ピナレロのドグマF10にチームウィギンスカラーが追加販売開始

ピナレロのDOGMA(ドグマ)F10に新色が追加される。2015年に設立され、若手選手の育成に力を入れているチームウィギンスが2018年に使用するスペシャルカラーの受注がスタートした。シャイニーレッドをベースとしてホワイトとブルーのアクセントが入ったチームカラー仕様。通常のDOGMA F10と、ディスクブレーキ仕様のDOGMA F10 DISKにもこのカラーが設定される。

主な特徴:
Carbon Torayca T1100 1K Dream Carbon with Nanoalloy Technology
Asymmetric Frame
Fork ONDA F10 with ForkFlap
Think2 System with E-Link
ICR Internal Cable Routing
Drop in Bearing System 1” 1/8 – 1”1/2
Italian thread BB
Seatclamp TwinForce
3XAir™ two positions available
for the second bottle
FlatBack Profile
UCI Approved
Max Tyre 700x25mm

■サイズ:44, 46.5, 47, 50, 51.5, 53, 54, 55, 56, 57.5, 59.5, 62(CC)
※フレームセットにはAIR 8フルカーボンシートポスト付属

DOGMA F10 TEAM WIGGO 2018

DOGMA F10
カラー:945 / TEAM WIGGO 2018
フレームセット価格:76万円(税別)

DOGMA F10 DISK
カラー:216 / TEAM WIGGO 2018
フレームセット価格:78万円(税別) ※スルーアクスルシャフト付属

●ピナレロジャパンのホームページ

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台湾・武嶺ヒルクライムツアー…7月13日出発の4日間で18万9800円

東アジアの舗装路最高地点(標高3275m)として有名な台湾・武嶺(ウーリン)を目指す「台湾・武嶺ヒルクライムツアー」が発売され、参加者募集を開始した。今回のツアーは落石事故のあった太魯閣側からではなく、西ルートの埔里(プリ)側から登るヒルクライムツアー。景勝地の日月潭サイクリングもある4日間で18万9800円。カード払いOK。

かもめツアーのホームページ

OVERLANDER企画、旅行代理店かもめが取り扱う主催ツアー。Projecrt-Kの栗田秀隆がツアーメカニック&サポートライダーとして同行する。

台湾・武嶺ヒルクライムツアー

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サイクリングコースWEBサービス「ツールド」がオープン…観光庁とも連携

全国のサイクリストが本当に走りたいコース情報のみを厳選したサイクリングコースWEBサービス「ツールド」が3月26日にサービスを開始した。現在は40コースを収録しているが、順次追加されていく。全国版/機能拡張版は2018年10月ごろにサービス開始予定。

サイクリングコースWEB サービス「ツールド」のトップページ

ルーツ・スポーツ・ジャパンが全国の地方自治体などと共同で「全国サイクルツーリズム連携推進協議会」を設立し、サイクルツーリズム事業「ツール・ド・ニッポン」を開催。2017年には16地域で18イベントを開催し、サイクリスト約1万5000人が参加している。この「全国サイクルツーリズム連携推進協議会」の取り組みは、観光庁の平成29年度「テーマ別観光による地方誘客事業」の一つにも採択されていて、今回のWEBサービスはその事業の一環になる。

「全国サイクルツーリズム連携推進協議会」加盟各地では、すでにイベント事業での誘客実績はあったが、イベント開催時期以外の日常的なサイクリストの誘客に課題を抱えていた。今回のサービスでは、全国各地の魅力的なサイクリングコース情報を一元的に網羅してサイクリストへ提供することで日常的な来訪機会を創出し、加盟各地の地域活性化につなげることがねらい。

掲載するコース情報は加盟各地の自治体から提供されたものではなく、プロのサイクリングガイドが実走した上で、「サイクリストが本当に走りたい」と認定した魅力的なコースのみを厳選している。自治体主導で設計されたサイクリングコースは、時として行政的制約のもとサイクリスト目線不在のものになってしまっているケースもあって、今回のサービスではそのミスマッチを解消した。

今回は全国版に先立ち、静岡県東部のサイクリングコース情報を中心に発表した。掲載されるコースは、ルーツ・スポーツ・ジャパンと業務提携を結び協議会にも加盟しているスルガ銀行から提供されたもので、スルガ銀行サイクルステーションで開催されるプレミアムライドイベントの中で特にサイクリストから支持の高い21コース。アテネオリンピック代表で、リンケージサイクリングのサイクリングプランナー田代恭崇氏が監修。

サイクリングコースWEBサービス「ツールド」のホームページ

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新城雄大が逃げでレースを構築…雨乞竜己が6位。ツール・ド・とちぎ

ツール・ド・とちぎは最終日となる3月25日、栃木県北部の那須町から中部の真岡市まで147kmの第3ステージが行われた。

ツール・ド・とちぎ第3ステージで積極的な走りを見せた新城雄大 ©︎ KINAN Cycling Team / Satoru KATO

コース途中にスプリントポイントが1カ所、3級山岳が2カ所設定された。3級山岳以外にもうねるようなアップダウンが続く一方、コース終盤は平坦になるため、集団ゴールになる可能性が高かった。リアルスタート直後のアタック合戦に、キナンサイクリングの新城雄大、椿大志らが参戦。飛び出しと吸収を何度か繰り返したのち、新城とホセ・ヴィセンテ・トリビオ・アルコレア(スペイン、マトリックスパワータグ)、キム・クンス(韓国、LXサイクリングチーム)の3人が先行する。

メイン集団との差は30秒ほどまで開くが、それ以上差は広がらず、49km地点のスプリントポイントを前に吸収される。そこから再びアタック合戦が始まるが、抜け出せる選手がいないまま、61km地点にあるこの日最初の3級山岳に向けた登りに集団のまま入る。

この登りと頂上からの下りで集団が大きく割れ、30人ほどの集団が先行。その中から4人の逃げ集団が形成される。メイン集団との差は最大で2分近くまで開くが、リーダーチームのオーストラリアンサイクリングアカデミー・ライド・サンシャインコーストと、スプリント勝負に持ち込みたい愛三工業レーシングチームが協力して逃げを追走する。

残り20km、逃げ集団とメイン集団との差が1分を切ったところで、逃げ集団にいた岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が単独アタック。メイン集団との差を1分まで広げる。しかしゴールに向けてメイン集団も加速。残り5kmを過ぎたところで岡はメイン集団に吸収される。最後は集団でのスプリント勝負となり、レイモンド・クレダー(チームUKYO)が優勝。キナンからは雨乞竜己がスプリント勝負に加わり、タイム差なしの6位に食い込んだ。中島康晴、塚本一樹もタイム差なしの集団ゴール。序盤に逃げた新城は9秒差の50位で完走。椿は残念ながら途中リタイアとなった。

1月のシャールジャ・ツアーから好調のまま今大会に臨んだキナンだったが、2017年のツール・ド・とちぎ個人総合2位だったエース、ジャイ・クロフォードを直前の怪我で失い、他チームと比較して数的不利な状況に立たされた。しかし残るメンバーが明確な役割と意識のもと、できうる限りの走りを見せ、一定の成果を残した。最終日の新城の果敢に逃げる姿は、厳しい局面でも攻める姿勢を忘れずに戦うチームスピリットの片鱗を見せた。

これに応えるように雨乞もゴール争いの数的不利な中、埋もれながらもスプリントに挑み6位と、今後のシーズン中に数多く控えるゴールスプリントへ向けてしっかりと手応えをつかんだ。

次戦の国際レースは4月1〜6日のツアー・オブ・タイランド。その後もUCIヨーロッパツアーへの出場が控えていて、引き続き春のシーズンでの活動を強化していく。

ツール・ド・とちぎ第3ステージ結果(147km)
1 レイモンド・クレダー(オランダ、チームUKYO) 3時間16分6秒
2 岡本隼(愛三工業レーシングチーム) +0秒
3 黒枝咲哉(シマノレーシングチーム)
6 雨乞竜己(KINAN Cycling Team)
24 中島康晴(KINAN Cycling Team)
26 塚本一樹(KINAN Cycling Team)
50 新城雄大(KINAN Cycling Team) +9秒
DNF 椿大志(KINAN Cycling Team)

個人総合
1 マイケル・ポッター(オーストラリア、オーストラリアンサイクリングアカデミー・ライド・サンシャインコースト) 5時間46分16秒
2 レイモンド・クレダー(オランダ、チームUKYO) +14秒
3 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +20秒
21 中島康晴(KINAN Cycling Team) +1分38秒
43 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +3分29秒
44 新城雄大(KINAN Cycling Team) +3分30秒
59 塚本一樹(KINAN Cycling Team) +4分39秒

椿大志

椿大志のコメント
すごく厳しいステージというわけではなかったものの、個人的にはDNFという結果に終わり、最終局面の雨乞のアシストができなかった。肝心のところで何もできず、非常に残念。雨乞はしっかりと集団スプリントをもがいて6位に入って、スプリンターとしての役割を果たした。一緒に練習をしていて世界レベルのスプリント力を持っているのを知っているし、彼を軸にしたレースというのも増えていくはずなので、その場面での動きにしっかり対応できるようにしたい。多くの方に期待と応援をしていただいたが、今回のレースでは思うような動きやアピールができずに終わってしまった。次回のレースでは、しっかりと応援に応えられる走りをしたい。

新城雄大

新城雄大のコメント
チームとして前日のような消極的なレースはしないということと、個人的にも攻めたいというのもあり、スタート直後からかなりトライしていった。結果、前半で数回の逃げに乗ることができたが、集団に容認されず捕まってしまった。後半は、雨乞さんのスプリントへ向けての動きに集中したが、最終局面でアシストができなかった。個人的な動きとしては悪くなかったと思うが、後半もう一仕事が必要だと感じた。今回は数的不利があるなかで中島さんの動きもあり、最終局面でのポジショニングはできていたので、うまくはまれば勝ちも遠くはないと感じている。個人的には、得意とする逃げの展開に磨きをかけていきたい。チームとしては、やはり雨乞さんのスプリントを成功させるような動きができるように連携を図っていきたい。

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ロード乗りはどうしてスネ毛を剃るの?

自転車に乗っている人、とりわけツール・ド・フランスを頂点とするロードバイク乗りは脚の毛をきれいに剃っている人が圧倒的に多い。その理由はなんだろう?

© Fabio Ferrari – LaPresse

まずはマッサージがしやすいからという理由。日本のマッサージはパウダーを使って筋肉をもみほぐすことが主流だったが、ロードレースの本場ヨーロッパではかつてからオイルが使われる。施術者としては毛がないほうが皮膚に手のひらが密着して刺激を与えやすい。また毛深いとマッサージ用オイルが多量に必要となってくる。

マッサージを受けた際に毛穴から雑菌が入って毛嚢(のう)炎などの細菌感染症になるのを予防するためという意見もある。スポーツマッサージは身体の末梢から心臓に向かってさするのが原則。毛並みとは逆向きにさすることになるので、毛穴に雑菌が入りやすくなるので、毛を剃って穴をなくしてしまえば感染症になりにくいという説だ。

落車などによる擦過傷を処置するときは、スネ毛がないほうが洗いやすいし、消毒しやすいという理由もある。特に深い傷で縫う必要があるときは、手術時に患部周辺の毛を剃るのと同じ理由で、毛があると邪魔になる。ちょっと前に自転車好きの女医に見解を聞いてみたが、「感染症の恐れがあるのでいいことばかりではない」とも。

余談だが落車によって擦過傷を負ったときは、大量の水で患部の泥や砂利を洗い落とし、サランラップのような保湿力のあるもので患部を覆う湿潤療法がおすすめだという。消毒をすると皮膚を再生する細胞まで殺してしまうとも。出血をともなう治療のときは医療用のゴム手袋、ない場合はコンビニのレジ袋で手を覆って処置をしなさいと指導された。

空気抵抗の低減になるというウソのような理由もあるが、風洞実験室でテストしてその効果を数値で実証した大手自転車メーカーもあるという。

© Daniele Badolato / Lapresse

そして大勢の意見はやはり、見た目にきれいだから。日本のスポーツ選手はあまり体毛を剃る習慣がないが、ヨーロッパでは水泳選手のみならず体操などの競技も全身あるいは一部の体毛をきれいに処理して競技に登場する。自転車選手も毛を剃ることで脂肪がそぎ落とされた長くて細い脚をことさら美しく見せることができる。

彼らはファンを魅了するプロスポーツマンだからだ。

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ツール・ド・ランカウイでキナンのトマ・ルバが個人総合8位

マレーシアで3月18日に開幕したツール・ド・ランカウイは、25日の第8ステージをもって閉幕。この大会に初出場を果たしたキナンサイクリングは、トマ・ルバの総合8位がチーム最上位。また、ルバのほかサルバドール・グアルディオラ、中西健児の3人が完走。総距離1341.2kmに及ぶ戦いに幕を閉じた。

ツール・ド・ランカウイの最終ステージ ©︎ KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

2018年で23回目を迎え、ステージ数やレースオーガナイズなど大会の規模から「アジア最高峰のステージレース」とも称されるこの大会。16日にランカウイ島でチームプレゼンテーションが行われ、18日からは全8ステージにわたる戦いが続いてきた。

キナンは、第1ステージで椿大志、第7ステージでマルコス・ガルシアがそれぞれリタイアし、残る4選手で最終日を迎えた。前日の第7ステージでは山本元喜と中西の動きに始まり、グアルディオラが大人数の逃げに合流。さらに中盤にルバがメイン集団を飛び出し、グアルディオラが入るグループへ。一時はルバがバーチャル総合リーダーとなる場面もあり、キナン勢の動きがレースをよりサバイバルにした。

第7ステージまでを終えてルバが個人総合9位につけているが、チームは引き続き攻撃的な走りに努めることを確認。順位を守るのではなく、1つでも上げられるよう残る3選手がサポートする。

今大会の最後を飾るのは首都クアラルンプールにフィニッシュする141.1km。途中、スプリントポイントと4級山岳がそれぞれ3カ所ずつ控える。クアラルンプール市内に入ってからは、一度フィニッシュラインエリアを通過したのち、市街地を5周回してフィナーレ。ステージ、総合とも行方はフィニッシュするまで分からない、あらゆる展開が考えられるルートが設けられた。

レースはスタートしてすぐに4人が逃げグループを形成。キナン勢は山本らが前を狙ったが、逃げに入ることはなくメイン集団でレースを進める。逃げる4人は最大で約3分のリードを築くが、メイン集団が射程圏内に収めながら進む。しかし、集団から飛び出した数人が逃げグループに合流。この中に個人総合上位の選手が入ったこともあり、キナン勢は中西を集団前方へと送り込んで追走態勢を整える。

その構図は変わらないまま、クライマックスとなるクアラルンプールの市街地へ。人数を減らしながらも粘る逃げに対し、強力スプリンターを擁するチームが率いるメイン集団。徐々にタイム差を縮めていったメイン集団が最終周回で逃げていた選手たちをキャッチ。キナン勢はグアルディオラがルバをケアしながら最終局面へと向かった。

スプリントでのステージ優勝争いの後ろで、ルバとグアルディオラもしっかりとフィニッシュ。ルバは個人総合での上位を確定させた。個人総合上位陣の一部に集団から遅れてフィニッシュした選手が出た関係から、ルバはスタート時から1つ順位を上げて個人総合8位。UCIポイントは50点をゲット。また、グアルディオラも個人総合23位とし、同様に5点を獲得。今大会で合計55点を得た。この2人に続き、中西も完走。クアラルンプール市街地の周回コース途中までアシストの役割を果たしてフィニッシュしている。

今大会は平坦ステージが多くを占めた中、総合成績に視野を定めて臨んだキナン。初出場ではありながらも、世界の名だたる強豪とならんで戦えるだけの存在感をこの8日間で示したといえる。選手間の連携も上々で、適材適所の役割配分ができていたこともこの先のレースにつながるはずだ。チームが重視する、UCIポイント獲得を常に狙いながら、引き続き全体の底上げを図っていくこととなる。

チームのUCI国際レース次戦は、4月1~6日のツアー・オブ・タイランド(タイ)。主戦場であるアジアでのレースでキナンの活動はさらに加速度を増すことになる。

ツール・ド・ランカウイ第7ステージ結果(141.1km)
1 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、バルディアーニ・CSF) 3時間10分25秒
2 マヌエル・ベレッティ(イタリア、アンドローニジョカットリ・シデルメク) +0秒
3 ルカ・パチオーニ(イタリア、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア)
4 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、アスタナプロチーム)
5 マルコ・クンプ(スロベニア、CCCスプランディ・ポルコヴィチェ)
6 ヨルダンアルレイ・パッラ(コロンビア、マンザナポストボンチーム)
15 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)
34 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team)
60 中西健児(KINAN Cycling Team) +8分14秒
DNF 山本元喜(KINAN Cycling Team)

個人総合時間
1 アルテム・オヴェチキン(ロシア、トレンガヌサイクリングチーム) 32時間6分45秒
2 ルカシュ・オウシャン(ポーランド、CCCスプランディ・ポルコヴィチェ) +27秒
3 ベンジャミン・ディボール(オーストラリア、セントジョージコンチネンタル) +32秒
4 アマヌエル・ゲブレイグザブハイアー(エリトリア、ディメンションデータ) +54秒
5 ジュゼッペ・フォンツィ(イタリア、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア) +57秒
6 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、アスタナプロチーム) +1分2秒
8 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +1分8秒
23 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) +2分30秒
88 中西健児(KINAN Cycling Team) +1時間12分48秒

ベストアジアンライダー
1 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、アスタナプロチーム) 32時間7分47秒
36 中西健児(KINAN Cycling Team) +1時間11分46秒

スプリント賞
1 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、バルディアーニ・CSF) 61pts
20 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 11pts

山岳賞
1 アルバロラウル・ドゥアルテ(コロンビア、フォルカアムスキンズレーシング) 43pts
11 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 10pts

チーム総合
1 ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア 96時間23分38秒
9 KINAN Cycling Team +23分23秒

トマ・ルバ

トマ・ルバのコメント
結果についてはまずまずといったところ。予想のできない戦いだったなかで、コンディションを日ごとに上げていきながらフィニッシュができたことについては満足している。キャメロンハイランドの頂上フィニッシュ(第5ステージ)の5位も悪くはなかった。ただ、表彰台には立ちたかったし、一度はバーチャルリーダーとなった第7ステージでリーダージャージを逃したことも悔しかった。それでもなにより、どんな結果が待っているか分からないハイレベルの戦いを走り切れたことはよかったと思う。
UCIワールドチームなどのビッグチームがそろっていた中で、チームはよく戦ったと思うし、中西健児にとっては素晴らしい経験になっただろう。とはいえ、この大会も(チームが並行出場した)ツール・ド・とちぎもレースには変わりない。コンチネンタルチームが勝つことだってもちろんあるし、レースバリューですべてが決まるわけではない。
いまから次のレースが楽しみ。チームスピリットをしっかりと持って、みんなで喜び合える結果を残したい。

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