トレック直営店のTREK Bicycle新潟が6月22日にオープン

信越地方初となるトレック直営店「TREK Bicycle新潟」が6月22日(金)に新潟市中央区にオープンする。トレックのブランドを体験できるストアとして、常時約60台のトレックの最新モデルを展示。ロードバイクやクロスバイクはもちろん、マウンテンバイク、今注目の電動アシストクロスバイク、また女性モデルやキッズバイク、ボントレガー商品など幅広いラインナップをそろえる。

TREK Bicycle 新潟

試乗車は常時約10台を用意して、知識・経験豊富なスタッフが目的に合わせて自転車を通じたさまざまなライフスタイルを提供いていくという。またメンテナンスのみの利用も可能。他店購入や他メーカーのバイクでもメンテナンスをしてもらえるので気軽に相談できる。すでにバイクを持っている人だけでなく、今から始めたいと考えている人、始めたばかりの初心者にも気軽にきてもらえる店づくりを目指し、地域のトレックファンそしてサイクリスト人口を増やしていきたいという思いでスタートするという。

新潟駅からも近く、国道8号線からもアクセス良好。

TREK Bicycle 新潟
住所:〒950-0981 新潟県新潟市中央区堀之内42-13
オープン日:6月22日(金)
電話:025-288-6649 ※オープンより開通
営業時間:平日11:00~19:00、土日祝10:00~18:00
定休日:火曜日
駐車場:あり
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フルームが大逆転で首位に…ジロ・デ・イタリア第19ステージで80kmの独走勝利

第101回ジロ・デ・イタリアは5月25日、ベナリアレアレ〜バルドネッキア間の184kmで第19ステージが行われ、スカイのクリストファー・フルーム(英国)が80kmを独走してステージ優勝。第14ステージに続く大会2勝目。前日まで3分22秒遅れの総合4位にいたフルームだが、この日はステージ2位以下に3分以上の差をつけてゴール。総合1位のサイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)は38分51秒遅れ。フルームは総合成績でも首位に立ち、初めてマリアローザを着用した。

クリストファー・フルームがジロ・デ・イタリア第19ステージで80kmの独走勝利 © LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi
マリアローザのクリストファー・フルーム。ジロ・デ・イタリア第19ステージ © Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

英国勢のステージ優勝はイェーツの3勝とフルームの2勝で今大会通算5勝。すべて頂上フィニッシュの山岳ステージだ。またフルームはグランツールのすべてのリーダージャージを着用した24人目の選手となった。23人目は大会2日目に達成したBMCのローハン・デニス(オーストラリア)。グランツールで首位になった日数は歴代5位の80日(ジロ・デ・イタリア1、ツール・ド・フランス59、ブエルタ・ア・エスパーニャ20)。歴代最多はエディ・メルクス(ベルギー)の201日。ベルナール・イノー(フランス)は125日、ジャック・アンクティル(フランス)110日、ミゲール・インデュライン(スペイン)93日。

フルームをマークするマリアローザのイェーツ。ジロ・デ・イタリア第19ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse
ジロ・デ・イタリア第19ステージの未舗装路でアタックしたフルーム © POOL Luca Bettini/BettiniPhoto/LaPresse

7.8kmにわたって未舗装路があるフィネストレ峠は標高2178mで、その大会の最高峰という意味の「チマコッピ」に指定されていた。フランス国境にも近いアルプスのまっただ中にあり、フルームにとっては「アフリカで生まれ育ったボクはこんな環境で走っていた」といい、ステージ中盤に位置しながら大逆転を懸けての勝負どころとにらんでいた。

レース序盤にはこの大会の優勝候補だったにも関わらず、総合成績で大きく遅れていたUAEエミレーツのファビオ・アルー(イタリア)がリタイアした。フィネストレ峠の上りには9選手が先行して突入。イェーツを援護するミッチェルトン・スコット勢がペースメークしていたが、ここでフルームのスカイチームが先頭で隊列を組み、ハイペースで大集団をけん引し始めた。

ピノがデュムランを振り払うために加速する。ジロ・デ・イタリア第19ステージ © POOL Luca Bettini/BettiniPhoto©2018/LaPresse
最高峰のチマコッピ、フィネストレ峠を上るフルーム。ジロ・デ・イタリア第19ステージ © POOL Luca Bettini/BettiniPhoto©2018/LaPresse

このペースアップにマリアローザのイェーツが脱落。この時点で28秒遅れの総合2位、トム・デュムラン(オランダ、サンウェブ)がバーチャルリーダーに。20人ほどに絞り込まれた有力選手たちの集団は先行していた選手らをすべて吸収すると、ゴールまでまだ80kmを残す地点でフルームが単独アタックした。意表を突かれたのはデュムラン、総合5位のティボー・ピノ(フランス、グルパマFDJ)、そして新人賞を争うミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)とリカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)だ。フルームを追うものの、あまりにも早い仕掛けにペースは上がらず、その差が開いていく。

フルームはフィネストレ峠の頂上でデュムランらに49秒差をつけて下りに。ここでさらにタイムを差を開き、続くセストレエーレの上りでフルームは3分近くの差を広げる。前日までのデュムランとフルームのタイム差は2分54秒で、デュムランはこれを追うが、総合成績の上位を争うピノ、新人賞で僅差の戦いを続けるロペスとカラパスが同調しない。フルームはさらにその差を広げ、前日の総合4位からここで一気にバーチャルリーダーに躍り出た。

大きく遅れたイェーツ。ジロ・デ・イタリア第19ステージ © POOL Luca Bettini/BettiniPhoto/LaPresse
ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Luca Bettini/BettiniPhoto

最後の過酷な上り坂をクリアしてフルームが80kmの独走を成功させてガッツポーズでゴール。2着は3分遅れ。デュムランは3分23秒遅れとなり、フルームが総合1位を確定させた。フルームは1着のボーナスタイム10秒も獲得し、2位デュムランとの差を総合で40秒として、翌日に行われる最後の山岳ステージに初のジロ・デ・イタリア総合優勝を懸けることになった。

フルームを追いかける2位グループから脱落しかけるデュムラン。ジロ・デ・イタリア第19ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse
ジロ・デ・イタリア第19ステージでフルームが80kmの独走を成功させた © Fabio Ferrari – LaPresse

「とても困難な時間に直面したこのジロ・デ・イタリア。だからボクはかなりクレージーなことをする必要があった。前日の夜に管理栄養士と話をしながら決意を固めて、どのように栄養を補給するかを検討した」とフルーム。
「序盤からかなりのアタックがあった。フィネストレ峠ではボクに有利な状況をセットアップするために、チーム全員が強力なペースメークをしてくれた。自転車レースはそれがすべてだ。もしボクが最後の上りまでアタックするのを待っていたら、マリアローザに届く3分は手に入れられなかった」

「フィネストレ峠は昨年にこのあたりで合宿をしていたのでよく知っていた。自分にとって一番いいペースも把握できていた。リスクも計算済みだった。もしボクを追う後続集団がそれほど大きくなければ、ライバルたちがアシスト陣を持っていなければ、ゴールを目指す労力はみんな同じはずだ。モーターバイクや無線から後続とのタイム差は常に確認できていた。長い間マリアローザを獲得するのに20秒のタイムがあった。トム・デュムランが最後までいい足を持っていたかは知らないが、みんな限界ギリギリだった」

ジロ・デ・イタリア第19ステージを制したフルーム © Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
マリアローザのイェーツが38分51秒遅れてチームメートとジロ・デ・イタリア第19ステージを終える © Fabio Ferrari – LaPresse

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ジロ・デ・イタリア第19ステージでフルームがマリアローザ © Massimo Paolone – LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)クリストファー・フルーム(英国、スカイ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)エリア・ビビアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)
マリアアッズーラ(山岳賞)クリストファー・フルーム(英国、スカイ)
□マリアビアンカ(新人賞)ミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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マルコス・ガルシアがツアー・オブ・ジャパン富士山を制して総合1位に

ツアー・オブ・ジャパンの最難関である富士山ステージが5月26日に静岡県小山町で開催され、キナンサイクリングのマルコス・ガルシアがフィニッシュまでの約7kmを独走。後続を一切寄せ付けない圧倒的な強さで悲願の富士山ステージ優勝を飾った。これにより、チーム内でリーダージャージが引き継がれ、前日に首位に立ったチームメートのトマ・ルバからガルシアの手に渡った。この第6ステージは新調されたコースセッティングのもと、ふじあざみラインの5合目を目指すヒルクライムレースとして行われた。

マルコス・ガルシアがツアー・オブ・ジャパン富士山ステージで圧倒的な勝利 ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

大会中盤戦から勢いが増したキナン勢の戦いぶり。チーム力を示す結果として前日の第5ステージ、南信州でルバが逃げ切りでステージ優勝。さらにはリーダージャージを獲得。個人総合で2位以下に1分以上の差をつけ、チーム内ステージ上位3選手のタイム合算で競うチーム総合でも首位に浮上。個人・チームともに最高のポジションで残るステージを戦うことになった。

そして迎えたこの日の富士山ステージ。キナン勢はリーダージャージとチーム総合のキープを念頭に置きつつ、山岳スペシャリストのガルシアでの上位進出もねらう構え。中島康晴、山本大喜、新城雄大の日本人ライダーがレース序盤を構築し、本格的な上りに入ってからはルバ、ガルシア、サルバドール・グアルディオラに勝負を託すことになる。

これまで数多くの伝説が生まれ、総合争いでも決定的瞬間が訪れた「ふじあざみライン」の上り。2018年からコース変更がなされ、2020年東京五輪個人ロードのフィニッシュ地点である富士スピードウェイの西ゲートからスタート。しばらく進んだのち、登坂距離11.4km、平均勾配10%、最大勾配22%のふじあざみラインへと入っていく。そしてフィニッシュは、富士山須走口5合目。レース距離はこの大会のロードレースステージにおいては最短の32.9kmとなる。

ツアー・オブ・ジャパン富士山ステージに挑むキナンチーム ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

正式スタートが切られると2選手が逃げを試みる。これを容認し、メイン集団のペーシングを図ったのはキナン。中島、山本、新城の3選手が先頭交代を繰り返しながら、安定したペースで進行。途中1人を逃がしたが、大勢に影響しないと判断し、そのまま3選手の逃げグループとして先行させる。一時は約1分となった逃げグループとのタイム差だったが、キナン勢の絶妙なペースコントロールもあり、徐々にその差が縮まっていく。ふじあざみラインに入ると同時に逃げていた3人をキャッチし、本格的な上りへと入っていった。

スタート直後から集団を牽引したキナン勢3選手が役目を終えると、レースはいよいよサバイバルに。集団から1人、また1人と後退し、力のある選手だけが生き残る状態となる。フィニッシュまで残り9kmを切ったところで、クリス・ハーパー(オーストラリア、ベネロング・スイスウェルネス)がアタック。2kmほど先行させたところで、メイン集団に決定的な動きが訪れる。動いたのはガルシアだ。

勢いよく集団から飛び出すと、グイグイと厳しい上りを突き進んでいく。すぐにハーパーをパスし、独走へと持ち込む。一定ペースを保って上るメイン集団にはルバとグアルディオラが待機。先を行くガルシアとは1分前後のタイム差で推移したが、終盤にかけてその差は広がることに。その間、メイン集団から追走をねらう選手の飛び出しがあったものの、ガルシアに追いつくまでには至らなかった。

登坂力の違いを見せつける格好となったガルシアの独走劇。最後までスピードは衰えることがないまま、富士山須走口五合目のフィニッシュエリアへと姿を現した。最後はバイクから降りて、自身に力を与えたヨネックスロードバイク「カーボネックス」を天高く掲げてみせた。過去2度、このステージでの優勝をねらいながら跳ね返されてきた悔しさを晴らす、雪辱の勝利。ツアー・オブ・ジャパン通算では2017年の第7ステージ(伊豆)に続く2勝目、プロ通算では4勝目とした。そして、チームとしても前日のルバに続く2連勝となった。

ガルシアのフィニッシュ後、追走を図った2選手に続いてメイン集団でレースを進めた選手たちが続々とやってきた。リーダージャージのルバをケアし続けたグアルディオラは自慢の登坂力を発揮し、ガルシアから2分4秒差の7位、さらに9秒差の10位にルバも続き、キナン勢がトップ10に3人を送り込んでチーム力を証明。レース序盤のコントロールを担った中島、山本、新城も走り切り、次のステージへ駒を進めている。

これらの結果から、グリーンのリーダージャージはルバからガルシアへ移動。チームリーダー2人がここまで予定通りに戦いを進めている。ガルシアは2位に総合タイム差39秒としている。また、個人総合3位につけるルバは同2位の選手との差17秒。同6位にグアルディオラが続くが、前後の順位が僅差となっていることから、さらなる総合ジャンプアップの期待が高まっている。

同時にトップを走るチーム総合でもリードを広げ、後続に5分以上の差をつけている。山岳賞でもガルシアが首位と1ポイント差の2位に浮上していて、キナン勢の複数タイトル獲得の可能性も出てきている。

熱い戦いが続く大会は終盤戦へ。26日に実施される第7ステージは、日本サイクルスポーツセンター内のサーキットコースがメインとなる通称「伊豆ステージ」。2018年から修善寺駅前を出発してのパレード走行が行われ、その後しばしのワンウェイルートを経て、1周12.2kmのサーキットへと入る。周回数は9回。テクニカルなコーナーやアップダウンが連続する難コースは、山岳ステージに匹敵するレベル。有力チームが捨て身の攻撃に出ることが例年の流れで、2018年もサバイバルレースが予想される。

2018年はこのステージでガルシアが感動のプロ初勝利を挙げたが、2018年はプロトンのリーダーとしてレースを迎えることになる。キナン勢はいかに戦うか。リーダージャージの堅守が最大のミッションとなるが、その他さまざまなチャンスにかけて、トライを続けていく。

マルコス・ガルシアがツアー・オブ・ジャパンの総合1位に ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

ツアー・オブ・ジャパン第6ステージ結果(32.9km)
1 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 1時間19分19秒
2 ヘルマン・ペルシュタイナー(オーストリア、バーレーン・メリダ) +28秒
3 クリス・ハーパー(オーストラリア、ベネロング・スイスウェルネスサイクリングチーム) +1分48秒
4 ホセマヌエル・ディアス(スペイン、イスラエルサイクリングアカデミー) +2分0秒
5 ベンジャミ・プラデス(スペイン、チームUKYO) +2分4秒
6 ホセヴィセンテ・トリビオ(スペイン、マトリックスパワータグ)
7 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team)
10 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +2分13秒
70 中島康晴(KINAN Cycling Team) +20分3秒
71 山本大喜(KINAN Cycling Team)
75 新城雄大(KINAN Cycling Team) +23分10秒

個人総合時間
1 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 14時間2分52秒
2 ヘルマン・ペルシュタイナー(オーストリア、バーレーン・メリダ) +39秒
3 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +56秒
4 サム・クローム(オーストラリア、ベネロング・スイスウェルネスサイクリングチーム) +2分5秒
5 ベンジャミ・プラデス(スペイン、チームUKYO) +2分11秒
6 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) +2分17秒
56 中島康晴(KINAN Cycling Team) +31分27秒
59 山本大喜(KINAN Cycling Team) +34分2秒
70 新城雄大(KINAN Cycling Team) +44分34秒

ポイント賞
1 グレガ・ボーレ(スロベニア、バーレーン・メリダ) 72pts
4 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 41pts
14 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 14pts
17 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) 13pts
36 新城雄大(KINAN Cycling Team) 6pts

山岳賞
1 小石祐馬(チームUKYO) 16pts
2 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 15pts
9 新城雄大(KINAN Cycling Team) 3pts

チーム総合
1 KINAN Cycling Team 42時間12分4秒

マルコス・ガルシア

マルコス・ガルシアのコメント
チーム全体でレースをコントロールできた1日だった。アシストには序盤を中心に集団をコントロールしてもらい、本格的な上りが始まってからは力勝負に持ち込んだ。その結果、私が勝利することができた。上りで力を発揮できたのは、チームメートが序盤からリズムを作ってくれたからこそ。独走になってからは自分のペースを保って走ったが、すべてがプラン通りに運んだ。後続との総合タイム差39秒は決して安全なタイム差とは言えない。特に伊豆のコースは難しく、どんなレース展開でも起こり得る。それでもチームメートを信じて走れば、きっとリーダージャージはキープできると思う。

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ワイズロードが新コンセプトショップ2号店を銀座至近の勝ちどきに出店

日本最大級のスポーツサイクル専門店Y’s Road(ワイズロード)を展開するワイ・インターナショナルは、アーバンライフにおける自転車での快適な移動を全面サポートする新しいコンセプトのスポーツタイプ自転車の専門店「Y’s Road Ginza Kachidoki urban e-commuter(ワイズロード銀座勝ちどきアーバンe-コミューター)」を6月1日(金)に開店させる。アーバンeコミューターを提案する同店の立地は、昔ながらの街並みと近代的なタワーマンション群とのコントラストが魅力の「勝どき」駅から徒歩5分。全国で37番目の店舗となる。また、新コンセプトショップとしては5月18日に開店した「Y’s Road Kagurazaka urban e-commuter」に続き2号店となる。

アーバンライフにおける自転車での快適な移動を全面サポートする新しいコンセプトのスポーツタイプ自転車の専門店「Y’s Road Ginza Kachidoki urban e-commuter」

アーバンコミューターとは
スポーツサイクルをベースに、日常生活での都市間移動に便利な装備をあらかじめ採用したモデル。欧米では10年前から各ブランドでラインナップが年々増え続け、最近ではeバイク(電動)として急成長している。日本国内でも東京オリンピック開催を前に、都市間移動に最適なデザインと機能性を兼ね備えたモデルとして注目を集めている。

住みたい街人気急上昇スポット・勝どきでアーバンeコミューターを提案 
「本当に住みやすい街大賞2017(主催:アルヒ)」で第2位を獲得、昔ながらの街並みと近代的なタワーマンション群とのコントラストが魅力の「勝どき」に、アーバンeコミューター2号店が誕生。

勝どき店はアーバンバイクと『TREK(トレック)』ショップのふたつの顔を持つお店。eバイクをはじめロードバイク、女性や初心者に優しいクロスバイクを約60台以上展示、勝どき店の“イチオシ”として世界のトップブランド『TREK(トレック)』を提案する。

福田佑二郎店長のコメント
ワイズロード銀座勝ちどきアーバンeコミューター店にようこそ! 今までのワイズロードとは違ったコンセプトの新しいワイズロードです。女性・初心者にやさしいスポーツタイプのプレミアムeバイク、地球環境にやさしいECOなライフスタイルバイクを提案いたします。また、銀座勝どき店では、私も愛用するブランド「TREK」を強力プッシュ! 快適で軽快なスポーツサイクル、本格的なロードバイクの自転車も展示・販売いたします。銀座や築地にお立ち寄りの際は、ぜひ銀座勝どき店に足を運んでみてください。

創業120周年のスポーツサイクル専門店Y’Roadだからできる 
同社は2018年に創業120周年を迎える。日本最大級のスポーツサイクル専門店として、これまで蓄積してきたあらゆるノウハウをすべて投入し、アーバンeコミューターの専門店として役立ちたいという。
女性にやさしい小さめのサイズや、初心者が安全に乗車することができる適正なサイズをそろえる。また、都市間移動に便利なカゴやスタンドなどのコミューターとしてのアイテムも充実。

「即日納車」強化店 決めたらその日に持ち帰り
「明日からすぐ乗りたい!」の要望に応える。スポーツサイクルはメーカーから入荷しても整備を行なわないとすぐに乗車することができない。同店は充実のサポートで即日の納車を行なっていくという。

充実のサポート&サービス
購入後も安心してアーバンeコミューターライフを楽しんでもらうため、充実した「アフターサポートパック」を用意。“手頃な掛け金で大切な愛車を守る”スポーツサイクル専門店だからこそできる安心サービスも。修理サービスと盗難補償のふたつのサポートがセットになっているので購入後も安心。
また、外出先などでパンクしたなど愛車に万一のことがあった場合でも、希望の場所まで無料で搬送する「自転車ロードサービス」も用意。自転車保険も付帯されていて万一の事故の際でも安心。

開店記念セール
Y’s Road(ワイズロード)GinzaKachidoki urban e-commuter開店記念セールとして6月1日から30日までの期間中にGinzaKachidoki urban e-commuter店限定でeバイクは5%Off、クロスバイクは10%Off。

Y’s Road(ワイズロード)GinzaKachidoki urban e-commuter
店長:福田佑二郎(フクダ ユウジロウ)
延床面積、売り場構成:約180平方m
完成車(E-BIKE約20台、ミニベロ・コミューター・クロスバイク約30台、ロードバイク約15台、パーツ、アクセサリー
営業時間:月・火・木・金 12:00-20:00、土・祝 11:00-19:00、
定休日:水・日(祝日をのぞく)
所在地、アクセス:〒104-0054東京都中央区勝どき4-13-4 
l 勝ちどき駅 から徒歩5分 -都営地下鉄大江戸線
l 月島駅 から徒歩15分 -東京メトロ有楽町線・都営地下鉄大江戸線
l 東銀座駅から徒歩25分 -東京メトロ日比谷線・都営浅草線
電話番号:03-5548-5202
Y’s Road(ワイズロード)GinzaKachidoki urban e-commuterのホームページ

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香港ディズニーランドでしか体験できない全く新しいステージショーを目撃しよう

香港のランタオ島にある香港ディズニーランド・リゾートに2018年5月25日、新しいステージショー「モアナ:ホームカミング・セレブレーション」が誕生した。正式オープン前日の5月24日には、2018年から約5年にわたる大規模拡張計画の最初のアトラクション公開を祝してショーの特別プレビュー(約20分)が行われた。

モアナ:ホームカミング・セレブレーションがアドベンチャーランドにオープン

この新しいショーでは人気アニメーション映画『モアナと伝説の海』のヒロインが冒険を終え、故郷の村、モトゥ・ヌイに戻ってきたあとのストーリーが繰り広げられる。インスピレーションに満ちた音楽やダンス、人形劇がよりストーリーを魅力的に演出。ステージはアドベンチャーランドのジャングル・ジャンクションに新設された、太平洋諸島を思わせる装飾や建築は映画をもとにデザインされており、ストーリー以外にも楽しめる。

日本の宿泊ゲストにはホテルの期間限定割り引き、事前購入割り引きやアップグレード、ツーデーチケット購入付帯のお買い物割引券が提供される。

●香港ディズニーランド・リゾートの日本語ホームページ

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イェーツがジロ・デ・イタリア第18ステージで苦戦…デュムランらが僅差に迫る

第101回ジロ・デ・イタリアは5月24日、アッビアーテグラッソ〜プラートネボーソ間の196kmで第18ステージが行われ、序盤から抜け出した第1集団の中からクイックステップフロアーズのマキシミリアン・シャフマン(ドイツ)が飛び出して初優勝。マリアローザを着用するサイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)が最後に脱落し、総合2位のトム・デュムラン(オランダ、サンウェブ)、3位ドメニコ・ポッツォビーボ(イタリア、バーレーン・メリダ)、4位クリストファー・フルーム(英国、スカイ)のグループから28秒遅れた。

ポッツォビーボ、デュムラン、フルームがイェーツを置き去りにして先着 © Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

イェーツはそれでも首位のマリアローザを守ったが、デュムランとの差は56秒から28秒になった。大会が18ステージの段階で僅差の争いになったのは2009年、デニス・メンショフがダニーロ・ディルーカに26秒のリードをつけて激闘した年以来。このときはメンショフが逃げ切って総合優勝している。厳しい山岳ステージはさらに2日間続く。

Foto Fabio Ferrari – LaPresse

この日は序盤から12人の先頭集団が形成され、シャフマンも後追いでこれに加わった。この第1集団には総合成績の上位選手がいなかったため、マリアローザのイェーツを守るミッチェルトン・スコット勢は逃げを容認。あっという間に15分差が開き、ゴールまで逃げきることになる。

プラートネボーソの上りになって第1集団はばらけ始め、最後はグランツール初出場のシャフマンが追撃を振り切ってゴールした。ドイツ勢の優勝は35回目。グランツールでドイツがステージ優勝したのは190回で、ジロ・デ・イタリア35勝、ツール・ド・フランス87勝、ブエルタ・ア・エスパーニャ67勝という内訳。チームは区間4勝を挙げているエリア・ビビアーニ(イタリア)の勝利を含めて今大会5勝と大暴れ。

ジロ・デ・イタリア第18ステージでチームメートに守られながら走るマリアローザのイェーツ © Fabio Ferrari – LaPresse
マキシミリアン・シャフマンが先頭でゴールを目指す © Fabio Ferrari – LaPresse

「初出場のジロ・デ・イタリアでこれだけのことができるとは想像できなかった。最初の休息日のあとボクは呼吸器疾患で調子を落としていたが、2度目の休息日に回復することができた」とシャフマン。
「10人のアタックが決まってしまったのに、チームメートのミケル・モルコフがボクを連れていって第1集団に合流させてくれた。最後のライバルに勝つことができてホッとしている」

マキシミリアン・シャフマンがジロ・デ・イタリア第18ステージで優勝 © Massimo Paolone – LaPresse

●ダイジェスト動画

一方、56秒のリードが28秒になったイェーツは「最後に足がなくなってしまった。でもすべてはOK。ベストは尽くした。苦戦はしたけどまだリードしているのでハッピーだ」とゴール後にコメント。
「デュムランが最初にしかけたときは彼の動きに対応できたが、2回目のアタックはその差を詰めることができなかった。ボクは疲れていた。このジロ・デ・イタリアで序盤から積極的に動いてきたからだと思う。でもそうするべきだった。もし積極的に動かなければ、今ごろはデュムランの後ろにいただろう。ボーナスタイムだけで50秒近く獲得できたけど、これはいまのリードよりも多い。調子が悪くなったのは最後の1kmだけだ。まだ総合成績でリードを持っているし、このあとの2区間の山岳はボクが得意とするレイアウトだ」

デュムランはイェーツとの差を詰めた © Massimo Paolone – LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)エリア・ビビアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)
マリアアッズーラ(山岳賞)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
□マリアビアンカ(新人賞)ミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)エリア・ビビアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)
マリアアッズーラ(山岳賞)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
□マリアビアンカ(新人賞)ミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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