女優の大友花恋が通学用電動アシスト自転車に乗る新CMに登場

テレビドラマ『恋仲』、映画『君の膵臓をたべたい』に出演して女優として活躍中の大友花恋が、ブリヂストンサイクルの新コマーシャル、「通学自転車 初めて乗るなら両輪駆動篇」に起用された。放映期間は2018年1月4日~3月25日、全国エリアで放送。

通学用電動アシスト自転車市場を広げようと、2018年から展開する新たなテレビコマーシャル。今回のテレビコマーシャルでは、両輪駆動の電動アシストシステム「デュアルドライブ」を搭載した通学電動アシスト自転車モデル「アルベルトe」「カジュナe」「ステップクルーズe」が登場し、イメージキャラクターの大友が電動アシスト自転車による快適な通学シーンを訴求する。

利便性の高さや消費者の健康志向の高まりから、電動アシスト自転車の市場は年々伸長している。中高生の通学向け自転車市場でも、電動アシスト自転車の比率は年々増加傾向に。同社の調査では、電動アシスト自転車を「利用してみたい」と答えている学生は全体の42.5%に達した。

中高生の自転車通学には「利用頻度が高い」「雨天での利用がある」「移動距離が長い」といった特徴があり、通学自転車の使用環境は一般利用よりも過酷。そうした過酷な環境に耐えうる「トラブルレスな自転車」が中高生の通学利用に求められている。ニーズの一つである「トラブルレス」に対しては同社独自のデュアルドライブ(=両輪駆動)の電動アシストシステムを搭載した電動アシスト自転車を提案。ブリヂストンサイクルは、「これからも通学向け電動アシスト自転車市場の創造をけん引していきます」と意気込む。

ブリヂストンサイクル
http://www.bscycle.co.jp

地図を見ながら制限時間内にどれだけ回れるかを競う自転車ロゲイニング大会

その地域の名所が記された地図を見ながら制限時間内にどれだけ回れるかを競う自転車ロゲイニング大会、「ひのはらいど2017秋」が11月26日に東京都檜原村で開催され、14チーム・38人が参加。シクロツーリズム(自転車観光)による地域活性化を目指すイベントだ。

ロゲイニングとは地図を使って随所に設置されたチェックポイントを制限時間内に回る屋外競技だ。オリエンテーリングと似ているが、ポイント数が多いのですべてを回る必要がなく、回る順番も決められていないのが特徴。難易度によって得点が設定され、より高得点を獲得したチームが勝ちとなる。参加は2〜3人が1チームを組み、常に一緒に走ることが求められる。ポイントでは地図とともに配布された写真見本帳のとおりのアングルとポーズで撮影。それがポイント通過の証明となる。

今回の大会で設定されたチェックポイントは29。「東京で一番高い道路の標識」がある風張峠の100点を最高に、攻略が難しいほど高得点が設定される。また村内の食事処で着席してランチを取ると50点がもらえる。制限時間は5時間で、どれだけ効率よくポイントを回っていくかが勝敗のカギ。制限時間を超えると1分につき減点20。5分遅れれば風張峠を制した100点が消える。交通ルールも順守で、「村内には信号が5つもあるので、赤信号で停車することを想定して余裕をもってゴールを目指したほうがいい」と事前に主催者側からアドバイスがあった。

順位にこだわらず楽しく走れればいいというチームもいる。それでも「チェックポイントの石仏が小さすぎて見つからず、村の人に声をかけて教えてもらった」などと、通常では味わえない旅情も満喫。「檜原村の見どころはこんなに多いんだと初めて知った」という参加者もいた。

成績発表と表彰式のあとには、将棋の感想戦のように優勝チームが戦略と成果をコメントした。「最高得点の風張峠をねらうと脚力を消耗してしまうのでそこは捨てて、中程度の得点を集めたました。50点もらえる食事はすぐに出てくるラーメン屋にしました。3人の足並みがそろっていたのが優勝の要因です」と語った。

「若い人たちが考えたイベント。たくさんのサイクリストが檜原村の魅力を知ってくれたらうれしいです」と同村観光協会の幡野庄一会長。大会は春と秋に定期開催され、次回は来春。詳細はホームページで。http://hinoharide.tokyo

ツール・ド・フランスの1区間を走るエタップ・デュ・ツール…日本からの挑戦者募集開始

世界中の著名人やプロ選手を含む実力派サイクリストがツール・ド・フランスの1ステージに挑む人気イベント「エタップ・デュ・ツール」。日本からの参加者を現地に送り込む公式ツアーが国際興業から発売され、その参加者募集が始まった。大会は2018年7月8日。ツアーは同6日から14日までの日程。

2018年の舞台はジョワイヨ・デザルプ(アルプスの宝石)と呼ばれるアヌシーから、まさに「ここがリゾート地」と断言したくなるほどの美しい町ル・グランボルナンにゴールする。国際興業では参戦ツアーを催行する日本で唯一の旅行会社としてこれまで21回参戦ツアーを実施。チャレンジ後はホンモノのツール・ド・フランスを現地で観戦する。

エタップ・デュ・ツールはツール・ド・フランスの1区間を走る1万5000人参加の一般大会で、27回目の開催となる。7月8日に開催される第27回エタップ・デュ・ツールは、同17日に開催されるツール・ド・フランス第10ステージとまったく同じものが採用された。43km地点を頂点とする標高1477mのラクロワフリ峠、距離6kmながら平均勾配11.2%の難度があるプラトーデグリエールの坂、ロンム峠を走り、最後に標高1618mのコロンビエール峠が待ち構える。大会最初の山岳ステージで、マイヨジョーヌの行方も左右する注目の1日。アヌシーとル・グランボルナンは2013年の第100回大会にも訪問した町で、長い夏休みをのんびり過ごすバカンスの象徴でもあるエリア。

●国際興業のエタップ・デュ・ツール参戦&ツール・ド・フランス観戦ツアー
http://www2.kokusaikogyo.co.jp/travel/letapedutour/



【アスリートオブザイヤー】2017年の最優秀選手は? 体操の白井健三が唯一ノミネート

AIPS・国際スポーツプレス協会に所属する世界各国のスポーツ記者が選出するアスリートオブザイヤー。2017年12月末に今季の最優秀選手が発表される。同賞は男子、女子、チーム、大会の4部門でその年に最も活躍したスポーツ選手やチーム、大会を所属記者の投票によって選出する。

2016年の投票は同協会に所属する110カ国、382人のスポーツ担当記者が行った。男子は陸上競技のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が史上最多となる6度目の受賞。女子はリオ五輪の体操競技で4つの金メダルを獲得したシモーネ・バイルス(米国)で初めて受賞した。

陸上100m、200m、4×100mリレーの3冠を北京、ロンドン、リオ五輪の3大会連続で達成。金メダル合計9個を持つボルトはこれで2年連続6度目の受賞となる。得票数は1149で全体票の33.42%を占めた。

2位は五輪金メダル23個を持つ競泳のマイケル・フェルプス(米国)で得票490、14.25%。3位はサッカーのクリスティアーノ・ロナルド(ポルトガル)で同387、11.26%。以下テニスのアンディ・マレー(英国)、F1のニコ・ロズベルグ(ドイツ)、サッカーのリオネル・メッシ(アルゼンチン)、バスケットボールのジェームス・レブロン(米国)、テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、陸上競技のモハメド・ファラー(英国)、テニスのフアン・デルポトロ(アルゼンチン)と続いた。

女子は19歳のバイルスが得票数524、15.24%で1位。2位は競泳のカチンカ・ホッスー(ハンガリー)で472、13.73%。3位はテニスのセレーナ・ウィリアムズ(米国)で361、10.5%。

アスリートオブザイヤーは世界各国のスポーツ記者が選出するもので、国際的な視点で評価されるため、日本国内の報道の比重と差異があることがうかがえる。ノミネートされた選手は日本ではあまり報じられないボート、バイアスロンやクロスカントリースキーの第一人者もいる。

日本勢は2014年、バドミントン男子チームがノミネートされた。同年5月にインドで開催されたバドミントン国別対抗戦のトマス杯で日本が優勝したことが国際的に高く評価されたのだ。2013年はレスリング女子の伊調馨、2016年は体操の内村航平が名を連ねた。上位に食い込むことはできなかったが、世界のスポーツ記者に認められた存在であることを証明した。

2017年のアスリートオブザイヤーは現在投票中で、12月末に発表される。日本勢は体操の白井健三がノミネートされている。

BMCが2018チームジャージを公開…モデル役はポートとバンアベルマート

BMCレーシングチームが12月11日、2018シーズンのチームジャージを公開した。製作はスイスのアソス社。

リッチー・ポートはノーマルのチームジャージ。(c) CauldPhoto

エリ元のブルーパネルと背中に、新スポンサーとなったサイバーセキュリティ会社、ソーフォスのロゴが入る。

フレフ・バンアベルマート。(c) CauldPhoto
バンアベルマートはオリンピックの金メダリスト仕様。(c) CauldPhoto
リッチー・ポートはノーマルのチームジャージ。(c) CauldPhoto

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死ぬまでに泊まってみたいホテル…天文台で満天の星空を見る

ツール・ド・フランスの難所、標高2115mのツールマレー峠を眼下にするホテルに泊まった。130年の歴史を誇るピック・デュ・ミディ天文台で、針のような稜線のピークに建造された石造りの研究施設だ。標高はなんと2877m。

ツールマレーのベースキャンプとなるラ・モンジーの集落からテレキャビン(ロープウェイ)を2つ乗り継いでいく。ツール・ド・フランス期間中だったので、下手なところに駐車しておくとレッカー移動されそうで、オフィス・デュ・ツーリズムを訪ねて確認。「天文台の宿泊予約をしてあるのなら直接行けばいい」とこのとなので、まずはテレキャビン乗り場へ。

「ニュイ・オ・ソメ=頂上の夜」という窓口があったので、ベルを押して名前を告げるとネックストラップとIDカードを渡され、たどたどしい日本語で「楽しんできてください」と言われた。かなりゾクゾクするテレキャビンで到着すると、同乗したオペレーターが「泊まるんだね」とそのまま施設管理スタッフに引き継いでくれて、磁気カードを渡される。すべてのドアが電磁ロックなので、真夜中でもそのカギで開けられるところは歩き回ってもいいみたいだ。

太陽を観察する研究用のテレスコープ

部屋はかつての天文学者が使用していた質素なものだというが、内装は新品で取り付けられたきれいな洗面器の蛇口をひねるとお湯が出る。オイルヒーターで室温を20度に調整しているようで快適。トイレとシャワーは共同だが、これもピカピカだった。

午後6時半に宿泊者が集まって、天文研究員に施設を案内してもらった。ゾロゾロと付いていくと晩餐会場に到着。「ルパ」と言っていたので夕食というよりも晩餐だ。単独参加はボクだけだったが、かなり気にかけてくれて、テーブルも足もとまでガラス張りで断崖絶壁がストーンと見下ろせる特等席だった。地元鴨肉やフォアグラ、牛や豚肉を地元の伝統的な味付けをしたものが出てきて、テーブルにハーフボトルも。

ディナーテーブル。足もとはガラス張りで断崖絶壁が眼下に確認できる

最後のデザートともに1/4サイズのシャンパンボトルが出てきたので、これを持ってテラスに出て楽しむんだなと思った。研究員が「午後9時10分に集合」と言っていたので、ちょうど夕日が沈むところだった。あたりは一気に暗くなり、もちろん真冬の格好をしていたけれど冷え込んできたが、天体ドームの中に案内されて観測用の望遠鏡で土星を見せてくれた。

朝起きれば雄大なピレネーが一望できる。ツールマレー峠が小さく見える

宿泊者数は27人限定だが、予約すればだれでも泊まれる。さすが世界随一の観光大国。日本ではあり得ないスケールのおもてなし。フランスという国の底力を感じた。

テラスで思い思いに時を過ごす

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