リッチーのスチールモデル、ロードロジックがカラー変更

トム・リッチーが40年前に初めて作ったスチールロードバイクがロードロジック。それ以来数えきれないほどの革新と改善をこのモデルに施してきた。前モデルからフォークを一新し、タイヤクリアランスに余裕が生まれたことで、タイヤの選択肢が増えている。

リッチー・ロードロジック(グレーイエロー)

トルプルバテッドチューブ、TIG 溶接、ドロップイン方式のヘッドチューブの採用により、全体的な軽量化が図られた。モダンクラシックを標榜するこのバイクは、リッチーがすべての情熱を注いだ傑作に仕上がっている。取り扱いはインターマックス

◆ロードロジック
税抜価格:17万円
Weight:1.77kg(55 サイズ、フレームのみ)
Size:49,51,53
Color:グレーイエロー
BB:JIS
Tube:トリプルバテッドロジックチューブセット
ヘッドセット:WCS ヘッドパーツ付属
フォーク:カーボン
エンド寸法:130mm

問い合わせ先
インターマックス

進化したスピナジーのステルスフルカーボンクリンチャー3.2

インターマックスはスピナジーの最新ホイール、ステルス フルカーボンクリンチャー3.2 を発表した。32mmハイトで加速性、操作性を向上させ、PBOスポークを採用していて振動吸収性が優れ、荒れた路面からのショックが大きく軽減される。ソフトなライドフィーリングも継続している。

ステルス フルカーボンクリンチャー 3.2

■仕様
ホイール重量 F/R set:1395 g
フロント希望小売価格:11万円(税抜)
リヤ希望小売価格:13万5000円(税抜)
リム幅:24mm
リム高さ:32mm
リム形状:フルカーボンクリンチャー

問い合わせ先
インターマックス

ステルス フルカーボンクリンチャー 3.2(フロント)
ステルス フルカーボンクリンチャー 3.2(リヤ)

山岳賞のマドラゾがメジャー初V…ブエルタ・ア・エスパーニャ

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月28日(水)、レリアナ〜ハバランブレ天文台間の170.7kmで第5ステージが行われ、山岳賞ジャージを着用するブルゴスBHのアンヘル・マドラゾ(スペイン)がチームメートを含む3選手の逃げを成功させ、残り700mから独走してメジャー初優勝を飾った。

アンヘル・マドラゾがブエルタ・ア・エスパーニャ第5ステージ優勝 ©Photogómez Sport

大会2日目に山岳賞1位に立ったマドラゾは主催者推薦で出場を決めたプロコンチネンタルチームに所属する31歳の無名選手。ここまで積極的な走りを見せ、この日を含めて3度目のアタックを成功させている。集団から飛び出した累積距離は今大会これまで1位だ。

チームメートのイェツ・ボル(オランダ)、コフィディスのヘスス・エラダ(スペイン)とともに第1集団を形成したマドラゾだが、途中2度にわたって2人から遅れを取ることも。それを見てすかさずボルが抑え役となり、マドラゾが追いつくのを助けた。

コイツよりもボクのほうが速い! ©Photogómez Sport

ゴール手前でもマドラゾが遅れたが、残り700mで2選手に追いつくと、そのまま先行して独走で初優勝を飾った。

「チームは翌日の山岳ポイントのために体力を温存しろと命じたが、ノー、ノー。明日のために今日できることをしないなんて考えられないと返答した。区間優勝は自転車選手としての夢だった」とマドラゾ。
「残り50kmでエラダがアタックしたとき、ボクはついていけなかった。ボルが助けてくれたのさ。この山岳賞ジャージもパワーになった。グランツールでは平たんにしろ山岳にしろ、テレビ画面に登場するボクたちのようなチームも必要なんだ」

有力選手の闘いは、先行選手が総合成績で大きく遅れていたため、その逃げを容認。それでも終盤にその差を詰めていき、世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)のアタックをきっかけに本格化。首位のニコラス・ロッシュ(アイルランド、サンウェブ)がここで脱落した。

アスタナのミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)は集団内の数が減ったのを見て、バルベルデとプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)をふるい落とすためにアタック。2選手を12秒突き放して区間4位でゴールし、4日ぶりに首位を奪還した。

山岳賞ジャージのアンヘル・マドラゾ(スペイン) ©Photogómez Sport

「最後の山岳はかなりペースが速いなと思ったが、ボクは好調を感じていた。メイン集団の中でライバルたちがアシストを失うまで待っていた。バルベルデとログリッチェだけになったのでアタックしたんだ。うまく足が回ったのでゴールまで楽しむことができた」とロペス。
「数秒を稼ぐことができた。ここまで周到にレースを進められていると思う。もちろん先は長いし、明日は明日で過酷な闘いになるだろう。ブエルタ・ア・エスパーニャはとにかく厳しいからね」

4日ぶりにマイヨロハを奪還したミゲルアンヘル・ロペス ©Photogómez Sport

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)
マイヨベルデ(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨルナレス(山岳賞)アンヘル・マドラゾ(スペイン、ブルゴスBH)
□マイヨブランコ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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窪木一茂、橋本英也、梶原悠未が優勝…ジャパントラックカップ

2019ジャパントラックカップⅠ/Ⅱが8月23日(金)から25日(日)まで開催され、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの窪木一茂と橋本英也、機材サポート選手の梶原悠未が優勝した。

橋本英也(中央)がジャパントラックカップⅡ男子オムニアム優勝

ジャパントラックカップⅠオムニアム優勝の窪木は試合後のインタビューで「久しぶりに優勝することができ、やっぱり気持ちいいものだなと思いました。今日は気持ちを強くもつということを実行できたのかなと思います」とコメント。

窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
ジャパントラックカップⅠオムニアム優勝の窪木一茂(中央)

ジャパントラックカップⅡ男子オムニアム優勝の橋本は「世界チャンピオンや世界の強豪選手と日本で走れる機会はめったにないので、自分らしい走りで優勝できたらいいなと思っていたけど、本当にその通りになってよかったです」と語った。

ジャパントラックカップⅡ男子オムニアム優勝の橋本英也

同種目では今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が3位に。

ジャパントラックカップⅠ女子オムニアム優勝の梶原は「スタートリストを見た時にワールドカップでよく見るメンバーも多かったし、10月から始まるワールドカップシーズンの前哨戦だと思って、強い気持ちで戦いました。積極的なレースで勝つことができてとてもうれしい」という。

女子エリートオムニアムを走る梶原悠未(中央) ©2019 JCF
女子エリートオムニアム1位の梶原悠未(中央) ©2019 JCF

パラ男女ミックス舵手つきフォアで2020東京出場ならず

オーストリアのリンツで開催されているボートの2019世界選手権は8月27日、パラ男女ミックス舵手つきフォア(PR3Mix4+)が行われ、日本は八尾陽夏・西岡利拡・有安亮平・齊藤舞香・立田寛之が敗者復活戦1組に出場。5着となり、ファイナルC(13~18位決定戦)へ。この結果、今回の世界選手権での同種目のパラリンピック出場権獲得はできなかった。

パラ男女ミックス舵手つきフォア(PR3Mix4+)八尾陽夏・西岡利拡・有安亮平・齊藤舞香・立田寛之
パラ男女ミックス舵手つきフォア(PR3Mix4+)八尾陽夏・西岡利拡・有安亮平・齊藤舞香・立田寛之

8月28日の組み合わせ
パラ女子シングルスカル(PR1W1x)市川友美
敗者復活戦1組 16:30スタート
1レーン 日本
2レーン スウェーデン
3レーン 韓国
4レーン イタリア
5レーン 南アフリカ
3位以上が準決勝進出。4位以下ファイナルC(13~14位決定戦)へ

パラ女子シングルスカル(PR1W1x)市川友美

パラ男子シングルスカル(PR1M1x)遠藤隆之
敗者復活戦1組 17:15スタート
1レーン ブルガリア
2レーン 中国
3レーン イスラエル
4レーン アルゼンチン
5レーン 日本
2位以上が準決勝へ。3位以下は順位決定予備戦(13~24位)へ

男子軽量級ダブルスカル(LM2x)池田裕紀・西村光生
準々決勝1組 18:37スタート
1レーン ノルウェー
2レーン ポルトガル
3レーン イタリア
4レーン ニュージーランド
5レーン オーストリア
6レーン 日本
3位以上が準決勝へ。4位以下は順位決定予備戦(13~24位)へ

女子軽量級ダブルスカル(LW2x)大石綾美・上田佳奈子
準々決勝3組 19:13スタート
1レーン タイ
2レーン 中国
3レーン ベラルーシ
4レーン オランダ
5レーン 日本
6レーン オーストラリア
3位以上が準決勝へ。4位以下は順位決定予備戦(13~24位)へ

男子ダブルスカル(M2x)山尾圭太・荒川龍太
準々決勝2組 19:35スタート
1レーン チリ
2レーン フランス
3レーン オランダ
4レーン リトアニア
5レーン 日本
6レーン エストニア
3位以上が準決勝へ。4位以下は順位決定予備戦(13~24位)へ

男子軽量級シングルスカル(LM1x)武田匡弘
準々決勝1組 20:43スタート
1レーン 中国
2レーン ポーランド
3レーン ハンガリー
4レーン 英国
5レーン 日本
6レーン ノルウェー
3位以上が準決勝へ。4位以下は順位決定予備戦(13~24位)へ

●日本代表選手リスト
Crew Japan(ボート日本代表)のfacebook
日本ボート協会のfacebook
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つくば霞ヶ浦りんりんサイクリングが11月17日開催へ

つくば霞ヶ浦りんりんロードをコースの一部として走るサイクリングイベント、「つくば霞ヶ浦りんりんサイクリング」が11月17日に開催され、その参加者を募集している。川口運動公園(茨城県土浦市)を発着とする走行距離は約60kmで、コース途中にはエイドステーション(休憩所)を設け、土浦市・つくば市の特産品や補給物を提供し、参加者をサポートする。

筑波山を望みながら平たん路を走る

レンタサイクルの用意(クロスバイク1500円、ロードタイプ2000円)や地元サポートライダー、サポートカー、メカニックカーの充実など初心者でも気軽に参加できるイベント。現在エントリー受付中で、1人7000円。申し込み期限は10月23日(水)。

同イベントは一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが主催する自転車イベントシリーズ「ツール・ド・ニッポン」のひとつとして実施する。

つくば霞ヶ浦りんりんサイクリング(ツール・ド・ニッポン2019 いばらき)
・開催日:2019年11月17日(日)
・申込期間:2019年8月9日(金)~10月23日(水)
・会場:川口運動公園(茨城県土浦市)
・コース:約60km
・定員:500名(予定)
・主催: 茨城県
・共催:一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
・協力:つくば霞ヶ浦りんりんロード利活用推進協議会
Webサイト

鉄道の廃線跡を利用したりんりんロード

つくば霞ヶ浦りんりんサイクリングのオススメポイント

Point1:らくらく参加サービスが充実
イベントに出ようと思っても、どうやって自転車を会場まで持っていくかわからない。そんな方のためにレンタル自転車を会場で受け取る「レンタサイクルプラン」を用意。

Point2:安心のライドサポート
初めての方でも安心してサイクリングを楽しめるよう、地元サポートライダーやサポートカー、メカニックカーを配置して、ライド中の不安をサポート。また、希望者には「ビギナーマーク」を配布。

Point3:地域の味覚が味わえるエイドステーション
土浦市、つくば市のエイドステーションでは地域ならではの味覚を用意する予定。秋の風景を感じながらほどよい運動と美味しい食べ物が堪能できる。

霞ヶ浦湖畔