梶原悠未がアジア競技大会女子オムニアムで金メダル

アジア競技大会女子オムニアム、スクラッチを走る梶原悠未 ©2018 JCF

ジャカルタ・アジア競技大会は12日目となる8月29日、自転車トラック競技・女子オムニアムが行われ、梶原悠未(筑波大)が金メダルを獲得した。

アジア競技大会女子オムニアムの表彰式。中央が金メダルの梶原悠未 ©2018 JCF

オムニアムは1日に4種類のレース(スクラッチ、テンポレース、エリミネイション、ポイントレース)を走り、最終的な獲得ポイントで争う競技。昨シーズンのワールドカップ3戦、4戦の同種目で優勝している梶原は、スクラッチ3位、テンポレース1位、エリミネイション1位の暫定1位で最終種目のポイントレースに挑み、ポイントレースでは暫定2位の台湾の黃亭茵と競合いながらも順調にポイントを重ね暫定首位をキープ、合計獲得ポイントを138とし、黃に8ポイント差で優勝した。

アジア競技大会女子オムニアム、ポイントレースの梶原悠未 ©2018 JCF

梶原悠未のコメント
アジア選手権で2連覇しているので、今回は金メダルだけをねらってきた。金メダルを獲得し、表彰台に立ったときはすごくうれしかった。たくさんの方々に応援してもらったこと、会場に来てくれた母、サポートしてくれたチームに感謝の気持ちを伝えたい。スタッフのみなさんが全力でサポートしてくれたので、今日は自信をもって走ることができた。最初のスクラッチでは、1選手先行を許し、スプリントでも負けて3位だったが、次のテンポレースは得意なレースだったので、自分が一番強いという強い気持ちをもって走り、ここからは落ち着いて走ることができた。最後のポイントレースでも冷静にライバルたちのポイントを計算しながら走ることができた。

アジア競技大会女子オムニアムで梶原悠未(筑波大)が金メダル ©2018 JCF

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京都府八幡市の堤防で数社合同の無料試乗会開催へ

京都府八幡市にある堤防で、宇治川(淀川)と木津川の合流部に全長1.4kmにわたって2つの河川を区切るように設置されている背割堤を会場としたスポーツバイク試乗会、「背割堤スポーツバイクデモ」が開催されることになった。豊かな河川環境を有効に使うこと、その素晴らしさを認知してもらうことはもとより、無料の試乗会を通じて自転車と素晴らしさを体験してもらい、自転車に乗るルールとマナーの啓蒙活動を目的に開催する。

京都府八幡市の背割堤で無料試乗会が行われる

東京近辺では、自転車試乗やサイクリングを安全に楽しめる場所として荒川・彩湖周辺が知られている。大阪・京都周辺に同様なエリアがないかと探していたところ、背割堤のエリアが活用できることになったという。スポーツバイクの需要の底辺の拡大、楽しみ方やマナーの訴求という意味でも、今後活用していきたいという。

背割堤スポーツバイクデモ
■日時
2018年9月23日(日曜日)
10月28日(日曜日)と11月24-25日(土・日曜日)は予定
■場所:〒614-8307京都府八幡市八幡在応寺背割堤
■時間:10:00~16:00
■9月25日の試乗可能ブランド
サーベロ、ラピエール、MASAI、KHS、FreeAgent、Manhattan、Gusto、MBK、Tommasini、Casati、Calamita
■出展企業:東商会・KHSジャパン・エムティシー・サイクルラインズ・アクションスポーツ
■申し込みは各ブランドのウエブサイト・フェイスブックなどを参照
■試乗参加者へ
1)一般の歩行者の通行も予定されていますので、譲り合いとシェアロードの精神を忘れずに
2)当日でも試乗可能ですが、事前の事前申し込みのお客様を優先
3)京都府では【京都府自転車の安全な利用の促進に関する条例】が定められており、受付時あるいは申込時に日常生活賠償責任保険の加入の有無を確認させていただきます

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ベンジャミン・キング初優勝…ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月28日(火)、ベレス・マラガ~アルファカル間の161.4kmで第4ステージが行われ、ディメンションデータのベンジャミン・キング(米国)がアスタナのニキータ・スタルノフ(カザフスタン)をゴール前で振り切って初優勝した。

ベンジャミン・キングが初優勝 © Luis Ángel Gómez

大会最初の山岳ステージで2選手はスタート直後に形成された9人の第1集団に加わり、ゴールまで後続の大集団に追いつかれずに逃げ切った。

「スタルノフはボクが総合1位のリーダージャージーを取るかわりに、区間優勝を譲ってもらいたかったようだが、ボクだってグランツールの1勝は最大の目標だ」とキング。チームの運営方針により、この勝利によってアフリカの恵まれない子どもたちに自転車がプレゼントされることになる。「それもモチベーションだった」(キング)

首位を守ったクビアトコウスキー © Luis Ángel Gómez

総合成績ではスカイのミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)が難なく首位を守った。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)
マイヨベルデ(ポイント賞)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)
マイヨルナレス(山岳賞)ルイスアンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
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女子チームパシュートで日本は3位…アジア競技大会

ジャカルタ・アジア競技大会は11日目となる8月28日、自転車トラック競技・女子チームパシュートが行われ、日本が銅メダルを獲得。女子は1回戦を橋本優弥(鹿屋体育大)、吉川美穂(Live Garden Bicistelle)、梶原悠未(筑波大)、鈴木奈央(日本競輪選手会静岡支部)のメンバーで挑み、中国に敗北したものの、走行タイムにより香港との3位決定戦に進出。3位決定戦では鈴木に代わって中村妃智(日本写真判定)がメンバー入りし、香港に勝利。銅メダル獲得となった。

アジア競技大会女子チームパシュートを走る日本チーム ©2018 JCF

梶原悠未のコメント
金メダルをねらっていたため、銅メダルになってしまったことに悔しさは残っている。予選では隊列が乱れ、反省点が残る走りだった。1回戦で対戦した中国とは、予選のタイムを見ても戦える自信はあった。中国に勝って決勝に進みたかったが、後半にペースが落ちてしまい2秒ほど及ばず、3位決定戦に回ることになった。3位決定戦では、メダルを確実に獲得することを目標に走った。今回は全員の脚がそろっていない状態だったが、それでもチームとしてメダルを取れるということを証明できたことはよかったと思う。明日のオムニアムでは絶対に金メダルを取りたい。

アジア競技大会女子チームパシュートで日本は3位 ©2018 JCF
アジア競技大会のチームパシュートに出場した日本チーム ©2018 JCF

女子ケイリンの太田りゆ(日本競輪選手会)は8位、前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)は13位。

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アジア競技大会男子チームパシュートで日本は3位

ジャカルタ・アジア競技大会は11日目となる8月28日、自転車トラック競技・男子チームパシュートで日本が銅メダルを獲得。今村駿介(中央大)、一丸尚伍、近谷涼、橋本英也(ブリヂストンサイクリング)の男子は、前日の予選では5位に沈んだものの、この日は橋本が沢田桂太郎(日本大)に代わり出場。1回戦では今回のベストとなる4分04秒222の走行タイムでカザフスタンとの3位決定戦へと進み、安定した走りでカザフスタンを下して銅メダルを獲得した。

アジア競技大会男子チームパシュートを走る日本チーム ©2018 JCF

チームパシュートは4人1組でチームを組み、4kmの走行タイムを競う競技で、先頭交代をしながら走り、3番手の選手のフィニッシュで計測される。基本は対戦形式だが、今大会では予選1位と4位、2位と3位が1回戦で対戦し、勝者が決勝戦へ進み、残りのチームのうち1回戦の走行タイム上位2チームが3位決定戦へと進んだ。

アジア競技大会男子チームパシュートで日本は3位 ©2018 JCF

橋本英也のコメント
最低限の結果を出すことができた。今日は有酸素運動に強い自分がメンバーに入り、確実に銅メダルをねらえる作戦で走った。調子はいいのでディフェンディングチャンピオンとして出走するオムニアムでは優勝をねらいたい。優勝する自信はある。

アジア競技大会のチームパシュートに出場した日本チーム ©2018 JCF

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ホノルルマラソン個人エントリーでもツアー参加者向けサービスが受けられる

2018年12月9日に開催される「JALホノルルマラソン2018」に個人で参加する人向けのオプショナルプラン「マラソンパック」を国際興業が企画し、9月1日より販売を開始する。従来のマラソンツアー参加者の特典として提供されるホテルラウンジ利用、クロークサービス、スタート地点への送迎、ゴール地点のテント利用が可能。

ホノルルマラソンに参加する日本人旅行者は近年、航空券やホテルの予約、マラソンの参加申し込みなどのすべてを自分で手配する傾向が多くなっている。今回企画された「マラソンパック」は、そんな個人参加者からのニーズが高いツアー参加者向けのサポートサービスをお得なオプショナルパック商品としてまとめた。
①ホテルツアーラウンジ利用券(シェラトン・プリンセス・カイウラニホテル)
②レース当日のクロークサービス
③スタート地点への送迎
④ゴール地点でのサービステント利用券
個人参加者でも快適なサポートサービスが受けられるという大変珍しい企画。

●JALホノルルマラソンとは
2018年12月9日、第46回大会開催。フルマラソンの部、10㎞ラン&ウォークの部。アラモアナ公園をスタートし、ワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッドを経てハワイカイで折り返し、カピオラニ公園でフィニッシュするシーサイドコース。2017年フルマラソン参加者は2万6369人、うち日本人参加者は1万1785人。

●国際興業株式会社
ホノルル市ワイキキにシェラトン・ワイキキ、ザ・ロイヤル・ハワイアン・ラグジュアリーコレクション・リゾート、モアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパ、シェラトン・プリンセス・カイウラニなどのホテルを所有・経営しているほか、ホノルルマラソンツアーなど各種トラベルサービス事業を展開。

航空券・ホテルをご自身で手配してホノルルマラソンに参加するお客様のためのマラソンパック
■代金:1万5000円
■含まれるもの:
①シェラトン・プリンセス・カイウラニのツアーラウンジ利用
[開設日時]
12/6(木)13:00~18:00
12/7(金)・8(土)・10(月)9:00~18:00
12/9(日)13:00~18:00
日本語新聞や情報誌、コーヒー・紅茶などのドリンク(無料)を用意。ラウンジではツアースタッフがオプショナルツアー、レストラン情報など、滞在中の相談に乗ってくれる。チェックインまでの待ち時間や自由時間に利用大。
②クロークサービス
[日時]12/8(土)9:00~17:00
[場所]シェラトン・プリンセス・カイウラニのツアーラウンジ
レース当日の着替えなどを預けると、大会当日サービステントで受け取ることができる。
③スタート地点への送迎
[日時]12/9(日)3:00~3:30頃 *確定時間は現地にて案内
シェラトン・プリンセス・カイウラニからスタート地点への送迎バス(片道)を利用できる。
④ゴール地点のサービステントの利用
[日時]12/9(日)7:00~15:00
●ゴール後のリフレッシュサービス(軽食、ドリンク、おしぼりなど)●クロークサービス(前日に預かった荷物の引き渡し)●休憩スペース ●フィニッシャータイムテーブル:家族や仲間の走行状況検索サービス

■申込み方法:
ホームページの予約フォームから
受付後、回答メール(振り込みの案内)が送られてくる
■締め切り日:2018年10月25日(木)定員になり次第締め切り
■取消料:11月5日(月)以降に取り消しの場合100%の取消料がかかる

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