オプションで矯正レンズも装着できるR250のアイウエア3モデル

R250からアイウエアが発売された。2023年3月の台北サイクルショーで担当者がアイウエアブースをめぐって吟味に吟味を重ねたブランドのOEM。アイテムは3モデル。全てにセミハードケース、ソフトケース、レンズクロスが付属する。

別売りで度付きレンズ用インナーフレームも用意される。液晶画面が見えにくくなる偏光レンズや、昼間のトンネルでは間に合わない調光レンズはあえての不採用。レンズはいずれも大型のシリンドリカル(円柱型)レンズを採用。横風の侵入を防ぎ、顔も隠したいという人にも最適。

EW101/EW201ノーズパッドは自在に曲げられるので、鼻の高い人、細い人、眉間のあたりが低い人にもピッタリとフィットする。顔の小さい女性で、アイウエアが下がりすぎてて前傾姿勢でおでことフレームの隙間が空きすぎているシーンをよく見かけるが、原因はフィットしていないから。ノーズパッドの調整範囲が狭いモデルを使っているケースだ。前を見ようとして顎が上がってしまい、危ないので適切なモデルを購入するのがいい。

◆EW101 アイウェア

EW101 アイウェア

フレーム:ライトグレー
ブラウンレンズ、クリアレンズ
6,930円(税込)

◆EW201 アイウェア

EW201 アイウェア

フレーム:ブラック
ブルー、グレー、クリアレンズ
8,580円(税込)

◆EW301 アイウェア

EW301 アイウェア

フレーム:ブラック
レッド、グレー、クリアレンズ
8,250円(税込)

パリ五輪の観戦チケット先着順販売…日本時間2月8日18時から

パリ五輪・パラリンピックの観戦チケットは段階的に発売されているが、2月8日に新規分が発売される。今回も2023年11月30日分と同様に先着順。販売サイトのオープンは同日の欧州中央時間午前10時で、日本時間は同日午後6時。

パリ2024公式サイトで販売されるが、偽サイトを回避するために下記のホームページからアクセスする必要がある。公式サイトはフランス語と英語のみだが、使用するブラウザの日本語翻訳などを使うと便利。

●2024パリの公式チケット販売サイト

イエナ橋の夜景。エッフェル塔に隣接するシャンドマルスには柔道とレスリングの会場がある ©Paris 2024

パリ市内のホテルは急騰…観戦チケットつき公式ツアーも選択肢

100年ぶりに五輪ホストシティとなるパリだが、市内と近郊のホテルは通常の4倍超の価格に跳ね上がっている。さらに1ユーロ160円の円安ユーロ高で日本人観戦者にとっては大逆風。価格は高額となるが、観戦チケットとホテル予約などがセットになったパッケージも用意されている。

各国選手団が船に乗って行進する ©Paris 2024 / Florian Hulleu
1904年から1966年までツール・ド・フランスの最終ゴール地点だったパルクデプランス自転車競技場はサッカースタジアムとなり、五輪でもサッカー競技が行われる ©Paris 2024
アンバリッド旧廃兵院はアーチェリー会場 ©Paris 2024

●観戦チケットつきのパッケージ

大谷翔平がアスリートオブ・ザ・イヤー12位…1位はジョコビッチ

2023年に最も輝いたスポーツ選手を選出するアスリートオブザイヤーが12月30日に発表され、米大リーグの大谷翔平が男子アスリートの12位になった。野球選手としては異例の上位進出を果たした。

2023アスリートオブ・ザ・イヤーのバイルス(左)とジョコビッチ

AIPS・国際スポーツプレス協会に所属する世界各国のスポーツ記者が投票し、最優秀男子選手賞はテニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、同女子選手賞は体操のシモーネ・バイルス(米国)が受賞した。

AIPS Best Male Athlete of 2023 (votes and percentages)

1. Djokovic Novak – Tennis, Serbia – 616 votes (16,90%)
2. Duplantis Armand – Athletics, Sweden – 335 votes (9,19%)
3. Messi Lionel – Football, Argentina – 277 votes (7,60%)
4. Haaland Erling – Football, Norway – 229 votes (6,28%)
5. Verstappen Max – Formula 1, The Netherlands – 212 votes (5,82%)
6. Alcaraz Carlos – Tennis, Spain – 184 votes (5,05%)
7. Kos Hubert – Swimming, Hungary – 129 votes (3,54%)
8. El Bakkali Soufiane – Athletics, Morocco – 119 votes (3,26%)
9. Jokic Nikola – Basketball, Serbia – 115 votes (3,16%)
10. Mbappé Kylian – Football, France – 96 votes (2,63%)
11. Kipchoge Eliud – Athletics, Kenya – 93 votes (2,55%)

12. Ohtani Shohei – Baseball, Japan – 83 votes (2,28%)

大谷翔平 ©Major League Baseball

13. Lyles Noah – Athletics, USA – 76 votes (2,09%)
14. Curry Stephen – Basketball, USA – 71 votes (1,95%)
14. Kiptum Kelvin – Athletics, Kenya – 71 votes (1,95%)
16. José Paixaõ de Oliveira Vinicius – Football, Brazil – 70 votes (1,92%)
17. Kane Harry – Football, England – 62 votes (1,70%)
18. Pogačar Tadej – Cycling, Slovenia – 60 votes (1,65%)

ポガチャル ©A.S.O. Charly Lopez

19. Boe Johannes Thingnes – Biathlon, Norway – 57 votes (1,56%)
20. Hafnaoui Ahmed – Swimming, Tunisia – 53 votes (1,45%)
21. Tentoglou Miltiadis – Athletics, Greece – 52 votes (1,43%)
21. Van der Poel Mathieu – Cycling, The Netherlands – 52 votes (1,43%)

ミラノ〜サンレモを初制覇したファンデルプール ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse

23. Odermatt Marco – Ski, Switzerland – 49 votes (1,34%)
24. Tamberi Gianmarco – Athletics, Italy – 46 votes (1,26%)
25. Etzebeth Eben – Rugby, South Africa – 44 votes (1,21%)
26. Ingebrigtsen Jakob – Athletics, Norway – 37 votes (1,02%)
27. Embiid Joel – Basketball, USA – 35 votes (0,96%)
28. Crouser Ryan – Athletics, USA – 34 votes (0,93%)
29. Haiyang Qin – Swimming, China – 29 votes (0,80%)
30. Schröder Dennis – Basketball, Germany – 27 votes (0,74%)
31. Lewandowski Robert – Football, Poland – 26 votes (0,71%)
32. Axelsen Viktor – Badminton, Denmark – 25 votes (0,69%)
33. Vingegaard Jonas – Cycling, Denmark – 24 votes (0,66%)
33. Zhendong Fan – Table Tennis, China – 24 votes (0,66%)
35. Klaebo Johannes Høsflot – Cross Country Ski, Norway – 21 votes (0,58%)
36. Marchand Leon – Swimming, France – 20 votes (0,55%)
36. Savsek Benjamin – Canoe, Slovenia – 20 votes (0,55%)
38. Fuchs Martin – Horse Racing, Switzerland – 18 votes (0,49%)
39. Roglič Primoz – Cycling, Slovenia – 17 votes (0,47%)
40. Medvedev Daniil – Tennis, Russia – 15 votes (0,41%)
41. Savea Ardie – Rugby, New Zealand – 14 votes (0,38%)
42. Riner Teddy – Judo, France – 8 votes (0,22%)
43. Ward Mclain – Equestrian, USA – No votes

AIPS Best Female Athlete of 2023 (votes and percentages)

1. Biles Simone – Gymnastics, USA – 353 votes (9,68%)
2. Kipyegon Faith – Athletics, Kenya – 329 votes (9,03%)
3. Bonmati Aitana – Football, Spain – 297 votes (8,15%)
4. Shiffrin Mikaela – Ski, USA – 256 votes (7,02%)
5. Assefa Tigst – Athletics, Ethiopia – 237 votes (6,50%)
6. Swiatek Iga – Tennis, Poland – 203 votes (5,57%)
7. Bol Femke – Athletics, The Netherlands – 190 votes (5,21%)
8. Rojas Yulimar – Athletics, Venezuela – 176 votes (4,83%)
9. Putellas Alexia – Football, Spain – 158 votes (4,33%)
10. Ledecky Katie – Swimming, USA – 135 votes (3,70%)

アプリランで東京マラソン2025出走権が当たるバーチャル大会募集中

一般財団法人東京マラソン財団が、東京マラソン2024(3月3日開催)に向けて、世界各国からランニングアプリで参加可能な「バーチャル東京マラソン2024」を開催する。完走者の中から「東京マラソン2025」の出走権が抽選で100名に付与される。

東京マラソン2023のリアル大会

バーチャル東京マラソン2024は、好きな時間に好きな場所でできるフルマラソンチャレンジ。トレーニングでの活用はもちろん、ランキング発表やデジタル完走証を目指して普段のランニングモチベーションアップとして活用できる。使用するランニングアプリはASICS Runkeeper。

バーチャル東京マラソン 2024
開催日時:2024年2 月17日(土)7:00 ~ 3月17日(日)17:00
種目:マラソン(42.195km)
<個人の部(1回で完走)> 開催期間中において、1アクティビティ・1回の計測での走行距離が42.195km以上に なるように走行。
<ペアの部(各自累積で完走)> 開催期間中における複数アクティビティ・複数回の計測での累積走行距離がメンバーそれぞれ42.195km以上になるように走行。
参加料 税込 :<個人の部>3,500円 <ペアの部>7,000円
参加特典:完走者の中から「東京マラソン 2025」の出走権を抽選で100名に付与(個人の部およびペアの部合計)※特典抽選対象となるのは参加メンバーとして参加した人のみ。ペアの部で参加された場合、それぞれの人に出走権が付与される。なお、メンバーそれぞれの累積走行距離が42.195kmを超えていない場合は対象とならない。

エントリー期間:2023年12月8日(金)12:00 ~ 2024年1月31日(水)17:00
エントリー方法:TMF VIRTUAL RUN 公式ウェブサイトよりエントリー
◯個人の部エントリー
◯ペアの部エントリー

2024年の追いつかれるまで逃げ続けるラン大会は5月5日、世界同時スタート

全世界で一斉にスタートするランニングイベント「Wings for Life World Run(ウィングスフォーライフ・ワールドラン)」がパリ五輪イヤーとなる2024年も開催される。日本時間の5月5日(日)20時スタート。追いつかれるまで逃げ続けるラン大会で、地球上で最後まで捕まらなかった選手がチャンピオンとなる。

レッドブルアスリートでモータードライバーの笹原右京とMTBライダーの西窪友海も ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

日本だけでなく、オーストリア、ブラジル、ス ロバキアなど脊髄損傷の治療方法発見に取り組む研究の資金助成を目的に全世界で一斉にスタ ートするランニングイベント。2023年11月8日20時からエントリーが始まった。

参加費は3900円。アディダスが協賛メーカーとなり、参加者にはTシャツが提供される。

アプリの中でキャッチャーカーに追われる ©Suguru Saito for Wings for Life World Run
女優でマラソンランナーとしても知られる福島和可菜がアプリ内の日本語ナレーションを務めた ©Jason Halayko for Wings for Life World Run
紀平梨花らレッドブルアスリートも2022年大会に参加

日本では、スマホアプリを使って自身が好きな場所自由を走るアプリランと、アプリランの 参加者が集まって走るアプリランイベントを開催予定。アプリランイベントは現在のところ、岩手県盛岡市郊外の矢巾町。

2023年は東京の明治神宮外苑でも開催され、日本の福田穣が2022年に続き男子の世界チャンピオンに輝いた。

福田穣が2年連続で世界チャンピオンに ©Suguru Saito for Wings for Life World Run
東京の明治神宮外苑大会 ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

●Wings for Life World Runのホームページ

AMIがパリ開催のブレイキンで2度目の世界チャンピオンに

世界最高峰の1on1ブレイキンバトル世界大会、Red Bull BC One World Final 2023(レッドブル・ビーシーワ ン・ワールドファイナル)が10月22日にフランス・パリで開催され、 AMI(24歳/埼玉県)が優勝した。

Amiが2度目のワールドチャンピオンに ©Dean Treml / Red Bull Content Pool

AMIは、「高いテクニックを持った選手が多くいましたが、自分がやりたい踊りを行う、 自分の踊りを行って負けても後悔はしないという想いでやってきました」とコメント。

パリのローランギャロで踊るAmi ©Red Bull Content Pool

「これまでに出場した Red Bull BC One は勝手にプレッシャーを感じ緊張していましたが、今回は、ベルトを獲れたこともうれしいですが、このRed Bull BC Oneというステージで自分らしく楽しんで踊れたことがとにかくうれしいです」

「今日の優勝は家族と、一緒に頑張ってきた仲間たちに捧げます」