UCIトラックネイションズカップ第2戦がカナダのミルトンで5月12日から15日まで開催され、佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス)が女子ケイリンで2位になった。

佐藤は1着で2回戦へ さらに1着で決勝へ。決勝は、対戦相手の失格により佐藤が繰り上がり2着となった。



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UCIトラックネイションズカップ第2戦がカナダのミルトンで5月12日から15日まで開催され、佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス)が女子ケイリンで2位になった。
佐藤は1着で2回戦へ さらに1着で決勝へ。決勝は、対戦相手の失格により佐藤が繰り上がり2着となった。
第105回ジロ・デ・イタリアは5月15日、イゼルニア〜ブロックハウス間の山岳コース191kmで第9ステージが行われ、ジャイ・ヒンドレー(オーストラリア、ボーラ・ハンスグローエ)が有力選手ばかりのつばぜり合いを制して優勝。
総合成績ではトレック・セガフレードのフアン・ロペス(スペイン)が1分46秒遅れたが、前日までの貯金を利してマリアローザを守った。
ヒンドレーは2020年の第18ステージに続き、2年ぶり2度目のステージ優勝。ジロ・デ・イタリア以外には勝利がないが、2020年は最終日前日で首位になった。最終日の個人タイムトライアルでテイオ・ゲイガンハートに逆転され、39秒遅れの総合2位となっている。
●4賞ジャージ
■マリアローザ(個人総合成績)フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
■マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
■マリアアッズーラ(山岳賞)ディエゴ・ローザ(イタリア、エオーロ・コメタ)
□マリアビアンカ(新人賞) フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
第105回ジロ・デ・イタリアは5月14日、ナポリを発着とする153kmで第8ステージが行われ、トーマス・デヘント(ベルギー、ロット・スーダル)が4人のゴール勝負を制して優勝。2012年以来、10年ぶり2度目の区間勝利を飾った。総合成績ではトレック・セガフレードのフアン・ロペス(スペイン)がマリアローザを守った。
デヘントは2012ジロ・デ・イタリアのステルビオ峠にゴールする山岳ステージでも勝っていて、10年ぶり2度目の勝利。ツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャでもステージ勝利している。
35歳でのジロ・デ・イタリア区間優勝は、1983年に36歳で勝ったルシアン・バンインプに続く歴代2位の記録。
「過去数年間はレースで優勝できたが、いいブレークアウェイに乗るのがますます難しくなっていると感じている。今シーズンはこの日でようやく3回目。そこにはいつもいいライダーがいる。今日もまた、ファンデルプールとビニアム・グルマイがいた。いつもなら私はマークされるが、この日は誰もが彼らを見ていることを見抜いていた。私はそれを利用した」とデヘント。
「この2年間、不運と体調不良に見舞われた。今日、私はまだレースに勝つことができることを証明した。今日は本当にいいサーキットレースだったし、チャンピオンシップみたいなものだったけど、ベルギー選手権のことしか話せないのは、ヨーロッパ選手権や世界選手権で優勝したことがないからだ。グランツールを走るのはとても気持ちいいが、今日はクラシックレースのような感じがした」
●4賞ジャージ
■マリアローザ(個人総合成績)フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
■マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
■マリアアッズーラ(山岳賞)クーン・ボウマン(オランダ、ユンボビスマ)
□マリアビアンカ(新人賞) フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
第7ステージにもどる≪≪ ≫≫第9ステージにすすむ
第105回ジロ・デ・イタリアは5月13日、ディアマンテ〜ポテンザ間の196kmで第7ステージが行われ、クーン・ボウマン(オランダ、ユンボビスマ)がトム・デュムラン(オランダ、ユンボビスマ)のアシストを受けて初優勝。総合成績ではトレック・セガフレードのフアン・ロペス(スペイン)がマリアローザを守った。
ボウマンはジロ・デ・イタリア初優勝で、2017年のクリテリウム・デュ・ドーフィネの区間勝利以来の勝ち星。デュムランは優勝候補の一角だったが、第4ステージの上りで9分以上も遅れ、マリアローザ争いから脱落していた。
●4賞ジャージ
■マリアローザ(個人総合成績)フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
■マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
■マリアアッズーラ(山岳賞)クーン・ボウマン(オランダ、ユンボビスマ)
□マリアビアンカ(新人賞) フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
第6ステージにもどる≪≪ ≫≫第8ステージにすすむ
クラシックと呼ばれる春の伝統的ワンデーレースが相次いで女子レースを併催している。7月には女子版ツール・ド・フランスとも言える第1回ツール・ド・フランスファム・アベックZwiftが8日間の日程で開催される。その魅力が認知され、世界各国で国際放送される時代に。今回は国内外で増えつつある女子ロードレースを紹介。
これまでの女子レースはどうしてもメインイベントである男子の前座のような扱いだった。男子に先行してレースがあるため、取材陣は女子レースの現場に居合わせることが難しい。しかし実際には女子レースには華やかさがある。それに気づいたスポンサーが女子レースを応援するようになると、主催者も男子とは別日程の単独レースとして開催することを考案した。
2021年から始まったパリ〜ルーベ、そして2022年に初開催される女子版ツール・ド・フランスには、室内バーチャルアプリのZwiftが出資して、単発レース化。日本のJ SPORTSなど世界各国で女子レースが中継されるまでになった。
初開催となる女子版ツール・ド・フランスは7月24日から31日までの8日間。女子レースの初日が男子のツール・ド・フランス最終日で、どちらも舞台はパリだが、コースは独自のものだ。
「女子選手が待ち続けていたツール・ド・フランス開催は歴史的な意義がある」と大会ディレクターのマリオン・ルス。
同氏は女子プロ選手として走りながらツール・ド・フランスの表彰台でアテンド係を担当。引退後は解説者としてのキレのある発言が注目され、女子レースの最高権威として抜てきされた。私生活では男子世界チャンピオンのジュリアン・アラフィリップのパートナーで、2人の間に子供もいる。
これまでツール・ド・フランスに女子レースがなかったわけではない。1984年から1989年まで女子部門が男子集団に先行して走るツール・ド・フランスフェミナンがあった。男子よりも短い日程、短い距離ながら同じコースを使って3時間ほど前を走った。しかし開催は6年で終わった。運営が大変なわりに注目が得られなかったからだという。
廃止後もツール・ド・フランスを主催するA.S.O.は女子レースを開催していたが、「ツール・ド・フランス」の名称は使わなかった。その大会も2009年に終了。2014年からツール・ド・フランスの特定区間に限定して、ラクルスbyル・ツール・ド・フランスが始まったが、複数の日程で開催するステージレースではなく、ワンデーレースだった。
7月に行われる新たな大会は男子の前座とはならない単独の8日間ステージレースだ。「男子と同じ黄色いリーダージャージー、マイヨジョーヌを8日後に手にした女性が真のチャンピオン。だれが一番強いのか、世界中の人たちがわかるのがこの大会の魅力なのです」(ルス)
日本では女子とジュニア男女の年間シリーズ戦としてQリーグ・Nリーグがある。Q(クイーン)は女子選手、N(ニューエイジ)は中学生男女が参加できるロードレースだ。ポイント首位選手にはリーダージャージーが与えられ、だれが一番強いのかを可視化できるようにした。
「女子そしてジュニアの活躍は今後の自転車普及には必須」と同運営事務局の須藤むつみさん。「広報とイベント企画は課題もあるので、さらに女子選手らを応援してもらえるように積極的に活動していきたい」
初戦の「春のしもふさクリテリウム」が千葉県成田市・下総運動公園で5月8日に開催された。2023年3月までのシーズンに10戦前後の大会を開催していく。
第105回ジロ・デ・イタリアは5月12日、パルミ〜スカレア間の192kmで第6ステージが行われ、グルパマFDJのアルノー・デマール(フランス)が集団スプリント勝負で優勝。前日に続く2連勝で、大会通算7勝目を飾った。総合成績ではトレック・セガフレードのフアン・ロペス(スペイン)がマリアローザを守った。
前日の大会通算6勝目で、デマールはフランス勢としてジャック・アンクティルとベルナール・イノーの勝利数に並んだが、この日の勝利でフランス勢歴代単独1位となった。
「ポイント賞ジャージを最後まで守ることが今後の最大の目標となったが、ジロ・デ・イタリアはこれからが正念場だ。謙虚さをもってしっかりと走っていきたい」とデマール。
●4賞ジャージ
■マリアローザ(個人総合成績)フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
■マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
■マリアアッズーラ(山岳賞)レナード・ケムナ(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)
□マリアビアンカ(新人賞) フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
第5ステージにもどる≪≪ ≫≫第7ステージにすすむ
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