女性誌ヴェリィとコラボした子ども乗せ電動アシスト自転車が限定発売

ブリヂストンサイクルは、女性誌『VERY(ヴェリィ)』とコラボした「HYDEE.Ⅱ(ハイディツー)2018年限定モデル」を数量限定2000台で2月上旬より全国の販売店を通して新発売する。価格は14万9800円(税別)。

この子ども乗せ電動アシスト自転車は2011年6月より発売を開始。安全性を損なうことなくおしゃれさを追求するため、車体からチャイルドシートまでゼロからの開発をヴェリィ編集部と共同で行った。コンセプトは「パパもママも乗れるハンサムバイク」。ママが扱うことを前提とした安全設計に、パパも好むスポーティなクルーザースタイルを取り入れた。

2014年2月には市場要望に応えて3人乗り(幼児2人同乗)対応「HYDEE.Ⅱ」へとモデルチェンジ。編集部と新たに専用フロントチャイルドシートを共同開発するとともに、車体設計も見直すことでデザイン性を損なうことなく安全性を確保した。

今回発売する限定モデルの色はマットな質感の「グレー」を展開。デザインは限定モデルだけの特別な新しいロゴをあしらい、リヤチャイルドシートには限定仕様のグレー系の迷彩柄を標準装備。さらにホワイトサイドタイヤを使用してコーディネートすることで、標準モデルにはないクラシカルな仕様となっている。

<限定モデル特別仕様>
①最大62km走行できる大容量「リチウムイオンバッテリー」搭載
②限定モデルだけの特別デザインロゴ
③ホワイトサイドのセミスリックタイヤ採用
④クッションが2パターン標準装備(グレー迷彩・ブラック)
⑤高級感のある鋲なしの「黒レザーサドル」採用

●HYDEE.Ⅱ(ハイディツー)の詳細サイト

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日本のエーゲ海をサイクリストが独占…5月20日に和歌山県由良町でイベント開催

「オーシャンビューサイクルフェスタ~白崎エンデューロin由良」が5月20日に和歌山県由良町で開催され、現在その参加者を募集している。申し込み締め切りは5月6日。同大会は「ツール・ド・ニッポン」のひとつとして開催され、シリーズ第4戦となる。

美しきエメラルドグリーンの海面はまさにエーゲ海

この大会は「日本のエーゲ海」とも称される白崎海岸を舞台にして、公道を封鎖して行われる自転車耐久レースイベント。会場となるのは和歌山県の自然公園にも指定されている「白崎海洋公園」で、コースは県道24号線を使用した太平洋にのびる群青の海を眺めながら走る全長2.5kmの絶景ルートだ。

普段はクルマや歩行者に気をつかいながら走る公道も大会開催中はサイクリストのために完全封鎖

アスリートクラス、ファンライドクラスとカテゴリーを設定

2018年は「アスリートクラス」「ファンライドクラス」とクラスごとにカテゴリーを設定。「ファンライドクラス」は自転車初心者でも気軽に参加できる。また、2人1組でタイムを競う「ペア・タイムトライアル」も実施される。

走った後は由良町食材を堪能。みかんやオレンジなどの柑橘類も豊富
オーシャンビューサイクルフェスタ~白崎エンデューロ in 由良
上位入賞者やジャンケン大会勝者には由良町の特産品を贈呈

■名称:オーシャンビューサイクルフェスタ 白崎エンデューロin由良
■開催日:2018年5月20日(日)
■会場:白崎海洋公園(和歌山県由良町)
■種目:サイクルエンデューロ、ペア・タイムトライアル
■主催:由良町サイクリング&ウォーキング実行委員会
■共催:一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
■対象:中学生以上
■事務局:ツール・ド・ニッポン事務局(ルーツ・スポーツ・ジャパン内)
オーシャンビューサイクルフェスタ 白崎エンデューロin由良のホームページ

カベンディッシュがゴール勝負を制す…ドバイツアー第3ステージ

マーク・カベンディッシュ(英国、ディメンションデータ)が2月8日に行われたドバイツアー第3ステージをゴール勝負で制した。総合成績では前日に2位につけていたエリア・ビビアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)が首位に立った。

ドバイツアー第3ステージを制したマーク・カベンディッシュ

「今日はとてもいい感触だった。トラックレースではビビアーニのスピードにかなわないので、最後の最後まで背後に追従して、絶好の位置からスパートをした」とカベンディッシュ。
「シーズン序盤に勝利をものにするのはいいことだ。この1勝でボクは昨年の勝利数と同じ数に並ぶことができた。昨年7月のツール・ド・フランスでの落車の影響は身体のいくつかにまだ残っている。多分残りの人生もそれを感じない日はないと思う。いつもの7月にはほど遠いが、今のコンディションには満足している」

首位のリーダージャージを着ていたディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ)はレース途中で機材故障の自転車を交換。先行していた集団に復帰する際にチームカーを風よけにして走行した時間が容認できないほど長かったため、20秒のペナルティを受けて首位を陥落した。

ドバイツアー第3ステージでメカトラブルに陥ったディラン・フルーネウェーヘン

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ドバイツアー第3ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrari

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石上夢乃がアジア選手権ジュニアTTで2位…山本哲央は5位

ミャンマー・ネピドーで開催されている第38回アジア自転車競技選手権、第25回アジア・ジュニア自転車競技選手権は大会初日の2月8日に女子ジュニア個人タイムトライアル(11km)が行われ、石上夢乃(神奈川・横浜創学館高)が16分14秒125で2位になった。

女子ジュニア個人タイムトライアルの石上夢乃 ©Kenji NAKAMURA/JCF

女子ジュニア個人タイムトライアルで2位になった石上夢乃(左) ©Kenji NAKAMURA/JCF

男子ジュニア個人タイムトライアル(22km)の山本哲央(山梨・韮崎高)は31分01秒254で5位。

男子ジュニア個人タイムトライアル5位の山本哲央 ©Kenji NAKAMURA/JCF

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アジア選手権初日の男子チームタイムトライアルで日本が優勝

アジア選手権初日の男子チームタイムトライアルで日本が優勝

第38回アジア選手権ロードレース、第25回アジアジュニア選手権ロードレースが2月8日、ミャンマーのネピドーで開幕した。日本勢は初日の男子チームタイムトライアル(70km)に別府史之・畑中勇介・新城幸也・小野寺玲・山本大喜・松田祥位のエリート・U23混成チームで出場し、1時間23分15秒556で優勝した。2位はイランで同41秒705。3位はホンコンチャイナで24分14秒020。

チームタイムトライアルを制した日本チーム ©Kenji NAKAMURA/JCF

●小野寺玲のコメント
今回はチームタイムトライアルのみレギュラーメンバーとして派遣され、昨年の2位以上の成績を求められていたので、責任もプレッシャーもありましたが、これまでの期間でできる限りの準備をして挑みました。今回のメンバーにはプロツアーチームに所属する別府選手と新城選手という力強いチームメイトがいて、経験豊富な2人を中心に現地では念入りに試走や意見交換を重ね、その結果このような結果に結びついたのだと思います。
自分自身、直前のレースで落車もあり不安要素もある中でしたが、昨年の同レースでのいい感触を思い出しつつ必要とされる走りを考えながら走り、完璧ではなかったですが、いいタイムトライアルができたなと思います。寄せ集めのチームでしたが、6人がみな互いに協力しあい、金メダルという最高の結果に結びつけられたことをとてもうれしく思います。これからシーズンインする日本のチームメイトにもいいお土産ができました。

チームタイムトライアルで日本チームがトップタイム ©Kenji NAKAMURA/JCF

●日本代表選手
<男女エリート9選手>

別府史之(トレック・セガフレード)
畑中勇介(チーム右京)
中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)
新城幸也(バーレーン・メリダ)
小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
唐見実世子(弱虫ペダルサイクリング)
吉川美穂(ライブガーデン・ビチステンレ)
樫木祥子(オーエンス) 
福田咲絵(慶應義塾大・フィッツ)
<男女U23 8選手>
石上優大(エカーズ)
山本大喜(鹿屋体育大)
渡邉歩(エカーズ)  
草場啓吾(日本大)
松田祥位(岐阜・岐阜第一高)
中井彩子(鹿屋体育大)
菅原朱音(八戸学院大)
下山美寿々(大阪・大阪教育大附属天王寺高)
<男女ジュニア8選手>
山本哲央(山梨・韮崎高)
日野泰静(愛媛・松山城南高)
鳥倉必勝(ウォークライド)
香山飛龍(神奈川・横浜高)
石上夢乃(神奈川 横浜創学館高)
川口うらら(兵庫・龍野高)
岩元杏奈(宮崎・都城工業高)
太郎田水桜(東京・東京成徳大高)

チームタイムトライアルを制した日本チーム ©Kenji NAKAMURA/JCF

<大会日程>日本とミャンマーの時差は2時間30分
2月8日
男子エリートチームタイムトライアル(70km)
男子ジュニア個人タイムトライアル(22km)
女子ジュニア個人タイムトライアル(11km)
2月9日
男子U23個人タイムトライアル(34km)
女子エリート/女子U23個人タイムトライアル(22km)
男女マスターズ個人タイムトライアル(34km)
2月10日
男子エリート個人タイムトライアル(42km)
男子ジュニアロードレース(106km)
女子ジュニアロードレース(70km)
2月11日
男子U23ロードレース(156km)
女子エリートロードレース(106km)
女子U23ロードレース(70km)
2月12日
男子エリートロードレース(176km)

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卓球Tリーグが2018年秋開幕…世界ナンバーワンのリーグを目指す

卓球の新リーグ「Tリーグ」を運営する一般社団法人Tリーグが、2018年10月に始まる「Tリーグ」の参加チームを発表して、その目標などを2月7日に都内で明らかにした。

Tリーグへの参戦が期待される丹羽孝希と早田ひな

Tリーグは2018年秋にスタートするTリーグ2018〜2019シーズンの開幕へ向けた加入チームの応募を2017年11月30日に終了。この応募には男女合わせ20件以上の問い合わせがあり、男女ともに予定チーム数を超える申し込みがあった。選考において事業性や地方自治体との連携体制などを考慮し、新規参入チーム(男女各4チーム)を決定した。

Tリーグの参加チームを発表する松下浩二専務理事

男子リーグは水谷隼や張本智和がいる木下グループ(東京都)、チーム岡山(岡山県)、チームさいたま(埼玉県)、琉球アスティーダ(沖縄県)。女子リーグは木下グループ(神奈川県)、トップ名古屋(名古屋市)、早田ひなが所属する日本生命(大阪府)、日本ペイントホールディングス(大阪市)。

Tリーグ構想は日本に存在する複数の卓球チームが参加する卓球リーグだ。世界レベルのプロ選手を擁するトップチームから、趣味でプレーする地域のチームまでがTリーグの各カテゴリーに分かれて存在することになる。これは1部から16部までのピラミッド型になっているドイツの卓球リーグを参考にしているという。ドイツではこの中で1・2部が「ブンデスリーガ」と呼ばれ、全国規模で多くのプロ選手、海外選手がプレーしている。

Tリーグの藤重貞慶理事長

「このTリーグ構想は今後、議論を深めながら、数年の時間をかけて順次実現に向けて進めていきたい」と藤重貞慶理事長。

新リーグの理念として3つを掲げる。
「世界ナンバーワンの卓球リーグを実現する」
世界最高水準のプレーが展開するリーグで日本選手の強化育成を加速化。地域密着型の下部カテゴリーから実力を高めてレベルアップを目指すことで選手育成を促進させる。

「卓球のスポーツビジネス価値を高める」
卓球ファン層拡大や卓球関連ビジネスを拡大させ、選手が不安なく競技活動に打ち込める環境作りを創世する。
「卓球を通じて人生を豊にする」
卓球を身近なスポーツとしてさまざまな世代の人に普及させることで、地域の活性化と健康寿命の延伸に貢献する。

発表記者会見には、リオ五輪男子団体で銅メダルを獲得した丹羽孝希、全日本卓球選手権で女子シングルスベスト8、女子ダブルスでは「みまひな」ペアとして伊藤美誠とともに優勝を果たした早田ひなが登場。

ドイツのブンデスリーガに参戦した経験がある丹羽は、「ドイツは移動が大変だった。日本でTリーグが開幕したら移動が楽で、国内にいながらトップ選手とやれるのがメリット」と意気込む。

東京五輪の注目選手、早田ひな

「Tリーグをたくさんの人に観戦してもらって卓球の楽しさを知ってほしいと思います」と早田。
世界のトップ選手が参戦する可能性も高く、早田は実現すれば中国の元世界ランキング1位、丁寧(りんりん)と再戦したいという。2016年のジャパンオープンではベスト8で対戦して敗北したが、地元日本の大声援が力になったといい、さらに観衆が後押ししてくれればもっといい試合ができると手応えを感じている。
「Tリーグに参戦してもっともっと強くなって、東京五輪では団体と個人で金メダルを取れるように頑張りたいです」

TTポーズを取る丹羽孝希と早田ひな

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