登山で活躍する防水性に快適風合いを備えたジャケットが普段使いも最強

英国発祥のアウトドアブランド、KARRIMOR(カリマー)がソフトな風合いと軽量性を持つ2.5層の「WTX 2.5L ジャケット」を発売した。3カラー、2万6950円。

シームラインを極力少なくしたカッティングで防水性を向上させたWTX 2.5L ジャケット

WTX 2.5L ジャケットは、カリマー独自の防水透湿素材「WTX」を採用したシェルフーディー。ソフトな着心地で、十分な耐水性と適度な透湿性を兼ね備えている。

シームラインを極力少なくしたカッティングで、防水性の向上と軽量化を実現した。ドローコードやウィンドガードが付いたフード、袖口タブ&シャーリング、パッカブル機能など登山で活躍する機能を搭載している。

リュックサックのヒップベルト干渉を考慮し、腰回りのもたつきを最小限に抑え、より快適な着用感を提供する。

カリマー公式オンラインストアと取り扱い店舗で発売中。

WTX 2.5L ジャケット(Kオレンジ)
WTX 2.5L ジャケット(スチールブルー)

●カリマーのホームページ

たった1秒が勝敗を分けるからスペシャライズドのロードシューズは5万6100円

レーサーのための究極のロードシューズ、S-Works Aresに第2世代が登場。スペシャライズドがS-Works Ares 2(エスワークス・アーレス2)を発売した。

快適性を損なわずに足との一体感を高めたレーサーのための究極のロードシューズ。ロード世界選手権で優勝を飾った前作をベースに、UCIワールドツアーに出場するプロアスリートやサイクリングコミュニティからの意見を取り入れた。

ギアに対する要求が高いライダーに向け作られ、パワー、快適性、精確なペダリングを引き出し、乳酸閾値での出力を7ワット増大させながら、前足部への圧迫を44%軽減。全力でのスプリントでも足をしっかりホールドし、レース本番で絶大なアドバンテージをもたらすという。

「バイクとこれほどまでの一体感を得られたのは初めて。ペダルを踏み込むと、バイクが前に飛び出した。さらに、ロングライドでも締め付けや不快感がない。今まで履いた中で一番快適で、足をしっかりホールドしてくれるシューズ」とレッドブル・ボーラ・ハンスグローエのプリモシュ・ログリッチ。

レッドブル・ボーラ・ハンスグローエのログリッチ

●スペシャライズドの詳細ページ

モンベルの晴雨兼用傘(日傘)がアウトドアから日常まで使える

軽くて丈夫なモンベルのアンブレラシリーズ。紫外線遮へい率90%以上の生地を使用した晴雨兼用傘(日傘)に、骨長55cmの折り畳み傘と、折り畳まない長傘タイプが新たに登場した。裏面に黒いコーティングを施すことで、優れた遮熱効果を実現。トレッキングやキャンプ、日常使いなど、晴雨を問わず幅広いシーンで活躍する。

トラベル サンブロックアンブレラ 55(3カラー)6800円

裏面に黒いコーティングを施すことで優れた遮熱効果を実現した晴雨兼用の軽量傘。またコーティングが下からの照り返しを吸収し、まぶしさを軽減する。6本骨にすることで、軽量コンパクト性を実現。常時バッグに入れても気にならないサイズ。収納ケース付属。

登山にも折り畳み傘がおすすめな理由

登山の雨対策にレインウエアは必携だが、状況によっては傘もおすすめ。風の影響が少なく、高低差の少ない樹林帯などでは、傘の方が蒸れずに快適に歩ける。公共交通機関で登山に出かけるときも、行き帰りには傘があると便利。

プリント トレッキングアンブレラ 55(4カラー)7700円
プリント トレッキングアンブレラ 55

なんと16モデルもあるモンベルのアンプレラシリーズ

山歩きに使えるモンベルの折り畳み傘「トレッキングアンブレラ」が誕生したのは1987年。当時は山に傘を持っていくという発想自体がなかった時代。軽さと強度を併せ持つ登山用の傘は非常にユニークな存在だった。

そこから幾度も改良を重ねてたどり着いた現行モデルは、軽量コンパクト性にさらに磨きをかけ、トレッキングアンブレラのラインアップも全7モデルに拡大。UVカットや長傘などを含めると16モデル。大活躍間違いなしのアイテム。

●モンベルの詳細ページ

ファンデルプールがガンナとポガチャルを制してミラノ〜サンレモ優勝

世界最長距離となる289kmで開催されたミラノ〜サンレモ(3月22日、イタリア)はマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク)がフィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)とタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ・XRG)を制して優勝。2023年に続く大会2勝目。

ファンデルプール(中央)、ガンナ(左)、ポガチャルが最後の坂で先頭に。2025ミラノ〜サンレモ ©LaPresseFabio Ferrari/LaPresse

世界王者ばかり3選手のゴールスプリント勝負に

ファンデルプールはミラノ〜サンレモで2度目の勝利を飾った。大会2勝は17年ぶり。ポガチャルがチプレッサの上りで仕掛けてガンナを含む3人の優勝争いとなると、ガンナがペースを維持し、2選手をふるい落とそうとしたポガチャルに抵抗。ファンデルプールは頂上の手前でカウンターアタックした。

最後は3選手でのゴールスプリントとなり、ファンデルプールが残り300m地点からスパートして優勝した。

地中海リヴィエラ海岸に到達した2025ミラノ〜サンレモ ©LaPresse

人生で最も調子いいのでポガチャルに勝てると感じていた

「私は人生の中で最もいい状態にいる。ティレーノ〜アドリアティコでいい感触を得ていて、1週間の休息で最高の状態になれるとわかっていた。ポガチャルについていける自信があった」とファンデルプール。

「チプレッサではティム・ウェレンスがスピードを上げた瞬間から厳しくなった。ポガチャルが私たちを振り落とそうとすることは知っていたが、私は彼についていくのに十分な脚力があった。トルキーノを越えた後に日差しを見たとき、沿岸で気温が高くなるのを感じてチャンスだと思った。それがチプレッサで大きな努力ができた理由でもあるが、優勝争いが3人だけだと知って驚いた。

ポガチャルを打ち負かすことは特別なこと。彼は素晴らしい走りを見せた。ラスト300mからスプリントすると決めていたので、今日はそれが勝利のポイントだった。ミラノ〜サンレモで2度目の勝利を修めてうれしい。モニュメントはどれも特別だが、今日のレースの展開を考えると、このパフォーマンスを誇りに思える。今日はレースが非常に厳しかったので、終わった時はかなり感情的になった。また1つモニュメントを制覇したなんて信じられない」

ポガチャルのアタックに反応するファンデルプールとガンナ。2025ミラノ〜サンレモ ©POOL LucaBettini/LaPresse
ファンデルプールがガンナとポガチャルを制して優勝。2025ミラノ〜サンレモ ©LaPresse

2人の世界チャンピオンを相手にこれ以上できなかった

「今日は本当にうれしい。チームとして、私たちは素晴らしい仕事をした。私は世界チャンピオンである2人の優れたサイクリストに対して、これ以上のことはできなかった。私は自分のペースでポッジオを走り、頂上までその位置をキープして、2人のライダーについていくために下り坂では目を閉じた。今年はこれ以上のことはできなかったので、来年こそ勝てるように頑張りたい」と2位ガンナ。

優勝のファンデルプール。左が2位ガンナ、右が3位。2025ミラノ〜サンレモ ©LaPresse

最善を尽くしたが今日はマチューが強すぎた

「私たちは計画どおりに、完璧な仕事をした。チームは素晴らしかった。私は最善を尽くした。チプレッサでアタックした。1人で行けると試みたが、マチューやピッポ(ガンナ)と一緒に行けて満足だ。本当にいいグループだった」とポガチャル。

「ポッジオでも再度挑戦した。早めに仕掛ける必要があることは分かっていた。マチューは今日非常に強かった。私たちはみんなラスト300m、同じポイントでスプリントを開始する考えを持っていたが、少し追い風があったので直線路のローマ通りはとても速かった。マチューが最も強かったので、彼に敬意を表したい。3位に満足する必要があるが、来年もっと頑張りたい」

世界最長289kmの自転車レース、2025ミラノ〜サンレモ ©Fabio Ferrari/LaPresse

アルケア・B&Bホテルズがビアンキ140周年ジャージでミラノ〜サンレモ出場

フランスのアルケア・B&Bホテルズが3月22日にイタリアで開催されるミラノ〜サンレモでスペシャルジャージを着用する。タイトルスポンサーであるアルケアとB&Bホテルズを象徴する赤黒のカラーと、自転車サプライヤーのビアンキの140周年創業を祝うチェレステカラーを組み合わせたコレクターズジャージだ。

©Aubin Lipke / ARKEA-B&B HOTELS

「初めてミラノ〜サンレモに出場する。今シーズンの最初のクラシックで、このモニュメントのスタートラインに立つことをとても楽しみにしている」とケヴィン・ヴォークラン。

©Aubin Lipke / ARKEA-B&B HOTELS

「冬に下見をする機会があったが、やはり神話的なものだった。タデイ・ポガチャルとともにスタートし、通常とは異なるシナリオのレースを見ることができる。そのため、チャンスをつかむ可能性もある。コースは気に入っている。特にフィニッシュに近いカピが私に合っている。残り20km地点にチプレッサ、そしてフィニッシュから5kmの地点にポッジオがある。そこで約5分の上りがあって、その後はテクニカルな下りがある。もし有力選手たちが互いに警戒し合うようであれば、伏兵が勝つ可能性があるし、ポッジオの頂上をクリアできたスプリンターにもチャンスがある。ミラノ〜サンレモではすべてが可能で、チームは、私たちに与えられるすべてのいい機会を見逃さないようにしたい」

©Aubin Lipke / ARKEA-B&B HOTELS

今度のブロンプトンはセラミックコート…価格は100万円超え

英国ロンドン生まれの折りたたみ自転車ブランド、ブロンプトンがフラッグシップモデルである「T Line」 をカラフルに進化させた「T Line Ceratech Bronze」を4月上旬より順次販売開始する。

Screenshot

宇宙船やレーシングカーにしか使用されないセラミックベースの堅牢なコーティング、セラコートを施し、最軽量のT  Lineをカラフルに進化させた。欧州、米国では「Ceratech Black」 が発売され、アジアでは「Ceratech Bronze」が販売される。

2021年に初めて発売されたT Lineは、シティライディングを一変させるために作られたモデル。T Line Ceratechはこの目標を忠実に守り、精密なエンジニアリングと最先端の素材を融合させることで、耐久性に優れながら、この世のものとは思えないフィーリングを持つ、美しくタフなバイクを実現した。

T Line Ceratech Bronze
ギア:4速 or 12 速
マッドガード :付属
ハンドルバー :Low or Mid
フロントライト:オプション
価格:4速 ¥1,034,000(税込) 12速 ¥1,076,000(税込)
※仕様に関しては予告なく変更になる可能性がある

●ブロンプトンのホームページ