頚椎負傷のワレン・バルギルが3月25日のカタルーニャで実戦復帰

アルケア・サムシックのワレン・バルギル(フランス)が3月25日に開幕するボルタ・ア・カタルーニャ(スペイン)でレース復帰することになった。3月11日のパリ〜ニース第2ステージで落車。第2頚椎の2カ所を骨折する重傷を負ったと報じられていた。

パリ〜ニース第2ステージで落車したワレン・バルギル © Team Arkéa – Samsic 2019

3月21日に精密検査を受けたバルギルは、チームドクターのジャンジャック・メヌエからレース復帰の判断を与えられた。
「パリ〜ニースでは落車によって深刻なケガを負ったバルギルは、選手としてだけでなく今後の生活にも支障をきたす恐れもあったが、レントゲン撮影による再検査の結果、最小限の頚部負傷にとどまったことが認められた。リハビリなしにレース復帰できるはずだ」

チーム発表を受けて、バルギルは3月25日から31日まで開催されるボルタ・ア・カタルーニャに参加することになった。

トレックがeMTBの日本発売を予告…2020モデルを想定

トレック・ジャパンは、電動アシスト付きマウンテンバイク(eMTB)を2020年モデルとして発売することを正式決定した。詳細な仕様や価格、製品名、発売時期は確定していないが、軽量なフルカーボンフレームのフルサスペンションモデル、およびアルミフレームのハードテイルモデルとなる予定。

欧米や豪州において、eバイクは爆発的な勢いで普及していて、特にeMTBでのトレイルライドは非常にポピュラーなアクティビティとして認知されている。トレックは2018年2月よりクロスバイクタイプのeバイクの日本展開を開始し、通勤やサイクリングのパートナーとして好評を得ているが、本格的なマウンテンバイクタイプの発売により、eバイクの普及、マウンテンバイク文化の盛り上げに貢献したいと考えているという。

中島康晴がツール・ド・台湾でポイント賞を獲得

台湾をおおよそ北から南に縦断したツール・ド・台湾(UCIアジアツアー2.1)は、3月21日に5日間の戦いに幕が下りた。この大会に初出場を果たしたKINAN Cycling Teamは、ポイント賞のグリーンジャージでスタートした中島康晴がその座を守り切り、賞を確定。最終ステージでも7位に入り、最後までアグレッシブな姿勢を崩さず大会を終えた。

ツール・ド・台湾でポイント賞を獲得した中島康晴 ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

平坦あり、山岳ありと、バリエーション豊かなコース設定で熱戦が展開された同大会。中島が第3ステージでポイント賞争いで首位に立ち、グリーンジャージに袖を通した。さらに、第4ステージでも得点を加算し、ここまでリードを守ってきた。

そして大会最終日。全5ステージの戦いは、21日に行われる192.8kmを残すのみとなった。ルートはおおよそ海沿いを走る設定で、中盤にかけては南シナ海沿いを往復する。クライマックスは、大鵬湾を囲うサーキットコースをおおよそ4周回。その間に2回設定されている中間スプリントは、総合成績のジャンプアップをかけたボーナスタイム争いや、ポイント賞を賭けたスプリンターたちの戦いなど、さまざまな要素が秘める。レースとしては平坦ステージにカテゴライズされ、定石であればスプリンターの競演となるところだが、個人総合が僅差での争いとなっていることもあり、あらゆる展開が想定された。

それらを受けてKINAN Cycling Teamとしては、中島のグリーンジャージを最優先しつつ、首位から総合タイム差16秒につけるトマ・ルバ、サルバドール・グアルディオラ、マルコス・ガルシアによる順位のジャンプアップの可能性を模索していくこととなった。

迎えたレースは、スタート直後からアタックと集団による吸収との繰り返し。数人がリードを奪うも、そのほとんどに総合での上位進出の可能性を持つ選手たちが入るため、それを嫌うチームが追いかけ、やがてキャッチする流れに。KINAN勢も新城雄大が逃げにトライしたほか、トマも総合争いのライバルたちと協調して先行を図るが、いずれも実らない。

出入りの連続で激しさを増すプロトン内でアクシデントが発生。スタートから60kmほど進んだポイントで数人がクラッシュ。大久保陣が巻き込まれ、地面に叩きつけられてしまう。落車のダメージによりレース続行は難しいと判断し、大事をとってリタイアすることとなった。

残った5選手でのレースとなったKINAN勢は、70km付近でようやく形成された逃げグループには合流せず、集団内に待機。リーダーチームが逃げを容認し、集団のコントロールを始めたことでレースは落ち着きを見せる。逃げグループがコースを逸脱するハプニングがあり、一時レースがストップしたが、タイム差を維持して再スタート。その後は淡々と進んだ。

距離を追うにつれ集団が逃げグループとの差を着々と縮め、大鵬湾沿いの周回コースに入ったタイミングで先行していたメンバーは全員吸収。新たに1人がアタックし、独走を開始したが、集団は射程圏内にとどめながら進行する。

サーキット2周回目に入ると、中間スプリントに向けて集団は活性化。中島のポイント賞がかかるKINAN勢も隊列を組んで集団前方へとポジショニング。だが、ここはボーナスタイムを狙う総合上位陣がメインの争いに。ポイント獲得に状況を整えていた中島だったが、総合勢をリスペクトし自らのスプリントは行わず。続く3周回目に設定された中間スプリントも同様に総合上位陣の争いとなった。

しばらく続いた1人逃げは、最終周回でふりだしに。フィニッシュまでの約10kmは、スプリントに向けた主導権争いへと変化。KINAN勢もサルバドールやトマらが前方へと姿を見せ、中島のスプリントポジション固めに従事。最後を託された中島は、好位置へ自ら切れ込んで勝負に挑んだ。

残り約200mから左へとコーナーリングをしながらの変則レイアウトでの集団スプリント。中島はライバルたちの先着こそ許したが、7位でフィニッシュラインを通過。肝心のポイントは9点を獲得。

ポイント賞をかけて争った他選手の順位との総合により、中島は同賞を守り切ることに成功。グリーンジャージを確定。第3ステージで得たリーダージャージを最後まで奪われることなく戦い抜いた。

個人総合ではサルバドールがチーム最上位の13位。トマも15位に続き、それぞれUCIポイントを5点ずつ獲得。大会を通じては、第1ステージ3位の中島獲得分と合わせて13点をゲット。また、チーム総合ではトップと同タイムで3位としている。なお、途中リタイアの大久保は頭部に裂傷を負ったものの、処置の後にチームへと戻っている。

これまでステージレースでの総合成績や、山岳での走りでインパクトを残すことの多かったチームは、スプリンターの華ともいえるポイント賞争いでも結果を出し、新たな一面を今大会で披露。総合でも上位を狙える位置で5日間走り続けたことも含め、山岳・平坦と総合的に戦えるチームのスタイルが実ったといえそうだ。また、スプリントでは中島だけではなく、出場した6選手がそれぞれの役割を意識して奮闘。ポイント賞のグリーンジャージ獲得に至った最大の要因となった。

KINAN Cycling Teamは引き続き充実のレース活動を進める。次戦は3月22~24日のツール・ド・とちぎ(UCIアジアツアー2.2)。台湾で得た勢いのまま、国内UCI国際レースでも結果を求めていく。

中島康晴

中島康晴のコメント
「ポイント賞を獲得できてとてもうれしい。チームメートがジャージ獲得のために働いてくれて、それに応えることができてよかった。ただ、ステージ優勝がしたかったというのが正直なところ。

チームの総合系ライダーも自分のスプリントのために仕事をしてくれて、そうした姿勢がKINANはスプリントもできるということを他チームにアピールする材料になった。特に、グリーンジャージを着てからは集団内でもリスペクトしてもらっていることを実感できたし、なによりチームとしての戦術の幅が生まれると思う。今後のレースに向けて、大きなきっかけにできたと感じている。

昨シーズン、自分がスリランカ Tカップで個人総合優勝してからチームに勢いが生まれたといろいろな方に言っていただけた。今回も、このポイント賞を機にチームメートが続いてくれると信じている」

まったく新しい衝撃吸収技術を備えたボントレガーのヘルメット

トレック・ジャパンは2019年3月20日、サイクリングヘルメットの安全性を飛躍的に高める衝撃吸収技術WaveCel(ウェーブセル)を搭載したヘルメット2モデルを、ボントレガーブランドから発売した。WaveCelとは、ヘルメットの内側に設置されたまったく新しい衝撃吸収技術のことで、製品は世界で初めてWaveCelを搭載したもの。

■サイクリングヘルメットにおけるプロテクション
一般的なEPSフォーム(発泡スチロール)のヘルメットは、主に頭部に垂直にかかる衝撃を吸収し、頭蓋骨骨折を防ぐことを想定して開発されている。しかし現実世界では、サイクリング中に転倒した場合、頭部が斜め方向で地面に衝突し、回転やひねりの力によって脳が揺さぶられることで、脳震とうや後遺症につながる脳障害が発生する。

こういった脳へのダメージの多くは、頭蓋骨骨折を伴わず、頭蓋骨の内部で発生することがわかっている。トレックは、このダメージを最小化することこそがサイクリングヘルメットに求められる最も重要な性能であると考え、より安全なヘルメットを提供するため、外部研究機関と綿密に連携しながらヘルメットの開発を進めてきた。

■WaveCelの機能
WaveCelは、頭部にかかる斜めの衝撃を吸収することを目的に開発された。衝撃を受けると、WaveCelのレイヤーが独立して動き、セル構造が変形し、つぶれた後に横方向へ滑り、頭部にかかる衝撃を積極的に吸収する。WaveCelは、一般的なサイクリングでの転倒を想定した実験において、軽度の脳障害の発生を1.2%に抑える。

なお、従来のEPSフォームヘルメットにおいては、同条件での実験で、軽度の脳障害の発生が58.2%、WaveCelと同じく斜めの衝撃を吸収するために開発されたスリップライナー「MIPS(ミップス)」を搭載したヘルメットにおいても、34.2%にとどまる。WaveCelは他製品と比べ、圧倒的なプロテクションパフォーマンスを提供する。実験は、標準的なEPSフォームのヘルメットと、WaveCelを取り付けた同一のヘルメットを、秒速6.2m、斜め45度の衝突で生じるAIS スコア2の怪我(脳震とう~軽度の脳障害)の発生確率を比較。

■WaveCelの今後の展開
トレックは、米APEXバイオメディカルが開始したWaveCelの技術研究に初期段階から協力してきた。今回発売されるヘルメットは、世界初のWaveCelが搭載された製品となる。今後、他のスポーツやアクティビティ用のヘルメットにおいて、WaveCelの技術が搭載された製品が発売予定。

■トレック・バイシクル アメリカ本社 ジョン・バーク社長のコメント
「より多くの人にバイクに乗ってもらうには、ライドをより安全で身近なものにしなければならない。WaveCelは、今までデザインされた中で最も発達したヘルメットテクノロジー。これを搭載したヘルメットこそが、ライドをより安全にし、誰でも楽しめるものにする」

Bontrager XXX WaveCel ロード ヘルメット
Bontrager XXX WaveCel ロード ヘルメット

■ボントレガー WaveCel ヘルメット ラインアップ
XXX WaveCel Road Helmet(トリプルエックス ウェーブセル ロード ヘルメット)
・エアロダイナミクスや軽量性を重視したハイエンドモデル。
・価格:3万1481円(税別)
・サイズ:S/M、M/L・カラー:Black, White, Red, Visibility Yellow, Azule, Purple Phase

Bontrager Specter WaveCel ロードヘルメット
Bontrager Specter WaveCel ロードヘルメット


Specter WaveCel Road Helmet(スペクター ウェーブセル ロード ヘルメット)
・日常的なサイクリングを目的としたミドルグレードモデル
・価格:1万9444円(税別)
・サイズ:M、L・カラー:Black, White, Red, Visibility Yellow

イヴリーヌ県が2023年までツール・ド・フランス最終ステージのスタート地に

パリの西隣にあって、ヴェルサイユ宮殿などがあることで知られるイヴリーヌ県が2019年から2023年までツール・ド・フランス最終ステージのスタート地点となる。3月20日に主催者が発表した。

2013年の第100回ツール・ド・フランスでイヴリーヌ県を行く © PRESSE SPORTS

イヴリーヌ県はヴェルサイユ、ランブイエ、2018年最終ステージのスタート地となったウイユなどの町がある。県ナンバーは78。2019年の第21ステージはランブイエをスタートすることがすでに発表されているが、さらに2023年まで最終ステージのスタート地点をホストすることに主催者と合意した。

マヴィックをアメアスポーツが売却へ…投資ファンドが日本市場拡大を目指す

アメアスポーツが米国を本拠地とするプライベートファンドのRegentと、MAVIC(マヴィック)の株式売却とサイクリングビジネスの移管に関する独占交渉権を締結した。2019年の第二四半期中には経営権の移管やそれに関連する業務が完了する見込み。

ツール・ド・フランスのニュートラルサポートを務めるマヴィック

プライベートファンドのRegentは、 MAVICがこれまでの自転車業界において果たしてきた実績をリスペクトするとともに、MAVICの経営陣と今後のビジネス戦略を検討し、新しい技術やデザイン、製品や流通のチャネルなどを見直すことで、MAVICが再び自転車業界をリードするブランドになるように関わっていく。

MAVICにとって日本は戦略的に重要な市場という認識があるので、今後もアメアスポーツジャパンが業務を行っていき、一般消費者への影響は及ばない。

収納・携帯性&7段変速の快適な走行性を両立!ルイガノのフォールディングバイク「EASEL 6.0」

LOUIS GARNEAU日本総販売代理権を持つあさひは、2019年3月より、フォールディングバイク 「EASEL 6.0(イーゼル6.0)」の販売を開始した。

ルイガノ・イーゼル6.0(マットブリリアントグリーン)
車での持ち運びや室内での収納にも便利。折りたたみ時寸法:縦700mm×横800mm×奥行400mm

昨今、都市部を中心に健康志向の高まりなどから、通勤・通学シーンをはじめとした日常での自転車活用が注目を集めている。フォールディングバイク「EASEL 6.0」は、駐輪スペースの確保が難しい都市部で新生活を始められる人におすすめの収納・携帯性、そして走行性を兼ね備えた一台。

軽量な アルミフレーム、20×1.5インチタイヤを採用することで、都市生活に便利な高い収納性と携帯性を実現しながらも、SHIMANO製の7段変速や、制動力の高いVブレーキを装備することで坂道の多い都市部でも快適な走行が可能に。女性にもピッタリなルイガノならではの豊富なカラーバリエーションも魅力の一台となっている。

ルイガノ・イーゼル6.0(LGホワイト)
電車などでの輪行にも便利な「EASEL 6.0専用バック」。4212円(税込み)。カラー:GRAY/BLACK

EASEL 6.0(イーゼル6.0)
販売日   :2019年3月より販売開始
販売価格:5万2920円(税込み)
カラー    :LG WHITE
     LG BLACK
     MATT BRILLIANT GREEN
     MATT LAVENDER
サイズ    :290mm(適正身長145cm~175cm)
変速      :SHIMANO TOURNEY (7段変速)
重量      :11.2kg(290mm)
取扱い   :全国の取扱販売店

LOUIS GARNEAUのホームページ

あさひ最大級の売場面積と展示台数。サイクルベースあさひ座間店が3月21日リニューアル

自転車専門店のあさひは、2019年3月21日(木)より、「サイクルベースあさひ座間店」を移転リニューアルオープンさせる。従来の標準的な店舗の売場面積約600平方m(180坪)を超える約1000平方m(300坪)の売場面積を有し、常時約600台の自転車展示により多様な来店者のニーズにこたえる品揃えを展開。

スポーツサイクルコーナーはゆったりとした自転車展示や関連パーツの豊富な品ぞろえで、初心者にもじっくり見やすく、選ぶ楽しみを感じられる売場となっている。需要の高まるシニア向け自転車のラインナップも充実するなど、子どもから大人、日常使用から本格スポーツまで幅広いニーズに対応している。


また、あさひのリユース自転車取扱店「LOHAS Cycle asahi(ロハスサイクルあさひ)」を店内に併設し、自転車の査定・買取の実施とともに自転車専門店としてあさひが定める基準をクリアしたリユース自転車を多数取り揃えて販売している。買取・リユース車販売はスポーツ車・電動アシスト自転車・キッズ用自転車のみ。シティサイクルのリユース取り扱いはなし。

サイクルベースあさひ座間店のホームページ

サイクルベースあさひ座間店
住所   :〒252-0012 神奈川県座間市広野台1-25-9
営業   :10時~20時 土日祝10時~20時
    ※5/21~翌2/20 平日11時~20時 土日祝10時~20時
定休日 :不定休
TEL    :046-298-5112
売場面積:300坪(1,000㎡)   
アクセス :小田急小田原線「相武台前」駅下車徒歩約20分
     県道50号座間大和線沿い「相武台団地入口」交差点から南東に約400m