AG2Rラモンディアルが2019年からエディ・メルクスバイクと2年契約

フランスのプロロードチーム、AG2Rラモンディアルが2019年からの2年間、ベルギーの自転車メーカー、エディ・メルクスと契約した。

エディ・メルクスの最新フラッグシップモデル525をAG2Rラモンディアルが使用する

エディ・メルクス(ベルギー)はツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアで5勝、世界選手権で3勝を挙げた実績を持ち、自転車競技界最強の選手と言われる。その名前を冠した自転車ブランドはベルジャンサイクリングファクトリーが持ち、今回も同社がチームと契約をした。

メルクス自身は、「UCIワールドツアーチームに使ってもらえてとても光栄だ。2019年はツール・ド・フランスを走ることになる。私の最初のツール・ド・フランス総合優勝から50年の節目になる大会だ」とコメントしている。

運営側の安全対策と参加者の安全意識…ツール・ド・ニッポンが自転車イベントの大事なポイントを公開

全国で地域活性化を目的とするサイクルツーリズム事業「ツール・ド・ニッポン」を主催するルーツ・スポーツ・ジャパンは、過去10年にわたりのべ150件以上の自転車イベントを主催・運営してきた経験から得た知見をもとに【安全ポリシー「安全・安心な自転車イベントライフのために大切なこと」】をWebサイト上に公開した。

社内に一般参加型自転車イベントの運営を担当する専任のチーム(ライドプロジェクト)を構成

●安全ポリシー「安全・安心な自転車イベントライフのために大切なこと」サイト

ここ数年間でさまざまな自転車イベントが新たに立ち上げられ、それとともに「初めて自転車イベントに参加する」ビギナーも非常に多くなった。それ自体は大変喜ばしいことだが、自転車イベントには一歩間違えば大きな事故も起こってしまうリスクもある。ビギナーも、またそうでない人も正しい理解と準備のもと安心・安全な自転車イベントライフを送ってほしいと考えている同社は、今回このポリシーを公開することになった。

ポリシーは、安全なイベント運営のためには「イベント運営側」、「乗り手側」双方の準備が必要であるということを基本としていて、「運営側の安全対策」「乗り手の安全意識」という、2つの視点から構成している。

「運営側の安全対策」では、サイクリングやエンデューロ、ヒルクライムなどの「一般参加型自転車イベント」の運営(主に競技運営)を担当する専任のチーム(ライドプロジェクト)の開催前の準備工程から当日の運営体制、安全対策などを紹介している。イベントに参加する人に向けて普段は知られていない運営の裏側を伝えるとともに、これから自転車イベントを開催していきたいという自治体や地域団体にも参考になる内容。

イベント参加者の視点から記載した「乗り手の安全意識」では、イベント参加中に意識してほしい自転車の乗り方やルールから、普段の自転車生活で気をつけるポイントなどを紹介している。特に、最近自転車イベントに出始めたビギナーに読
んでほしい内容となっている。

このポリシーをもとに、今後も「ツール・ド・ニッポン」およびルーツ・スポーツ・ジャパンは運営に携わるすべてのイベントにおいて安心・安全なイベント運営に努めていきたいという。

●運営側の安全対策

●乗り手の安全意識

バンクリーグ〜トラックを利用した新しいレースが2019年本格始動

国内最高峰の自転車ロードレース「Jプロツアー」に参加するチームを中心に、自転車ファンの拡大と地域振興などを目的として、トラックを利用した新しいサイクルレース「バンクリーグ」が立ち上がった。同リーグの本格始動を目指して、2019年から参加チームによる国内各地競輪場でのテストレースを現在計画している。

宇都宮で開催されたTRACK FESTIVAL ’18 ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

8月24日には栃木県の宇都宮競輪場で「トラックフェスティバル’18」(宇都宮市後援)と称して初のテストイベントが行われた。宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼン、ブリヂストンサイクリング、マトリックスパワータグ、キナンサイクリング、愛三工業レーシングの6チームが参加。

競技は周回ごとに先頭通過チームが1ポイント獲得し、5ポイント先取したチームが勝ちとなる「ファイブポイントゲーム」で実施された。

■来場者:のべ1000人(一般席950人、VIP席50人)
■YouTube LIVE視聴者数:1678
■SHOW ROOM 当日視聴数:3133人

8月24日に宇都宮競輪場でトラックフェスティバル’18と称して初のテストイベントを開催

競輪場で行うメリット
・競輪場をスポーツ文化の発信拠点にする
・競輪とサイクルスポーツ、自転車競技の融合
・競輪選手のブランドイメージの改善
・競輪場施設を市民の財産と感じてもらうこと
・競輪場の有効活用、地域活性化への取り組み
・自転車競技の向上、チームの育成強化
「バンクリーグ」が競輪界とロード界の未来につながる架け橋になる

バンクリーグ今後の展望
2019年以降のテストレース開催を踏まえて、将来的にはサッカーや野球のようにホーム&アウェイ方式にて国内各地の競輪場での開催を計画。レース会場は参加チームの「ホームバンク」となる競輪場を予定している。

また各チームのファンをはじめ、開催地域の市民がふれあえる楽しいイベントを同時開催し、まったく新しい参加型サイクルイベントとして盛り上げていきたいという。

バンクリーグの詳細、実施競技「ファイブポイントゲーム」のルールなどは公式ウェブサイトで確認できる。

第8回ワイズカップ彩湖エンデューロは12月1日開催…参加者募集中

第8回ワイズカップ彩湖エンデューロが12月1日、埼玉県戸田市の彩湖・道満グリーンパーク特設会場で開催され、その参加者募集が始まった。レースは4時間エンデューロ。一般受け付けは10月22日(月)から11月22日(木)15時まで。

第8回ワイズカップ彩湖エンデューロ。コスプレ参加もできる耐久レースとして超人気

◆エントリー専用URL

同時開催イベントとして「第16回Y’s Roadスポーツバイクデモ2018in埼玉」が同会場内で行われ、70社106ブランドが出展、試乗車209台を集めて華やかに行われる。

■第16回Y’s Roadスポーツバイクデモ2018in埼玉ブログ
■Y’s Roadのポータルサイト
■Y’s Roadの店舗情報
■彩湖・道満グリーンパーク(開催会場)案内サイト

悪魔おじさんがツール・ド・フランスさいたまに3年連続の来日へ

悪魔おじさん(エル・ディアブロ)の呼び名で世界中の自転車ファンに知られるドイツのディディ・センフトさんが2018年もツール・ド・フランスさいたまクリテリウムを応援するために来日する予定となった。11月2日に日本の到着し、同3日と4日にさいたま新都心駅周辺の大会会場に出没するはず。

インスブルックで開催された世界選手権ロードではオーストリア警察に捕まる… いや、記念撮影 © Didiiiiiiiiiiiiiiiiiii

毎年ツール・ド・フランスの全日程を赤い悪魔の衣装に身を包んで応援するセンフトさんはツール・ド・フランスファンならだれもが知る存在。右手には悪魔の小道具であるヤリを携え、手作りの自転車を沿道にディスプレーして選手や関係者を待ち構える。

ツール・ド・フランスさいたまに登場するのは2016年から3年連続。会場ではディアブロ娘を引き連れて、神出鬼没の振る舞いをする。制御不能の行動だが、ベースとなるのは3日と4日、コースのスタート/フィニッシュ地点に隣接するサイクルフェスタ会場内、環境省が地球温暖化対策として国民に脱炭素社会を呼びかける運動「COOL CHOICE」のブース。

ディディとディアブロ娘。環境省クールチョイスのブースに出没する予定 イラスト:小河原政男

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悪魔おじさん、いったいナニモノ? 意外と高尚な来日目的とは

ツールを制したレーシングニットシューズ新色と快適性を追求したエントリーモデル入荷

ツール・ド・フランス総合優勝の栄誉に輝いたスカイのゲラント・トーマス(英国)が全ステージを使用したことでも注目のフィジーク・R1B INFINITO KNIT(インフィニートニット)。トーマスが使用したカラーを含む新色がラインナップに追加された。

フィジークのR1B INFINITO KNITを愛用するゲラント・トーマス

2018ツール・ド・フランスでゲラント・トーマスが着用したフィジークのニットシューズ

フィジークのニットレーシングシューズ
その素材による通気性や快適性だけでなく剛性や適切なフィット感を兼ね備え、最高のパフォーマンスを発揮するリアルレーシングシューズ。その証拠に2018ツール・ド・フランスでライダーが着用したニットシューズは現状同社製品だけ。素材の伸びやパワーロスを心配する声があったが、サポートライダーは積極的に「R1B INFINITO KNIT」を選び、そのパフォーマンスはトーマスの走りによって証明されている。

素材による通気性や快適性だけでなく、剛性や適切なフィット感を兼ね備る

R1 INFINITO KNIT
最大の通気性、クラストップの快適性、比類なき動力伝達、完璧なフィット感、究極のレースパフォーマンスを発揮する、初めてニット素材を採用したプロサイクリングシューズ。ダイナミックアーチサポートテクノロジー構造がボリュームコントロールシステムを全く新しい物に変えあらゆるライダーにフィットする。
ソール:UDカーボンファイバー・ベンチレーテッド
アッパー:ニット
インソール:インフィニートフットベッド
クロージングシステム:ダブルインフィニートBOA IP1-Bシステム・ボリュームコントロールシステム
カラー:ブラック、グレー/BK、ブルー/イエロー、パープル/ブルー
4万6800円(税別)

R1 INFINITO KNIT グレー/BK
R1 INFINITO KNIT パープル/ブルー
R1 INFINITO KNIT ブルー/イエロー

今シーズン、R5シリーズがフルモデルチェンジ
革新的なベルクロクロージャーを備え、他に類を見ないフォルムの「R5 POWERSTRAP」は個性的なその見た目だけでなく他のクロジャーシステムと一線を画すハイレベルなフィット感を実現した。また人間工学に基づいた特徴的な非対称構造の足入れ部を持ち、素早く調整可能なBOAダイヤルを備えた「R5 OVERCURVE」も発表され、いずれも上位モデルに迫る最新のテクノロジーを備えている。

その見た目だけでなく他のクロジャーシステムと一線を画すハイレベルなフィット感を実現

R5 POWERSTRAP ブラック/ブラック、ピンク/ブラック、ホワイト/ブラック

R5 POWERSTRA
革新的なベルクロクロージャーを備えた多目的ロードサイクリングシューズ。ほとんどのベルクロクロージャーは単にアッパーの2つの側面を引っ張るだけだが、新しく投入されたテクノロジーの一つPOWERSTRAP(パワーストラップ)はリボンのように太いストラップが足を包み込み、たった2本のストラップで究極の快適性とフィット感を実現する。このシステムはフィジークのボリュームコントロールを再現し、さまざまな足型に対し優れたフィット感に調整することが可能。
ソール:カーボン強化ナイロン
アッパー:マイクロテックス
クロージングシステム:POWERSTRAP
カラー:ブラック/ブラック、ネイビー/ブラック、ピンク/ブラック、ホワイト/ブラック

R5ナイロンコンポジットアウトソール:高い快適性と優れたペダリング効率のバランスを実現
POWERSTRAP(パワーストラップ):足全体を包み込むように設計されたフットラップ型ベルクロクロージャーは優れたフィット感と、独創的でスタイリッシュなルックスをライダーに提供
1万5800円(税別)

R5 POWERSTRAP ネイビー/ブラック
R5 POWERSTRAP ホワイト/ブラック

R5 OVERCURVE
あらゆるライダーに合わせて素早くフィットするロードシューズ。すべてのライドを楽しむために不可欠なタイムレスなルックスとパフォーマンスを提供。サイクリングシューズの古典的な考慮すべきことはフィジークのアイデンティティと、スマートなフォームフィッティング構造で再定義された。Overcurve(オーバーカーブ)は、足首の2つの骨の突起の位置ずれを分析し、足首を包み込むような縁を特徴とする靴の構造。
ソール:カーボン強化ナイロン
アッパー:マイクロテックス
クロージングシステム:BOA IP1-Bシステム
カラー:ブラック/ブラック、ホワイト/ブラック、ブラック/イエロー、ホワイト/レッド、ブラック/ピンク

あらゆるライダーに合わせて素早くフィットするロードシューズ

R5 OVERCURVE ブラック/ブラック、ブラック/ピンク、ブラック/イエロー、ホワイト/ブラック

R5ナイロンコンポジットアウトソール:高い快適性と優れたペダリング効率のバランスを実現
オーバーカーブ:人間工学に基づいた足の解剖学的構造に合致する非対称構造
マイクロテックスアッパー:しなやかで丈夫、快適で一貫したフィット感
1万8800円(税別)

R5 OVERCURVE ホワイト/レッド