東京五輪ロードコース発表…富士山を目指す雄大なコース設定

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の自転車競技ロードレースコース(男子/女子)が東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から8月9日に発表された。

富士山と富士スピードウェイ ©Tokyo 2020

武蔵野の森公園をスタート会場とし、東京都・神奈川県・山梨県・静岡県を通り、富士スピードウェイにゴールする。総距離はパレード走行区間10kmを含む男子約244km、女子約147km。獲得標高は男子約4865m、女子約2692mとなる。

男子は大会1日目の7月25日(土)11時にスタート。女子は2日目の26日(日)13時にスタート。世界のトップレーサーがゴールの富士スピードウェイを目指す。東京から日本の象徴である富士山麓を目指すレースとなり、その映像は世界中に東京2020オリンピックの開幕を印象づける!男女ともに起伏の激しい難易度の高いコースとなった。

武蔵野の森公園 ©Tokyo 2020
道志みち ©Tokyo 2020
富士山と山中湖 ©Tokyo 2020
富士スピードウェイ ©Tokyo 2020

男子ロードレースの高低図  ©Tokyo 2020

女子ロードレースの高低図 ©Tokyo 2020

東京オリンピック自転車競技ロードレース(男子)コース詳細
東京オリンピック自転車競技ロードレース(女子)コース詳細
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最新ゴアテックス採用…防水性を持ちながら軽くて柔らかいトレランシューズ

サロモンを取り扱うアメアスポーツジャパンが、疲労や怪我の原因になる走行中の振動を吸収するVibeテクノロジーをソール前面に配備し、またゴア社の最新テクノロジーであるゴア・インビジブルフィットを採用し、通常のメッシュアッパーと変わらないフィット感と軽量性を実現したトレイルランニング用シューズSENSE RIDE GORE-TEX INVISIBLE FIT(センスライド・ゴアテックス・インビジブルフィット)をサロモン直営店並と全国のサロモン取扱店で発売した。

センスライド・ゴアテックス・インビジブルフィット(女性用)

ゴア・インビジブルフィットテクノロジー
防水・防風・透湿機能を備えながら、通常のトレイルランニングシューズと同等レベルのフィット感と履き心地を実現。その最大の理由は構造にある。従来のシューズアッパーとゴアテックスメンブレンが別々のブーティー構造ではなく、シューズアッパーと同じ形に切り抜いたゴアテックスメンブレンを圧着する構造となっている。

路面状況の変化に応じたグリップ力を提供

圧着によるメリット
・アッパー生地とメンブレンの隙間ができないため吸水性を抑え速乾性を50%向上。
・内部で生じるシワや折り目、生地の重なりを取り除き局地的な圧力を大幅に軽減し高いフィット感を実現。
・最大18%の軽量化に成功。
・トゥボックスが広くなり、つま先の自由を阻害する事がなくなる。
・走行時のきしみやごわつきがなく、しなやかで非常に静か。

シューズアッパー布の下にゴアテックスを重ねている
まさに防水透湿シューズ

センスライド・ゴアテックス・インビジブルフィット
疲労や怪我の原因になる走行中の微振動を吸収する、Vibeテクノロジーをソール全面に配備。また最新ゴア・インビジブルフィットテクノロジーを適用することで、通常のメッシュアッパーシューズと変わらないフィット感と軽量性を実現した。防水性・防風性・透湿性も抜群。過酷な環境下でも足をドライで快適に保つ。

男性用と女性用があり、価格はどちらも1万9000円(税別)。

●サロモンのホームページ

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サガン、ポート、ピノが8月25日開幕のブエルタ・ア・エスパーニャ参戦へ

3年連続の世界チャンピオン、ツール・ド・フランスで大会最多タイとなる6度目のポイント賞を獲得したボーラ・ハンスグローエのペテル・サガン(スロバキア)が8月25日にスペインのマラガで開幕するブエルタ・ア・エスパーニャに出場する。7月のツール・ド・フランスで負傷リタイアしたBMCのリッチー・ポート(オーストラリア)、体調不良で欠場したグルパマFDJのティボー・ピノ(フランス)も参戦する。

世界チャンピオンのアルカンシエルで表彰式を待つペテル・サガン © ASO

優勝候補のリッチー・ポートが鎖骨骨折でリタイア © ASO
ティボー・ピノ © Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

2018ブエルタ・ア・エスパーニャ全日程
8月25日(土) 第1ステージ マラガ(個人TT) 8km
8月26日(日) 第2ステージ マルベリャ~カミニートデルレイ 163.5km▲▲
8月27日(月) 第3ステージ ミハス~アラウリンデラトレ 178.2km▲
8月28日(火) 第4ステージ ベレス・マラガ~アルファカル 161.4km▲▲
8月29日(水) 第5ステージ グラナダ~ロケタスデマル 188.7km▲
8月30日(木) 第6ステージ ウエルカル・オベラ~サンハビエル 155.7km
8月31日(金) 第7ステージ プエルト・ルンブレラス~ポソアルコン 185.7km
9月1日(土) 第8ステージ リナレス~アルマデン 195.1km
9月2日(日) 第9ステージ タラベラデラレイナ~ラコバティリャ 200.8km▲▲
9月3日(月) 休養日
9月4日(火) 第10ステージ サラマンカ~フェルモセリェ 177km
9月5日(水) 第11ステージ モンブエイ~リベイラサクラ 207.8km▲
9月6日(木) 第12ステージ モンドニェド~ファロデエスタカデバレス 181.1km
9月7日(金) 第13ステージ カンダス~バリェデサベロ 174.8km▲▲
9月8日(土) 第14ステージ システィエルナ~レスプラエレス 171km▲▲
9月9日(日) 第15ステージ リベラデアリバ~ラゴスデコバドンガ 178.2km▲▲▲
9月10日(月) 休養日
9月11日(火) 第16ステージ サンティリャナデルマル~トレラベガ(個人TT) 32km
9月12日(水) 第17ステージ ゲチョ~バルコンデビスカヤ 157km▲▲▲
9月13日(木) 第18ステージ エヘアデロスカバジェロス~レイダ 186.1km
9月14日(金) 第19ステージ レイダ~ナトルランディア(アンドラ) 154.4km▲▲▲
9月15日(土) 第20ステージ エスカルデス・エンゴルダニ(アンドラ)~コルデラガリナ 97.3km▲▲▲
9月16日(日) 第21ステージ アルコルコン~マドリード 100.9km

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愛三工業の岡本隼がNIPPO・ヴィーニファンティーニ研修生に

2017年U23アジアチャンピオン、愛三工業所属の岡本隼がNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニとトレーニー(研修生)契約を締結。9月のツアー・オブ・チャイナよりチームに合流する。岡本はスプリンターとして活躍し、今季も3月に日本ナショナルチームとして参戦したツール・ド・台湾第1ステージで、スプリントを制して区間優勝。個人総合リーダージャージにも袖を通した。

ツール・ド・台湾第1ステージ優勝の岡本隼

岡本は9月3日から5日までのツアー・オブ・シンタイ(中国、UCIアジアツアー2.2)、9月8日から15日までのツアー・オブ・チャイナ1(中国、UCIアジアツアー2.1)に、NIPPO・ヴィーニファンティーニの一員として参戦予定。この大会では、多くのステージが集団ゴールスプリントの展開になると予想されていて、スプリンターとして世界の舞台で貴重な経験を積んでいく。

●岡本隼のプロフィール
1995年6月1日生まれ、23歳。京都府出身
身長/体重 169cm/64kg
脚質 スプリンター
ジュニア、U23時代から日本を代表するスプリンター、トラック中長距離選手として国内外のレースで活躍。2017年、日本大在学中に愛三工業(UCIコンチネンタルチーム)と契約。プロ2年目の今シーズンは春に大学を卒業し、自転車競技に専念する。

●主な戦歴
2018年
ツール・ド・台湾 第1ステージ優勝
ツール・ド・とちぎ 第3ステージ2位
2017年
アジア選手権ロードレースU23 優勝
ツール・ド・北海道 第2ステージ優勝 ポイント賞

また8月よりチームはワールドツアーチームで活躍するニコラ・ボニファッツィオの弟であるレオナルド・ボニファッツィオ(イタリア/1991年3月20日生まれ)と、ピュアクライマーとして期待がかかるミゲルアンヘル・レジェス(コロンビア/1992年5月26日生まれ)とトレーニー契約を締結。シーズン後半戦の各レースをともに戦っていく。

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東京五輪パラ招致の立役者、谷真海が出場できず…当該クラスが除外

2020年の東京パラリンピックで実施されるパラトライアスロン競技種目が国際トライアスロン連合から発表され、谷真海が属する運動機能障害PTS4クラスの実施が見送られた。東京五輪・パラリンピックの招致活動において最終プレゼンテーションでスピーチするなど東京開催を実現させた立役者だが、現時点では東京パラリンピック出場の道が閉ざされた。

ITU世界パラトライアスロンシリーズ2018/横浜でバイクパートを走る谷真海 © ブリヂストンサイクル㈱

パラトライアスロンには6段階の障がいカテゴリーがあって各大会のスケールに応じて採用されている。東京パラリンピックで採用されるのはこのうち4カテゴリーになることはすでに国際パラリンピック委員会から発表されていた。8月6日に発表された実施カテゴリーは男女各4種目。車いす、視覚障害と運動機能障害の2カテゴリー。PTS4は競技人数が少ないことなどを理由に除外された。

ブリヂストンのトライアスロンバイクで疾駆する谷真海 © ブリヂストンサイクル㈱

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ペダルをこがない自転車レース「パンプトラック」の世界選手権代表が決定

ペダルをこがない自転車レース「パンプトラック」の世界選手権代表選手を選考する国内予選会、レッドブル・パンプトラック⽇本予選が8月5日、北海道の赤井川村で開催され、榊原爽(さや)や中井飛馬(あすま)ら男女各4選手が出場権を獲得した。

レッドブル・パンプトラック世界選手権の出場権を獲得した榊原爽 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

レッドブル・パンプトラック日本予選を制した中井飛馬 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool
東日本で唯一の舗装路常設パンプトラック © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

女子の結果と世界選手権出場権を獲得した選手
1位 榊原 爽(サカキバラ サヤ、18歳、オーストラリア、プロBMXライダー)
2位 丹野 夏波(タンノ カナミ、18歳、神奈川県、学生)
3位 藪田 寿衣(ヤブタ ジュイ、16歳、大阪府、学生)
4位 中村 加奈子(ナカムラ カナコ、47歳、東京都、プロスノーボーダー)

男子の結果と世界選手権出場権を獲得した選手
1位 中井 飛馬(ナカイ アスマ、18歳、新潟県、プロBMXライダー)
2位 吉井 康平(ヨシイ コウヘイ、23歳、東京都、プロBMXライダー)
3位 増田 優一(マスダ ユウイチ、17歳、大阪府、学生)
4位 大霜 優馬(オオシモ ユウマ、16歳、神奈川県、プロBMXライダー)

初開催となる世界選手権は10月13日に米国アーカンソー州で行われる。

大会の動画 提供:北海道動新聞

北海道の赤井川で開催されたレッドブル・パンプトラック日本予選 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool
MTBダウンヒラーの永田隼也も参戦 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool
300人の観衆は初開催のパンプトラックに興味津々
レッドブル・パンプトラック日本予選で2位になったジュニアの丹野夏波
左から2位の吉井康平、優勝の中井、3位の増田優一、4位の大霜優馬© Suguru Saito / Red Bull Content Pool

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