パラサイクリストの藤井美穂(23)が5月12日に静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームで開催された「トラックパーティー2018イン・スプリング〜サイクルエンターテインメント伊豆」で元気な姿を見せて会場を沸かせた。出生時に右脚が壊死していて直後に切断。しかしマルチ才能を発揮してモデルやアスリートとして活躍する。3年前のリオパラリンピックでは「四肢障がい女子」で日本に出場権がありながら派遣されなかった。
「私に実力がなかったからです。そのとき、次の東京では金メダルを取るぞと誓いました」
パラリンピックの自転車競技はトラックの500m、3km個人パシュート、ロードでは個人ロードレースとタイムトライアルがある。
「4つ全部に出場したい。個人的にはトラックが大好きで、個人パシュートでねらっていきたいです」と笑顔で宣言。
「パラ大会は観客がまばらなんですが、この会場が満員になったのを初めて見ました。ますますやる気が出ます!」
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