アルプス山脈を舞台とする5日間のステージレース、ツアー・オブ・アルプスは4月19日、イタリアからオーストリアのリエンツに向かう距離134.5kmの第4ステージが行われ、アスタナのルイスレオン・サンチェスが優勝した。アスタナチームは第1ステージのペリョ・ビルバオ(スペイン)、第2ステージのミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア)に続く3勝目を挙げた。
この日は温かな1日となり、序盤は集団のままゴールを目指した。最初の山岳でアタックが始まり、9選手が第1集団を形成。後続集団では総合成績の上位をねらい選手らが飛び出しを図るが、アスタナ勢がマークに入ってこれらを封じ込めることに成功。最後の峠の頂上は有力選手らが同じグループで越えると、下りに入ってサンチェスらがステージ優勝をねらって抜け出しにかかる。残り2kmで独走を決めたサンチェスがそのまま逃げ切って優勝した。
「強力なチームメートのアシストを受けて、きょうはとてもいい走りができた。5月4日に開幕するジロ・デ・イタリアに向けてコンディションを高めることができた」とサンチェス。
総合成績の1位はグルパマFDJのティボー・ピノ(フランス)。第5ステージはオーストリア・チロル地方の2018世界選手権ロードコースの一部を走る。
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