第101回ジロ・デ・イタリアが5月4日、イスラエルのエルサレムで開幕。初日は距離9.7kmの個人タイムトライアルが第1ステージとして行われ、前年の総合優勝者、個人タイムトライアルの世界チャンピオンであるサンウェブのトム・デュムラン(オランダ)がトップタイムで優勝。大会通算4勝目。個人総合成績でも1位になり、ピンク色のリーダージャージ、マリアローザを獲得した。
●ダイジェスト動画
「希望したとおりの結果になった。勝つこと、そして総合優勝争いの有力選手にタイム差をつけることだ」とデュムラン。
「もちろん周到な準備はしてきたが、この日勝てるとは思っていなかった。コースはとてもハードだった。テクニカルなので、全力で走ったあとはリカバリー、もう1回全力で走ってリカバリーという繰り返しだった。こうして完ぺきに走ることができたのが勝因だ」
●デュムランのコース試走時から密着したチーム収録動画
大会初優勝をねらうスカイのクリストファー・フルーム(英国)はレース前の試走で激しく落車。骨折はしなかったが、ケガの程度は重く、予定通りにスタートしたもののデュムランから37秒遅れの21位とふるわなかった。
●4賞ジャージ
■マリアローザ(個人総合成績)トム・デュムラン(オランダ、サンウェブ)
■マリアチクラミーノ(ポイント賞)トム・デュムラン(オランダ、サンウェブ)
■マリアアッズーラ(山岳賞)第1ステージは未設定
□マリアビアンカ(新人賞)マキシミリアン・シャフマン(ドイツ、クイックステップフロアーズ)
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