第102回ジロ・デ・イタリア出場176選手

ジロ・デ・イタリア第10ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse

●モビスター(スペイン)
1 ミケル・ランダ(スペイン)
2 アンドレイ・アマドール(コスタリカ)
3 リカルド・カラパス(エクアドル)
4 エクトル・カレテロ(スペイン)
5 ルイス・マス(スペイン)
6 アントニオ・ペドレロ(スペイン)
7 ホセ・ロハス(スペイン)
8 ヤシャ・ズッタリン(ドイツ)

ミケル・ランダ、リカルド・カラパス ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●AG2Rラモンディアル(フランス)
11 トニー・ガロパン(フランス)
12 フランソワ・ビダール(フランス)
13 ニコ・デンツ(ドイツ)
14 ユベール・デュポン(フランス)
15 ベン・ガスタウアー(ルクセンブルク)
16 ナンス・ピーターズ(フランス)
17 ラリー・ワーバス(米国)
18 アレクシー・ビエルモーズ(フランス)

トニー・ガロパン、アレクシー・ビエルモーズ ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●アンドローニジョカットリ・シデルメック(イタリア)
21 フランチェスコ・カバッツィ(イタリア)
22 マヌエル・ベレッティ(イタリア)
23 マティア・カッタネオ(イタリア)
24 ミゲルエドアルド・フロレス(コロンビア)
25 マルコ・フラッポルティ(イタリア)
26 ファウスト・マスナダ(イタリア)
27 マッテーオ・モンタグッティ(イタリア)
28 アンドレア・ベンドラーメ(イタリア)

●アスタナ(カザフスタン)
31 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)
32 ペリョ・ビルバオ(スペイン)
33 マヌエーレ・ボアーロ(イタリア)
34 ダリオ・カタルド(イタリア)
35 ヤン・ヒルト(チェコ)
36 ヨン・イサギレ(スペイン)
37 ダビデ・ビレッラ(イタリア)
38 アンドレイ・ツェイツ(カザフスタン)

ミゲルアンヘル・ロペス ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●バーレーン・メリダ(バーレーン)
41 ビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)
42 バレリオ・アニョーリ(イタリア)
43 グレガ・ボーレ(スロベニア)
44 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)
45 アンドレア・ガロシオ(イタリア)
46 クリスティアン・コレン(スロベニア)
47 アントニオ・ニーバリ(イタリア)
48 ドメニコ・ポッツォビーボ(イタリア)

ビンチェンツォ・ニーバリ ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●バルディアーニCSF(イタリア)
51 エンリーコ・バルビン(イタリア)
52 ジョバンニ・カルボーニ(イタリア)
53 ルカ・コビリ(イタリア)
54 ミルコ・マエストリ(イタリア)
55 ウンベルト・オルジーニ(イタリア)
56 ロレンツォ・ロタ(イタリア)
57 マヌエル・センニ(イタリア)
58 パオロ・シミオン(イタリア)

●ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
61 ラファウ・マイカ(ポーランド)
62 パスカル・アッカーマン(ドイツ)
63 チェーザレ・ベネデッティ(イタリア)
64 ダビデ・フォルモロ(イタリア)
65 ジェイ・マッカーシー(オーストラリア)
66 パウェル・ポリャンスキー(ポーランド)
67 ミヒャエル・シュバルツマン(ドイツ)
68 リュディガー・ゼーリッヒ(ドイツ)

●CCC(ポーランド)
71 アマーロ・アントゥネス(ポルトガル)
72 ヨセフ・チェルニー(チェコ)
73 ビクトル・デラパルテ(スペイン)
74 カミル・グラデク(ポーランド)
75 ヤコブ・マレツコ(イタリア)
76 ルーカス・オウシアン(ポーランド)
77 ローレンス・テンダム(オランダ)
78 フランシスコ・ベントソ(スペイン)

●ドゥークニンク・クイックステップ(ベルギー)
81 エリア・ビビアーニ(イタリア)
82 エロス・カペッキ(イタリア)
83 ミケルフレーリク・ホノレ(デンマーク)
84 ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク)
85 ジェームス・ノックス(英国)
86 ファビオ・サバティーニ(イタリア)
87 フロリアン・セネシャル(フランス)
88 ピーター・セリー(ベルギー)

エリア・ビビアーニ、ボブ・ユンゲルス ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●EFエデュケーションファースト(米国)
91 サーシャ・モドロ(イタリア)
92 ショーン・ベネット(米国)
93 マッティ・ブレシェル(デンマーク)
94 ネイサン・ブラウン(米国)
95 ヨナタン・カイセド(エクアドル)
96 ヒュー・カーシー(英国)
97 ジョセフ・ドンブロウスキー(米国)
98 タネル・カンゲルト(エストニア)

●グルパマFDJ(フランス)
101 アルノー・デマール(フランス)
102 ジャコポ・グアルニエーリ(イタリア)
103 イグナタス・コノバロバス(リトアニア)
104 オリビエ・ルガック(フランス)
105 トビアス・ルドビグソン(スウェーデン)
106 バランタン・マデュア(フランス)
107 マイルズ・スコットソン(オーストラリア)
109 ラモン・シンケルダム(オランダ)
*108は欠番

アルノー・デマール ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●イスラエルサイクリングアカデミー(イスラエル)
111 ダビデ・チモライ(イタリア)
112 アウェット・アンデメスケル(エリトリア)
113 ギヨーム・ボワバン(カナダ)
114 コノール・デューン(アイルランド)
115 クリスツ・ニーランズ(ラトビア)
116 ルーベン・プラサ(スペイン)
117 ガイ・ニーブ(イスラエル)
118 クリスティアン・ズバラーリ(イタリア)

イスラミックサイクリングアカデミー ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●ロット・スーダル(ベルギー)
121 カレブ・ユアン(オーストラリア)
122 ビクトール・カンペナールツ(ベルギー)
123 ジャスパー・デブイスト(ベルギー)
124 トーマス・デヘント(ベルギー)
125 アダム・ハンセン(オーストラリア)
126 ロジャー・クルーゲ(ドイツ)
127 イエール・ファネンデル(ベルギー)
128 トッシュ・バンデルサンド(ベルギー)

ビクトール・カンペナールツ、カレブ・ユアン、トーマス・デヘント ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●ミッチェルトン・スコット(オースラトリア)
131 サイモン・イェーツ(英国)
132 ジャック・バウアー(ニュージーランド)
133 ブレント・ブックウォルター(米国)
134 エステバン・チャベス(コロンビア)
135 ルーク・ダーブリッジ(オースラトリア)
136 ルーカス・ハミルトン(オースラトリア)
137 クリストファー・ユールイェンセン(デンマーク)
138 ミケル・ニエベ(スペイン)

サイモン・イェーツ ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ(イタリア)
141 マルコ・カノラ(イタリア)
142 ダミアーノ・チーマ(イタリア)
143 ニコラ・バジョーリ(イタリア)
144 フアンホセ・ロバト(スペイン)
145 ジョバンニ・ロナルディ(イタリア)
146 西村大輝(日本)
147 初山翔(日本)
148 イバン・サンタロミータ(イタリア)

ジロ・デ・イタリアに参戦するNIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネの8選手

●ディメンションデータ(南アフリカ)
151 ベン・オコーナー(オーストラリア)
152 スコット・デービス(英国)
153 エンリーコ・ガスパロット(イタリア)
154 アマヌエル・ゲブレイグザブハイアー(エリトリア)
155 ライアン・ギボンズ(南アフリカ)
156 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)
157 マーク・レンショー(オーストラリア)
158 ダニーロ・ビス(スイス)

ベン・オコーナー ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●イネオス(英国)
161 パベル・シバコフ(ロシア)
162 エディ・ダンバー(アイルランド)
163 タオ・ゲオゲガンハート(英国)
164 セバスティアン・エナオ(コロンビア)
165 クリスティアン・クネース(ドイツ)
166 ジョナタン・ナルバエス(エクアドル)
167 サルバトーレ・プッチョ(イタリア)
168 イバン・ソーサ(コロンビア)

タオ・ゲオゲガンハート ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●ユンボ・ビスマ(オランダ)
171 プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)
172 クーン・ボウマン(オランダ)
173 ローレンス・デプルス(ベルギー)
174 セップ・クス(米国)
175 トム・レーゼル(オランダ)
176 パウル・マルテンス(ドイツ)
177 アントワン・トールク(オランダ)
178 ヨス・ファンエムデン(オランダ)

プリモシュ・ログリッチェ ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●カチューシャ・アルペシン(スイス)
181 イルヌール・ザカリン(ロシア)
182 エンリーコ・バッタリーン(イタリア)
183 イエンセ・ビエルマンス(ベルギー)
184 マルコ・ハラー(オーストリア)
185 レト・ホレンシュタイン(スイス)
186 ビアチェスラフ・クズネツォフ(ロシア)
187 ダニエル・ナバーロ(スペイン)
188 ディミトリ・ストラコフ(ロシア)

●サンウェブ(ドイツ)
191 トム・デュムラン(オランダ)
192 ヤン・バークランツ(ベルギー)
193 チャド・ハガ(米国)
194 クリストファー・ハミルトン(オーストラリア)
195 ジェイ・ヒンドレー(オーストラリア)
196 サム・オーメン(オランダ)
197 ロバート・パワー(オーストラリア)
198 ルイス・ブルバーグ(ベルギー)

トム・デュムラン ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●トレック・セガフレード(米国)
201 バウケ・モレマ(オランダ)
202 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア)
203 ジュリオ・チッコーネ(イタリア)
204 ウィリアム・クラーク(オーストラリア)
205 ニコラ・コンチ(イタリア)
206 ミヒャエル・ゴグル(オーストリア)
207 マイケル・イリサル(スペイン)
208 マッテオ・モスケッティ(イタリア)

トレック・セガフレードのバウケ・モレマ ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi

●UAEエミレーツ(アラブ首長国連邦)
211 フェルナンド・ガビリア(コロンビア)
212 トム・ボーリ(スイス)
213 シモーネ・コンソンニ(イタリア)
214 バレリオ・コンティ(イタリア)
215 マルコ・マルカート(イタリア)
216 フアン・モラノ(コロンビア)
217 ヤン・ポランツェ(スロベニア)
218 ディエゴ・ウリッシ(イタリア)

🇮🇹2019ジロ・デ・イタリア特集サイト

Zwiftでジロ・デ・イタリア第1ステージに挑戦できる

オンライントレーニングのZwift(ズイフト)がジロ・デ・イタリアと提携。5月11日の第102回大会開幕に合わせて、ボローニャで開催される第1ステージの8.2km個人タイムトライアルのコースに、自宅などにいながら挑戦できる。

ジロ・デ・イタリア出場選手とまったく同じコースを世界中のオンライン参加者がバーチャル走行できる。スタートから6km走ると、サンルーカ聖堂までの2.1kmのアップヒルに突入。平均勾配9.7%、最大16%の激坂がスマート固定ローラー台に負荷をかける。

オンラインチャレンジがスタートするのは5月11日。マッジョーレ広場をスタートするコースは1mの単位でゲーム上に再現されている。しかも実在する数チームはZwiftのゲーム上でコース試走するという。このようにグランツールとゲームが合体するのは初めての試み。実際の選手らの所要時間と、自らのバーチャルタイムを比較してみると面白い。

Zwiftに利用には月間利用料1500円、規定のパソコン接続環境、スマートサイクルトレーナーなどが必要。7日間無料トライアルあり。

●Zwiftのジロ・デ・イタリア挑戦サイト

ブエルタ・ア・エスパーニャにブルゴスら参戦…22チーム出そろう

2019年8月24日に開幕する第74回ブエルタ・ア・エスパーニャの主催者推薦4チームが5月7日にマドリードで発表された。 UCIワールドチームの18に加えて、ブルゴスBH、カハルラル・セグロスRGA、エウスカディバスクカントリー・ムリアス(以上スペイン)、コフィディス(フランス)が主催者推薦で加わった。

全22チームで1チームは8人編成。大会は9月15日に終幕する。

●UCIワールドチーム
アージェードゥーゼル・ラモンディアル(フランス)
アスタナ(カザフスタン)
バーレーン・メリダ(バーレーン)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
CCC(ポーランド)
ドゥクーニンク・クイックステップ(ベルギー)
グルパマFDJ(フランス)
ロット・スーダル(ベルギー)
ミッチェルトン・スコット(オーストラリア)
モビスター(スペイン)
ディメンションデータ(南アフリカ)
EFエデュケーションファースト(ドイツ)
ユンボ・ビスマ(オランダ)
カチューシャ・アルペシン(スイス)
イネオス(英国)
サンウェブ(ドイツ)
トレック・セガフレード(ドイツ)
UAEエミレーツ(UAE)
●ワイルドカード
ブルゴスBH(スペイン)
カハルラル・セグロスRGA(スペイン)
エウスカディバスクカントリー・ムリアス(スペイン)
コフィディス(フランス)

●第74回ブエルタ・ア・エスパーニャのコース

京産大の吉岡衛がKINAN AACA CUP 2019 第5戦で優勝

KINAN Cycling Teamがホストを務める東海地区のサイクルロードレースシリーズ「KINAN AACA CUP」は、5月5日に今シーズンの第5戦を実施。102kmで争われた1-1カテゴリーは小集団スプリントによる優勝争いとなり、吉岡衛(京都産業大)がプロ選手らを破る金星。終始有力選手の果敢なアタックが目立つ活発なレースとなった。

KINAN AACA CUP 2019 第5戦を制した京産大の吉岡衛©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

おおよそ月1回のペースで東海各県のレースコースを転戦するシリーズ戦。今節は主会場でもある国営木曽三川公園長良川サービスセンター内のコースで開催。メインレースである1-1カテゴリーは5.1kmの周回コースを20周する102km。コースは全体的にフラットながら、各所に鋭角コーナーが待ち受けコーナーリングや立ち上がりでのテクニックが要求されるほか、シリーズ開幕以来選手たちを苦しめてきた北風が季節の変化により南風に。周回後半が強い向かい風となり、これまでとは違ったレース展開になることが予想された。

今節にあたり、ホストのKINAN Cycling Teamから7選手が出走。紅白戦ならぬ“紺・白戦”としてジャージカラーを変えて各色別チームとしてスタートラインにつくこととなった。「白組」には山本元喜、椿大志、山本大喜、荒井佑太、「紺組」には大久保陣、雨乞竜己、新城雄大を振り分け、それぞれ勝利を目指した。

75選手が出走した1-1カテゴリーは、2周目に高山恭彰(MAX SPEED 97)、水野貴行(FIETS GROEN)、新城の3選手が集団から抜け出し逃げの態勢に。さらに森崎英登(Yamanakako Cyclisme Formation)、山本大も合流し、5人の先行でレース前半が進行した。

先頭の5人は着々とリードを広げ、メイン集団に対して最大で40秒ほどまで差を開ける。だがメイン集団はそれ以上のタイム差は許さず、レースが半ばに差しかかるころにはアタックが散発し活性化。ペースが上がると先頭5人との差は徐々に縮まっていく。リードを保ちたい先頭グループだったが、人数が4人に減ったことも関係してか逃げ続けることは難しい情勢となり、いったん集団へと戻ることに。10周目にレースはふりだしに戻った。

ここから再びアタックの応酬へと移る。数人単位での飛び出しが起きては集団が反応する流れが繰り返され、簡単には逃げは決まらないムード。そんなこう着状態が破られたのは12周目。追い風を利用して14人が集団からの抜け出しに成功。力のある選手がそろったこともあり、そのまま集団を置き去りにしてスピードアップ。KINAN勢からは白組の山本元、山本大、紺組の大久保、新城がジョイン。さらに、椿を含む5人の追走グループも数周回を経て先頭に追い付くことに成功。その後もメイン集団では前方へのブリッジを狙う動きがたびたび見られるが、19人に膨らんだ先頭グループへのジャンプアップは難しい。先行する19選手がそのまま優勝争いへと移っていくムードが高まっていった。

先頭グループも残り周回を減らすにつれ活性化。残り3周では山田拓海(飯田風越高)ら4選手が飛び出したほか、山本大、山本元が交互にアタック。残り2周で山本大が再びアタックすると、松井大悟が反応。その後松井選手に代わって水野が山本大と逃げの態勢に入るなど、出入りは激しくなる一方。いずれも決定打には至らなかったが、アタックの応酬は最終周回まで続いた。

残り2kmでの新城のアタックがチェックされると、勝負はスプリントにゆだねられることに。最終コーナーを前に2選手が早めに仕掛け、大久保が追随。そのまま最後のコーナーを抜けフィニッシュをめがけたスプリントが始まると、この日一番の伸びを見せたのが吉岡。最後はバイク1台分の差をつけて快勝。絞り込みのタフなレースを制した。

2番手で最後の直線に飛び込んだ大久保は2位。レース序盤から逃げを狙って再三アタックを繰り返したほか、最終コーナー直前のポジションアップで脚を使ったことが響き、得意のスプリントであと一歩伸びを欠いた。

キッズレースも行われた ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

各種カテゴリーのレースやキッズスクールも盛況

参加選手の脚力やレーススキルに合わせた4つのカテゴリー分けのほか、今節は個人タイムトライアルも実施。山本大と新城がオープン参加し、会場を盛り上げた。

また、KINAN AACA CUPではすっかり恒例行事となっているキッズスクールは、今回も約20人のキッズライダーが参加。中西健児アカデミーコーチのもと、集団走行のトレーニングを実施。KINAN Cycling Teamの選手たちもゲスト講師として加わり、効率的な走り方をレクチャー。スクール後に行われたキッズレースでは先頭交代の先頭交代のローテーションや、小集団スプリントによる優勝争いが繰り広げられるなど、キッズスクールの効果がさっそく表れていた様子。

会場には、チームサプライヤーである「ATHLETUNE(株式会社隼)」をはじめとするブースが各種出展。ゴールデンウィーク真っただ中の会場をより華やかにした。

KINAN AACA CUPは次節、6月22日に今節と同じく国営木曽三川公園長良川サービスセンター前特設コースにて開催されることが決まっている。

ジロ・デ・イタリア出場暫定リスト… NIPPOの西村大輝も

5月11日から6月2日まで行われる第102回ジロ・デ・イタリア。主催する RCS/ラ・ガゼッタデッロスポルトが出場選手の暫定リストを発表した。出場22チームで、1チームは8人編成。日本選手は NIPPOヴィーニファンティーニの西村大輝が出場予定。イネオスにリストアップされたエガン・ベルナルは骨折により欠場

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主催者のピックアップした区間優勝候補

●総合優勝候補は前ニュースへ

エリア・ビビアーニがジロ・デ・イタリア第13ステージで優勝 © Marco Alpozzi – LaPresse
ガビリアがサガンとキッテルを見やりながらトップフィニッシュ © ASO
UAEツアー第4ステージはカレブ・ユワンが優勝 ©LaPresse – Fabio Ferrari
グルパマFDJのアルノー・デマールがスプリントで優勝 © ASO
ドゥークニンク・クイックステップのボブ・ユンゲルス ©BettiniPhoto
ロット・スーダルのヴィクトール・カンペナールツ
ボーラ・ハンスグローエのダヴィデ・フォルモーロ ©BettiniPhoto

🇮🇹ジロ・デ・イタリアの特集サイト

エガン・ベルナルが鎖骨骨折でジロ・デ・イタリア欠場へ

5月1日からチーム名称がイネオスとなり、その名を世界中にアピールする機会となる最初のメジャーレース、ジロ・デ・イタリアにエースとして参加するはずだったエガン・ベルナル(コロンビア)が直前の練習中に鎖骨骨折。レースを断念せざるを得なくなった。

イネオスのエガン・ベルナル ©Team INEOS

第102回ジロ・デ・イタリアは11日、ボローニャで開幕するが、ベルナルが負傷したのは4日。チームメートで前年の覇者であるクリストファー・フルーム(英国)は7月のツール・ド・フランスに照準を合わせるために欠場する予定で、22歳のベルナルがエースとしてジロ・デ・イタリアに初参戦するはずだった。

2010年のチーム発足以来、ツール・ド・フランスで6度の総合優勝を手中にしてきた英国のスカイは、スポンサーとなるテレビ局が撤退したことにより、月1日から英国の大手化学企業イネオスの名称に変更。前年の覇者フルームが大会を欠場することで、再出発となった強豪チームはエースナンバーをベルナルに託す計画だった。

ベルナルは今季パリ〜ニースで総合優勝。ジロ・デ・イタリア初制覇の可能性も高かった。ケガの回復を見て7月のツール・ド・フランスに復帰することが想定される。