BONXイヤフォンをBluetoothでスマホにつなげれば距離に関係なく10人同時のハンズフリー通話が走行中にできるという新型コミュニケーションツール。自転車関連輸入商社のインターマックスが代理店となることが決定した。
2018シーズンはUCIワールドチームのロットNLユンボのサポートが決定したBONX。ルールによって公式レースでは現在のところ使用できないというが、エンデューロなどのファンライド大会やサイクリングなどで幅広い用途で使用することが可能だという。
細かい情報がリアルタイムに伝わる
道路の路面状況やコース指示、ハンドサインで補いきれない細かい指示も、BONXによって伝えることができるようになる。スピードが出ている環境下でも、本体に設置してあるデュアルマイクによって風切り音などのノイズを極限までカット。振り返ることなく、前を向きながらクリアな音質で会話をすることができる。信号などで仲間と離れてしまった時でも会話が可能。
BONXは真剣勝負の場面も大活躍
例えばエンデューロ。これはチームの中でメンバーを交代しながら長時間自転車を漕ぎ続けるレースなので、チーム内でのコミュニケーションが勝負の行方を左右する大きなポイント。BONXには2つの異なるモードが用意されていて、その2つを使い分けることでより実践的な情報のやり取りを可能にする。
聞きたいことだけ聞こえてストレスフリー
BONX Gripは、装着した耳の穴を密閉してしまうように見えて、実は開放型のイヤフォンなので、平衡感覚を損なうことなく装着側の環境音も聞くことができ、安心して運転することが可能。しかも生活防水や耐衝撃性を完備し、連続通話7時間の長時間稼働するバッテリーを搭載。ゴムも柔らかくパーツのサイズを自由に選べるので、ずっと着けていても痛くなりにくく、ストレスなく使うことができる。
ところで法律には抵触しないのか?
自転車走行中のイヤホン装着は安全義務違反となる可能性があり、代理店となるインターマックスは47都道府県の条例をすべて調査。大音量で音楽を聴き、周囲の状況を聴覚的に把握できないケースとは異なることもあり、現状では条例違反にはならないと判断している。ただし警察官による現場の指示はまちまちである現状も確認。そのため新型コミュニケーションツールを駆使して楽しみながらも、周囲の状況を常にキャッチしてサイクリングしてほしいとしている。
1個入りパッケージが1万5800円、2個入りパッケージが2万9800円(以上税込み)。
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