ツール・ド・北海道2018が中止…地震の影響で

9月7日から9日まで北海道で開催される予定だったツール・ド・北海道2018が、9月6日未明に発生した震度6強の地震の影響により、大会前日に全日程が中止となった。大会は開催32回目。北海道の中央部をめぐる全3ステージ・総走行距離536kmの戦いに、7カ国・21チームが出場する予定だった。

©︎KINAN Cycling Team

●ツール・ド・北海道のfacebookより
9月6日発生した北海道の強い地震・広域的な停電のため、大会を中止することとしました(国際レース・市民レースともに)。出場選手やスタッフ、コミッセールはすでにほとんど旭川に集結していますが、ホテルも停電中。現在、身動きが取れない状況です。旭川の現地スタッフとしては、選手たちが無事帰還できるよう旭川市内のホテルにインフォメーション・センターを設置、情報収集・共有・対応策の検討・実施などについて全力をあげて取り組んでいます。

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鈴木優華さいクリ広報部長が浦和警察一日署長として交通安全をアピール

2018さいクリ広報部長を務めるモデルの鈴木優華が浦和警察署の一日署長として、9月13日(木)に開催される「さいたま市交通安全出発式」に参加する。さいクリ広報部長とは11月4日に開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの魅力を若い同世代の人たちに発信するPR業務が任務。

鈴木優華。21歳。書道は初段。スポーツはスノーボードが大好き

同イベントは警察と交通安全関係団体・市民が一堂に会し、交通安全運動に向けた士気を高めるとともに、広く市民に交通安全をアピールすることを目的に開催される。

式典でのあいさつ、一日署長による交通安全宣言
10:30~11:00 さいたま市民会館うらわホール
交通安全パレード
11:10~11:30 さいたま市民会館うらわ→(埼玉会館左折)→駅前通り→浦和駅西口
交通安全キャンペーン
11:40~12:20 浦和駅西口周辺

鈴木優華(すずきゆうか)
生年月日 1996年10月1日(21歳)
出身地 東京都
趣味/特技 買い物/書道(初段)
スポーツ スノーボード
【HP】 http://talent.platinumproduction.jp/suzukiyuuka
【SNS】 Twitter : @pltnm_sy /Instagram : yuu_pl
<主な出演>
雑誌「non-no」(専属モデル)、ファッションブランド「Secret Honey」(専属モデル)、
WEB番組「ASO STUDIO」(レギュラー)出演ほか

ダミアーノ・チーマが個人総合優勝…中国のツアー・オブ・シンタイ

3日間のステージレース、ツアー・オブ・シンタイが中国・河北省で9月3日から5日まで行われ、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニのダミアーノ・チーマ(イタリア)が総合優勝。最終ステージで同選手は区間2位でゴールした。

ダミアーノ・チーマがツアー・オブ・シンタイで総合優勝

3日間にわたり河北省で開催されたツアー・オブ・シンタイ(UCIアジアツアー2.2)。5日に開催された最終ステージは、150kmの平坦ステージで、第1ステージで区間優勝を挙げて個人総合リーダージャージを着用するチーマを擁するNIPPO・ヴィーニファンティーニは、チーマのジャージを守ること、また日本人選手の区間成績をねらってのスタートとなった。

レースは序盤よりアタックが頻発し、集団は終始ハイペースで100km地点まで進んでいく展開に。アタックには内間康平やアラン・マランゴーニが反応し、吉田隼人と岡本隼は少人数の逃げに入るべく動いていくが、なかなか決定的な動きにはならず。終盤を迎えると、一時総合2位の選手が先行する危険な展開もあったが、最後は集団ゴールスプリントとなり、チーマが区間2位、吉田が8位、岡本が12位に続いた。

チーマは個人総合優勝、ポイント賞を獲得。日本人選手の上位入賞という目標は達成できなかったが、チームは調子を上げながら8日からのツアー・オブ・チャイナ1(UCIアジアツアー2.1)に臨む。チームが参戦する予定だった7日からのツール・ド・北海道(UCIアジアツアー2.2)は、6日未明に発生した胆振地方中東部を震源とする地震の影響により中止が決定した。

黄色いリーダージャージを着用するダミアーノ・チーマ

ダミアーノ・チーマのコメント
平坦なステージながら、いくつものアタックがかかりハイスピードで進行する厳しいステージだった。チームメートの献身的な走りのおかげで総合リーダージャージとポイント賞ジャージ、2枚のジャージを獲得できたのでとても感謝している。最終日のスプリントでは勝利にわずかに届かなかったが、この結果に満足しているし、毎日ハードに戦うことができた。明日はツアー・オブ・チャイナに向けて長い移動となるが、しっかりと休んで次戦に備えたい。

吉田隼人のコメント
少人数の逃げ集団をねらってスタートした。今日はアタック合戦が100km以上も続きハードなステージとなった。終盤には総合2位の選手に先行されるも、他チームと協力しローテーション。 の時もずっと今日のステージで勝つことを意識して走った。スプリントの位置取りでは、ゴールまで2kmの右コーナーを曲がってからダミアーノ選手と反対側で岡本選手とスプリントを開始した。自分がスプリントを開始したいポイントよりも遅くなってしまった悔しさは残るが、集団スプリントになった際には最低限今日ぐらいの走りをすることで、必ず勝てる時がくることを信じて次のレースも走りたい。応援ありがとうございました。

内間康平のコメント
逃げに吉田、岡本が入ればチームとしてもいい展開を迎えられる。そう考えてスタートした最終ステージは平均スピード48kmとハイスピードで進んだ。ひたすら繰り返されるアタック。自分はマンザナの山岳賞ジャージをひたすらマーク。自分でもうんざりするほどのマークだったので、かなりのストレスだったと思う。最終局面では総合2位の選手が先行したが、マンザナと協力し吸収。ゴールスプリントでチーマが2位に入り、個人総合優勝を果たした。チームとしては最高の結果! しかし、初日のチャンスを逃したのは自分としても非常に悔しい思いが残った。

NIPPO・ヴィーニファンティーニが大会最高の栄冠を手中にした

岡本隼のコメント
昨日の屈辱を晴らすべく臨んだ第3ステージ。有力選手のアタックに反応し逃げに乗り、先行し脚をためておくという作戦だった。有力選手のアタックに対応するも決定的な逃げが決まらず、100km以上のアタック合戦が続いた。レース後半の総合2位の選手が先行した場面では、チーム一丸となって協力して差を詰めた。しかしながらこれを理由にゴールスプリントをおろそかにすることは考えず、自分は今回スプリンターとして走っているという自覚を持ち、ゴールスプリント前で吉田選手を牽引した。結果としてチームとしては個人総合優勝を守り抜き、最高の結果で終えることができたが、スプリントでの日本人選手のUCIポイント獲得はできず残念だ。レースを重ねるたびにコンディションは確実に上がっているので、自信を持って次戦に臨みたい。

デマルキがサバイバル戦を制す。首位はイェーツ…ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月5日(水)、モンブエイ~リベイラサクラ間の207.8kmで第11ステージが行われ、BMCのアレッサンドロ・デマルキ(イタリア)が今大会最長距離となる戦いを制し、3年ぶり通算3度目の区間勝利を挙げた。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ。第1集団で走るデマルキ(先頭)とピノ © Luis Ángel Gómez

数日前は気温40度だったが、舞台がスペイン北部に移動し、この日は冷雨にも見舞われて一時14度に。中盤から19人の第1集団が形成され、デマルキはこれに加わった。激しいアタック合戦でサバイバルレースになり、残り4kmからデマルキがゴールまで独走した。

「勝利から長い間離れていたが、この日は好調だった。それでも本当に厳しい戦いとなって、もう余力は残っていなかった。ゴール時のポーズは安堵を表現したものだ」とデマルキ。

デマルキのウィニングポーズは「安堵」を表現したものだという © Luis Ángel Gómez

総合成績の上位選手は2分02秒後の同一集団でゴール。ミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ(英国)が首位を守った。

冷たい雨にたたられた第11ステージを走る(左から)キンタナ、クビアトコウスキー、サイモン・イェーツ © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マイヨベルデ(ポイント賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
マイヨルナレス(山岳賞)ルイスアンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

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ビビアーニが区間2勝目。首位はS・イェーツ堅持…ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月4日(火)、サラマンカ~フェルモセリェ間の177kmで第10ステージが行われ、クイックステップフロアーズのエリア・ビビアーニ(イタリア)が得意のゴールスプリントを発揮して、第3ステージに続く2勝目を挙げた。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ © Luis Ángel Gómez

チームメートがすべてのアタックを封じ込めてゴール勝負に持ち込み、ビビアーニが得意とする残り150〜170mの位置までけん引した。
「これまでの選手生活の中で一番完ぺきな勝利だった」としてやったりのビビアーニ。勝ちパターンに持ち込めば、そのスプリント力は最強だ。
「平たんステージはまだ3つあるのでできるだけ勝ちたい。最終日のマドリードも勝つチャンスがある。その前日の厳しい山岳区間でボクが完走できればの話だけど」

ビビアーニ(右端)がブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージを制した © Luis Ángel Gómez

総合成績では前ステージで首位に躍り出たミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ(英国)がその座を守った。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マイヨベルデ(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨルナレス(山岳賞)ルイスアンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

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ジャイアントとLivのウェブサイトで2019年モデルが一挙公開

ジャイアントと、その女性ブランドLivのウェブサイトが9月5日(水)に更新され、どちらも2019年モデルが一挙公開された。2019モデル PICK UPと題したブログ記事で各モデルの特徴を紹介している。

Livの2019モデル PICK UP記事に注目

●ジャイアントのウェブサイト
●Livのウェブサイト

ジャイアントの2019モデル PICK UP記事も注目

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