石上優大と夢乃が兄妹そろって全日本チャンピオンに

第87回全日本自転車競技選手権大会ロードレースは6月23日、島根県益田市で大会2日目のカテゴリーが行われ、男子U23で石上優大(AVCエクサンプロバンス)で石上優大が、女子U17で石上夢乃(横浜創学館高)が優勝。兄妹で年齢別の日本チャンピオンになった。

全日本選手権ロード女子ジュニアを制した石上夢乃 © 2018 JCF

全日本選手権ロード男子U23で優勝した石上優大 © 2018 JCF

3周43kmで行われた女子ジュニア+U17は、先行した7人の中から渡部春雅(駒沢大学高)が上りでアタックし、30秒ほど先行する。しかし残り4km付近で後続の5人が追いつき、6人でのスプリント勝負へ。 先行した中冨尚子(京都産業大)を僅差でかわした石上夢乃が優勝。個人タイムトライアルと合わせて2冠を達成した。同時出走のU15は、4位の渡部が優勝した。

全日本選手権ロード女子ジュニアを制した石上夢乃(中央)。左は2位中冨尚子、右は3位平尾愛菜 © 2018 JCF

全日本選手権ロード女子U17で優勝した渡部春雅(中央)。左は2位内野艶和 、右は3位石田唯 © 2018 JCF

11周156kmで行われた男子U23は、序盤に先行した7人が7周目に吸収。8周目に新たに10人が先行して9周目に入る。その中から、石上優大がアタックし、松田祥位(EQADS)が追従。2人が後続に1分以上の差をつけて逃げる。最終周回の11周目、上りで松田が遅れると、石上は残り10km以上を独走で逃げ切って優勝。2位に松田、3位は集団スプリントの先頭を獲った大前翔(慶應義塾大)が入った。

全日本選手権ロード男子U23で優勝した石上優大(中央)。左は2位松田祥位、右は3位大前翔 © 2018 JCF

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全日本選手権ロードに向けて順調な調整…キナンサイクリングがタイトル獲得に挑む

2018年ロードレースの日本チャンピオンを決める全日本選手権自転車競技大会ロードレースが6月22日に開幕。島根県益田市を舞台に全7カテゴリーで王座を競う。キナンサイクリングからは2カテゴリーに計7選手が出場。レース本番に向けて準備を着々と進めている。選手・スタッフは大会開幕前日の21日に開催地入り。到着後すぐにコース試走を兼ねたトレーニングを実施。各選手がコースの雰囲気や体調の確認に時間を費やした。続く22日も一部選手がレースコースで最終調整。

益田市の全日本選手権ロードコースでトレーニングするキナンチーム ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

コースは1周14.2kmのサーキット。北東に針路をとる前半が長い上り、折り返して南西へと戻る後半は下り基調。選手の多くがポイントに掲げる周回前半の登坂は、最大勾配8%。それを経ての下りでもテクニカルな区間があり、最初から最後まで気の抜けないレースとなることは間違いない。

キナンは23日からの競技参戦。23日正午にスタートを切る男子アンダー23に塚本一樹と山本大喜が出場。前週の個人タイムトライアルを快勝した山本大にとっては、日本タイトル2冠をかけてスタートラインにつく。また、2018年2月のアジア選手権でもこの種目を制していて、アジア・日本通じて今シーズン3つ目のビッグタイトルを目指す。レース距離は11周回・156km。

大会最終日の24日午前9時からは男子エリートが15周回・213kmで行われ、山本元喜、中西健児、雨乞竜己、中島康晴、新城雄大の5人が出走。レース全体での獲得標高が約4000mにのぼり、タフな戦いが予想される中でいかにチーム力を発揮できるかが勝敗のカギを握る。

チームにとってはシーズン最大目標として挑んだ5月のツアー・オブ・ジャパン、6月のツール・ド・熊野に続く大きなイベントととして重要視するこの大会。2018年の日本一、そして日の丸があしらわれる日本チャンピオンジャージの獲得にかけて、レースに挑む。

全日本選手権自転車競技大会ロードレース
●6月23日 12:00スタート 男子アンダー23 156km(14.2km×11周回)
302 山本大喜
306 塚本一樹

●6月24日 9:00スタート 男子エリート 213km(14.2km×15周回)
39 中島康晴
41 山本元喜
42 雨乞竜己
43 中西健児
44 新城雄大
※選手名の前の番号はレース時のナンバーカード

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全日本選手権エリート女子ロードで与那嶺恵理が3連覇…U23は中井彩子

第87回全日本自転車競技選手権大会ロードレースが6月22日に島根県益田市で開幕し、女子エリートで与那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)が3連覇を達成。女子U23は中井彩子(鹿屋体育大)が優勝した。

全日本選手権エリート女子ロードを制した与那嶺恵理 © 2018 JCF

14.2kmのコースを9周する128kmで行われた女子エリート。4周目に与那嶺がアタックすると金子広美(イナーメ信濃山形)と牧瀬翼(マースランドステル)の3人が先行。萩原麻由子(アレ・チポッリーニ)、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)らの集団は2分以上後方となり、勝負は先行する3人に絞られた。残り3周の上りで牧瀬が遅れ、その後に金子も遅れ、与那嶺が独走で残り2周へ。最終的には2位以下に3分の差をつけてフィニッシュし、女子エリート3連覇を達成した。

全日本選手権エリート女子ロード優勝の与那嶺恵理(中央)。左は2位金子広美、右は3位牧瀬翼 © 2018 JCF

中井彩子が全日本選手権U23女子ロードで優勝 © 2018 JCF

7周99kmで行われた女子U23。序盤から梶原悠未(筑波大)と池上あかり(福岡県自転車競技連盟)の2人が逃げ、後続に2分の差をつける。5周目に下山美寿々(早稲田大)、菅原朱音(八戸大)、中井が追走して追いつき、池上が遅れて新たに4人の先頭集団が形成された。最終周回の上りで下山がアタックを繰り返すと菅原が遅れて3人に。その後も下山と中井がアタックするが決定的な動きにはならず、最後のスプリント勝負へ。残り300mから抜け出した中井が先頭でフィニッシュし、女子U23優勝を決めた。
全日本選手権U23女子ロード優勝の中井彩子(中央)。左が2位下山美寿々、右が3位梶原悠未 © 2018 JCF

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JALがロードバイクを受託手荷物として荷室搭載する専用ボックスを開発

日本航空が自転車輸送用の受託手荷物専用ボックス「SBCON=エスビーコン」を、せとうち観光推進機構、S-WORKSとともに開発。国内線ツアーに参加したサイクリストのロードバイクを受託手荷物として機内の荷物室に搭載するサービスを2018年8月に開始する。今後ますます盛んになることが予想されるサイクルツーリズムのニーズに応える試みで、今後は個人利用者にも利用できるように準備を進めていく。

樹脂製段ボールの重厚なボックスは単体で十数kgと重いため、宅配には適さないが集合場所となる空港に配備。利用者は空港まで自転車で走っていくか、クルマで運搬するなどでアクセス。前輪を外すだけでボックス内にものの数分で収容できるという。現在はさまざまな施策を検討中の段階だが、2018年8月には羽田空港発の国内線を利用した「しまなみ海道モニターツアー」を3日間の日程で開催したいという。ツアー代金は未定。

ボックスは機体下部の荷物室にフィットする形状をしている

ロードバイクならディスクホイールにも対応。MTBは現在のところ収納できないという

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「すこやカラダ大作戦」で福島のこどもたちの元気なカラダづくりを支援

小野薬品工業とスポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構が福島県相馬市で、元気なカラダづくりを推進する「すこやカラダ大作戦 in ふくしま」を開催。3月18日のキックオフイベント以降、5月までに3回にわたって運動習慣定着への事後プログラムを開催した。

長距離トラック元オリンピック代表の弘山晴美さんにリレーやマラソンの給水を教えてもらった

このプロジェクトは糖尿病・がん領域に注力している小野薬品と、スポーツを通じた社会貢献に取り組む同機構が中心となり、東北3県で課題となっている小児肥満の改善をはじめ、次世代を担う子どもの健康の推進と元気なカラダづくりを支援する取り組み。キックオフイベントでは、アスリートと一緒に3つのスポーツを体験するとともに、生活習慣病の専門医による健康に関するセミナー、2018年は地元食材を使った食育(炊き出し)も行った。また事後プログラムとして、継続的に運動する機会を提供し、「スポーツやカラダを動かす楽しさ」を伝え、食生活や生活習慣に変化を与えていくことを目指して実施した。

プロジェクト4年目の「すこやカラダ大作戦 in ふくしま」では、3月18日に開催したキックオフイベントに加え、5月までに3回にわたってさまざまなスポーツを体験する事後プログラムを開催。2018年は6~9歳の子どもたち延べ131名が参加した。小児肥満改善の啓発を目的に、運動の楽しさに継続してふれることで、習慣化のきっかけを提供するとともに、保護者のに子どもたちのすこやかな身体づくりに向けた食事などの生活習慣を考えてもらう活動を行ってきた。

復興支援活動「すこやカラダ大作戦」
主催:「すこやカラダ大作戦」プロジェクト実行委員会
実施実績:2015年/福島県大沼郡会津美里町(参加人数:延べ233名)
     2016年/宮城県石巻市(参加人数:延べ381名)
     2017年/岩手県大船渡市(参加人数:延べ207名)
     2018年/福島県相馬市
参加対象:福島県、宮城県、岩手県の小学校低学年
実施内容:スポーツ選手のパフォーマンス、スポーツリクリエーション、生活習慣セミナー(保護者対象)など

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2日間で伊豆半島13市町村を走るサイクリングイベントが11月17、18日開催

「伊豆半島1周サイクリング2018」が11月17日(土)、18日(日)に開催されることになり、6月22日(金)よりエントリーを開始する。2日間で伊豆半島を1周するサイクリングイベントで、2018年で5回目の開催となる。大会アンバサダーは、元五輪代表でサイクリングプランナーの田代恭崇さん、プロロードレーサーの西加南子。申し込み締め切りは10月26日(金)。

海と山が織りなす伊豆半島1周の本格コース

走行距離210km、獲得標高3836mの走り応えのあるコースを2日間をかけて走るコースで、スタート会場は4カ所から選択できる。初心者サイクリストでも参加しやすい「伊豆ワンウェイコース」も2コースある。計10カ所あるエイドステーションでは伊豆半島各市町が土地の名物・特産品をふるまう予定。2018年から「ツール・ド・ニッポン」シリーズのひとつとして開催される。

伊豆半島1周に伊豆の絶景スポットがオールインワン


伊豆半島1周サイクリング2018 
■開催日:2018年11月17日(土)、18日(日)
■会場:伊豆高原駅、日本サイクルスポーツセンター、サイクルステーション静浦東、道の駅くるら戸田、まどが浜海遊公園、河津桜観光交流館
■種目:サイクリング 定員:1000人
■主催:美しい伊豆創造センター、ルーツ・スポーツ・ジャパン 
■事務局:ツール・ド・ニッポン事務局(ルーツ・スポーツ・ジャパン内)
伊豆半島1周サイクリング2018の公式サイト

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ジロ・デ・イタリアの「ライドグリーン」活動でゴミの9割をリサイクル

2018年5月に開催された第101回ジロ・デ・イタリアは国内で開催された18ステージで75トンの資源ゴミを回収し、全体の9割のリサイクルに成功した。大会は「ライドグリーン」プロジェクトと題して、3年前から資源ゴミ回収活動を行っている。

補給地点には選手がゴミを捨てていいエリアを設定 © Fabio Ferrari – LaPresse

各ステージのスタートやゴールの会場には「生ゴミ、紙、プラスチック、瓶、分別不能」の5つのゴミ箱が設置され、来場者に分別回収をうながした。それぞれの町ごとにリサイクル率を集計し、高い回収率を記録した自治体を表彰するなどの企画を展開した。

スタートやゴールには分別ゴミ箱が設置された © LaPresse – Spada

オーガニック飲料を新発売したレッドブルがライドグリーンプロジェクトを支援した

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USTロードチューブレスホイールに新たなカーボンリムモデルが登場

アメアスポーツジャパンの取り扱うMAVIC(マビック)が幅広いシチュエーション、スピードで効率のいい走りを可能にするコスミックプロカーボンUSTを新たに2019年モデルとして発売する。

コスミックプロカーボンUST(フロント)

2017年にデビューしたUSTロードチューブレス、コスミックプロカーボンSL USTと同じリムを採用するモデル。日本
国内では先行してツール・ド・フランスモデルが発売となり、9月以降に通常モデルの発売を予定している。ツール・ド・フランスモデルにつきましては、近日中に告知予定。

コスミックプロカーボンUSTはリムブレーキタイプ、ディスクブレーキタイプともに24万円(税別)。

コスミックプロカーボンUST(ロヤ)

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