つくば霞ヶ浦りんりんサイクリングが11月17日開催へ

つくば霞ヶ浦りんりんロードをコースの一部として走るサイクリングイベント、「つくば霞ヶ浦りんりんサイクリング」が11月17日に開催され、その参加者を募集している。川口運動公園(茨城県土浦市)を発着とする走行距離は約60kmで、コース途中にはエイドステーション(休憩所)を設け、土浦市・つくば市の特産品や補給物を提供し、参加者をサポートする。

筑波山を望みながら平たん路を走る

レンタサイクルの用意(クロスバイク1500円、ロードタイプ2000円)や地元サポートライダー、サポートカー、メカニックカーの充実など初心者でも気軽に参加できるイベント。現在エントリー受付中で、1人7000円。申し込み期限は10月23日(水)。

同イベントは一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが主催する自転車イベントシリーズ「ツール・ド・ニッポン」のひとつとして実施する。

つくば霞ヶ浦りんりんサイクリング(ツール・ド・ニッポン2019 いばらき)
・開催日:2019年11月17日(日)
・申込期間:2019年8月9日(金)~10月23日(水)
・会場:川口運動公園(茨城県土浦市)
・コース:約60km
・定員:500名(予定)
・主催: 茨城県
・共催:一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
・協力:つくば霞ヶ浦りんりんロード利活用推進協議会
Webサイト

鉄道の廃線跡を利用したりんりんロード

つくば霞ヶ浦りんりんサイクリングのオススメポイント

Point1:らくらく参加サービスが充実
イベントに出ようと思っても、どうやって自転車を会場まで持っていくかわからない。そんな方のためにレンタル自転車を会場で受け取る「レンタサイクルプラン」を用意。

Point2:安心のライドサポート
初めての方でも安心してサイクリングを楽しめるよう、地元サポートライダーやサポートカー、メカニックカーを配置して、ライド中の不安をサポート。また、希望者には「ビギナーマーク」を配布。

Point3:地域の味覚が味わえるエイドステーション
土浦市、つくば市のエイドステーションでは地域ならではの味覚を用意する予定。秋の風景を感じながらほどよい運動と美味しい食べ物が堪能できる。

霞ヶ浦湖畔

ヤコブセンがメジャー初V…ブエルタ・ア・エスパーニャ

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月27日(火)、クリェラ〜エルプイグ間の175.5kmで第4ステージが行われ、オランダチャンピオンのファビオ・ヤコブセン(ドゥークニンク・クイックステップ)がゴール勝負を制してメジャー初優勝を飾った。

ファビオ・ヤコブセン(オランダ)がステージ優勝 ©Photogómez Sport

2018年にステージ1勝を挙げているロット・スーダルのイェーレ・ワライス(ベルギー) とブルゴスBHのホルゲ・ガルベス(スペイン)がアタック。ガルベスは終盤に機材故障で吸収されたが、ワライスは残り18kmまで逃げ続けた。しかし2日連勝を目指すサム・ベネット(アイルランド)を擁するボーラ・ハンスグローエ勢が追いかけ、最後はゴール勝負に。ヤコブセンが追い上げるベネットをわずかにかわして初優勝した。

ヤコブセンは4日前に23歳になったばかり。
「スプリンターとしてグランツールに勝利するのは大きな目標だった。学ぶことと勝つために22歳でブエルタ・ア・エスパーニャにやってきた。頭の中ではできると思ったけど、実際には難しかった。母国の国旗を着て勝てたのが誇りだ」とヤコブセン。
「2020年のブエルタ・ア・エスパーニャはオランダで開幕する。2020年のレーススケジュールはまだ決まっていないけど、グランツールのステージで勝ちたい。母国で勝てたならそれは最高だ」

マイヨロホを着るニコラス・ロッシュ ©Photogómez Sport

2連勝を逃したベネットだが、ポイント賞でトップとなり、緑色のマイヨベルデを獲得した。

2019ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ ©Photogómez Sport

総合成績では首位のニコラス・ロッシュ(アイルランド、サンウェブ)がその座を守った。
「昨日よりもストレスを感じることなく、集団走行時は顔見知りと言葉を交わしていた。でも最後の1kmはトラブルに巻き込まれないように慎重に走る必要があった」とロッシュ。
「明日はまったく違う展開になるだろう。山岳ステージとなるのでコロンビア選手が積極的な走りをしてくるはずで、マイヨロホを守るのは相当厳しくなると思う。それでもボクは最後の1mまで全力を尽くしたい」

SNSも100万フォロワーを突破 ©Photogómez Sport

ツール・ド・フランス総合3位で、優勝候補と言われたユンボ・ビスマのステフェン・クライスバイク(オランダ)は初日の落車で痛めたヒザが思わしくなくリタイア。

バーレーン・メリダの新城幸也はチームエースのアシスト役に徹し、タイム差なしの63位でゴール。総合成績は1時間11分17秒遅れの98位。

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ステファン・ロッシュ(アイルランド、サンウェブ)
マイヨベルデ(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨルナレス(山岳賞)アンヘル・マドラゾ(スペイン、ブルゴスBH)
□マイヨブランコ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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USB充電だってハンドル部でできる電動アシスト自転車

快適な自転車ライフを提供する自転車専門店のあさひは、2019年8月下旬よりオリジナル電動アシスト自転車「エナシスフィール」の販売を、全国のサイクルベースあさひ各店舗、あさひ公式オンラインショップ、あさひ楽天市場、あさひYahoo!店で開始。エナシスフィールは、クラシカルなフレームデザインと細部にまでこだわった装備で日々の生活をオシャレに演出する自転車。

新型電動アシストユニット「PLUS-D」は、ペダリングの瞬間からなめらかに立ち上がるパワフルかつ上質な乗り心地。電動アシスト自転車特有のアシストフィーリングの不自然さを抑えた心地よい乗り味を実現した。

スイッチパネルにUSBポートを設け、ライトや携帯電話などへの充電が可能

また、広角オートライトや安定した荷物の載せ降ろしが可能なハンドルストッパー、後ろ子供乗せ装着可能な27kg対応キャリア採用など安全面や使いやすさにも配慮し、幅広いライフスタイルに対応する1台。

ショッピングや通勤にも最適な21リットルの大型樹脂バスケット
安定して荷物の載せ降ろしが可能なハンドルストッパー

エナシスフィール
販売価格   :9万9980円(税込)
カラー    :ミントブルー、ディープブラウン、シルキーアイボリー
タイヤ    :26型
適応身長   :152cm~
重量     :26kg
変速     :内装3段変速
充電時間   :約5~6時間
航続可能距離 :100km(エコモード)
バッテリー容量:36V×10.3Ah(25.2V換算で14.7Ah相当)
発売日    :2019年8月下旬より販売開始予定
購入方法   :サイクルベースあさひ各店舗、あさひ公式オンラインショップ、あさひ楽天市場、あさひYahoo!店
※一部の店舗では、取り寄せ対応となる店舗も

新型ドライブユニット「PLUS-D」

クランク軸の回転をモーターが直接アシストするのでパワフルでスムーズな乗り心地

エナシスフィールの「PLUS-D」は、クランク軸の回転をモーターが直接アシストすることで、パワフルでスムーズな乗り心地を提供する最新のダイレクトドライブ方式が採用された。駆動部のパーツも少ないため「耐久性」「メンテナンス性」にも優れている。

エナシスフィール(ミントブルー)
エナシスフィール(ディープブラウン)
エナシスフィール(シルキーアイボリー)

●あさひのホームページ

ブエルタ・ア・エスパーニャ史上初! アイルランド勢が区間勝利と総合1位

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月26日(月)、イビ・シウダドデルフゲテ〜アリカンテ間の175.5kmで第3ステージが行われ、アイルランドチャンピオンのサム・ベネット(ボーラ・ハンスグローエ)が大集団のゴール勝負を制して初優勝した。総合成績では前日に首位に立ったサンウェブのニコラス・ロッシュ(アイルランド)がその座を堅持した。

アイルランドチャンピオンジャージを着るサム・ベネットが優勝 ©Photogómez Sport

今大会最初のゴールスプリント勝負となったが、レース中盤はアップダウンが多く、山岳賞ジャージを着用するブルゴスBHのアンヘル・マドラゾ(スペイン)を含む3選手が先行。ボーラ・ハンスグローエとユンボ・ビスマ勢がメイン集団をペースアップして、先行選手を吸収。有力スプリンターらによる力比べに持ち込んだ。

数人のスプリンターは途中の上りで脱落していたため、チームメートに終始援護されてパワーを温存していたベネットが大差をつけてトップフィニッシュ。
「このアイルランドチャンピオンジャージを着用して勝利することがどんなに名誉なことか」と喜びを表した。

「三大ステージレースは最初に1勝するのが大変だが、それを果たせば簡単だ。山岳コースが多いので、この日を逃すと最終週まで待たなければならなかったから、今日勝てて今後の展開が楽になる」とベネットは語った。

マイヨロホを着用するニコラス・ロッシュ ©Photogómez Sport

総合成績でもアイルランドのロッシュがリーダージャージを守った。同国選手としては、大会が平たんステージが多かった1988年にスプリンターのショーン・ケリーが総合優勝を果たしている。最終日前日の個人タイムトライアルでステージ優勝したケリーが首位に立ち、逃げ切ったことはあるが、アイルランドの2選手がステージ優勝とリーダージャージを獲得したのは大会史上初。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージ ©Photogómez Sport

「昨夜ベネットがメッセージを送ってきたので、明日はキミが優勝しなくちゃねと返信した。彼はステージ優勝するために相当のプレッシャーを受けていたから、それを達成できてボク自身もうれしい」とロッシュ。
「チームはウィルコ・ケルデルマンを総合上位に送り込む作戦で、ボクも彼をサポートしていきたい」

世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ(右)とポイント賞のグリーンジャージを着るナイロ・キンタナ ©Photogómez Sport
表彰式で飲んだビール瓶は資源回収箱へというのがお約束 ©Photogómez Sport

山岳賞ジャージを守ったブルゴスBHのアンヘル・マドラゾ(スペイン) ©Photogómez Sport

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ステファン・ロッシュ(アイルランド、サンウェブ)
マイヨベルデ(ポイント賞)ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
マイヨルナレス(山岳賞)アンヘル・マドラゾ(スペイン、ブルゴスBH)
□マイヨブランコ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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男子軽量級ダブルスカルの池田裕紀・西村光生が準決勝へ

オーストリアのリンツで開催されているボートの2019世界選手権は8月26日、男子軽量級ダブルスカル(LM2x)敗者復活戦が行われ、3組の池田裕紀・西村光生が2着になり、28日の準々決勝に進出した。

男子軽量級ダブルスカル(LM2x)の池田裕紀・西村光生

パラ女子シングルスカル(PR1W1x)の市川友美は予選2組で6着。28日の敗者復活戦へ。

●8月27日の組み合わせ
パラ男女ミックス舵手つきフォア(PR3Mix4+)八尾陽夏・西岡利拡・有安亮平・齊藤舞香・立田寛之
敗者復活戦1組
1レーン 日本
2レーン 中国
3レーン ロシア
4レーン ドイツ
5レーン メキシコ
6レーン 韓国
3位までが準決勝へ。4位以下は13~18位決定戦へ

男子軽量級ダブルスカル(LM2x)の池田裕紀・西村光生

●日本代表選手リスト
Crew Japan(ボート日本代表)のfacebook
日本ボート協会のfacebook
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NIPPOが仏レインボーと協議しUCIプロチーム存続を目指す

フランスのチーム運営法人レインボープロサイクリングは、NIPPOのチーム運営窓口である大門宏マネージャー兼監督に2020シーズンのUCIプロチームとしての活動をともにする意向を伝え、スポンサーシップの合意に向けての正式な協議を開始したと発表された。

2019シーズンのNIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ

レインボープロサイクリングは2019シーズン、フランス籍のUCIプロコンチネンタルチーム「デルコ・マルセイユプロバンス」を運営。拠点を南フランスのマルセイユに構えている。同チームはアマチュアチームから始まった長いの歴史のなかで、数多くのプロ選手を輩出した伝統を持ち、時代の変化とともに国際レースで活躍するグローバルなチームへと変遷を遂げている先鋭的なチーム。

また、2002年から2004年にはU23の別府史之(現トレック・セガフレード)がフランスアマチュア最高峰・DN1チーム時代に所属していて、チームの主力選手として活躍。近年では2014、2015年に福島晋一が、JOCから推薦されスポーツ指導者海外研修員として2年間、コンチネンタルチーム体制の同チームに派遣されて監督としての仕事を学ぶなど、日本とも関係が深い。

チーム名称をはじめとしたチーム体制の公式発表は、UCIから正式に承認される10月以降。まずは、9月下旬の世界選手権時に発表される来季のレースカレンダーをもとにチームのレーススケジュール、日本人選手を含めた最終的なチームの選手構成(20名から22名を予定)、各公式スポンサーなどに関して協議が重ねられる。