を引く、Race Worn加工が施されたブラックフレームにはプリズムロードブラックレンズが採用され、路面のコントラストを際立たせる。
EYE JACKET REDUX CINELLI(アイジャケット リダックス チネリ)32,450円
大胆なシルエットにオフホワイトのRace Wornデザインとプリズムグレーレンズが組み合わせられ、サイクリングのオフロードの冒険をサポート。両モデルともに、オリジナルのマイクロバッグとボックススリーブが付属。

コラボレーションによる限定アイテムは、オークリーストア渋谷店、原宿店、大阪心斎橋店、オークリーの公式オンラインストア、国外におけるCINELLIの一部の店舗と公式オンラインストアで2025年2月28日より販売。

このコラボレーションの発表を記念して、オークリーの哲学と「オフ・ザ・グリッド」な考えを表現した特別仕様の非売品のグラベルバイク「Raceworn Nemo Gravel Bike(レースウォーン ネモ グラベルバイク)」がチネリのミラノ本社で特別に組み立てられた。日本ではオークリーストア渋谷店で特別に期間限定で展示される。