イタリア半島を横断する7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは大会6日目となる3月12日に第6ステージが行われ、カチューシャ・アルペシンのマルセル・キッテル(ドイツ)がゴール勝負を制して、第2ステージに続く区間2勝目を挙げた。
「イタリアでの初勝利だった第2ステージにはかなわないが、この日も特別な喜びがある。チームメートのネイサン・ハースの誕生日を祝うことができたからね」とキッテル。
「チームメートは牽引力のあるメンバーがそろっていて、ボクは隊列を形成している中にポジションしているだけでよかった。優勝することでチームのモチベーションを持続することができる」
総合成績では、前日に首位に立ったスカイのミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)がその座を守った。総合2位には3秒差でBMCのダミアノ・カルーゾ(イタリア)がつける。
「この日は雨だったのでとてもナーバスな走りになった。ファンにとってはテクニカルサーカスだけど、選手にとってはたまらない」とクビアトコウスキー。
「個人タイムトライアルに強いカルーゾが3秒差で追っているので、最終日のタイムトライアルを終えてどんな結果になるのかは分からないが、総合優勝できるチャンスなので努力をしてみたい」
大会は13日まで。第7ステージとしてサンベネデット・デルトロント間で距離10kmの個人タイムトライアルを行う。
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