第35回全日本BMX選手権が茨城県の国営ひたち海浜公園BMXトラックで開催され、男子エリート決勝で松下巽(全日空商事)が優勝した。池田大暉(Rockstar Rift Tangent)がスタートから抜け出して、松下が追う展開でレースが進み、最終ストレートのゴールライン手前で池田の前に出た松下が全日本BMX選手権初優勝を飾った。
松下巽のコメント
今日は所属先の同期社員や上司など、たくさんの方が観戦に来てくれたレースだった。そのなかで期待に応えることができてうれしい。最終ストレートで逆転したのはレースの途中で考えていた展開で、しっかり脚を温存して前に出ることができた。全日本選手権で優勝するのは、ジュニア時代なども含めて初めてだった。9月からオリンピックのためのポイント加算がはじまるので、それに向けて戦っていきたい。
男子ジュニアは中井飛馬(WESTERN RIVER)が2年連続のタイトルを獲得。女子はエリートとジュニアの混走となり、ジュニアの丹野夏波(神奈川・白鵬女子高)がトップでゴール。エリートとジュニアを別に表彰する規定により、女子エリートは瀬古遥加(IRC TIRE)、女子ジュニアの優勝が丹野となった。
大会結果
優勝 松下巽(神奈川県 / 全日空商事)
2位 池田大暉(新潟県 / Rockstar Rift Tangent)
3位 吉井康平(東京都 / フォスター電機)
女子エリート)
優勝 瀬古遥加(三重県JPN Mie / IRC TIRE)
2位 朝比奈綾香(大阪府)
男子ジュニア)
優勝 中井飛馬(新潟県 / WESTERN RIVER)
2位 増田優一(大阪府 / 大阪偕星学園高等学校)
3位 島田遼(広島県 / GAN TRIGGER AIC OSHU)
女子ジュニア)
優勝 丹野夏波(神奈川県 / 白鵬女子高等学校)
2位 永禮美瑠(愛知県 / KUWAHARA BIKE WORKS)
3位 早川優衣(岡山県)
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