鹿屋体育大学自転車競技部とシエルブルー鹿屋が、大学近くの菅原小学校跡の体育館に、自転車プロショップ併設のトレーニング施設を作っている。一般の人も利用できる施設へと増強するためクラウドファンディングによって資金を募集している。
鹿屋体育大学自転車競技部の創部から23年。これまで58名の全国チャンピオンが誕生し、全国優勝の回数は延べ325回。さらに40名を超える日本代表選手も輩出し、ロンドン五輪2名、リオ五輪2名と関係者から4名のオリンピアンも誕生させた。
なぜ、鹿児島県の田舎の国立大学で、そんなチームが生まれたのか?
それは、地域の多くの方々に支えられ、よい環境で過酷な練習に打ち込むことができたおかげです!
施設名称はRINJIN BASE(リンジンベース)
施設を「隣人=市民」と「輪人=サイクリスト」をつなぐ「リンジンベース」と名づけ、地域の人たちに楽しんでもらえる場所として創出していく計画。「自転車界における鹿屋」のネームバリューを最大限に活かして、この質素な施設を大隅半島の自転車のランドマークに育て、ここから自転車を活用して、地域を元気にしていきたいという。
物品購入を含む総工費は約2000万円で、スタートに必要な500万円をクラウドファンディングで集める。しかし締め切りが近づきながら、いまだ150万円ほどしか支援が集まらず、かなりの危機感を抱いているという。
「ぜひとも学生たちの自転車を通じた社会貢献への挑戦をご支援願います! 」と 鹿屋体育大学自転車競技部の黒川剛監督。
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