ルツェンコ金、別府史之が銀…アジア競技大会男子ロードレース

インドネシアで開催されているアジア競技大会は6日目となる8月23日、自転車男子ロードレースが行われ、カザフスタンのアレクセイ・ルツェンコ(アスタナ)がゴール勝負で先行した別府史之(トレック・セガフレード)をわずかに制して金メダルを獲得した。最後は5人の争いになり、中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)が先頭をけん引して、別府をアシスト。

アスタナのアレクセイ・ルツェンコ © Luca Bettini/BettiniPhoto

25歳のルツェンコは2012年にU23世界チャンピオンになった逸材。2017ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ1勝。2018ツアー・オブ・オマーン総合優勝。カザフスタンのアスリートオブザイヤー受賞者。

画像と詳細はのちほど掲載。

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ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手リスト

●バーレーン・メリダ(バーレーン)
Vincenzo Nibali, Ion Izagirre, Gorka Izagirre, Franco Pelli, Ivan Cortina, Luka Pibernik, Hermann Pernsteiner, Mark Padun
http://teambahrainmerida.com/a-very-competitive-team-for-the-vuelta/

●AG2Rラモンディアル(フランス)
Mikael Cherel, Julien Duval, Hubert Dupont, Tony Gallopin, Ben Gastauer, Alexandre Geniez, Alexis Gougeard, Nans Peters

●アスタナ(カザフスタン)
Miguel Angel Lopez, Pello Bilbao, Omar Fraile, Jan Hirt, Nikita Stalnov, Andrey Zeits, Davide Villella, Dario Cataldo

●BMC(米国)
Richie Porte, Brent Bookwalter, Alessandro De Marchi, Rohan Dennis, Nicholas Roche, Joey Rosskopf, Dylan Teuns, Fran Ventoso
https://twitter.com/BMCProTeam/status/1031481164027113472

●ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
Rafa Majka, Peter Sagan, Emanuel Buchmann, Marcus Burghardt, Davide Formolo, Jay McCarthy, Lukas Pöstlberger

●エウスカディバスクカントリー(スペイン)
Aritz Bagües, Eduard Prades, Gari Bravo, Mikel Bizkarra, Jon Aberasturi, Oscar Rodriguez, Mikel Iturria, Hector Saez

●EFエデュケーションファースト・ドラパック(米国)
Rigoberto Uran, Mike Woods, Dani Moreno, Pierre Rolland, Tom Van Asbroeck, Simon Clarke, Mitch Docker, Sebastian Langeveld
https://www.efprocycling.com/uran-headlines-pinkargyle-squad-for-vuelta/

●カハルラル(スペイン)
Sergio Pardilla, Alex Aranburu, Lluis Mas, Nick Schultz, Nelson Soto, Cristian Rodriguez, Jonathan Lastra, Antonio Molina

Doce candidatos para el equipo más especial de la temporada

●コフィディス(フランス)
Nacer Bouhanni, Jesus Herrada, José Herrada, Luis Angel Mate, Kenneth Vanbilsen, Mathias Le Turnier, Loïc Chetout, Stéphane Rossetto

●ディメンションデータ(南アフリカ)
Louis Meintjes, Igor Anton, Merhawi Kudus, Ryan Gibbons, Steve Cummings, Ben King, Johann van Zyl, Amanuel Ghebreigzabhier
http://africasteam.com/2018/08/21/preview-la-vuelta-a-espana/

●グルパマFDJ(フランス)
Thibaut Pinot, Mickaël Delage, Rudy Molard, Georg Preidler, Léo Vincent, Benjamin Thomas, Marc Sarreau, Antoine Duschesne

●カチューシャ・アルペシン(スイス)
Ilnur Zakarin, Ian Boswell, José Gonçalves, Reto Hollenstein, Pavel Kochetkov, Maurits Lammerlink, Tiago Machado, Jhonatan Restrepo

●ロット・スーダル(ベルギー)
Sander Armée, Tiesj Benoot, Thomas De Gendt, Bjorg Lambrecht, Tomasz Marczy?ski, Maxime Monfort, Tosh Van der Sande, Jelle Wallays
https://lottosoudal.be/en/news/line-vuelta-2018

●モビスター(スペイン)
Nairo Quintana, Alejandro Valverde, Andrey Amador, Winner Anacona, Daniele Bennati, Richard Carapaz, Imanol Erviti, Nelson Oliveira

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●ブルゴスBH(スペイン)
José Mendes, Diego Rubio, Jetse Bol, Jordi Simon, Jorge Cubero, Jesus Ezquerra, Pablo Torres, Oscar Cabedo, Dario Hernandez, José Cabedo

●ミッチェルトン・スコット(オースラトリア)
Adam Yates, Simon Yates, Michael Albasini, Alexander Edmondson, Jack Haig, Damien Howson, Luka Mezgec, Matteo Trentin

https://www.greenedgecycling.com/news/mitchelton-scott-to-take-advantage-of-talent-and-racing-nous-for-opportunities-around-general-classification-ambitions-at-the-vuelta-a-espana

●クイックステップフロアーズ(ベルギー)
Elia Viviani, Michael Morkov, Kasper Asgreen, Laurens De Plus, Dries Devenyns, Fabio Sabatini, Pieter Serry

http://www.quickstepfloorscycling.com/en/news/detail/quick-step-floors-cycling-team-to-vuelta-a-espa-a/3746

●スカイ(英国)
Michal Kwiatkowski, Jonathan Castroviejo,David de la Cruz, Sergio Henao, Tao Geoghegan Hart, Salvatore Puccio, Pavel Sivakov, Dylan van Baarle

●サンウェブ(ドイツ)
Phil Bauhaus, Simon Geschke, Jai Hindley, Johannes Fröhlinger, Wilco Kelderman, Michael Storer, Mike Teunissen, Martijn Tusveld
http://teamsunweb.com/lv2018/

●トレック・セガフレード(米国)
Bauke Mollema, Nicola Conci, Kiel Reijnen, Fabio Felline, Giacomo Nizzolo, Markel Irizar, Gianluca Brambilla
https://twitter.com/treksegafredo

●ロットNLユンボ(オランダ)
Steven Kruijswijk, George Bennett, Danny van Poppel, Lars Boom, Floris De Tier, Tom Leezer, Bert-Jan Lindeman, Sepp Kuss

https://www.teamlottojumbo.com/cycling-news/this-is-our-vuelta-2018-team

●UAEエミレーツ(UAE)
Fabio Aru, Dan Martin, Sven Erik Bystrom, Simone Consonni, Valerio Conti, Vegard Stake Laengen, Simone Petilli, Edward Ravasi

UAE Team Emirates for the Vuelta a España 2018

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エンヴィを代表するSESシリーズにベストバランスリム、SES 5.6が登場

アメアスポーツジャパンが取り扱うENVE(エンヴィ)が、同ブランドが誇るカーボンロードリムとそのホイールセットを2018年10月以降より発売する。米国ユタ州で開発され、メルセデスF1の風洞実験施設を使用してR&Dを繰り返し行い、完成されたスピードと剛性を追求したベストバランスロードリム。

市場への投入は、米国本国では8月23日以降、日本を含む米国以外の取り扱い国では9月27日以降の発売となる。

SES 5.6は、SES4.5の改良モデル
メルセデスF1の風洞実験施設で開発されたエアロ効果の高いリム形状
エンヴィ独自の技術である一体成型のカーボンモールディングによる高い剛性をもつ
フラットブレーキ面に比べて約30%も高いブレーキ制動
チューブレス対応(クリンチャーのみ)

SES5.6 クリンチャー
39万円/45万円 リム単体/13万2000円(すべて税別)

SES5.6 チューブラー
36万2000円/46万8000円 リム単体/12万2000円(すべて税別)

SES5.6 クリンチャー


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クウィアトコウスキーがブエルタ・ア・エスパーニャ参戦…1シーズン2大会は自身初

英国のスカイが8月25日から9月16日まで開催されるブエルタ・ア・エスパーニャの出場8選手を発表。元世界チャンピオンであるミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド)が起用されることになった。ツール・ド・フランスではクリストファー・フルームやゲラント・トーマス(ともに英国)のアシスト役として知られるが、1シーズンにグランツールと呼ばれる三大ステージレースに2つ出場するのは自身初。

スカイのアシスト役として重要な役割を担ってきたミカル・クウィアトコウスキー(先頭) © ASO

ブエルタ・ア・エスパーニャには前年の総合優勝者であるフルーム、2018ツール・ド・フランス総合優勝のトーマスの英国・スカイ勢が欠場。ともに9月2日から9日まで開催される英国一周レースを選択した。スカイはクウィアトコウスキーと、地元スペインのダビド・デラクルスをダブルエースとして起用した。

クウィアトコウスキーがブエルタ・ア・エスパーニャに参戦するのは2年ぶり。
「ツール・ド・フランスを走ったあとでどんな走りができるかは、この身体が証明してくれる。プレッシャーは感じない。どちらかというと興奮している」とクウィアトコウスキー。

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与那嶺恵理は女子ロードレースで3位…アジア競技大会

インドネシアのジャカルタとその周辺で開催されているアジア競技大会は5日目となる8月22日、自転車女子ロードレースが行われ、与那嶺恵理(ウィルグ・ハイ5)が銅メダルを獲得。唐見実世子(弱虫ペダルサイクリング)は20位。優勝は韓国の羅亜凜で、2位に1分20秒差をつけた独走勝利。与那嶺は3選手による2位争いで2番目にゴールした。

アジア競技大会自転車女子ロードレースを走る与那嶺恵理 ©2018 JCF

女子ロードはスバンの街をスタートして、アップダウンを含む折り返しのあるコースを90kmほど走ってから15kmの登りでフィニッシュとなる104.4kmで争われた。日本チームは与那嶺をエースとして、最後の登り口までは集団で進めたいという戦略。各国の参加選手は最大2名のため逃げを許してしまうと追走できるチームが限られるため有力国の逃げには少人数でも注意をしなければならなかった。

スタートと同時に地元インドネシアの選手がアタックして5kmほどで50秒ほどのタイム差をつける。その後タイム差が1分、2分と広がっていく。集団は有力国から選手を出していいペースで進むが、タイム差は広がっていき3分差となる。唐見が中心となり集団のペースを作りインドネシアの選手とのタイム差が広がり過ぎないように注意する。

最初の40kmが追い風でUターンしてからは向かい風になるため、後半にゆっくりタイム差を詰めて勝負どころの登りまでに1分差以内に詰め寄れば問題のない状況ではあったが、60km地点から先頭の選手が大失速して2分以上の差がわずか10kmでなくなり集団は一つになる。そこから韓国や中国を中心にアタック合戦となり、唐見だけではなく与那嶺もこれらに対応して集団は一つで登り口に入る。登りに入ると与那嶺と韓国の羅がペースを上げて最初の1kmほどで先頭集団は一気に7名に絞られる。

この中にはスプリントに強い選手が複数名入っているため与那嶺と羅がペースアップでふるいにかけるが、登りには緩くなる区間や下り区間もあるため集団はそこからは大きく崩れない。その中で羅が抜け出し、与那嶺が追走グループを引っ張る。この動きで優勝候補の1人ベトナムのNGUYEN Thi Thatが遅れて、追走は与那嶺を含む3名のグループとなる。与那嶺はスプリント力のある中国のPU Yixian、香港のYANG Qianyuを引き連れて羅を追うが追いきれない。そのまま羅が独走で優勝し、与那嶺はスプリント力のある2人を相手に冷静に立ち回り、PUにゴール前で抜かれたものの3位を確保し銅メダルを獲得した。

アジア競技大会の自転車女子ロードレース、2位のゴール勝負で与那嶺恵理(左)が先着を許す ©2018 JCF

与那嶺恵理のコメント
唐見さんがやってほしいこと、やらないといけないことをわかってくれていたので、スムーズにレースを進めることができた。最後の登りでは、表彰台は3人なので、ついてくる選手が2人になるまで引き続けようと考えていた。一人多く4選手の集団となってしまったが、韓国が協調してくれたことはよかった。しかし残り5kmで韓国で逃げられてしまった。その時点で表彰台ねらいに頭を切り替え、最後のスプリントでは中国にまくられることはわかっていたので、貪欲に先駆けして表彰台をねらった。
金メダルをねらいにきたが、なにもなく帰るよりも銅メダルを持って帰ることができてよかった。明後日に個人タイムトライアルもあるので、また頑張りたい。明日、試走をして最後の機材選択をしたい。

唐見実世子のコメント
スタートアタックした選手は簡単に捕まるだろうと思っていたが、どんどん差が開いてしまったことが予想外だった。中盤を過ぎても追いつかないので、脚を使って追い始めたら意外にも早く捕まってしまったのがチームとして失敗だった。最後の山の麓で捕まえられるのが理想の展開だった。
逃げが吸収されて集団が一つになってからは、与那嶺さんに脚を使わせたくなかったので、集団の後方で脚をためていた香港や中国がカウンターアタックできないくらいのペースで登り口までずっと引いて、あとは与那嶺さんに勝負を託した。

アジア競技大会自転車女子ロードレースで3位になった与那嶺恵理(右) ©2018 JCF

23日は男子ロードレースが行われ、別府史之(トレック・セガフレード)と中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)が出場する。

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ツール・ド・フランスさいたまで大会ボランティアの募集開始へ

2018さいたまクリテリウム実行委員会では、11月4日(日)にさいたま新都心駅周辺で開催される「J:COM presents 2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を支える大会ボランティアを9月3日(月)11:00から募集する。

© Yuzuru SUNADA

運営補助(会場案内、イベント運営補助、来場者アンケートなど100名程度。
通訳(各所通訳:英語、フランス語ほか)10名程度。
救護補助(医師資格者)10名程度。
救護補助(看護師資格者)10名程度。

■活動日時 2018年11月4日(日)次の時間帯より選択可
1. 全日‥‥8:00~18:00 2. 午前の部‥‥8:00~13:00 3. 午後の部‥‥13:00~18:00
■活動場所 レース会場内および周辺イベント会場(さいたま新都心駅周辺)
■募集期間 2018年9月3日(月)11:00から9月18日(火)12:00まで
■応募条件
・15歳以上(中学生を除く)の方
・未成年者の場合、保護者の同意がある方
・日本語以外を母語とされる方は、日本語の日常会話と読み書きが可能である方
・通訳にあっては日常会話を問題無くこなせるレベルにある方
・救護補助にあっては、「医師法」に基づく医師免許、または「保健師助産師看護師法」に基づく看護師免許を有している方
・事前説明会にいずれか1日参加できる方。開催日:10月20日(土)午前、10月21日(日)午後(2時間程度を予定)場所:さいたま市内
・その他、公式ホームページに記載されている「注意事項」に同意いただける方
■応募方法 大会公式ホームページまたはFAX
■支給品 スタッフジャンパー 昼食(全日活動される方のみ)
■活動保険 傷害保険に一括加入(個人負担はありません)
■お問い合わせ 2018さいたまクリテリウムボランティア募集事務局
TEL: 03-6696-8208(平日10:00~17:00)/FAX: 03-5459-2909
E-mail: volunteer(アットマーク)criterium.jp

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