英国グラスゴーで開催されているUCI自転車世界選手権は8月10日、BMXフリースタイル・フラットランド決勝が行われ、日本代表の中川きららが女子クラスで3位になった。

前年3位の中川は決勝で82.66ポイントを獲得。2022年に続いて3位になった。 川⼝朔来は81.26ポイントの4位。
「今年の銅メダルは自分の実力を発揮できた、うれしい銅メダルになりました。ありがとうございました」と中川。
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英国グラスゴーで開催されているUCI自転車世界選手権は8月10日、BMXフリースタイル・フラットランド決勝が行われ、日本代表の中川きららが女子クラスで3位になった。
前年3位の中川は決勝で82.66ポイントを獲得。2022年に続いて3位になった。 川⼝朔来は81.26ポイントの4位。
「今年の銅メダルは自分の実力を発揮できた、うれしい銅メダルになりました。ありがとうございました」と中川。
英国グラスゴーで開催されているUCI自転車世界選手権は8月10日、BMXフリースタイル・フラットランド決勝が行われ、日本代表の荘司ゆうが優勝。早川起⽣が2位になった。
準決勝を4位で勝ち上がった荘司は、決勝で94.16ポイントを獲得して1位に。前年3位の早川が2位となった。 同じく決勝に進出した前年チャンピオンの佐々木元は5位、前年2位の伊藤真人は7位。
「予選・準決勝と、自分の中では完璧とは言えないランをしてしまいましたが、緊張もしていたので通過できたこ とはよかったです」と荘司。
「決勝はもう全力で行ってやろう、楽しんでやろうと思っていました。公式戦で初めて自分が納得いくベストのランができたので、最後は泣いてしまいました。今はすごく幸せな気分です」
UCI自転車世界選手権英国グラスゴー大会は4日目の8月6日にトラック競技男子オムニアムが開催され、今村駿介が3位になった。
暫定8位で迎えた最終のポイントレース。今村は終始前方でレースを進め、スプリントポイントとラップポイントを積み上げ、総合3位まで順位をあげてフィニッシュした。
オムニアムはスクラッチ、テンポレース、エリミネーション、ポイントレースの4種目を1日で行い、それぞれの順位を所定のポイントに換算して合計の獲得ポイントで順位を決定する種目。
「メダル圏内の選手がひしめきあっていて、どうしても自分から仕掛けるということではなく、付いていくだけといったレ―スになってしまった。ラップするシーンも遅れ気味の部分があったので、そこは体力的にまだまだだなと思うシーンがありました。終わってみたら、力の差は順位以上にあったと思いますが、メダルという形に残るものが獲れてよかったです。去年は6位でメダルを獲りたいと言っていたのですが、なんとか有言実行できてよかったです」と今村。
スペシャライズドが2023年8月7日、新型ロードバイクTarmac(ターマック)SL8を発表。空力性能、軽さ、ライドクオリティーをこれまで不可能とされてきたレベルで達成し、先例のないスピードを実現させた。
20年以上の開発を重ねて第8世代となったSL8は、Tarmac史上最速なだけでなく、世界最速のレースバイク。日本での販売開始は8月18日を予定。S-Works Tarmac SL8 – Shimano Dura-Ace Di2は179万3000円(税込み)、SRAM Red eTap AXSは173万8000円(税込み)。
空力性能 x 軽量性 x ライドクオリティー = 速さ。3つの要素をこれまで不可能とされてきたレベルで達成し、世界最速のレースバイクとして誕生したのがTarmac SL8。前モデルのTarmac SL7を基準として、距離40kmの走行では16.6秒を、ミラノ~サンレモでは128秒を、ツールマレー峠頂上までは20秒を短縮。
エアロなだけ、あるいは軽いだけではレースに勝てない。速さが重要だからだ。その速さを実現するには、空力性能、軽量性、剛性、そしてコンプライアンスのどれにも妥協をせず、そのすべてを高いレベルで融合させる必要があったという。
同社風洞実験施設Win Tunnelでの試行錯誤を重ねて10年。エンジニアたちは一歩先の空力デザインを先駆けて取り入れられるよう、空力に関するすべての理解に努めていた。見た目をよくするだけでなく、実際に効果のある部位の空力性能を高めている。その過程で完成したのが、あのVengeを超える、最も空力性能に優れたロードバイクだ。
平たい翼型断面のダウンチューブとシートチューブは、空力性能に優れていそうに見える。しかし、乱流に囲まれるため、空力的な効果はあまり見込めず、それどころか重量を増やし、乗り心地を大きく損ねる。そのため、風洞実験では空力性能にわずかに優れる結果が得られても、実際の走行では遅い。
開発目標はいたってシンプル。空力性能を過去最高のレベルにまで高めること、そしてパワーメーターやペダルなど、実際のレースに必要なコンポーネントをすべて備えたときに、UCI規則ギリギリの重量で組み立てられるようにすることだ。そのためにも、ダウンチューブ、シートチューブ、バイク後部の軽量化を最優先させながら、Aethos開発の経験を活かした。
フレームの形状により負荷を効率よく分散させるため、余分なカーボンレイヤーで剛性を高める必要は皆無に。また、乱流発生部に平たいチューブを使って見せかけのエアロ形状を作らなければ、フレーム全体の表面積を減らして軽量化もできる。さらに、フロントローディング(前倒し)開発と呼ばれる新たなプロセスを利用し、デザインを繰り返しコンピュータ上でテストした。
こうしてチームは、Tarmac SL7より15%軽く、ワールドツアーに出場する他のどのバイクよりも軽い、わずか685g(S-Works)のフレームを完成させた。
Tarmacは、ライダーの意図をテレパシーのように汲む伝説的なハンドリング性能と爆発的なレスポンスにより、現代で最多の勝利数を挙げてきたバイク。最新世代となったTarmac SL8は、もっとも過酷な状況下で精確なハンドリング性能を、ペダルを踏み込んだ瞬間に迅速かつ効率的なレスポンスを発揮する。
世界のトップライダーたちとの数十年にわたる協力関係から生まれたデータに基づき、この新型のために設定された、無謀とも言えるこれらの基準。開発チームは見事にすべての基準を上回るバイクを完成させた。ボトムブラケット、ヘッドチューブ、フロントエンドの剛性目標を驚異的な軽さとともに達成し、重量剛性比はSL7より33%向上している。
一方で、シッティングで感じられるコンプライアンスは6%向上。ピーキーな挙動のレースバイクが多い中、しなやかでバランスの取れた乗り心地を保ったまま、ひび割れや段差の多い舗装路の上を浮かぶように進み、コーナーに鋭く飛び込める。
新型Tarmac SL8のカラーとデザインは、アドレナリンが全身を駆け巡り、感覚が研ぎ澄まされるライド中の瞬間をヒントに、フレームにエネルギーと生命を吹き込む。可能な限り少ない塗料で重量を増やさずにそのような感覚を創り出すべく、チームは新しい塗装技術と顔料を開発。例えばStrata Redのフレームは、塗料をほとんど使用せずに優美な質感で動きを表現している。
上質な顔料を使い、端部をフェードさせることで可能な限り多くの色を取り入れると同時に、材質、顔料の配置、未加工のカーボンをベースにして驚異の軽さを維持。スペシャライズドの開発チームはこれらの技術をマスターするため、次々とフレームを塗装した。色彩豊かなのに軽量なフレームを作るのは簡単ではないという。
英国のグラスゴーで開催されている世界選手権は、大会3日目の8月5日にトラック各種目が行われ、男子スプリントの太⽥海也、女子ケイリンの佐藤⽔菜と太⽥りゆがそれぞれ6日の準々決勝に進んだ。
男子スプリントでは予選10位の太⽥海也が1回戦、2回戦に勝ち、準々決勝へ。予選15位の寺崎浩平は1回戦に勝ったものの、2回戦で敗退した。
女子ケイリンは佐藤、太⽥りゆ、梅川⾵⼦の3選手で臨んだ日本代表。全員1回戦を落とし、揃って敗者復活戦へまわることになった。その敗者復活戦では、佐藤、太⽥が勝ち上がって6日の準々決勝に進出。梅川はここで敗退した。
ロードレース競技の男子ジュニアは距離127.2km、獲得標高1865mのコース行われ、日本は渡辺⼀気と藤村⼀磨の2選手で臨んだ。気温は15℃、天候は曇り。ハイスピードで展開する中、落車に巻きもまれた藤村はDNF。渡辺は先行する集団に残れず、後方集団のまま48位でフィニッシュ。
優勝はデンマークのアルベルト・フィリプセン。
藤村のコメント
「落車が多くなりそうなコースでしたので、最初から前の方で走ることを意識していて、20番手から25番手くらいにつけていましたが、3つくらい前の選手が落車して、自分もそれに突っ込んでしまい終わってしまいま した。もう少し、自分の力を試してみたかったと思います」
渡辺のコメント
「今日はスタート直後から早いペースになるのは分かっていました。最初の30分くらいはついていたのですが、少し下がった時に集団が分裂してしまい、後続集団に取り残されてしまいました。その集団で必死に前の集団を追ったのですが、差が開く⼀方で最後はその集団のままフィニッシュということになりました」
英国のグラスゴーで開催されている世界選手権は、大会2日目の8月4日にトラック女子スクラッチ決勝10km(250mx40周)が行われ、内野艶和が6位になった。
女子チームパシュートで日本(梶原悠未、垣⽥真穂、内野艶和、池⽥瑞紀)は予選11位で敗退。女子500mタイムトライアルで酒井亜樹は21位。
男子チームパシュート1回戦で日本(橋本英也、窪⽊⼀茂、兒島直樹、松⽥祥位)はフランスと対戦。日本記録に迫る勢いの好走も、終始リードを奪われる展開でここで敗退した。
男子チームスプリント1回戦の日本(⻑迫吉拓、太⽥海也、⼩原佑太)はフランスと対戦。フランスをリードしてレースを進めたが、最終走者で逆転されて敗退した。
トラック・パラサイクリング男子B1kmタイムトライアル予選で⽊村和平/三浦⽣誠は11位。男子C2オムニアム200mタイムトライアルで川本翔大が4位になり、総合2位につけた。
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