ろんぐらいだぁすとーりーず!ポップアップ店が秋葉原に出店

ろんぐらいだぁすとーりーず!POP UP STORE in セガ秋葉原5号館 Akib@ko」が9月5日から22日まで東京・秋葉原で開催される。期間中は新製品が販売される。

©三宅大志/BUSHIROADMEDIA

ろんぐらいだぁすとーりーず!POP UP STORE in セガ秋葉原5号館 Akib@ko
【開催場所】
セガ秋葉原5号館5階Akib@ko(アキバコ)
【住所】
東京都千代田区外神田1-10-1
【開催期間】
2020年9月5日(土) ~ 2020年9月22日(火)予定
【営業時間】
10:00 ~ 21:00(日祝は20:30まで)
※情勢に応じて変更となる可能性も
●ブシロードクリエイティブ公式ページ

サイクルジャージ プラス1 1万6000円(税別)

8月21日の販売開始から、わずか1日で完売状態となってしまった、しまなみ海道コラボ・ツーリングTシャツ。この人気アイテムを秋葉原のポップアップストアでも特別に販売する。また、今回のポップアップストアで新商品も続々と登場。実用性の高い、魅力的なアイテムが多数ラインナップする。

ソフトジャージ上下 1万2000円(税別)
モバイルチャージャー 4500円(税別)
アクリルスタンド 1500円(税別)
コマ抜きTシャツ 各3500円(税別)
サコッシュ 各3000円(税別)
トレーディング缶バッジ 各400円(税別)
トレーディングアクリルキーホルダー 各600円(税別)
ネックゲイター 2500円(税別)
サイクルジャージ(アルパカサイクル) 1万3000円(税別)
ツーリングTシャツ(しまなみ海道) 5000円(税別)

自宅の黒猫を見ていてひらめいたR250新商品など続々

R250の新商品と新色アイテムが入荷した。R250は自転車専門通販サイト、ワールドサイクルのオリジナルブランド。


R250 ツールケース スリムロングタイプ カーボン柄/チェレステファスナー

R250 ツールケース スリムロングタイプ カーボン柄/チェレステファスナー

使いやすいセミロングサイズのツールケースに、ビアンキにピッタリなチェレステカラーのファスナーモデルが加わった。長さ220mmまでの携帯ポンプが入るセミロングサイズは、R250がオリジン。2200円(税込み)。
●ワールドサイクルの詳細ページ


R250 防水スマートライドポーチスーパーDX ブラック

R250 防水スマートライドポーチスーパーDX ブラック

YKKの止水ファスナーを採用し、縫い目のないウェルダー加工で作った防水性の高いポーチ。スマホやお札、カード、小銭、鍵などすべてまとめて入れたら、ジャージのバックポケットにピッタリ収まるサイズに。グレーに続いて、新色ブラックが入荷した。3300円(税込み)。
●ワールドサイクルの詳細ページ


R250 ポケマル 黒猫ダミーローター 2個セット

R250 ポケマル 黒猫ダミーローター 2個セット

ディスクロードでの輪行や車載する時の必需品、ダミーローター。「あるとき我が家の黒猫を見ていてひらめきました」と開発担当。440円(税込み)。
●ワールドサイクルの詳細ページ


R250 L型ファスナーポーチ 杢ブルー

R250 L型ファスナーポーチ 杢ブルー

すでに発売中の杢グレー、ブラックに続く新色。出し入れしやすいL型ファスナーを採用した小銭入れ。サイクリングの時はもちろん、普段使いとしてもおすすめ。1980円(税込み)。
●ワールドサイクルの詳細ページ

ルツェンコ初優勝…ツール・ド・フランスは山岳区間へ

第107回ツール・ド・フランスは9月3日、ルテイユ〜モンエグアル間の山岳を走る191kmで第6ステージが行われ、カザフスタンチャンピオンのアレクセイ・ルツェンコ(アスタナ)が第1集団から終盤に単独で抜け出し、初優勝を挙げた。

カザフスタンチャンピオンのアレクセイ・ルツェンコが先頭集団から単独で抜け出す ©A.S.O. Pauline Ballet

総合成績ではミッチェルトン・スコットのアダム・イエーツ(英国)が首位を守った。

スタートの町の郊外に出たところに設置されたKM0、正式スタート地を通過 ©A.S.O. Pauline Ballet

ツール・ド・フランスでステージ勝利のために戦う目標を持っていたというルツェンコ。

「ツール・ド・フランスは今シーズン最大のゴールの一つだった。私は長い間この勝利を夢見ていたし、今私の夢が実現した」

ツール・ド・フランス第6ステージで先頭集団を形成した8選手 ©A.S.O. Pauline Ballet

第6ステージは過去にルツェンコがステージ優勝とともに総合優勝したレースと似ていた。ただしルツェンコにはエースであるミゲルアンヘル・ロペスのアシストとしての使命もあって、すでにその仕事を果たしたゆえに総合成績からは大きく遅れていた。

「今日はステージの前に、この日の戦術について、スポーツディレクターとゼネラルマネージャーのアレクサンドル・ビノクロフと検討した。フィニッシュまで単独で行くチャンスがあるので、第1集団に加わったらうまく休憩を取ろうと決めた」という。

ミッチェルトン・スコット、イネオス・グレナディアス、ユンボ・ビスマ ©A.S.O. Pauline Ballet

一日中かなりいい感じで、足はかなりうまくいった

この日の第1集団がメイングループから脱却するのに時間がかかったが、最終的に成功した。まんまとルツェンコはここに加わることができたのだ。

「長くて暑い日だったが、後ろの車に乗っていたアレクサンドル・ビノクロフにステージを通して本当に素敵に導かれた。最後の登りで、私は落ち着いて、自分のリズムを保つようにした。そして最も難しい部分で、自分自身のなかで攻撃をした」

「この勝利にとても満足している。それは私にとってもチームにとっても大きな成果だ。また、カザフスタンのナショナルチャンピオンジャージで勝つことは素晴らしい気持ちだ。この素晴らしい機会を与え、長年にわたって私たちをサポートしてくれたすべてのスポンサーとメインパートナーのSamruk-Kazynaに感謝したい」

同じ三大大会でありながら、ツール・ド・フランスはジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャと比べると、区間初優勝者が誕生することが極端に少ない。今大会も第5ステージまでは過去に勝利経験があるエース選手のみ。世界中が注目される大会では、実力者で勝利をねらっていくのが常套作戦なのだ。

ツール・ド・フランス第6ステージを制したルツェンコ ©A.S.O. Pauline Ballet

カザフスタン登録のアスタナのエースはミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)だ。ただしこの日はルツェンコが最も得意とする、難易度が低いながら登り切ってゴールする舞台設定。そしてルツェンコは、前日まで5分50秒も遅れていた。

総合成績が下位ならスタート直後のアタックも容認される可能性が高い。そしてルツェンコが第1集団に加われば、エースのロペスが大集団の中で楽に走れる。チームのビノクロフ監督が描いた作戦だ。これがまんまとハマった。

コフィディスのヘスス・エラダは55秒遅れの2位でゴール後に落胆 ©A.S.O. Pauline Ballet

終盤の上りで得意の走りを見せつけて独走となったルツェンコは、追走するチームカーの監督を振り返って勝利の合図を送る余裕すらあった。カザフスタンチームの、自国の王者が勝利を挙げた。

マイヨジョーヌを守ったアダム・イェーツ ©A.S.O. Pauline Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)アダム・イエーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マイヨベール(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ブノワ・コズネフロワ(フランス)(フランス、AG2Rラモンディアール)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2020ツール・ド・フランス第6ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

【もの知りコラム】最初からシャンゼリゼにゴールしたわけではない

今でこそツール・ド・フランスのフィナーレは、パリのシャンゼリゼだが、世界で最も美しいといわれるこの大通りに選手たちが凱旋するようになったのは1975年からだ。第1回はパリ近郊のビルダブレにゴールした。その翌年から1966年まではパリのパルクデプランスに。現在はサッカーのパリ・サンジェルマンの本拠地として知られるサッカースタジアムだが、当時は自転車競技場だった。

1967年から1974年まではブローニュの森とはパリ市街地をはさんで反対にあるバンセンヌの森にゴールしていた。

現在はノーカーデーなどの催しでシャンゼリゼが全面通行止めになることが多くなったが、かつては年に4回しかなかった。革命記念日。クリスマス、戦勝記念日、そしてツール・ド・フランスのフィナーレの日だ。

第5ステージにもどる≪≪   ≫≫第7ステージにすすむ

🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

アラフィリップがペナルティで首位陥落…ツール・ド・フランス第5S

第107回ツール・ド・フランスは9月2日、ガップ〜プリバ間の183kmで第5ステージが行われ、ユンボ・ビスマのワウト・ファンアールト(ベルギー)がゴール勝負を制し、2019年に続く区間2勝目を挙げた。

2020ツール・ド・フランス第5ステージ ©A.S.O. Alex Broadway

ドゥークニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)は残り20kmを切ってから規則違反のボトル補給を受けたため20秒のペナルティ。前日まで4秒遅れの総合2位につけていたミッチェルトン・スコットのアダム・イエーツ(英国)が首位に浮上。初めてマイヨジョーヌを着用した。

パレード区間を終えて「km0地点」を通過したところで正式スタートの合図が振られた ©A.S.O. Alex Broadway
マイヨジョーヌのアラフィリップは「長くて退屈なステージだった」と余裕のコメントだったが… ©A.S.O. Alex Broadway

この日は序盤から走行速度が遅く、飛び出そうとする選手もいなかった。連日の激しいレースで疲れを見せる選手たちの気持ちが「今日はみんなでゆっくり行こう」という意思で統一されたのだ。その間隙を縫ってアシスト役のファンアールトが勝利をものにした。

山岳賞ジャージを着るブノワ・コズネフロワ ©A.S.O. Alex Broadway

2019年は第10ステージで勝ったが、第13ステージで落車して負傷リタイア。2020年8月に復帰したばかりだった。

「ここまで回復できるとは思わなかった。チームエースのログリッチとデュムランは調子がいいので、ボクはこのあとはしっかりと仕事をしたい」とファンアールト。

2020ツール・ド・フランス第5ステージ ©A.S.O. Alex Broadway

アラフィリップは集団の中でゴールし、首位を守ったかに見えたが、残り17kmで沿道にいたチームスタッフから規則違反のボトル補給。20秒のペナルティを加算され、総合16位に陥落。イェーツが首位に浮上した。

ワウト・ファンアールト(ベルギー)がツール・ド・フランス第5ステージ優勝 ©A.S.O. Alex Broadway

「ゴール後にチームバスでシャワーを浴びてホテルに向かう準備をしていたが、表彰式に出るようにと迎えがきた。こんな感じで初めてマイヨジョーヌを着るのはイヤだったが、獲得したものは守りたい」とイェーツ。

アダム・イェーツがツール・ド・フランス第5ステージでマイヨジョーヌ ©A.S.O. Alex Broadway

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)アダム・イエーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マイヨベール(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ブノワ・コズネフロワ(フランス)(フランス、AG2Rラモンディアール)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2020ツール・ド・フランス第5ステージ ©A.S.O. Pauline-Ballet

【もの知りコラム】国別対抗戦だった時代もあった

ツール・ド・フランスの参加形態は、いくつかの変遷を繰り返して今日に至る。基本的には現在と同じチーム単位での参加だが、個人参加も認めた時代もある。1930年にようやくルールが明確化。じつはその年からナショナルチームとしての参加に変更された。1938年には完全に個人参加がなくなった。翌年には活性化の意味で、フランス地域選抜も加わる。

さらに1962年、チーム単位の参加に変更。1967~1968年にナショナルチーム形式に戻したのはサッカーW杯のようにナショナリズムをあおるのが目的だった。ようやく現在のプロチーム単位の参加となったのが1969年。世界190カ国に報道されるレースだけに、スポンサーで成り立っているプロチームは、ツール・ド・フランスに出場することが最優先となる。

第4ステージにもどる≪≪   ≫≫第6ステージにすすむ

🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

ワイ・インターナショナルが自転車通勤推進企業に認定

ワイ・インターナショナルが、国土交通省が企業活動における自転車通勤や業務利用を拡大するために創設した自転車通勤推進企業宣言プロジェクトの宣言企業に応募し、8月 27 日に自転車活用推進本部長より初回認定された。

自転車通勤推進企業宣言プロジェクトとは、自転車通勤を推進する企業・団体に対する認定制度の創設により、自転車通勤を積極的に推進する事業者の取り組みを広く発信し、企業活動における自転車通勤や業務利用の拡大を図ることを目的としたプロジェクト。

ワイ・インターナショナルでは、同社が運営する全国36のワイズロード店舗で、スポーツバイクの専門知識に精通したスタッフが自転車を購入する人へ、ヘルメットの着用、傷害保険や盗難保険の加入を推奨しているほか、自転車の安全利用や乗車前の点検方法などを紹介した自社制作の動画をご案内するなど、利用者の安全を第一に考えた接客を以前より行っている。

日常的にスポーツバイクの安全性を発信し積極的に自転車通勤を推進していきたいとの考えか らプロジェクトに賛同し、宣言企業に応募したという。今回認定された24の団体のうち、接客販売業をメインとした唯一の企業。

「スポーツサイクル文化を築き、人々を健康にしたいという理念を創業当初からもつ当社は、 このプロジェクトをきっかけに今後自転車通勤を推奨する企業のサポートを行い、自転車を通じて豊かで健康的な社会をつくる一助になれたらと考えています」と同社。

【初めてのスポーツ自転車】乗る前に知っておきたいこと

ログリッチが主力選手を制して優勝…ツール・ド・フランス第4S

第107回ツール・ド・フランスは9月1日、システロン〜オルシエール・メルレット間の160.5kmで第4ステージが行われ、ユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が主力選手をゴール勝負で制して優勝。2017、2018年の区間勝利に続く大会通算3勝目を挙げた。

2020ツール・ド・フランス第4ステージ ©A.S.O.-Charly-López

総合成績ではドゥークニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)が首位を守った。

UAEエミレーツ ©A.S.O.-Pauline-Ballet
2020ツール・ド・フランス第4ステージ ©A.S.O. Alex Broadway

ツール・ド・フランスの前哨戦とも言えるクリテリウム・デュ・ドーフィネで、ログリッチは圧倒的な強さを見せた。しかし総合1位で迎えた最終日前日にクラッシュ。大きなケガを負った。とっさに考えたのは、「このレースの総合優勝を捨てても、ツール・ド・フランスのためにケガの回復に専念すること」。ログリッチは最終日に出走しなかった。

シストロンからオルシエールメルレットへ ©A.S.O.-Pauline-Ballet

幸いなことに回復は順調で、このレースの開幕を迎えた。

「最初の山岳である第2ステージで十分走れる感触をつかんでいた。今日のレースはハイペースだったが、アシストに援護されていたから最後に余力が残っていた」

マイヨジョーヌのジュリアン・アラフィリップ ©A.S.O.-Pauline-Ballet

この日は6選手が序盤から飛び出し、最大で4分差をつけた。ログリッチやアラフィリップら主力選手は後方の大集団で待機。残り7.5kmで逃げ続けた選手をすべて吸収し、ゴールの上り坂へ。ワウト・ファンアールト(ベルギー)がログリッチをけん引し、最後はログリッチがスパートして両手を挙げてゴール。総合成績で7秒遅れの3位に浮上し、「マイヨジョーヌはまだ着ていないが準備はできている」と語った。

ログリッチが2020ツール・ド・フランス第4ステージ優勝 ©A.S.O.-Pauline-Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨベール(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ブノワ・コズネフロワ(フランス)(フランス、AG2Rラモンディアール)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2020ツール・ド・フランス第4ステージ ©A.S.O.-Charly-López

【もの知りコラム】レース中に折れたフレームを溶接した伝説

レース中に自転車が壊れたら後方を走るサポートカーの屋根に積んであるスペアバイクと交換する。今でこそあたりまえだが、100年前はどうしたか? 1913年にピレネーのツールマレー峠で今も語り継がれる伝説が生まれた。

その日は距離326km。前年の総合2位、フランスのウジェーヌ・クリストフが峠の下りで自転車のフロントフォークが折れるというアクシデントに見舞われた。14kmをひたすら歩いて、たどり着いたのがサントマリー・ド・カンパンという村。鍛冶屋に飛び込んで溶接道具を借りると、自らの手で折れたフォークを直し、先行していたライバル選手を追いかけていった。

村の鍛冶屋は民家となっているものの現存し、建物の壁に伝説の舞台となったことを示すプレートが埋め込まれている。

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🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
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