キナンの山本元喜、新城雄大らがツール・ド・シアクに参戦

キナンサイクリングが9月18日から21日までインドネシアで開催されるツール・ド・シアクで2018年第2ピリオドを本格始動させる。

ツール・ド・シアクに参戦するキナンの5選手

インドネシア西部のスマトラ島に位置するリアウ州シアク県を舞台とする4日間・総距離522.9kmのステージレース。いずれのステージもシアク市を拠点にコースが設定されている。2017年まではアマチュアレースとして行われてきた大会だが、今回からUCI(国際自転車競技連合)公認の国際大会に昇格。8カ国・13チームがエントリー。メンバーは各チーム5名で編成される。

キナンはこの大会に山本元喜、マルコス・ガルシア、サルバドール・グアルディオラ、トマ・ルバ、新城雄大をセレクト。新城をのぞく4選手は9月7〜9日に開催予定だったツール・ド・北海道にエントリーしていたが、開幕前日に起きた北海道胆振東部地震により大会が中止。滞在していた旭川市も停電や断水といった地震の影響があったものの、ライフラインの復旧状況に合わせながらトレーニングを再開。新城を含め、今大会に向けた調整は順調に進めている。

チームは9月10日に発表された最新のUCIアジアツアーチームランキングで2位。首位チームとは5点差であることから、この大会の結果によってはトップに浮上する可能性がある。

キナンにとっての2018年シーズンの第2ピリオド(後半戦)がいよいよ本格化するが、同ランキングでの1位獲得と、この先に控えるビッグレースでのタイトル奪取を目指して取り組んでいく。この大会はその足がかりとすべく好結果を求めてレースへと挑む。

遠征メンバーは15日に集合し、翌日のフライトで開催地入り。18日からのレースに備える。インドネシアでは8月下旬から9月上旬にかけてアジア競技大会が開催され、それを受けてスポーツ熱が高まる中でのレース開催に期待がふくらむ。

ツール・ド・シアク2018
9月18日 第1ステージ シアク(Siak)-ダユン(Dayun) 154.18km
9月19日 第2ステージ シアク-セイ・アピト(Sei Apit) 115.18km
9月20日 第3ステージ シアク-シアク 161.48km
9月21日 第4ステージ シアクシティ(Siak City) 92.06km