ツール・ド・フランス主催者が7月6日から28日まで開催される第106回大会の出場22チームのうち20チームを1月10日に発表した。
UCI(国際自転車競技連合)の規定によりUCIワールドチームは全18チームが自動的に出場権を獲得。第2ディビジョンチームの中からUCIの起用に則り、ヨーロッパツアーの上位2チームであるワンティ・グループゴベール(ベルギー)とコフィディス・ソルシオンクレディ(フランス)が選出された。
今回の発表で出場枠を獲得できなかったアルケア・サムシックのエマニュエル・ウベール代表は、「UCIランキングによってワイルドカード2チームが選出されたことには納得だ」としつつ、「われわれもツール・ド・フランスはシーズンでもっとも重要なレースと位置づけていて、オフトレーニングから努力を怠っていない。残る2枠をつかみとるために開幕から積極的に走っていきたい」と自信を見せた。
ワイルドカードは残り2チームで、ツール・ド・フランスディレクターのクリスティアン・プリュドムも「発表日は未定」とコメント。残り2枠に対して、出場を熱望するフランスの第2ディビジョンチームは3つ。2018捻出場のアルケア・サムシックとディレクトエネルジーに加えて、ビタルコンセプトB&Bホテルが加わる。
●ツール・ド・フランス出場チーム(UCIワールドチーム)
アージェードゥーゼル・ラモンディアル(フランス)
アスタナ(カザフスタン)
バーレーン・メリダ(バーレーン)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
CCC(ポーランド)
ドゥクーニンク・クイックステップ(ベルギー)
グルパマFDJ(フランス)
ロット・スーダル(ベルギー)
ミッチェルトン・スコット(オーストラリア)
モビスター(スペイン)
ディメンションデータ(南アフリカ)
EFエデュケーションファースト(ドイツ)
ユンボ・ビスマ(オランダ)
カチューシャ・アルペシン(スイス)
スカイ(英国)
サンウェブ(ドイツ)
トレック・セガフレード(ドイツ)
UAEエミレーツ(UAE)
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