サイモン・イェーツが首位でブエルタ・ア・エスパーニャは最終週へ

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月10日、2度目の休息日を過ごし、いよいよ最終週に突入する。首位はミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ(英国)。26秒差の総合2位アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)、33秒遅れでナイロ・キンタナ(コロンビア)と、優勝経験を持つモビスター勢がつける。

このジャージがほしかったらRT © Luis Ángel Gómez

5月のジロ・デ・イタリアでイェーツは最終日2日前のステージで失速し、首位を陥落しただけに真価が問われる。
「今の調子はいいので、それを維持すれば最後まで首位を守れるはずだ」とイェーツ。

しかしライバルは複数で、同じチームだけに交互に攻撃を仕掛けてくるのは必至。それを防御するのは双子であるアダム・イェーツの役割となる。大会は16日が最終日だが、その前日まで過酷な山岳ステージが連続。史上まれに見る大接戦だけに、最後まで目が離せない。

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マイヨベルデ(ポイント賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
マイヨルナレス(山岳賞)ルイスアンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

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