バイクエクスチェンジ・ジェイコがジャイアントと契約

世界最大級の自転車メーカー、ジャイアントが、UCIワールドツアーチームのバイクエクスチェンジ・ジェイコとの新たなパートナーシップを発表した。

スペイン合宿で走るマイケル・マシューズ ©Luis Angel Gomez / PHOTOGOMEZSPORT2021

男子チームは2024年までジャイアントのバイクとギアを使用し、グランツールやワンデークラシックなど世界各地の主要なロードレースを中心に参戦していく。女子チームにはジャイアントの姉妹ブランドであるLivがスポンサーとして参加する。

©Luis Angel Gomez PHOTOGOMEZSPORT2021

ワールドツアーで11シーズン目を迎えるバイクエクスチェンジ・ジェイコにとって、ジャイアントとのパートナーシップは大きな節目となるものだ。ブエルタ・ア・エスパーニャ2018年総合優勝のサイモン・イェーツ(英国)やツール・ド・フランスでポイント賞ジャージを獲得したマイケル・マシューズ(オーストラリア)など、新人とベテランが混在するチームは、スプリンター、クライマー、タイムトライアルスペシャリスト、総合クラス争いの選手など、多彩な顔ぶれを誇っている。

バイクエクスチェンジのサイモン・イェーツ ©Luis Angel Gomez PHOTOGOMEZSPORT2021
バイクエクスチェンジの男女チーム ©Luis Angel Gomez PHOTOGOMEZSPORT2021
バイクエクスチェンジ・ジェイコ ©Luis Angel Gomez PHOTOGOMEZSPORT2021

●ジャイアントの詳細ページ

ワイズロード神戸店が移転リニューアルオープン記念キャンペーン

ワイズロード神戸店が2022年1月14 日(金)に兵庫県神戸市中央区の元町・旧居留地に移転リニューアルオープン。スポーツ自転車販売店として西日本最大級の売り場面積となる。

ワイズロード神戸店

ワイズロード神戸店の特徴は

①立地
神戸元町・旧居留地のハイブランドストリートに立地していて、新店舗正面には神戸市立博物館があり、神戸を代表するエリアへの出店となる。

②旧神戸店との比較
移転リニューアルオープンに伴い、総面積は約280坪から約320坪となりスポーツ自転車販売店 として西日本最大級の広さとなる。完成車の在庫量も約300台から約500台へと拡大した。また、地下店舗から路面店へと移転し、駐車場を併設したことでこれまで課題としてあげられていた駐車スペースの問題も解消。駐車場は約500台まで駐車が可能で、会計金額が5万円以上で1時間無料、8万円以上で2時間無料に。

③ショップインショップを併設
国内5店目となる「BIANCHI」のショップインショップ(SIS)を併設。SISの中では最大級となる約30坪の売り場に専属のスタッフが常駐、BIANCHIのストーリをあますことなく知ることができる。BIANCHIのブランドカラー「チェレステ」のグッズ類も多数用意し、ブランドファンにとっても十分満足できる。

国内 5 店目となるBIANCHIのショップインショップ(写真は福岡店)

他にも人気ブランドの「PINARELLO」「TREK」「CANNONDALE」「MERIDA」「MAVIC」の専用コーナーを設け、それぞれのラインナップを充実させた。「BIANCHI」を合わせて合計6ブランドものコーナーを展開し、この規模は同社として過去最多。

④専門性の高いスタッフが揃っているので、広い店内でも安心して買い物が可能
ゆっくりと買い物ができるように、店内には落ち着いた内装を施し、中二階には昨今のトレンドであるスマートトレーナー「SARIS」などの体験コーナーを設置。オンラインでのバーチャルサイクリングのあり方を体現し、サイクリングライフがワンストップで実現可能となった。それに伴い、フォールディングバイク(折りたたみ自転車)からハイエンドバイクまで専門知識をもったスタッフが対応。

移転リニューアルオープンを記念して5つのキャンペーンを開催

1月12日(水)15時のプレオープンから1月31日(月)まで

①数量限定フォールディングバイク(折りたたみ自転車)「DAHON K3」
83,963円(税込)〔定価 98,780円〕

フォールディングバイク(折りたたみ自転車)「DAHON K3」

②数量限定 スマートトレーナー「SARIS H3」特別キット 100,000円(税込)〔SARIS H3/オリジナルマット/ハンディファン/送料込〕

③11万円(税込)以上の購入で5%off、22万円(税込)以上で10%off(ブランドにより変更あり。eBike除く。店頭にある在庫が対象)

④コーナーブランドでの自転車の購入でワイズロード限定ノベルティプレゼント
BIANCHI:タンブラー
TREK:キーホルダー
CANNONDALE:ネックゲイター
PINARELLO:サコッシュ
MERIDA:ウォレット
MAVIC:T シャツ ※MAVIC はホイール購入で
MAVIC 、MERIDA以外はワイズロード神戸店限定デザインのノベルティ
ノベルティの数量には限りがある

⑤パールイズミ キャンペーン 期間中に税込 3000円以上のパールイズミ製品を購入すると先着100名にワイズロード限定デザインのオリジナルサコッシュをプレゼント

●ワイズロード神戸店のホームページ

世界的自転車ブームで部品払底…完成車が供給不能【自転車10大ニュース】

世界的な自転車ブームで部品在庫が払底し、完成車が供給不能に。2021年に起きた主な自転車関連ニュースのなかで最も話題になったのは、部品製造が需要に追いつかず、自転車店舗で完成車と言われる乗れる状態の商品に組み立てられなかったという事実だった。自転車活用推進研究会から「自転車10大ニュース」が発表された。

2021年に起きた30本の主な自転車関連ニュースから、ウェブ投票で「自転車10大ニュース」が選ばれた。一般も投票でき、同会会員は1票につき倍のポイントが与えられた。2021年も新型コロナウイルスに関連するニュースがランクインしたが、東京五輪・パラリンピック自転車競技のメダル獲得、政府の第2次自転車活用推進計画の閣議決定、サイクルトレインの社会実験が増えるなど前向きなニュースもあった。

「残念だったのは、自転車の少額違反金制度見送りや条件付きで電動キックボードの歩道通行が認められる方向が打ち出されたこと。ますます歩道が混沌とすることを危惧している」と同会。

2021自転車10大ニュース

①世界的な自転車ブームで部品在庫が払底 完成車が供給不能に…138

②東京パラ、自転車ロード・タイムトライアルで杉浦佳子選手が金…94

③各地でサイクルトレインの社会実験が進む。専用車両の増結に期待…89

④東京五輪、自転車トラック オムニアムで梶原悠未選手が銀メダル…82

⑤別府史之選手がプロ引退を発表。欧州で戦った20年間に幕を下ろす…81

⑥創業100周年 シマノが世界的な自転車ブームで過去最高益記録…75

⑦政府が第2次自転車活用推進計画を策定、5月28日に閣議決定…68

⑧警察庁が自転車取り締まりで少額違反金制度導入について検討…55

⑨第2次ナショナルサイクルルートに太平洋岸、富山湾岸、トカプチ400…54

⑩コロナ禍で自転車需要が増加するも違反摘発件数も過去最高に…41

自転車活用推進研究会の詳細ページ

JAFと警察、伊丹市が交通安全を訴え イオンモール伊丹昆陽でイベント

JAF(日本自動車連盟)兵庫支部は1月15日(土)と16日(日)の2日間、交通安全の大切さを学んでもらうため、兵庫県警察伊丹署と協力してイオンモール伊丹昆陽(伊丹市池尻)で交通安全イベントを開催する。

このイベントは、さまざまな交通安全機材を実際に体験してもらうことで参加者の交通安全意識向上をはかり、ひろく交通事故防止を訴えることを目的にしている。

今回は、反応速度をゲーム感覚で測定し、俊敏性年齢が確認できる「クイックアーム」「クイックキャッチ」の体験と、交通ルールをクイズで学び、その場で写真を撮って作る「子ども安全免許証」(小さな子どもの交通安全に対する意識を高める)などを出展。

また兵庫県警察伊丹署は、効率的に自転車のルールなどを学べる体験型の「自転車シミュレーター」を出展。自転車シミュレーターは15日の10時から15時のみ。

日時:2022年1月15日(土)・16日(日)10時から16時
会場:イオンモール伊丹昆陽 1階 光の広場(伊丹市池尻4-1-1)
参加無料・事前予約不要
新型コロナウイルス感染防止のため、マスク着用・手指のアルコール消毒等を徹底するとともに、 他の人との十分な距離確保のうえ開催。

●JAF兵庫支部のご当地情報

3年ぶり開催の気仙沼つばきマラソンはコロナ禍を考慮して秋開催へ

宮城県気仙沼市の大島を舞台とする「第39回河北新報気仙沼つばきマラソン」は2022年4月の開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の状況を考えて、11月6日に延期して開催を行う。2020、2021年と大会は中止となっていただけに、3年ぶりの開催を目指す。

気仙沼つばきマラソンは震災以来参加し続けているハーフ大会だ

天候不順がちな4月開催を変更

河北新報社、気仙沼市などが主催する同大会。12月23日に同実行委員会が延期開催を発表した。河北新報の記事には、「大会はこれまで春に行ってきたが、天候不順なことが多かった。コロナの影響を極力回避するためにも、来年は秋開催が望ましいと判断した」とある。

大島小・中学校前を発着点とするコースを島内に設け、ハーフ、10km、5km、3kmのレースを実施する予定。1300人程度のランナーを募集する。2019年大会は本土を結ぶ気仙沼大橋開通イベントとして、この橋をコースの一部に取り入れたが、2022年はそれ以前の島内コースに戻す計画。ただし、復興議定により島内の道路が一部変わっているためコースは検討中だという。

詳細は2月に更新予定の大会ホームページに掲載される。

気仙沼つばきマラソンには震災翌年の2012年(復興支援団体による気仙沼大島ランフェスタとして開催)から連続出場しているが、確かに好天は少なかった。2013年は凍てつくようなみぞれ、2016年は土砂降り、2018年も雨、2019年も前日に大雪となり、大会当日は路肩に雪が残る中でのイベントだった。

ただし東北の4月中旬は桜のつぼみがほころびる時期で、花びらが散り始めた首都圏からクルマで北上する道中は、桜前線の現在地を確かめるようなワクワク感が常にあった。復興道路のシンボルである三陸自動車道も仙台を基点に、毎年延伸していき、ついに全線開通となった。

また、毎年フェリーで往復していた気仙沼大島は、悲願の大橋が完成して陸続きで訪問できるように。もはや孤島とはいえない。復興事業のフィナーレがなんとなくささやかれる昨今、つばきマラソンもその役割を変えようとしている。

●気仙沼市のホームページ

おしゃれかつ求めやすい価格の「ラ・ビチ」が新規参入

イタリア語で自転車を意味するニューブランド『La Bici=ラ・ビチ』が2022年から国内販売される。西洋のエリート職人の技術を自転車生産大国であるアジア各国のファクトリーに導入して製造。研究開発は、通勤やレジャーから競技まで、ニーズに合わせてサイクリング関連のパーツやアクセサリーにも力を入れているブランド。

DISC ROAD 700c(ブルー)

取り扱いはWBS。北海道の自転車卸業として70年あまり一般車からスポーツまで幅広いジャンルを北海道内販売店への販売を行っている。2007年に社名変更した。

ラ・ビチはほかのブランドとは違い、取り扱いをする各国の担当者がラ・ビチブランドとのミーティングによりラインナップが決まる。各国のさまざまなニーズに合わせ、その国々のブランドとして展開するためだ。日本のマーケットでは、「おしゃれかつ求めやすい価格」をモットーに4モデルを発表し、スター トを切る。歴史はないが、今後さまざまなモデルやジャンルを展開していく予定。

GRAVEL ROAD 700c(カーキ)

入荷時期は2022年6月予定。価格は2022年1月現在。 コロナ禍の影響により入荷時期・価格ともに変更する場合も。

DISC ROAD 700c

DISC ROAD 700c(ボルドレッド)

価格 7万6780円(税込)
サイズ 450mm,470mm,490mm
カラー BORDE RED, BLUE

ここ数年ロードバイクの進化の一つとして歩み続けているディスクブレーキロードバイク。6061アルミニウムフレームにクロモリフォーク。コンポもターニーを採用することによりこの価格を実現。安いだけでなく、ライディングにしっかり耐えうるフレーム。ハンドル幅、ステムやクランク長をこの価格帯では珍しくサイズごとに設定し、フィッティングにも抜かりなくスペックインされている。

GRAVEL ROAD 700c

GRAVEL ROAD 700c(ブラック)
GRAVEL ROAD 700c(カーキ)

価格 9万3280円(税込)
サイズ 450mm,470mm,490mm
カラー BLACK, KHAKI

すっかり市民権を得たグラベルロード。さまざまな用途にも使える懐の深さや長距離にも街乗りにも対応するで人気を博したカテゴリー。 ROADと同じく6061アルミニウムフレームだが、フォークもアルミニウム。コンポは各ブランドが求めやすい価格のモデルに採用するシマノクラリスを採用。他ブランドでなかなか実現できない10万円以下を実現した。写真はサンプルのためダボ穴はないが、製品版においてはフォーク横、バックステーに装備予定。

MTB 27.5”

CROSS 700c(オレンジ)
CROSS 700c(ブラック)
CROSS 700c(ホワイト)

価格 7万6780円(税込)
サイズ 380mm,430mm,480mm
カラー BLACK, WHITE

27.5インチによるハンドリング・スタートの良さを生かしたMTB。6061アルミニウムフレーム、24スピードに加え、油圧ブレーキをインストール。主に街中における悪路などもクッション性の高いMTBタイヤにサスペンションも相まって快適に走破することができる。街中での使用をメインに想定しているため、キックスタンドを標準装備している。

CROSS 700c

MTB 27.5”(ブラック)
MTB 27.5”(ホワイト)

価格 6万5780円(税込)
サイズ 380mm,420mm,460mm
カラー BLACK, WHITE,ORANGE

日本におけるクロスバイクの基本形というべきこのモデル。700×35cにディスクブレーキとトレンドをつかみながらも、ハンドリングや乗り心地はいたってフラットであり、通勤・通学や街乗りにピッタリな一台。クロスバイクでも統一のクランク長ではなく、各サイズでクランク長を設定。身長に適正なクランク長にすることにより、快適にライディングが楽しめる。街中での使用をメインに想定しているため、キックスタンドを標準装備している。