アゼルバイジャンのバクーで6月5日に2018年UCI・BMX世界選手権が開幕し、女子16歳以下クラスの藪田寿衣(やぶた・じゅい=大阪・大阪偕星学院高)が決勝に進出して2位になった。
トップカテゴリーのチャンピオンシップに先駆けて年齢別のチャレンジカテゴリーがスタートした世界選手権。チャレンジクラスは5歳から60歳以上までの選手が出場できるカテゴリーで、ジュニア(17歳)未満は将来のトップ選手への登竜門として、それ以上の年齢では生涯スポーツであるBMXの性格を強く印象づけるものとして認識されている。6月5日の大会初日は通常の20インチの車輪ではなく、24インチの車輪を使用したクルーザーのレースが行われた。
日本選手団は女子16歳以下クラスで藪田が決勝に進出して2位に入賞した。2019年はチャンピオンシップカテゴリーの女子ジュニアの年齢となる藪田。これまでに何度も世界選手権での入賞を果たしているが、クルーザーでの出場は今回が初めて。レースを終えて、「2015年以来の決勝進出を果たせてよかった。20インチのレースに向けて弾みをつけることができたと思う。さらに上の順位を目指して走りたい」と語った。
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