卒業前に霞ヶ浦一周90km走ってから夜どおし語り尽くすプラン販売

星野リゾート唯一の自転車を楽しむホテル「星野リゾート BEB5土浦(ベブ)」が2025年1月15日~3月31日の期間、卒業前に霞ヶ浦一周90km走破にチャレンジ。思いっきり夜ふかしもして思い出を語り尽くす「悔いなし!やり切り卒旅」を販売。

学生生活の最後を彩る卒業旅行で、みんなと一緒にゴールまで走り切る体験も、夜ふかししていつものみんなと思い出を語り切る体験もやり切って悔いなく次のステップヘ。学生最後の素敵な思い出になること間違いなしのプラン。

悔いなく卒業することを全力応援したいと考え、卒業を控えた学生に向けてプランを開発したという。サイクリングの拠点になっている土浦や秘密基地のような部屋のつくりになっているBEB5土浦だからこそできる体験で、学生最後の旅を楽しみ尽くすことができる。

「悔いなし!やり切り卒旅」概要
期間     :2025年1月15日~3月31日
料金     :1泊8,800円~(3名1室利用時、1名あたり税込)
含まれるもの :レンタサイクル・レンタルヘルメット・メロンまるごとクリームソーダ・夜ふかしセット・キーホルダー作り体験
定員     :1日最大3組9名
予約     :各施設公式サイトにて4日前までに要予約
対象     :宿泊者
備考     :レンタサイクルの適用身長は150cm以上
BEB(ベブ)とは?
コンセプトは「居酒屋以上 旅未満 みんなでルーズに過ごすホテル」。いつもの顔ぶれで、飲み会よりも素敵に。旅よりも気軽に。遊びゴコロあふれる客室とラウンジに、24時間営業のカフェ。飲食物の持ち込み推奨で、朝食とチェックアウトは遅れてもOK。その日の気分で楽しむ「お出かけ」に寄り添います。

●星野リゾート BEB5土浦のホームページ

東京2025世界陸上に大会ボランティアとして参加してみたい

東京2025世界陸上財団が2025年9月に東京・国立競技場で開催する「東京2025世界陸上競技 選手権大会」の運営をサポートするボランティアの募集を開始した。

東京2025世界陸上ボランティアに支給されるウエア。シューズデザインは今後決定

東京2025世界陸上は、2025年9月13日(土)から21日(日)までの9日間に渡って開催され、 世界中の約200の国や地域から約2000人のアスリートと大会関係者が参加し、世界中から多くの観客が来場する。

ボランティア経験が豊富、語学スキルや陸上競技の知識を活かしたい、ボランティア活動の第一歩を踏み出したいなどの熱意がある人はぜひ。

募集期間は11月1日10時から12月16日正午まで

■募集人数:3000人程度
■募集期間:2024年11月1日 (金)10:00から12月16日(月)12:00(正午)まで
■応募要件 ※以下のすべてを満たすこと
○2025年4月1日時点で満18歳以上 ※応募時に18歳未満である場合は、保護者の承諾が必要
○活動期間中において、日本国籍または日本に滞在する資格を有する
○各種研修への参加が可能であること
■活動期間:2025年8月30日から9月23日までのうち7日間程度
1日8時間程度(休憩時間を含む)、連続での活動は5日以内
■活動場所:国立競技場、ロード競技会場、練習会場、都内ホテル、羽田・成田空港

●東京2025世界陸上公式サイト内ボランティアページ

逃げるログリッチをギルマイがゴール直前で逆転…ツール・ド・フランスさいたま

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの第10回記念大会が2024年11月2日にさいたま新都心駅周辺で行われ、7月のツール・ド・フランスでポイント賞を獲得したアンテルマルシェ・ワンティのビニヤム・ギルマイ(エリトリア)が初優勝した。

ギルマイ(中央)が逃げ続けたログリッチ(右)を逆転して優勝 ©A.S.O. Yuzuru Sunada

レースは終盤にレッドブル・ボーラ・ハンスグローエのプリモシュ・ログリッチ、DSMフィルメニッヒ・ポストNLのロマン・バルデ(フランス)、バーレーンビクトリアスの新城幸也が抜け出した。降りしきる雨のなかでログリッチが独走へ。しかし後続集団がフィニッシュ目前までに追い上げ、最後はギルマイが得意のスプリントで勝利した。

さいたまスーパーアリーナ ©A.S.O. Thomas Maheux
カベンディッシュが日本を走る ©A.S.O. Thomas Maheux
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム ©A.S.O. Thomas Maheux
さいたまスーパーアリーナを貫通するレースコース ©A.S.O. Thomas Maheux
ベン・オコーナー ©A.S.O. Yuzuru Sunada
ツール・ド・フランス最多勝を更新したカベンディッシュのナンバーカードは35 ©A.S.O. Thomas Maheux
さいたま市の清水勇人市長がスターター ©A.S.O. Thomas Maheux
ログリッチのファンが待ち受ける ©A.S.O. Thomas Maheux
毎回恒例のさいたま市内交流会は埼玉大学で合気道と邦楽琴を体験 ©A.S.O. Yuzuru Sunada
杉浦佳子が個人タイムトライアルを走る ©A.S.O. Yuzuru Sunada
合気道を真剣に学ぶログリッチ
埼玉大学合気道部に入門した新城幸也、プリモシュ・ログリッチ、マーク・カベンディッシュ
パリパラリンピックの金メダルを首からかけてパレード走行に参加した杉浦佳子

悪魔おじさん、はるばる広島へ…県動物愛護センターを視察

ツール・ド・フランスの沿道で悪魔のコスチュームを着て選手たちを応援する悪魔おじさん、ドイツのディディさんがツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの開催翌日となる11月3日に空路で広島入り。空港から歩いていける広島県動物愛護センターを視察した。

広島県動物愛護センターに来てくれたサイクリストには記念撮影とサイン入りポストカードをプレゼント

サイクリングと動物たちが健康で楽しい日常を届けてくれる

ドイツ在住の72歳。ディディさんは愛犬家でもある。自転車レースファンにとっては世界72カ国で中継されるツール・ド・フランスの沿道に立つ姿を誰でも知っているほどの知名度を持つ。そのため世界各国のサイクリングイベントに引っ張りだこで、今回の来日も地球の反対側のコスタリカからやってきた。

広島県動物愛護センターに到着した悪魔おじさん

一方、同センターのある広島県は国土交通省指定のナショナルサイクルルートである「しまなみ海道」があり、広島空港周辺には中央森林サイクリングロードがある。県の魅力のひとつであるサイクリングを通じて、動物愛護の現状、動物とのサイクリングの楽しみ方を広める企画を発案中。今回はその一環として悪魔おじさんを招へいした。

悪魔おじさん広島へ。11月3日に動物愛護センターで撮影&サイン会

ツール・ド・フランスの沿道で悪魔のコスチュームを着て選手たちを応援する悪魔おじさん、ドイツのディディさんは、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの開催翌日となる11月3日に空路で広島入り。現地のサイクリストの交流を楽しみにしている。

広島県動物愛護センターでファンサービス

悪魔おじさんは11時40分に広島空港に到着し、13時30分頃に広島県動物愛護センターで写真撮影、ポストカードへのサイン会を行う予定。地元サイクリストと交流することを楽しみにしているという。

広島県動物愛護センターは犬や猫とふれあったり、命の大切さについて考えたり、ペットの正しい飼い方を学ぶことができる施設。入場無料。広島空港から徒歩約11分。クルマ利用は中央森林公園を目指せばいい。

11月4日はしまなみ海道のゲートウェイ尾道に出没予定

今回の広島出張では三原市内に宿泊予定。4日には尾道市に向かい、サイクリストの拠点となる港湾施設や向島への渡船を利用する自転車愛好家に槍を振りかざす予定。

●広島県動物愛護センターのホームページ

ヒマラヤ未踏峰に初登頂した学生プンギ遠征隊が帰国

日本山岳会学生部プンギ遠征隊が2024年11月1日、成田国際空港に到着した。ヒマラヤにある標高6524mの未踏峰「プンギ」を目指し、9月5日に羽田国際空港を出発。10月12日に登頂した。メンバーは、総隊長・井之上巧磨(青山学院大学体育会山岳部)、登攀隊長・尾高涼哉(東京大学運動会スキー山岳部)、装備全般・中沢将大(立教大学体育会山岳部)、渉外・会計・記録・横道文哉(立教大学体育会山岳部)、会計・芦沢太陽(中央大学山岳部)の5人。

成田空港に到着した芦沢太陽、井之上巧磨、横道文哉、中沢将大。取材記者の到着遅れで尾高涼哉はすでに帰路に

アタックの日に見た朝焼けが怖くてきれいだった…横道文哉

「6200mに設営したハイキャンプ(最終キャンプ地点)からいよいよ頂上にアタックする日の朝。そこで見た景色がとても印象に残っています。ヒマラヤ山脈がきれいに遠くまで見えて、朝焼けで少しオレンジがかっていてこの世の景色じゃないみたいで美しかった。ハイキャンプを出発してアタックしたのは2回ですが、登頂を断念して引き返した1回目のほうが強く印象に残っています。とても怖くてきれいな景色でした」

成功の秘訣は間違いなくチームワーク…芦沢太陽

「登頂へのプロセスも困難の連続でしたが、長距離の車移動がネパールでは一番しんどかったです。舗装路じゃないところが多かったので、ガタンガタンと大きく揺れ続けて、吐き気と戦いながら移動しなければいけなかったのがしんどかったです。成功の秘訣は間違いなくチームワークのよさです」

初登頂から戻った夜、ライターの火が灯ったことに感激…中沢将大

「ライターがつかなかったことが一番の思い出です。アタックして登頂を果たし、ハイキャンプに戻った日の夜でした。ライターの火がなかなかつかず、やっと火がついたときは感激しました。日本に無事に帰ってきたことよりもうれしかったです。今はもうすでにネパールが恋しくて」

後輩たちにどんなことをしたのかをしっかりと伝えたい…井之上巧磨

「ネパールの未踏峰遠征において自分自身がいい経験を積めた。自己研鑽ももちろんなんですが、これから大学山岳部に入部してくる後輩たちに、どういうふうに遠征をやったのかを伝えていくのがこれからの任務なのかなと思います。

帰国した現在は次のチャレンジをまだ見据えられていません。ネパールのヒマラヤもよかったんだけど、逆に日本の雪山のよさを再認識することができました。日本の山岳も悪くないなと思うので、国内でまたトレーニングを積んで、そして海外に行きたくなったら真剣に考えてみます」