背割堤(せわりてい)チャリサイで試乗や掘り出し物を見つける

背割堤(せわりてい)のチャリサイが5月24〜25日、京都府の淀川河川公園背割堤地区で開催される。拠点は京都八幡背割堤地区(さくらであい館)。さまざまなブランドが出店し、掘り出し物やお買い得品が多数ある。イベント運営はアクションスポーツ

背割堤のチャリサイ

試乗から講演会、さまざまな体験会など子どもから大人まで自転車を満喫できる1日

開催日時2025年5月24日(土)、25日(日) 9:30~16:00
辻善光のグループバイクフィッティング講座元プロロードレーサー・辻善光氏による少人数制フィッティング講座
①時 間:【午前の部】10:00~12:00
     【午後の部】13:00~15:00
②場 所:さくらであい館学習室「木津」※集合は外の広場
③参加費:10,000円 ※予約制
スポーツバイク試乗体験各種メーカーの多種多様な最新マシンをご用意します。
①時 間:9:30~16:00(最終受付15:00)
②場 所:背割堤地区 特設コース
③参加費:無料
※試乗には事前に自転車保険への加入が必要
中高年からのサイクリングサイクリング中に事故を回避するコツとサイクリングと健康について一緒に学んでいきましょう!
①時 間:未定
②場 所:さくらであい館イベント広場「淀」
③参加費:無料
④講 師:株式会社ACTIONSPORTS
サイクリスト向けボディケアレッスン疲労回復やケガの防止など、サイクリスト向け、ストレッチなどを取り入れたボディケアレッスン。
①時 間:10:00~14:00 ※随時開催 5/24(土)のみ
②場 所:さくらであい館前広場
③費 用:無料
④講 師:山田勇太(コンディショニングトレーナー)
こども自転車教室時 間:①9:30~ ②10:30~ ③11:30~ ④13:30~ ⑤14:30~
場 所:淀川河川公園背割堤地区
費 用:無料
協 力:ビタミンiファクトリー
詳細・申込は、こちらから
背割堤のカヤック・ラフティングボート体験時 間:①10:00~ ②11:00~ ③13:00~ ④14:00~ ⑤15:00~
場 所:淀川河川公園背割堤地区 宇治川
費 用:2,000円 ※事前予約(当日も空きがあれば参加OK!)
レンタル:サンダルの無料レンタルあり

協 力:(株)アオキカヌーワークス

詳細・申込は、こちらから
体組成計測定会本格的な体組成計を使った「体組成測定会」を開催。身体の内側や外側の詳しいデータを計測し、食生活から運動まで、生活習慣全般について個別のアドバイスも行います。

①時 間:5/24(土)のみ ①10:00~12:30 ②13:30~16:00
②場 所:さくらであい館 情報発信コーナー
③費 用:100円(体験料・保険料)
④協 力:(一社)公園からの健康づくりネット

●背割堤のチャリサイのホームページ

通気口、UVカット素材、吸汗速乾汗止めつき帽子の快適性を試そう

英国発祥のアウトドアブランド、KARRIMOR(カリマー)が高い通気性を持つベンチレーションシステムを搭載したヘッドウェアを発売した。

flow cap(ブラック)

高い通気性を確保するベンチレーションシステムを搭載し、熱や湿気がこもりにくく、暑い時期の使用に最適なアイテム。UVカット率が高く、耐久はっ水加工を施した生地は、急な天候変化にも対応。吸汗速乾の汗止めテープには抗菌防臭加工を施し、長時間の着用でも快適な状態を保つ。

ventilation work cap(ダークベージュ)
ventilation classic(ネイビー)

ラインナップは、ventilation work cap(税込み6380円)、ventilation classic(6490円)、flow cap(7150円)、flow hat(7480円)の4アイテム展開。

flow hat(ストーン)

カリマー公式オンラインストアと取り扱い店舗で発売中。

スポーツ界のアカデミー賞は棒高跳びデュプランティスと体操バイルス

スポーツ界のアカデミー賞と言われるローレウスワールドスポーツアワードが4月21日にスペインのマドリードで発表され、2024年に最も活躍した男子選手としてアルマンド・デュプランティス(スウェーデン、陸上棒高跳び)、女子選手としてシモーネ・バイルス(米国、体操)が選出された。

アルマンド・デュプランティス(スウェーデン、陸上棒高跳び) ©Borja B. Hojas/Getty Images for Laureus

アクションスポーツ部門では、自転車競技マウンテンバイク、シクロクロス、ロードレースの三刀流で活躍するトム・ピドコック(英国)が、スケートボードの堀米雄斗を抑えて選出された。パラ選手部門で最終候補だった車いすテニスの小田凱人は最優秀賞を逃した。

シモーネ・バイルス(米国、体操) ©Pablo Cuadra/Getty Images for Laureus

2000年に創設されたスポーツ賞で、今回が25回目。世界各国のスポーツジャーナリストの投票によって最終候補者が選出され、テニスのジョコビッチや体操のコマネチなどスポーツ界のレジェンド69人によって最終投票された。これまでの日本勢は女子テニスの大坂なおみが2019年に新人賞、2021年に女子の最優秀選手に選ばれている。

トム・ピドコック ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022
最優秀チーム賞のリアルマドリード ©Angel Martinez/Getty Images for Laureus
パラ水泳選手の蒋裕燕 ©Angel Martinez/Getty Images for Laureus)
体操のレベッカ・アンドラーデがカムバック賞を獲得 ©Borja B. Hojas/Getty Images for Laureus

モンベルがつくる1万円以下の自転車専用ヘルメットに新たな2モデル

より安全で快適なライディングを楽しめるように、さまざまなシーンに合わせてつくられたモンベルの自転車専用ヘルメット。2025年、新たに2モデルがラインアップに追加。後付けできるバイザーや、ストレッチ性と通気性に優れたヘルメットカバーなど、オプション商品もさらに充実した。

ストリーム サイクル ヘルメット、9000円(税込み)

ストリーム サイクル ヘルメット

日本人の頭部形状に合わせて設計した、ロードバイクからクロスバイクまでさまざまなシーンで使用できるヘルメット。日除け、雨除けになる取り外し可能なバイザー付きモデル。帽体に多数のベンチレーションを設けることで不快な蒸れを軽減する。

ヘルメット内部への雨の侵入を防止する「ヘルメットカバー(別売)」を、バイザーを外した状態で装着することができる。3カラー。

クロスライド ヘルメット

クロスライド ヘルメット、6800円(税込み)

シティライドや通勤、通学や買い物などで自転車に乗る人でも抵抗のないシンプルなデザインで、日本人の頭部形状に合わせて設計した自転車専用ヘルメット。前から取り込んだ風がヘルメット内部を通って後ろへ流れるようにベンチレーションを設けていて、不快な蒸れを軽減する。

ヘルメット内部への雨の浸入を防止する「ヘルメットカバー(別売)」を装着することができる。4カラー。

●モンベルのホームページ

誤警報がうるさいと感じたら取締機に完全対応の最新SUPER CAT

ユピテルが最新型レーダー可搬式オービス、JMA-520やJMA-401を含めた全国の取締機に完全対応したレーザー&レーダー探知機、SUPER CATの2025年最新モデルを4月下旬より順次発売する。

稼働中のすべての取締機の完全対応

レーザー式移動取締機「LSM」や新周波数を含むレーダー波可搬式取締機「MSSS」はもちろ
ん、最新のKバンドレーダー式可搬式取締機「JMA-520」、レーダーパトカー「JMA-401」の識
別と警報を実現。現在国内で稼働が確認されているすべての可搬式取締機に完全対応した。

フィルタリング機能で無駄な警報を85%カット

レーダー波を検知すると、ユピテル独自のフィルタリング機能で、最新のレーダー取締機
(JMA-520/JMA-401/MSSS)かその他のレーダー波かを正確無比に識別し警報。さらに、特定車両が出す電波と自動販売機のレーダー波による誤警報も85%カットした。

新機能「プリアラート」を搭載

Kバンドレーダー波を受信した際に取締機の可能性を予告するプリアラート機能を新搭載。都道府県ごとの配備状況に応じてON/OFFを自動切換。未導入エリアでは不要な警報を抑制する。従来モデル以上の正確な識別を実現し、より安全で快適なドライブを実現。

2ピースセパレートタイプはYK-3100、ワンボディタイプはYK-2100。いずれも特定カー量販店。WEB販売、指定店では品番が異なる。

●ユピテルのホームページ

アプリで巡るサイクリングイベントは無料なのに賞品も当たる…どんな仕掛けなのか?

専用サイクリングアプリを使って日本各地に設定された1周コースを走る「サイクルボール Season6 -グランボール制覇の旅-」が2025年4月26日に6シーズン目のスタートを切る。参加費は無料で、各地の1周を達成するごとにアプリ上で1つの「サイクルボール」を獲得。期間終了までに指定した数のサイクルボールを集めると、賞品がもらえる。無料なのにどうして地域の特産品や自転車関連各社の商品などがもらえるのか?

期間型サイクリングイベントは現在のトレンド

自転車・サイクリングを活用した観光振興事業をサイクルツーリズム事業というそうだが、全国各地でこれを展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが考案した新しいサイクリングイベントだ。きっかけは新型コロナウイルス感染症拡大により多くの人が集まるスポーツイベントが開催できなくなったこと。

コロナ禍の新たなイベント様式として企画されたのである。おおまかに期間は設定するが、参加者それぞれがその期間内で走る日を決めていい。これならコロナ禍の「密」を回避できる。受け付けもないので、完走を認定するのはアプリ起動で取得するデータだ。その町の観光協会が運営する施設などが発着となり、画面のスタートボタンを押して走り始める。コース上の道の駅などがチェックポイントで、アプリでこれをチェックインしていく。完走したら走行記録が認定されるだけでなく、協賛社の賞品や地元特産物が当たる抽選にも応募できる。

これまでの参加型スポーツイベントは参加料ありきのものだった。今回なぜ無料化できたかといえば、イベント催行する地域が新たなビジネスモデルを構築したからだ。参加料を徴収するリアル大会は1〜2日で終わってしまうが、期間分散型なら1〜2カ月、定着すれば通年でサイクリストがその土地を訪れてくれる。都合がつく日に走ればいいから参加者数も増える見込みがある。

リアル大会を運営するよりコストは抑えられ、事前準備の人的負荷も大幅に下がる。だから費用対効果は確実に高まる。コロナ禍による観光産業の大打撃を逆手に取った、まさに起死回生の一手だった。

2024年度に開催したサイクルボール Season5の実績は、年間参加者数8046人、参加者1人・1ステージ走行あたりの域内直接消費額平均は9569円だったという。

6シーズン目のグランボールは現在11ステージ

それぞれの1周コースは「ステージ」と呼ぶ。今季は「秋田県大館市1周」「男鹿半島1周」「牡鹿半島1周」「宮城県大和町1周」「霞ヶ浦1周」「筑波山1周」「房総半島1周」「伊豆大島1周」「伊豆半島1周」「狩野川1周」「富士山1周」の計11ステージから開始。「秋田県大館市」「男鹿半島」は今シーズンが初めての開催で、ステージ数は順次増加予定という。

全ての1周コースを制覇したい強者から、一部のコースを走りたい人まで、幅広い層のサイクリストに1年を通してニッポン全国のサイクリングを楽しむ機会を提供してくれる。さらにステージ各地でサポート付きで参加者全員で走れるイベント「チャレンジDAY」も開催され、大勢の仲間と走れる従来型の大会も用意されている。

「この取り組みを通して、開催地域には1DAY 型イベントでの地方誘客にとどまらない、長期間にわたるサイクリストの来訪機会を提供します。各地での交流人口・関係人口の増加と地域活性化に貢献したい」と同社。

開催地域は増加。現在も新規コースを募集中

サイクルボールはこうして地域のサイクルツーリズム施策」として活用できる。サイクルボールのステージとして参画すると、長期間にわたるサイクリストの来訪機会を創出し、観光消費額・交流人口・関係人口の増加、地域活性化が期待できる。地域を1周するサイクリングコースを活用し、新規造成によるサイクルツーリズムの推進を検討する地方自治体・観光団体はちょっとしたチャンスかも知れない。

●サイクルボール Season6 -グランボール制覇の旅のホームページ