JCL右京がサウジツアー参戦…武山晃輔が積極的に逃げる

サウジアラビアを走る5日間のステージレース、サウジツアーが1月30日に開幕。片山右京が率いるJCL TEAM UKYO(チーム右京)が海外トップチームに混じって初参戦を果たした。第1ステージでは武山晃輔が第1集団に加わるなど積極的な走りを見せた。

山本大喜が機材修理を待つために沿道に立つ ©JCL

シーズン緒戦で武山晃輔が第1集団に加わる

UCI2-1のステージレース、サウジツアーが開幕。JCL TEAM UKYO初戦はワールドツアー、プロチームがひしめくビッグレースに挑戦となった。舞台はサウジアラビアで、暑く乾いた気候と砂漠の砂が巻き上がる横風との戦いは選手たちをより過酷な環境へと導いた。

サウジツアーに初出場したJCLチーム右京 ©JCL

第1ステージはほぼ直線の道のり、長く続く緩斜面の頂上にスプリントポイントが2度設けら れたコースレイアウト。レースはリアルスタートしてすぐに飛び出したウノXやエウスカルテル・エウスカディら プロツアー選手を含む5名に武山が素早くブリッジしリードアウトを展開した。

ここにスプリンターを抱えるワールドツアーチームが乗らなかったことも起因してプロトン(大集団)はこのエスケープを容認。こうしてスタートしてから1時間後には5分近くにタイムギャップは開いた。武山を先行させることに成功したJCL TEAM UKYOはレイモンド・クレダーのスプリントに備え好条件が整う。

ツール・ド・フランスに出場するトップチームに挑む大会となる ©JCL

しかし、ここで選手たちを苦しめたのは横風と永遠と続く凹凸の激しい悪路。この悪条件に有力選手まで次々とパンク、岡篤志、山本大喜、ベンジャミ・プラデス、クレダーも数度のメカトラに見舞われダメージを蓄積させてしまう。

一方先頭で奮闘する武山はスプリント賞にトライするも一歩及ばず4位通過が2回、エスケープグループも100kmを過ぎる頃には脚の差が広がり、2選手を先行させて武山を含む4名はドロッ プしてしまう。

プラデスがパンクした後輪の交換作業を受けた ©JCL

山本大喜が31位…トップと同タイムの記録に

この展開に活性化したプロトンを牽引するのはツールで5勝を挙げているスプリンターのディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)を率いるジェイコ・アルウラー。彼らを中心とした長時間にわたる強烈なスピードアップに残り20kmでJCL TEAM UKYOは6名が脱落。一度遅れかけた山本が集団復帰に成功しラスト10kmのクライマックスを迎えた。

山本大喜が集団復帰を目指す ©JCL

ジェイコ・アルウラーのトレインはラスト数kmでエスケープする2名をキャッチしそのままスプリントになだれ込むとディランが横並びの一線を制して優勝。山本は残り2kmの落車に乗り上げるも力走を続け31位でゴールした。少し遅れはとったがJCL TEAM UKYOの選手たちも全員ゴールし、ハイレベルなスピ ードレースに洗礼を受けながらも初戦を全員走り切った。

砂漠地帯でチームカーからボトルの補給を受ける ©JCL

「チームを優位に展開させるための自分のできる最大の走りにトライできました」と武山。
「体重の軽い自分にとってバイクが跳ねてしまうほどの悪路でしたが、自分の脚に大きな刺激を入れる走りができたことは次につながると思います」

サウジツアー第1ステージ ©JCL

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