トピークが高性能フロアポンプ、ジョーブロー スポーツⅢなどを発売

自転車用アクセサリーのトップブランド「トピーク」から、スポーツサイクルに必須の高性能フロアポンプ「ジョーブロー スポーツⅢ」が発売された。ベストセラーモデル「ジョーブロー スポーツⅡ」のダイヤルゲージを3インチに大型化することでより見やく、また切り替えなしで米式と仏式に対応するスマートヘッドをアップデートした。

ジョーブロー スポーツⅢ

「ジョーブロー プロ X」は高い位置にマウントされた大型エアゲージ、安定したポンピングを可能にするワイドスチールベース、切り替えなしで米式と仏式に対応するスマートヘッドを備えたハイスペック仕様のフロアポンプ。

ジョーブロー スポーツⅢ
4800円(税別)
・ 米式と仏式に対応するスマートヘッド DX4
・ エアーリリース ボタン付 (英式バルブのエアーリリースはできません)
・ 最大160psiまで測れる 3″大型ダイヤル ゲージ付
  (英式バルブの空気圧測定はできません)
・ 最大200psiまで充填可能
・ 1ストロークあたりの充填空気量 (目安) : 317.5cc
・ パッド付 大型ハンドル
・ ホース ロック付
・ スチール シリンダー
・ 大型アルミ合金製 ベース
・ 英式トンボ口金付属
・ ニードル付属
・ L117 x W253 x H678mm
・ 1.68kg

ジョーブロー プロ X

ジョーブロー プロ X
1万1300円(税別)
・ 米式と仏式に対応するスマートヘッド DX3
・ エアーリリース ボタン付 (英式バルブのエアーリリースはできません)
・ 高い位置にマウントされた 最大200psiまで測れる 3″大型ダイヤル ゲージ付
  (英式バルブの空気圧測定はできません)
・ 最大200psiまで充填可能
・ 1ストロークあたりの充填空気量 (目安) : 320.7cc
・ パッド付 大型ハンドル
・ ホース ロック付
・ ポリッシュ仕上げ アルミ合金 シリンダー
・ 大型アルミ合金製 ベース
・ 仏式高圧用アダプター付属
・ 英式トンボ口金付属
・ ニードル付属
・ L140 x W280 x H740mm
・ 2kg

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キナンサイクリングがツール・デュ・ロワールエシェールに参戦へ

キナンサイクリングチームが発足以来4年連続となる春のフランス遠征に挑む。遠征メンバーは椿大志、塚本一樹、中西健児、雨乞竜己、新城雄大。平均年齢23歳の5人で構成される。4月6日に日本を出国してフランス入り。北中部の都市ブロアを拠点にトレーニングを行なっていく。遠征の終盤では4月11〜15日に4年連続の出場となるツール・デュ・ロワールエシェールに臨む。

ツール・デュ・ロワールエシェールに出場するキナンチームメンバー ©︎KINAN Cycling Team

2017年以降、この遠征におけるメンバー選出は若手から中堅年代の日本人選手に限定し、サイクルロードレースの本場である欧州フランスでのトレーニング、さらにはその成果を試す場としてUCIヨーロッパツアーへの出場によって強化を図ることを目的としている。

同大会は過去に活躍した選手がトッププロチーム入りするなど、将来を有望視される選手たちの登竜門的な位置付けとも言われている。2017年の第2ステージを制したアレックス・フレーム(ニュージーランド)は2018シーズンからUCIワールドチームのトレック・セガフレードへ。同じく個人総合優勝を果たしたアレクサンダー・カンプ(デンマーク)は2017年の世界選手権アンダー23ロードレースで銅メダルと大きな飛躍を果たしている。

2018年は、開幕からの2ステージが平坦基調。大会中盤の第3、第4ステージがアップダウンに富み、総合成績を狙っての激しいレースとなることが予想される。最終の第5ステージはこの大会恒例ともいえるロワールエシェール県の県庁所在地であるブロアの市街地に設けられた周回コースでのクライマックスとなる。

平坦ステージではエーススプリンターの雨乞を軸に、大会中盤からは逃げや勝負どころのアタックでレースを動かすべく果敢にトライしていきたいという。今回のメンバーでは椿、雨乞、新城はヨーロッパでの競技活動経験があり、これまでに培ってきた走りを発揮する絶好の機会ともなる。2018年は完走者2名だったが、今回はこれまで以上に戦力を整えてレースへと臨む。

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インデュラインがジロ・デ・イタリア殿堂入り…最後の勝利から25年の節目

1992年と1993年のジロ・デ・イタリアで総合優勝したスペインのミゲール・インデュラインがジロ・デ・イタリア殿堂入りを果たし、4月5日に授賞式が行われた。ベルギーのエディ・メルクス、イタリアのフェリーチェ・ジモンディとフランチェスコ・モゼール、アイルランドのステファン・ロッシュ、フランスのベルナール・イノーらの英雄に並んだ。

ミゲール・インデュラインを中央に左は元世界チャンピオンのマウリツィオ・フォンドリエスト、右はライバル的存在だったクラウディオ・キャプーチ © LaPresse

大型選手のインデュラインは個人タイムトライアルを得意としつつ、山岳ステージでも上りが得意な選手と互角に走るすべを知っていた。1991年7月のツール・ド・フランスからジロ・デ・イタリアと合わせた二大大会を5連勝するという快挙。1995年には個人タイムトライアルの世界チャンピオンに。1996年のアトランタ五輪でもその種目で金メダル。1994年にはアワーレコードの世界記録を樹立した。

マリアローザのインデュライン(左)と山岳王キャプーチ © BettiniPhoto

授賞式はミラノ大聖堂から石を投げたら届く近さというジェロラモ劇場。
「最も思い出深いのは1994年のメラーノ〜アプリカ間でマルコ・パンターニと一緒にアタックしたこと。ステルビオとモルティローロを上ってパンターニとゴールを目指した。そのときにマリアローザを着用していたのはロシアのエフゲニー・ベルツィンで、彼を逆転しようと試みた。結局それは果たせずベルツィンが優勝したが、ボクにとっては強烈な思い出だ」とインデュライン。

Illustration : Riccardo Guasco

インデュラインはジロ・デ・イタリアで総合優勝した初めてのスペイン選手。その後はアルベルト・コンタドールが2008年と2015年に総合優勝した。ジロ・デ・イタリアでの個人タイムトライアルは通算4勝。モゼールの12勝、メルクスの7勝などに続き、歴代6位の記録だ。

スペインの無敵艦隊ミゲール・インデュライン

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Livアンバサダーと行く 初めてのロードバイクサイクリングは5月13日開催

女性のためのサイクルブランド「Liv(リブ)」は「Livアンバサダーと行く 初めてのロードバイクサイクリング」を2018年5月13日(日)大阪で開催する。経験豊富な女性スタッフで運営する女性限定イベントで、1人でも安心して参加できる。

クロスバイクからロードバイクに乗り換えると、楽に遠くまで行けるから行動範囲が広がる。新しい世界を体感することができる。でも初めてロードバイクに乗る女性は細いタイヤやドロップハンドルに不安を持つ人も多い。

そこでLivは、ロードバイクの不安を解消して楽しさを体感できる、ロードバイク未経験者と初心者の女性を対象としたイベントを企画した。最新の女性用ロードバイクに乗って10数km離れたおしゃれなカフェを目指す。事前の準備は不要。体格に合う最新のロードバイクやヘルメット、グローブが用意されている。

講師を務めるのは、Livアンバサダーの中川ひろか。マウンテンバイクの国内トップ選手として活躍するかたわら、ヨガインストラクターやボティケアトレーナーの資格をもち、イベント経験も豊富な女性サイクリスト。ロードバイクの基本的な乗り方の説明やポジションチェック、カラダの使い方やストレッチなどのアドバイスを受けることができる。

Livアンバサダーと行く初めてのロードバイクサイクリング

ivアンバサダーと行く初めてのロードバイクサイクリング
【対象】ロードバイク未経験者と初心者の女性(未購入または購入後3カ月以内)
【ガイド】Livアンバサダー中川ひろか+女性スタッフ2名
【内容】ロードバイクでの往復25kmライド。途中、カフェでのランチと、中川さんから身体の使い方についてアドバイスを受けることができる。
【参加条件】イベントにはウェブメディアの同行取材がある。イベント中の画像撮影、インタビューなどに協力できる人。
【バイク】女性用ロードバイク。手持ちの愛車でも参加可能。(GIANTおよびLivに限る)
【料金】3500円(機材レンタル費用、保険、ランチ代金、消費税を含む)
【募集人数】10人
【開催日時】2018年5月13日(日)9:00〜16:00
【集合場所】ジャイアントストア大阪
住所:〒562-0015大阪府箕面市稲1-3-18
阪急電鉄箕面線「牧落駅」より徒歩16分。阪急電鉄箕面線「牧落駅」の隣駅である「桜井駅」からストアまでの送迎車も用意

Livアンバサダーと行く 初めてのロードバイクサイクリングの詳細と申し込みページ

中川ひろか

中川ひろかプロフィール
友人のすすめで山に走りに行ったことがきっかけとなりマウンテンバイクを始め、2005・2006・2011年にはジャパンシリーズチャンピオンを3度獲得。2018年は全日本チャンピオンを目指して活動するほか、女性に向けてスポーツバイクの楽しみ方やスクール、そして自転車のあるライフスタイルの提案なども積極的に取り組んでいる。
【資格】ヨガインストラクター、ボディケアトレーナー、日本マウンテンバイク協会認定インストラクター

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伊豆大島のサイクルきっぷは半額以下を継続…次回はGW明けに

首都圏から気軽に行ける自転車パラダイスとして人気の伊豆大島に、期間限定で大きくディスカウントされた大型客船キップが東海汽船から販売される。次回の実施期間は2018年5月11日(金)夜発から7月14日(土)帰着。おとな往復料金は通常8900円だが、期間中は4000円・こども2000円(税込み)。輪行袋に入れれば手荷物料金なし。片道1500円で自転車をそのまま持ち込めるサービスもある。

輪行袋に収納すれば手荷物料金は不要

東京の竹芝客船ターミナルを22時に出航し、大島に翌日午前6時に到着(6月29日からは23時出港・5時到着)。午後2時30分に帰路の便が大島を出航し、平日午後7時・土日午後7時45分に竹芝に到着する(6月30日からは13時20分出港・17時40分到着)。伊豆大島の滞在時間は8時間ほどで、大島一周46.6kmを走っても、温泉で汗を流し、食事をする余裕がある。

2等リクライニングシート限定だが、土曜日夜発でもごらんのように空いていた

夜行の大型客船となるが、2等リクライニングシート限定となる。また宿泊希望者は大島温泉ホテルを1泊8870円(こども5810円)=2名以上の場合=で利用できる。

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総合サイクリングステーション「シクロパビリオン」のイベントに参加しよう

サイクリングに最適な武蔵・比企丘陵の自然に囲まれ、首都圏からのアクセスのよさを合わせ持つ「シクロパビリオン」は、サイクリストに「走る楽しみ」「学んで成長する楽しみ」を提供する総合サイクリングステーション。週末ごとにイベントを開催し、スキルアップなどに役立てることができる。

ヒルクライム初心者向けの入門レクチャーサイクリング

初心者はもちろん、中級、上級者、レーサーまであらゆるサイクリスト向けに、基本から高度な技術まで分かりやすく学べるレクチャー。ベテランのインストラクターが帯同し、サポート態勢も充実しているのが魅力。身につけた技術を試せるサイクリングイベントをたくさん用意されている。参加料は3000〜7000円。

上りのペダリングをレクチャーしてくれるイベントも

埼玉県東松山市にある「シクロパビリオン」の母体は、ツール・ド・フランスを目指す自転車ロードレースチーム「エキップアサダ」。世界各地でのレース転戦で培った知識&技術を一般サイクリストに惜しみなく提供している。さらに仲間と「走って、学んで、チームを応援」するための自転車クラブ「シクロクラブ」 も結成していて、その会員は随時募集中。

●シクロパビリオンのホームページ

奥武蔵のヒルクライムスポット巡り

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