キナンサイクリングが1月23日から27日まで開催されるニュージーランド サイクルクラシック(UCIオセアニアツアー2.2)に臨む6選手を発表した。
キナンにとって初のUCIオセアニアツアー参戦。ニュージーランドでは唯一のUCI(国際自転車連合)公認のステージレースとして行われ、2019年で32回目を迎える大会。
今回は、同国北島中西部のワイカト地方が舞台。同国最大の都市・オークランドから約150km南に位置するケンブリッジを拠点に、全5ステージ・総距離700.6kmで争われる。
例年スピード感のあるレースが展開されていて、2019年も4ステージが平坦コースにカテゴライズ。いずれもスプリント勝負となることが予想される。
総合争いで大きなウエイトを占めると見られるのが第4ステージ。2つの丘越えを経て、最後に立ちはだかるのがマウンガカワヒルの頂上フィニッシュ。最後の3kmは高低差にして200mを一気に駆け上がるレイアウトになっている。
キナンはスピードレースへの対応力のある6選手をセレクト。スプリントでは大久保陣と中島康晴を軸とし、レース展開に合わせて逃げや集団内でのレース構築を椿大志、山本大喜、新城雄大が担う。そして、トマ・ルバを中心に総合争いにもトライ。いずれのステージでも勝負に絡むことのできるオーダーで臨む。
大会には、5カ国から19チームがエントリー。大会のレースディレクターを務めるジョージ・サンドヴァル氏は開幕を前に、「第32回大会は史上最高のイベントになることを確信している」と大会公式ウェブサイトにコメントを寄せ、年々ビッグイベントに成長する大会の在り方をアピール。過去の個人総合優勝者には、ロビー・マキュアン(オーストラリア、1995年優勝)のほか、現役のトップライダーであるジョージ・ベネット(ニュージーランド、現ユンボ・ヴィスマ所属、2011年優勝)などが名を連ねる、伝統と格式ある大会でキナンの2019年シーズンがスタートする。
チームとしても待ちに待った新たなシーズン。ハイレベルの戦いで存在感を示す意欲に満ちている。このレースで勢いに乗せ、長いシーズンを戦い抜く手ごたえを確実につかみたいという。
ニュージーランド サイクルクラシック(New
Zealand Cycle Classic)
カテゴリー:UCIオセアニアツアー2.2
会期:1月23~27日
第1ステージ 1月23日
ケンブリッジ-カイパキ-ロトオランギ-レミントン 132.5km
第2ステージ 1月24日
ケンブリッジ-ロトオランギ-プケアトゥア-レイク・カラピロ 129km
第3ステージ 1月25日
テ・アワムトゥ-パラウェラ-ファレパパ・サウス-コラコヌイ-ファレパパ・サウス-コラコヌイ-ワイケリア-テ・カワ-ポクル-テ・アワムトゥ 152km
第4ステージ 1月26日
ケンブリッジ-プケモレモレ-リッチモンド・ダウンズ-ホビントン・ムービーセット-カラピロ・ロード-マウンガカワ・ヒル-テ・ミロ-マウンガカワ・ヒル 143.8km
第5ステージ 1月27日
ケンブリッジ・サーキット 143.3km
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