トレックのVerve+が第1回伊豆E-BIKEフェスティバルに登場

トレック・ジャパンは静岡県田方郡函南町の道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」で開催される日本初のeバイク専門デモイベント「第1回伊豆E-BIKEフェスティバル」に、電動アシストクロスバイクVerve+を出展する。同イベントは、2017年5月にオープンした道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」を舞台に、新しいサイクルツーリズムの可能性と、きたるeバイクブームに先駆け、eバイクの魅力をどこよりも早く、比べて楽しめるイベントを目指して開催される。

eバイク試乗用ショートコース&ビギナーに向けた講習会
当日は試乗用のショートコースとeバイク初心者向けの安全講習を実施。誰でも安心してeバイクを楽しめる会場が用意される。eバイクならではの加速感や坂道でのアシスト能力を、伊豆半島の自然の中で、十分に感じることができる。

eバイクが変える未来の移動手段をテーマにした各トークセッション
今回のイベントは実車を体験してみるだけではなく、「eバイクが変える未来の移動手段」をテーマにeバイクの魅力を深く知るためのスぺシャルトークセッションを開催。出演者は20年以上世界のeバイク業界の動向に注目してきた自転車ジャーナリスト・難波賢二(なんばけんじ)と、2017・2018日本カーオブザイヤー選考委員でもあるモータージャーナリストで、自身もeバイクオーナーである島下泰久(しました・やすひさ)が「モビリティの電動化とeバイク」をテーマに語り、eバイクだけでなく、未来のモビリティについて考察。さらにサイクルスポーツ編集部・江里口恭平(えりぐち・きょうへい)がeバイクで走る伊豆半島の魅力を紹介。

ミヤタ・リッジランナー

トレック・Verve+

■タイムスケジュール5月26日(土)(予定)
10時00分 開場、試乗受付開始
10時00分 「eバイクでの伊豆半島の走り方」セルフツアールートガイダンス
11時00分 スペシャルトークショー「モビリティの電動化とeバイク」(1回目)
13時40分 スペシャルトークショー「モビリティの電動化とeバイク」(2回目)
14時00分 出展ブランド各社による商品紹介プレゼンテーション
15時00分 スペシャルトークショー「eバイクで走る伊豆半島」
eバイク初心者向け講習会(10時、11時、12時、14時、15時、16時 定員各8名)
18時00分 閉場

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ラファがサイクルウエアとの接点であるサドルを作るとこうなった

英国製サイクリングウエアの人気ブランド、ラファがオリジナルサドルをリリースした。同社ショッピングサイトの日本語版にも紹介され、関税込みの価格で購入できる。

ラファ・プロチームカットアウト。4万8000円

ウエアデザインの最先端で14年開発をしてきた経験を活かしたラファサドルは、同社のビブショーツと組み合わせて使用することで、人間と自転車が接触する最も重要なポイントに最高の快適性をもたらすようにデザインされた。ラファではこの2年間、異なるライディングスタイルのための2種類のサドル、クラシックとプロチームをゼロから開発してきたという。

プロチームサドル
軽量でハードなライディングでも快適なサドル。レースにも最適で、プロチームビブショーツIIとの組み合わせで最高レベルの快適性を発揮する。総カーボン製ハンドメイド、最大の快適性を最小の重量で実現したデザインで、重量は細幅タイプで144g。かかる圧力を逃がすために「カットアウト=切り抜き」を入れたタイプもあり、さらに軽量な141gに。

ラファ・クラシックサドル。3万円

クラシックサドル
時代の中で洗練されてきたスタイルを手作りで完成されるコンテンポラリーなディテールと融合したこのサドルのゆるやかにカーブする形状は、クラシックビブショーツIIとの組み合わせを想定したデザイン。快適性を優先するライダーにオススメだという。イタリアでカーボン繊維を重ねて作られているワンピース構造のカーボンレールに支えられるシェルは、カーボンで補強された軽量なナイロン製で、微孔が開けられたカバーがかけられている。

●ラファサドルのホームページ

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モホリッチがジロ・デ・イタリア第10ステージ優勝…イェーツ首位堅持

第101回ジロ・デ・イタリアは5月15日、ペンネ〜グアルドタディーノ間の244kmで第10ステージが行われ、バーレーン・メリダのマテイ・モホリッチ(スロベニア)が初優勝。総合成績ではミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ(英国)が首位を守った。チームメートで総合2位に位置していたエステバン・チャベス(コロンビア)は体調不良によってこの日最初の峠で先頭集団から遅れ始め、ゴールでは25分25秒も遅れることになり、総合39位に陥落。

ジロ・デ・イタリア第10ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse

今大会最長のステージは、2017年1月18日に発生した地震により雪崩が直撃し、宿泊客と従業員の29人が死亡したリゴピアノホテルの跡地横を通過(関連ニュース)。地元出身のバルディアーニCSFのジュリオ・チッコーネ(イタリア)が先頭で、依然がれきが残るホテル跡地を通過していった。

地震による雪崩で多くの犠牲者が出たリゴピアノホテル跡地を通過 © Fabio Ferrari – LaPresse

ジロ・デ・イタリア第10ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse

チャベスがメイン集団から脱落すると、サンウェブ、グルパマFDJ、スカイチームらがメイン集団をペースアップ。総合2位のチャベスを切り離すことに成功し、ミッチェルトン・スコットの2枚看板態勢を崩した。それでもイェーツは途中のスプリントポイントをトップ通過してボーナスタイム3秒を稼ぐなどで、この日終わって総合2位に浮上してきたサンウェブのトム・デュムラン(オランダ)との差を38秒から41秒に開いた。

ジロ・デ・イタリア第10ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse
マリアローザのイェーツとフルーム。ジロ・デ・イタリア第10ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse

レース終盤は雨中戦となり、伏兵たちがアタックを連発。最後はモホリッチとAG2Rラモンディアルのニコ・デンツ(ドイツ)との一騎打ちとなり、23歳のモホリッチが先着した。2013年にU23の世界チャンピオンとなったモホリッチは2017ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ1勝。
「ドメニコ・ポッツォビーボの総合成績を守ることが最優先のチーム戦略だが、その中でボクがステージ優勝をねらうことを容認してくれたチームに感謝したい」とモホリッチ。

マテイ・モホリッチがジロ・デ・イタリア第10ステージで優勝 © Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

「チャベスはこの日の最初の上りで調子が悪かった。休日明けのステージはカラダがどう反応するか分からないという怖さがある。チャベスがこの大会に備えてとてもハードに準備してくれていただけに、失望は隠せない。総合1位と2位にいることでさまざまな作戦が取れただけに残念。それでもボクらはマリアローザを持っているので、それを守り抜くことが重要だ」とイェーツ。

マリアローザを守ったイェーツ © Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

●ダイジェスト動画

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)エリア・ビビアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)
マリアアッズーラ(山岳賞)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
□マリアビアンカ(新人賞)リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)

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