山岳賞ジャージのスポンサーはスーパーマーケットのEルクレールに

フランスの大手スーパーマーケットチェーン、「Eルクレール」が2019年のツール・ド・フランスにおいて山岳賞ジャージ「マイヨブランアポワルージュ」のスポンサーになることが発表された。1999年から2018年までは同じフランスのスーパーマーケット「カルフール」がスポンサーを務めていて、それに代わることになった。

山岳賞ジャージを手にするミシェルエドアルド・ルクレール氏とASOのクリスティアン・プリュドム

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カルフールがツール・ド・フランス山岳賞とフランスサッカーチームのスポンサーから撤退

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7ITAから秋冬サイクルウエアがリリース…GSGとセブンバイシクルがコラボ

イタリア北部のサイクルウエア老舗GSG(ジェッセージ)社と東京の7 BiCYCLE(セブンバイシクル)のコラボブランド7ITAより、秋冬サイクルウエアがリリースされた。

Z7R ジャケット 2万6800円(税別)

従来の著名なアウトドア用高機能素材をしのぐスペックを持つ防風透湿ソフトシェル素材eVentを採用したフラッグシップ。非常に優れた防風保温機能はもちろん、今までにない伸縮性と透湿性でストレスフリーなライディングを実現する。

スマイル

スマイル

キャット

キャット

7ITAの特徴である、スマイルやネコなどをモチーフにしたユニークなデザイン・アイテム。男女ペアで着用できるものも多い。

ウインドジャケット

アーミージャケット

カモ柄のウィンドジャケットやライダーズ調のウィンタージャケットなど、ヘビーデューティーなアイテムも充実している。
アーミージャケット

アーミージャケット

その他にも豊富なデザインがそろった全ラインナップは7 BiCYCLE Productサイトで見ることができる。

7 BiCYCLE(セブンバイシクル)
セブンバイシクルのFacebook
セブンバイシクルのTwitter: @7BICYCLE

サイモン・イェーツがブエルタ・ア・エスパーニャ初優勝…グランツールはすべて英国勢

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月16日に首都マドリードで最終日を迎え、ミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ(英国)が初の総合優勝を遂げた。

2018ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝のサイモン・イェーツを中央に、左が2位マス、右が3位ロペス © Luis Ángel Gómez

英国勢は5月のジロ・デ・イタリアでクリストファー・フルーム(スカイ)が、7月のツール・ド・フランスでゲラント・トーマス(スカイ)が総合優勝していて、グランツールと呼ばれる三大ステージレースを英国勢がすべて制したことになる。同一年に同じ国の選手がグランツールすべてで総合優勝したのは1964年のフランス(ブエルタ・ア・エスパーニャ=レイモン・プリドール、ジロ・デ・イタリア=ジャック・アンクティル、ツール・ド・フランス=ジャック・アンクティル)、2008年のスペイン(ジロ・デ・イタリア=アルベルト・コンタドール、ツール・ド・フランス=カルロス・サストレ、ブエルタ・ア・エスパーニャ=アルベルト・コンタドール)に続く3度目。異なる3選手がグランツールを制したのは初めて。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第21ステージ © Luis Ángel Gómez

5月のジロ・デ・イタリアでイェーツは最終日の3日前まで13区間にわたって首位にいながら大崩れして総合21位。その屈辱をこの大会で晴らし、今回の優勝でUCIポイントを量産し、世界ランキングでも1位に躍進した。
「優勝できたことが信じられない。表彰台に立つときはとても緊張した。ボクの居場所は自転車の上だからね。これからもこの大会のような難しい戦いを勝ち取っていきたい」

2位はクイックステップフロアーズのエンリク・マス(スペイン)。3位はアスタナのミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)。マドリードで行われた最終ステージの区間勝者はクイックステップフロアーズのエリア・ビビアーニ(イタリア)で、今大会3勝目。

イゴール・アントン(スペイン)がこの日引退。マドリードでは独走を許されてファンの声援に応えた © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マイヨベルデ(ポイント賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
マイヨルナレス(山岳賞)トマス・デヘント(ベルギー、ロット・スーダル)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)

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東京五輪新種目のBMXフリースタイル・パークで西昂世が初の日本一

BMXフリースタイル・パーク競技の日本一を決める「第2回全日本BMXフリースタイル・パーク選手権大会」が岡山市役所本庁舎・特設会場で開催された。

男子エリート優勝の西昂世 ©2018 JCF

男子エリートは西昂世(にしたかせ)が96ポイントで優勝。大和晴彦が92.5ポイントで2位に入った。2017年優勝の中村輪夢は決勝でパンクするなどのトラブルで91.5ポイントの3位だった。

女子エリート優勝の大池水杜 ©2018 JCF

女子エリートは、今季のワールドカップで日本人として初優勝を果たした大池水杜(おおいけみなと)が87ポイントで優勝し、2017年に続いて2年連続のタイトルを獲得した。2位に丹野夏波(83.5ポイント)、3位に西川麻衣(55ポイント)が入った。

男子エリート優勝、西昂世のコメント
今回はパンクのトラブルが多いコースで、自分も練習中にパンクしていた。決勝ではそのリスクを回避して、ジャンプの着地面にしっかりと合わせる走りを心がけたのが優勝につながった。ただ全日本選手権に向けて練習してきた技も出せて、ちょっとしたミスはあったがベストは尽くせたと思う。

男子エリート優勝の西昂世 ©2018 JCF

男子エリート優勝の西昂世(中央)。左は2位の大和晴彦、右は3位の中村輪夢 ©2018 JCF

女子エリート優勝、大池水杜のコメント
昨年は女子エリートが1人だけで男子に交ざっての大会だったが、今大会はレースとフラットランドから女子選手がエントリーしてくれて女子エリートが成立した。そこで勝てたことがうれしかった。現状世界ランク3位にいると聞いているので、このままワールドカップも頑張って世界選手権でも表彰台に乗れるようにしていきたい。

女子エリート優勝の大池水杜 ©2018 JCF

女子エリート優勝の大池水杜(中央)。左は2位の丹野夏波、右は3位の西川麻衣 ©2018 JCF

藤田涼平、田上萌々子らがRoad to さいたまクリテリウム優勝…本大会出場へ

「Road to さいたまクリテリウム2018 in 彩湖 ~タイムトライアル&エンデューロ~」が9月15日(土)、埼玉県さいたま市の荒川彩湖公園で開催され、エリート男子は藤田涼平(さいたまサイクルプロジェクト)、女子は田上萌々子(ブラウ・ブリッツェン)、ジュニア男子は氏原真之介(埼玉・浦和北高)がトップタイムをたたき出して優勝。11月4日に開催されるさいたまクリテリウム本戦の個人タイムトライアルレースへの出場権を獲得した。

藤田涼平がRoad toさいたまクリテリウムでトップタイムを記録し、本戦への出場権を獲得

一般参加型のライドイベント「Road toさいたまクリテリウム2018 in 彩湖 ~タイムトライアル&エンデューロ~」は個人タイムトライアルとチームエンデューロの2種目のレースが実施された。個人タイムトライアルの優勝者はさいたまクリテリウム本戦の個人タイムトライアルレースに出場できるという初めての試み。

藤田の父はバルセロナ五輪代表の藤田晃三さん。開催地さいたま市を拠点とするさいたまサイクルプロジェクトに所属しているだけに、負けられない戦いだった。

藤田涼平のコメント
「走りのタイプとしてもボクはスプリンターなので、サガンが憧れの選手です。東京オリンピックはあと2年しかないので時間が足りないかも知れませんが、父のようにオリンピックに出場できるような選手になりたいです」

Road toさいたまクリテリウムの女子クラスで優勝した田上萌々子

田上萌々子のコメント
「埼玉県三郷市在住なので地元レースに出場でき、日本のトップ選手をはじめ、ツール・ド・フランスのスター選手と走れるのはとてもいい経験です」

氏原真之介のコメント
「中短距離のトラック競技をやっていて、さいたまの短いコースは得意です。最初から全力で走ります」

イベントはチームエンデューロも開催され、総勢194名がレースに出場した。チームエンデューロの各カテゴリーから2チームを抽選し、さいたまクリテリウム当日に実施するオープニング走行または一般体験走行のいずれかに招待された。

メディア枠として東京中日スポーツチームが参戦。大会広報部長を務めるモデルの鈴木優華と

エンリク・マスが初優勝で総合2位に浮上…ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月15日(土)、アンドラのエスカルデス・エンゴルダニカラスペインのコルデラガリナまでの97.3kmで第20ステージが行われ、クイックステップフロアーズのエンリク・マス(スペイン)とアスタナのミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)の競り合いとなり、マスが先着して初優勝。後続選手を引き離したことから総合成績でマスが2位、ロペスが3位に浮上した。

マスがロペスを制して初優勝。ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ © Luis Ángel Gómez

マスは今季、地元スペインのバスク1周レースで1勝した注目の23歳。大会終盤にいい走りを見せつけ、前日の総合3位からさらに上位に。スペインの元選手アルベルト・コンタドールの再来と呼ばれるが、「コンタドールの半分でいいからメジャー勝利したい」とコメント。スペインに久々の逸材が頭角を現した。

首位のサイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)は23秒遅れの区間3位でゴールし、その座を死守。初の総合優勝を確実にした。

双子のアダムがサイモンをけん引する © Luis Ángel Gómez

バルベルデが脱落し、総合優勝争いから消えた © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マイヨベルデ(ポイント賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
マイヨルナレス(山岳賞)トマス・デヘント(ベルギー、ロット・スーダル)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)

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