太平洋を見下ろす絶景・牡鹿半島がサイクルボールに追加登録

サイクリングアプリ「ツール・ド」を使って日本各地の1周コースを走る期間分散型サイクリングキャンペーン「サイクルボール SeasonⅢ -グランボール制覇の旅-」の追加ステージ第1弾が発表された。6月11日(土)より追加されるステージは、太平洋を見下ろす絶景の牡鹿半島(宮城県石巻市)を一周するコース「おしいち」の1地域。

サイクルボール SeasonⅢは全国各地でサイクルツーリズム事業(自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)を展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが4月29日から開催。今後さらなるステージの増加や新たな取り組みを行っていくという。

おしいちメイン95km(走行期間:6月11日~11月30日)

石巻市かわまち交流センターが発着地点となる「おしいち石巻」。女川駅までの道のりは比較的フラットな道だが、牡鹿半島に入れば太平洋を見下ろす絶景が待ち望んでいる。半島先端の御番所公園から見渡す景色はそこまでの疲れを忘れさせてくれること間違いなし。
●コースの詳細ページ

サイクルボールSeasonⅢ-グランボール制覇の旅-
・内容:サイクリングアプリ「ツール・ド」を使って日本各地の1周コースの制覇を目指す
・参加費:無料
・期間:2022年4月29日(金)~2022年12月27日(火)
・開催地域(6月11日時点)
淡路島1周(兵庫県)、佐渡島1周(新潟県)、霞ヶ浦1周(茨城県)、筑波山1周(茨城県)、福島市・ 二本松市1周(福島県)、狩野川1周(静岡県)、伊豆半島1周(静岡県)、牡鹿半島1周(宮城県)
・主催:(一社)ルーツ・スポーツ・ジャパン
・共催:(一社)淡路島観光協会、茨城県かすみがうら市、福島市相馬市二本松市伊達市観光圏協議会、 (一社)美しい伊豆創造センター、狩野川周辺サイクル事業推進協議会、(一社)石巻圏観光推進機構
・協力:新潟県佐渡市
・事務局:ツール・ド・ニッポン

●サイクルボール SeasonⅢ -グランボール制覇の旅-公式サイト

ランバンコレクション×ツール・ド・フランス カプセルコレクション限定発売

フランス最古のクチュールメゾン、ランバンが展開する「LANVIN COLLECTION MEN’S」がツール・ド・フランスとのカプセルコレクションを発売。ツール・ド・フランスの美しいグラフィックをTシャツ、バケットハット、ブレザー、ピンバッジに載せ、サマーシーズン用に仕上げた。

ROAD NAVY BLAZER 8万3600円(税込)

6月11日からLANVIN COLLECTION MEN’S STOREとONLINE STOREで販売する。

LANVIN COLLECTION MEN’Sがツール・ド・フランスとのカプセルコレクションを発売

この夏限定となるフレンチシックな遊び心あるカプセルコレクション

PAYSAGE T-SHIRT

PAYSAGE T-SHIRT 1万3200円(税込)

ツール・ド・フランスを象徴するアルプス山脈をイメージしたグラフィックとタイポグラフィーで構成。ホワイト、ブラックの他ネイビーの3色展開。裾の両サイドにはガゼットを入れてカジュアルな中にもドレス感を表現している。

COUER T-SHIRT

COUER T-SHIRT 1万3200円(税込)

胸元のハートフルなワンポイントマークが特徴。南仏プロバンス地方を思わせる柔らかなイエロー、ブルー、ホワイトの3色展開。ホワイトは透けないようあえて生地を厚くし、エレガントに着られるように配慮している。

BUCKET HAT

PAYSAGE BUCKET HAT、ROAD BUCKET HAT  1万3200円(税込)

コーデュラナイロン×コットンの耐久性あるOX地を使用したバケットハット。PAYSAGE(左)はブラックとホワイトの2色、ROAD(右)はレトロ調なレインボーデザインでオフホワイトのみ展開。

LOGO PINS

LOGO PINS 2200円(税込)

ツール・ド・フランスのオフィシャルロゴを用いたピンズを3色で展開。ブレザー、ジャケットのアクセントとして使える。裏にはランバンコレクションの刻印が入る。

ROAD NAVY BLAZER

ROAD NAVY BLAZER 8万3600円(税込)

機能性に特化したトラベルスーツ素材を使用したネイビーブレザー。裏地にROADレインボーグラフィックをプリントし遊び心をプラス。メタルボタンはフラットかつマットな金色を選び、モダンな印象に仕上げた。

●公式オンラインストア

LANVIN COLLECTION
1889年にジャンヌ・ランバンによって創設され、現存するフランス最古のクチュールメゾン。 美しいだけでなく心地よいファッションで女性に装う喜びを、伝統的なテーラリングをルーツに、柔らかく仕立 てられる男性服は“すべての男性のために”。モダンなエレガンスに強さを秘めて精緻なバランスで展開するモー ドは、いまも進化を続け、世界中から愛されている。

「ランバンコレクション」はそのセカンドラインとして、ファーストラインのイメージを受け継ぎ、ラグジュアリーな素材と完璧なカッティング、細部にまでこだわった繊細なディテールにより、上質でモダン、ソフィスティケートされたアイテムを展開。ファッションやライフスタイルを確立した、独創性豊かなすべての人のあらゆるシーンにフィットする、トータルコレクションを揃えている。

2022年春夏シーズンより、ファッションディレクター祐真朋樹氏をクリエイティブディレクターに迎えメンズを提案している。

ロードバイクやグラベルバイクにちょうどいいサイズの新型フロントバッグ

自転車通販サイト「ワールドサイクル」のオリジナルブランド、R250からU型フロントバッグ モノトーンカモフラ クッションスペーサー付が発売された。4,950円(税込)。

R250 U型フロントバッグ モノトーンカモフラ クッションスペーサー付

ハンドル低めのロードバイクでも、前輪に当たらず取り付けられるコンパクトサイズ。スクエアタイプのコンパクトなフロントバッグ。ロードバイク、グラベルバイクにオススメ。

しっかりとした芯材を採用しているので、垂れ下がりにくい。ワイヤがフル内装のハンドルにも美しく取り付けられるように、ベルトの取り付け位置は背面と天面の2カ所から選ぶことができる。

ハンドル低めのロードバイクでも、前輪に当たらず取り付けられる

クッションスペーサー(厚さ10mmx2個)が付属しているので、ハンドルバーにしっかりと固定できる。

内側は中身が見えやすいように、黄色の裏地。撥水素材と止水ファスナーを採用しているので、少々の雨なら大丈夫。縫い目からは浸水する。

ワイヤがフル内装のハンドルにも美しく取り付けられるように、ベルトの取り付け位置は背面と天面の2カ所から選ぶことができる

R250 U型フロントバッグ モノトーンカモフラ クッションスペーサー付
幅:210mm 奥行:90mm 高さ:110mm
重さ:155g
容量:1.2L
●ワールドサイクルの詳細ページ

内側は中身が見えやすいように、黄色の裏地

クッションスペーサーは単品販売も

R250 クッションスペーサー

R250 クッションスペーサー 10mmx2。330円(税込)
●ワールドサイクルの詳細ページ

7ITAからちょうどいい感のツールボトルとサコッシュが発売

サイクリングアパレルメーカーの7ITAからNEWデザインのツールボトルとサコッシュが発売された。ツールボトルは税込み2,750円、サコッシュは1,650円。

7ITA Happiness Smile 7 Tool Bottle Black

7ITA Happiness Smile 7 Tool Bottle Black

ボトルケージやサイクルジャージのポケットに入れて使える便利なツールケース。2022年はアメコミ風でポップなHappinessのロゴが特徴。ジッパー式で大きく開き、中身の出し入れが容易。暗い場所でも使いやすいように、内側には明るいグリーン色を採用した。
●7ITAの詳細ページ

7ITA Cafe Cat Musette Bag Navy

要望の多かったカフェキャット・デザインのサコッシュが登場。キャンバス地の簡易的なサコッシュ。上部ボタン付き。

7ITA Cafe Cat Musette Bag Navy

サイズ
縦:約23cm
横:約30cm
肩ひもの長さ: 約100cm
B5のノートがちょうど入るサイズ。コミックスやスマホポーチ、500mlのボトルなどは余裕で入る。A4の雑誌ははみ出す。片面のみプリント、裏面はプリントなし。
●7ITAの詳細ページ

中林凌大がチャンピオンシップ初優勝…2022JBMXF大東建託シリーズ広島

一般社団法人全日本BMX連盟(JBMXF)が主催し、日本自転車競技連盟(JCF)の公認大会である2022JBMXF大東建託シリーズ。第2戦が広島県安芸高田市の土師ダムBMX TRACKで開催された。男子の最高峰カテゴリーであるチャンピオンシップ男子で中林凌大(日本体育大)が同カテゴリー初優勝を果たした。

スタートからトップに立った中林凌大(#201)が追い上げる木内彪凱(#221)をフィニッシュま で押えきりチャンピオンシップカテゴリー初優勝を達成。3位には第1コーナーでの争いを制した島田壮が入った

チャンピオンシップ男子

ジュニアとエリートの選手で争われるチャンピオンシップカテゴリー。男子はベテランから若 手までの13名がエントリーした。予選がスタートするタイミングで雨が降り出し、ウェットコ ンディションのなかでレースが行われた。

3回予選を走行した総合成績により勝ち上がった8名のライダーによる決勝。2020-2021シーズン総合王者の中林がスタートから飛び出し、2位のポジションから木内彪凱(モトクロスインターナショナル)が追って第1コーナーに進入する展開。

3位争いは第1コーナーをイン側から仕掛けた島田壮(S PRO BMX CLUB)に対し、アウト側から進入した島比加瑠(日本体育大)らが押し出される格好となり、後続の選手も含めたクラッシュが発生した。

トップ争いに影響はなく、追い上げる木内を押えきった中林が首位でフィニッシュラインを 通過した。2位には木内、3位には島田壮が入った。

優勝中林凌大(日本体育大)、2位木内彪凱(モトクロスインターナショナル)、 3位島田壮(S PRO BMX CLUB)

2020-2021シリーズでは総合チャンピオンを獲得した中林だが、コンスタントにポイントを積み重ねたもので、チャンピオンシップではこの大会が初優勝だった。2位の木内と3位の島田は今季よりジュニアカテゴリーの年齢となった選手で、この大会がJBMXF大東建託シリーズのチャンピオンシップカテゴリー初参戦だった。最高峰カテゴリーデビュー戦で表彰台に上り、若手選手の注目株として名乗りをあげた格好だ。

優勝した中林凌大のコメント
広島のコースは得意としていて相性のいいコース。今回は雨のなかのレースで難しさもあった が、チャンピオンシップで初めての優勝を広島で達成することができてうれしかった。決勝のスタートでトップに出られたので、自分の走りに集中してフィニッシュすることを心がけた。予選では転倒もあったが、滑りやすいコースであることなど、決勝に向けて状況を的確に判断できるプラスの材料とすることができた。

チャンピオンシップ女子は酒井亜樹が開幕戦から2連勝

開幕戦を制した酒井亜樹(#201)が野村凪との争いを制して2連勝を達成した

3名の選手による3レースの合計で争われたチャンピオンシップ女子。開幕戦を制した酒井亜樹(deux roues elite team)と野村凪沙(Ace Race Australia Factory Team)が毎レーストッ プ争いを繰り広げた。1レース目をトップフィニッシュの酒井に対し、2レース目は野村がフィ ニッシュ手前で酒井の前に出て、お互い一歩も譲らない展開で3レース目へと進んだ。

3レース 目は酒井がトップでレースを進め、野村が最終コーナーで仕掛けるものの届かず酒井が開幕戦から2連勝を達成した。3位には今季初参戦の早川優衣(立命館大)が入った。

優勝酒井亜樹(deux roues elite team)、2位 野村凪沙(Ace Race Australia Factory Team)、3位早川優衣(立命館大)

最年少の5〜6歳からレジェンドライダーまでが熱戦を展開

チャンピオンシップのトップカテゴリーだけでなく、未来のトップライダーを目指すキッズも 活躍するのがBMXレーシングだ。最年少カテゴリーはボーイズでは5〜6歳、ガールズは5〜8歳を設定。細かな年齢設定により、同世代で切磋琢磨しながらレベルアップできる環境が構築されている。

ガールズ5〜8歳優勝の小泉千紗(#4)
ボーイズ5〜6歳では山本維心(#85)が優勝

また第一線を退いた、かつてのトップライダーも活躍する舞台も用意されている。年⻑者向け として30歳オーバーのほか、24インチの車輪を使用したクルーザーで40歳オーバーを設定。 さらに30歳以上の上級者にはマスターズカテゴリーが用意され、さまざまなライダーが自らのレベルに合わせたレースに打ち込むことができる。

男子30歳オーバーは島田忠彦(#202)が優勝
マスターズは昨シーズンまでチャンピオンシップに出場していた野村敏且(#150)が優勝
クルーザー男子40歳オーバーは北川大介(#1)が今大会最年⻑56歳の鶴田聖二(#23)との争いを制して優勝

小学生からプロへと続く地域一貫指導…シエルブルー鹿屋が資金募集

小▶︎中▶︎高▶︎大▶︎プロと続く地域一貫指導プロジェクトを行うシエルブルー鹿屋GM兼総監督の黒川剛さんが、その資金調達のためのクラウドファンディングへの協力を呼びかけている。
①シエルブルー鹿屋に育成選手登録された4名を含む鹿屋体大生の支援
②小中学生自転車教室の支援

「人材育成」で大隅・鹿屋から目指す自転車メジャー化 !

鹿児島県大隅半島は温暖な気候に恵まれた、自然豊かな地域です。

私はここ大隅・鹿屋を発信源とした「日本においての自転車メジャー化」を目指しています。

「あの日、世界最強の選手を多数輩出するベルギーで見た、大人も子どももみんなが自転車を楽しんでいる光景を日本にもつくりたい。」私が目指す形のモデルは明確です。

30年ほど前まで鹿児島県は全くの自転車後進県でしたが、今ではここ大隅半島にシエルブルー鹿屋、鹿屋体育大学、南大隅高校といった各世代(カテゴリー)で全国トップを争えるチームが存在するまでになりました。

私自身が指導者として、絶好の走行環境や鹿屋体育大学での科学トレーニングをふんだんに活用し、63名の全国チャンピオン、50名超の日本代表(内5名がオリンピアン)を輩出するなど一定の実績を残せましたので、日本の隅っこにある大隅半島が自転車選手の育成に向いていることは証明できたと自負しています。

シエルブルー鹿屋GM兼総監督の黒川剛さん

しかしながら、本当に世界に通用する選手が数多く輩出できたかと言われたら、答えは「NO」です。

そして自転車が“まち”に溶け込み、市民の誰もが楽しめる文化になったかと言われたら、答えは「NO」です。

そこで『人育て』により、ここ大隅・鹿屋で発掘・育成された子どもたちが、将来『世界で戦えるエリート選手』として羽ばたいて行い、さらには応援する市民も自転車を楽しめるような『常に自転車が身近にある社会』を創る夢を叶えたいという思いで、今回の新たなアタックを決意しました。  

先ずは長期的な目標として、人材(選手やスタッフ)を育てるために、大隅・鹿屋という一つのエリア内に於いて、幼児からプロ選手までを一貫して教育ができる日本初の仕組みを創ります。

その中核を担うのが、子ども達が自転車を楽しみながら地域と繋がれる「シエルブルー・エスポワール計画」です。

シエルブルー鹿屋

同計画には2つの大きなミッションがあり、①自転車好きな子どもたちを増やし才能を伸ばす活動と、②そこから生み出されたトップ選手の育成。どちらも欠かすことのできない、私たちの大切な取り組みだと考えています。

これらは日本国内で初めてとなる自転車選手の「地域一貫育成システム」の創設です。この計画が成功すれば、この活動は全国各地の人材育成のロールモデルになる重要な役割を担うはずです。

ここ大隅・鹿屋から、「エスポワール(希望の人材)」が育ち、自転車の魅力を全国に発信していくために、そして自転車を生かしてこの地域が元気になるために精一杯がんばりますので、皆さまの温かいご支援を、ぜひともよろしくお願いいたします!

●シエルブルー鹿屋クラウドファンディングページ