ジャンプ台をかけ上るヒルクライムスプリントレースRed Bull 400参加者募集開始

エナジードリンクのレッドブルは5月12日(土)に北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場で、一般参加型ヒルクライムのスプリントレースRed Bull 400(レッドブル・フォーハンドレッド)を、日本初開催となった2017年に続いて2018年も開催する。16歳以上の健康な人ならだれでも参加でき、男女優勝者は世界選手権に招待される。2017年は日本大会で優勝した田中ゆかり(北海道札幌市)が世界を制して初代女王となっている。

日本初開催となった2017年の大倉山ジャンプ競技場での大会 ©Jason Halayko/Red Bull Content Pool

Red Bull 400はスキージャンプ競技場のラージヒルを利用して行うヒルクライムのスプリントレースで、世界で最も過酷な400m走とも言われている。最高斜度37度の壁に体力の限界が試されるこのレースは2011年にオーストリアで初開催され、年々規模が拡大。2017年は初開催の日本を含む13カ国、14会場で開催され、8年目の2018年は15カ国、17会場での開催が決定している。

立ったままでは登れない最大斜度37度のスロープ ©Jason Halayko/Red Bull Content Pool

日本大会の優勝者は8月25日(土)にオーストリアで開催の世界選手権に招待される。初開催となった2017年の世界選手権では、日本大会の女子優勝者、田中が初代世界女王の座に就くという快挙を成し遂げている。

ドイツで開催された2017世界選手権で初代女王の栄冠に輝いた日本代表の田中ゆかり(左) ©Dean Treml/Red Bull Content Pool
2017世界選手権で優勝したのは日本代表の田中ゆかり(中央) ©Dean Treml/Red Bull Content Pool

開催概要
大会名称:Red Bull 400 (レッドブル・フォーハンドレッド)
開催日:2018年5月12日(土) 8:30受付開始 (イベントは16:00終了予定)
会場:大倉山ジャンプ競技場(北海道札幌市中央区宮の森1274)
内容:スキージャンプ競技場のラージヒルで行うヒルクライムのスプリントレース。コースの長さは400m、平均斜度:35度、最高斜度37度。種目は、フルディスタンス個人(男子、女子)と、4×100m リレー(男子、オープン、学生チーム対抗、自衛隊チーム対抗)の6カテゴリー。個人フルディスタンス男子のみ予選と決勝を実施。その他は決勝のみ。リレーの男女混合または女子のみのチームはオープンでの参加となる。
賞品:フルディスタンス個人男女それぞれの優勝者を8月25日(土)にオーストリア・ビショフスホーフェンで開催される世界選手権に招待
定員:個人400名(男子、女子合わせて)、リレー50チーム(男子、オープン、学生チーム、自衛隊チーム合わせて)
参加資格:16歳以上の健康な男女(未成年の場合は保護者の同意が必要)
参加費:個人5000円/人、リレー(学生チーム対抗)1万円/チーム、リレー(男子、オープン、自衛隊チーム対抗 1万2000円/チーム。すべて税込み、スポーツ傷害保険含む

Red Bull 400エントリー窓口

ドイツで開催された2017世界選手権 ©Dean Treml/Red Bull Content Pool

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自転車活用推進研究会が会員募集…自転車搭乗中の保険が自動的に付帯

NPO自転車活用推進研究会が2018年度の会員を募集している。会員には自動的に「自転車活用推進研究会会員付帯保険」が付帯され、自転車搭乗中の事故による補償が受けられる。「自転車事故でも被害は深刻です。万一の備えは最低限のマナーです」と同研究会。会員にはだれでもなれる。3月10日ごろまでに手続きすれば4月1日から1年間有効になる。

主な補償は傷害入院(日額)2000円。自転車搭乗中などのみ補償で180日限度。個人賠償責任危険補償特約1億円(自己負担なし)。賠償事故解決用/示談代行サービス(賠償事故解決特約)付き。

同研究会は、自転車を有効で安全な交通手段として機能させるための総合的な政策の確立を目指しているNPO。会員の会費は年間(4月1日から翌年3月31日まで)5000円。会員は保険の自動的付帯のほか、総会の議決権、機関誌(メールマガジン)購読、主催する研究会やイベントへの参加(有料の場合は割引あり)などの特典がある。

NPO自転車活用推進研究会の入会案内サイト

アレクサンドル・クリストフがアブダビツアー第1ステージを制して首位に

自転車ロードレースの最高カテゴリーである「UCIワールドツアー」に組み込まれた5日間のステージレース、第4回アブダビツアーが2月21日にUAEで開幕。第1ステージはUAEエミレーツに所属するアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー)が集団スプリント勝負を制して優勝。欧州チャンピオンジャージを着用するクリストフは、前週のツアー・オブ・オマーンに続く勝利。チームの拠点となるUAEでシーズン2勝目を挙げた。総合成績でも首位に立った。

アブダビツアー第1ステージを制したアレクサンドル・クリストフ ©LaPresse – Massimo Paolone

アブダビツアー第1ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrari

「先日開催されたドバイツアーでも調子がよかったが、勝利まではあとわずかだった。次のツアー・オブ・オマーンも初日からいい感じだったが、勝利は最終日まで待たなければならなかった」とクリストフ。
「中東で3週間にわたって滞在してレースをこなすことは、これから始まる欧州での春のクラシックの準備のために重要だ。いつもボクはグランツールのあとに絶好調になるからね」

2018年のアブダビツアーはクリストフが苦手とする個人タイムトライアルが組み込まれていて、「総合1位の座を守るのは難しいが、挑戦してみたい」と意欲を見せた。

アブダビツアー第1ステージのスタート前 ©LaPresse – Massimo Paolone
アブダビツアー第1ステージを制したアレクサンドル・クリストフ
アブダビツアー第1ステージで首位に立ったアレクサンドル・クリストフ

活躍が期待されていたディメンションデータのマーク・カベンディッシュ(英国)は正式スタートとなる0km手前、ニュートラル走行中に落車。2017ツール・ド・フランスの落車時に痛めた部分と同じ場所を強打して、リタイアを余儀なくされた。

アブダビツアー第1ステージのパレード走行中に落車してリタイアを余儀なくされたマーク・カベンディッシュ ©LaPresse – Fabio Ferrari

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サンウェブのレプリカモデル、完成車からウエアやアクセサリーまでラインナップ

ジャイアントは2月22日から「2018チームサンウェブコレクション」として、2018シーズンデザインのチームサンウェブレプリカ「TCRアドバンスドプロチーム42」、アパレルやヘルメット、ボトルケージなどのギア一式を発売する。

ジャイアントTCRアドバンスドプロチーム42 36万円(税別)

2017年のチームサンウェブはジロ・デ・イタリア総合優勝、ツール・ド・フランスでの山岳賞とポイント賞獲得、UCI世界選手権のタイムトライアルで男女チーム・男子個人の3タイトルを獲得するなどシーズンを通して大活躍した。2018シーズンもチームのテクニカルパートナーを務めるジャイアントは、春の新製品として「2018チームサンウェブコレクション」を発売。42mm高のカーボンホイールを搭載した「TCRアドバンスドプロチーム42」、所属選手が今シーズン着用するジャージやDYNEEMA生地採用のビブショーツ、MIPSテクノロジー搭載のハイエンドヘルメット、新たにラインナップされるボトルケージなどさまざまなアイテムを、全国のジャイアント取り扱いディーラーで2月22日より販売する。

サンウェブ・レプリカSSジャージ 7000円(税別)
サンウェブ・レプリカビブショーツ 1万円(税別)

サンウェブが使用するジャイアント・レブ 1万8000円(税別)
ジャイアント・レブのバックスタイル

ジャイアント・パーシュート 2万2000円(税別)
ジャイアント・パーシュートのバックスタイル

サンウェブ・サイクリングキャップ 2500円(税別)
サンウェブ・ポディウムキャップ 3000円(税別)

サンウェブ・エバークールボトル 1300円(税別)
エアウェイ・コンポジットサイドプル 2100円(税別)

サンウェブ・ソックス 2000円(税別)
セレブレートTシャツ 3500円(税別)
サンウェブTシャツ 2500円(税別)
サンウェブ・キッズグローブ 2200円(税別)

ウェブサイトのチームサンウェブ特設ページではギアの初回導入店リストも公開。
ジャイアントのホームページ

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カベンディッシュがアブダビツアー第1ステージのパレード時に落車リタイア

英国のマーク・カベンディッシュ(ディメンションデータ)が2月21日にUAEで開幕したアブダビツアー第1ステージで、正式スタートとなる0km手前、ニュートラル走行中に落車。2017ツール・ド・フランスの落車時に痛めた部分と同じ場所を強打して、リタイアを余儀なくされた。

アブダビツアー第1ステージのパレード走行中に落車してリタイアを余儀なくされたマーク・カベンディッシュ ©LaPresse – Fabio Ferrari

第4回アブダビツアーは5日間のステージレースで、自転車ロードレースの最高カテゴリーである「UCIワールドツアー」に属していて、有力選手が温暖な地を利用してシーズン最初の足慣らしとして参加していた。

カベンディッシュの落車は集団走行時に発生したもので、監督が運転するチームカーの減速が原因だったようだ。所属するディメンションデータはカベンディッシュのケガの程度や復帰に要する時間をまだ明らかにしていない。

アブダビツアー第1ステージのスタート前に談笑するマーク・カベンディッシュ

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ファビオ・アルーが3年ぶりに地元ジロ・デ・イタリアに参戦表明

イタリアのファビオ・アルーが3年ぶりにジロ・デ・イタリアに参戦することを明らかにした。2018年にUAEエミレーツに移籍した同選手は、2017年のツール・ド・フランスで区間1勝を挙げ、総合5位でフィニッシュ。ジロ・デ・イタリアは2014年に総合3位、2015年に同2位の表彰台に上り、これまでステージ通算3勝。2015年には首位のマリアローザを着用したが、2016年から2年間は出場していなかった。

2015年の第13ステージでファビオ・アルーはマリアローザを着用したが、わずか1日の首位に終わった ©ANSA/LUCA ZENNARO

「ジロ・デ・イタリアに参戦するかどうかはとても重要な選択だった」とアルー。
「イタリア人アスリートにとっては特別な感情が芽生えるジロ・デ・イタリアに再び挑戦できることがうれしい。出場しようとした最大の動機は現在ボクの肩にはイタリアチャンピオンジャージがあるからだ」
イタリアのナショナルチャンピオンを決める国内選手権は毎年6月末にあり、ジロ・デ・イタリアでは前年チャンピオンのアルーがイタリア国旗をあしらったジャージを着用して出場する。

ジロ・デ・イタリアは5月4日にイスラエルのエルサレムで開幕し、27日にゴールする。

ファビオ・アルー ©LaPresse – Fabio Ferrari

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