サンペレグリノ&アクアパンナがスポンサーを務める2019年度の「アジアのベストレストラン50」の授賞式が3月26日、マカオのウィンパレスにて開催され、日本は国別で最多数の全12軒がトップ50入りした。
7回目を迎えた2019年度の「アジアのベストレストラン50」では、2年連続で日本の首位の座を維持した「傳(東京・神宮前)」の長谷川在佑氏が、部門賞においても、エストレージャ・ダムがスポンサーを務める「シェフズ・チョイス賞」を獲得し、ダブル受賞となった。
3位にランクインした「傳」は2019年も「日本のベストレストラン賞」を受賞。その他、5位の「フロリレージュ」、8位の「NARISAWA」、9位の「日本料理 龍吟」がトップ10入りし、東京の「茶禅華」と「SUGALABO」がそれぞれ23位と47位に初登場を果たすという堂々とした結果を残した。
9位にランクインした「日本料理 龍吟(東京・日比谷)」の山本征治氏が、“美食の世界におけるアイコン”の座を確保したと認められたシェフに贈呈される「アメリカン・エキスプレス・アイコン賞」の栄えある1回目の受賞者に選ばれたほか、「イル・リストランテ ルカ・ファンティン(東京・銀座)」のファブリツィオ・フィオラーニ氏が「ヴァローナ社 アジアのベストパティシエ賞」を受賞した。
トップ50リストの頂点を極めたのは、ジュリアン・ロイヤー氏が率いるシンガポールの「オデット(Odette)」で、4年連続首位だった「ガガン(Gaggan)」に代わり初の栄冠に輝いた。「オデット」はまた「シンガポールのベストレストラン賞」も同時に受賞した。
2019年度のリストには、46位に初登場を果たしたマレーシアの「デワカン(Dewakan)」や、2018年度は1軒もリストに入っていなかったフィリピンから「トーヨー・イータリー(Toyo Eatery)」が43位にランクインするなど、計10軒の新たなレストランがトップ50入りを果たし、進化し続けるアジアのガストロノミー界の多様性と活力を反映した結果となった。
コメントを投稿するにはログインしてください。