誰もが楽しめる都市型サイクルフェスティバル、東京ベイバイシクル2025

東京・有明ガーデンで自転車の楽しさと安全を体験できる都市型サイクルイベント「東京ベイバイシクル2025」が2025年10月4日(土)・5日(日)の2日間開催される。タレントの稲村亜美、元バレーボール日本代表の福澤達哉、お笑い芸人の団長安田がゲスト参加する。

「東京ベイバイシクル2025」では、最新スポーツバイクや電動アシスト自転車の試乗、子ども向け「KIDSバイク教室」、親子で参加できる交通ルール講習やシミュレーター体験など、自転車にまつわる幅広い体験が用意される。さらに、VRアプリを活用した本格的なトレーニング体験ではの安藤隼人氏が実践的な指導を行う。

初心者にもわかりやすい「サイクルレース観戦の楽しみ方」解説プログラムや、自転車愛好者に人気のラジオ番組「ミラクル・サイクル・ライフ」の公開収録も実施。来場者が“見る・学ぶ・体験する”を一度に楽しめる。

東京ベイバイシクル2025
日程:2025年10月4日(土)・5日(日)
時間:各日10:00~16:00
会場:有明ガーデン 1F スポーツエンターテイメント広場、1F 有明ガーデンパーク
入場料:無料(一部コンテンツは有料、事前申込制)
主催:グローブ・スポーツコミュニケーションズ株式会社
特別協賛:一般社団法人 自転車協会
後援:自転車活用推進議員連盟
   一般財団法人 自転車産業振興協会
   一般財団法人 日本自転車普及協会
   日本自転車軽自動車商協同組合連合会
   GRAND CYCLE TOKYO実行委員会

●東京ベイバイシクル2025のホームページ

入場無料のスポーツ自転車展示・試乗会が11月22日味スタで

スポーツ自転車の大規模展示・試乗会「ワイズロード スポーツバイクデモ2025 in 東京」が11月22日(土)に味の素スタジアム「あじペン広場」で開催される。事前申し込みすれば入場無料。詳細は10月中旬に発表予定。

「ワイズロード スポーツバイクデモ」は、これまでに東京、埼玉、大阪、松山で計23回開催。ワイ・インターナショナルが主催する最新のスポーツ自転車が集まる大規模な展示・試乗会。

都心からアクセスしやすい味の素スタジアム「あじペン広場」を会場として、国内外のスポーツ自転車やパーツ、ウェアなど55社100ブランドを揃え過去最大級の規模で開催される。

多くの人にスポーツ自転車の世界を気軽に体験してもらいたいと、これまで同様、入場無料(事前申込制)で楽しめる。当日は、各メーカーのブースで担当者から直接商品の説明を受けられるほか、1周約1kmの本格的なコースで最新のスポーツ自転車を試乗することができる。

これまで要望の多かった「MTB試乗コース」と「ゆっくり試乗コース」を新設し、前回好評の「キッズ試乗コース」と併せて、さまざまな試乗ニーズに応えた。各種イベント・講習会を開催するほか、メーカー直販の会場限定アウトレット販売も行う。

ワイズロード スポーツバイクデモ2025 in 東京

開催日時:2025年11月22日(土)8:30~16:00
会場:味の素スタジアム「あじペン広場」(東京都調布市西町376-3)
アクセス:京王線「飛田給」駅より徒歩5分、西武多摩川線「多磨」駅より徒歩20分
料金:入場無料(事前登録制)

●ワイズロード スポーツバイクデモ2025 in 東京のホームページ

東京五輪金、ツール・ド・フランスポイント賞のミランがさいたまに

東京五輪トラック種目の金メダリスト、2025ツール・ド・フランスで区間2勝とポイント賞を獲得したリドル・トレックのジョナタン・ミラン(イタリア)が2025年11月9日にさいたま新都心駅周辺で開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに初出場する。

ミランが2025ツール・ド・フランス第17ステージ優勝 ©A.S.O.

ミランはツール・ド・フランス2025で区間2勝したことに加え、ポイント賞である緑色のリーダージャージ、マイヨヴェールを初めて獲得した。ツール・ド・フランスと並んで世界三大ステージレースの一つと言われるジロ・デ・イタリアでも2023年、2024年にポイント賞を2年連続獲得している。

ポイント賞のミラン。2025ツール・ド・フランス第21ステージ ©A.S.O.

トラック競技では、東京五輪でチームパシュート金メダル、パリ五輪でも同種目で銅メダルを獲得した。2024年のトラック世界選手権では個人パシュートで金メダルを獲得し、世界記録を樹立した。若手選手でありながら、ロードとトラックの両競技で輝かしい戦績を残す注目のスプリンターが、さいたまクリテリウムに初出場する。

ミランがポイント賞を獲得 ©A.S.O.

その他の出場選手は、決定次第発表されるという。

ミランがティレーノ~アドリアティコ第7ステージ優勝 ©LaPresse

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

レース中止のブエルタ・ア・エスパーニャで選手が開いた手作り表彰式

第80回ブエルタ・ア・エスパーニャは最終日となる9月14日、パレスチナを支持するデモ隊の影響で第21ステージが打ち切りとなったが、最後の表彰式に登壇する予定だった選手らがマドリードのホテル駐車場でアットホームは非公式表彰を催した。

選手らが自主的に開催した表彰式で受賞者が大はしゃぎ ©Unipublic

マドリードでは10万人デモ参加者が集結し、イスラエルに拠点を置く参加チームに対して抗議を行い、例年なら盛大に行われる最終表彰式も開催されなかった。総合優勝のヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)ら受賞者は自主的に集まり、主催者から借りたバナーを大型車両の側面に貼ったり、大小のクーラーボックスを登壇台として表彰式を催したという。

選手らが自主的に開催した表彰式で笑顔を見せる総合トップ3 ©Unipublic

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ・XRG)
□マイヨブランコ(新人賞)マシュー・リッチテッロ(米国、イスラエル・プレミアテック)

2025ブエルタ・ア・エスパーニャの4賞ジャージ ©Unipublic
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝のヴィンゲゴーとチーム全員集合 ©Unipublic
左からポイント賞のピーダスン、総合優勝のヴィンゲゴー、新人賞のリッチテッロ、山岳賞のヴァイン ©Unipublic
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝のヴィンゲゴー ©Unipublic
2025ブエルタ・ア・エスパーニャのアットホームな表彰式 ©Unipublic

ブエルタ新人王のリッチテッロがデカトロンチームに移籍

2025ブエルタ・ア・エスパーニャで総合5位と新人賞を獲得したマシュー・リッチテッロ(米国)がイスラエル・プレミアテックからデカトロンCMA CGMチームに移籍する。2026年から3年契約。若いクライマーは、ステージレースの総合優勝を争うための新戦力として期待される。

2025ブエルタ・ア・エスパーニャで総合5位と新人賞を獲得したマシュー・リッチテッロ(米国) ©Unipublic

「ステージレースでのさらなる成長を目指したい!」

「2026年にデカトロンCMA CGMに加入できることを大変うれしく思う。チームの野心とここ数年の進歩に感銘を受けている。ステージレースとグランツールでライダーとしてさらなる成長を目指していて、このチームが私のポテンシャルを最大限に引き出してくれると信じている。この新たな章を最大限に活用し、ライダーとしても人間としても成長し続けるための最適な環境だと確信している」とリッチテッロ。

リッチテッロが逆転で2025ブエルタ・ア・エスパーニャ新人王に ©A.S.O.

「スプリントグループを強化した後、今度はクライミンググループを強化していく」とチームのセバスチャン・ジョリー。

「マシュー・リッチテッロのプロフィールは、数シーズンにわたり私たちの関心を集めてきた。彼は優れたクライマーであり、ブエルタ・ア・エスパーニャでも3週間の安定したパフォーマンスで美しいホワイトジャージと総合5位を獲得したことで、その実力を改めて証明した。彼にはまだまだ大きな成長の可能性があると確信している。マシューはステージレースと総合順位においてチームを力強くしてくれるだろう。彼は私たちにとって真の財産となる」

スプレー噴射により3分でアッパーを作れるオンシューズを試着

スイスのチューリッヒを拠点とするスポーツブランド、On(オン)が独自開発したLightSpray(ライトスプレー)で作られたランニングシューズの製造工程を公開。世界陸上東京大会に合わせて2025年9⽉13⽇から21⽇までの9⽇間、東京の原宿に期間限定で設置したブランドスペース、On Labs Tokyo(オン ラボス トウキョウ)で試走することができる。

Cloudboom Strike LS

おもちゃの蜘蛛の巣スプレーからアイデアを得た画期的シューズ

シューズのアッパー製造に⾰命をもたらす先端技術で、⾃動化されたロボットアームが、全⻑1.5kmにおよぶフィラメントをシューズのラスト(⾜型)にスプレー噴射し、⽚⾜につきわずか3分でシームレスなアッパーを作ってしまう。Onの他のレーシングシューズと⽐較して、製造⼯程における廃棄物を最⼩限に抑え、CO2排出量も75%削減した。

シューレースを必要としないフィット感を実現し、⾛りのパフォーマンスを最⼤限に後押ししてくれるという。

「Onの理念は、最先端技術でランニングに⾰命を起こすこと。私たちは、⾰新を単なる⽬標ではなく、⾰新をDNAとする企業へと成⻑した。⼤胆な想像⼒と世界最⾼⽔準の精密さを交差させた証が、LightSpray。このテクノロジーを⽤いた⾮凡なシューズは、履いている感覚がほとんどないにもかかわらず、あらゆる⾯で最⾼のパフォーマンスを発揮する」と開発担当者。

シューレースのない構造でレース中の靴ひもに関する懸念を排除

ライトスプレーを駆使したシューズのモデル名はCloudboom Strike LS。重さは170g。ユニセックスモデル。なめらかでスピーディな前方へのローリング、スプーン形状のソールが着地の衝撃をエネルギーに変換、硬い路面からランナーを守るクッション性の高さが特徴。価格は4万4000円。