Liv新型エンデュランスロードAVAIL ADVANCED発売へ

女性専用のスポーツサイクルブランドであるLiv(リブ)は、エンデュランスライドにフォーカスした新型ロードバイク「AVAIL ADVANCED」シリーズを発売する。「AVAIL ADVANCED」シリーズのフレームは、軽量かつ剛性の高いコンパクトロードデザインで、レジャーやフィットネス、レースイベントなどで長距離のサイクリングを楽しみたい女性にスムーズなライディングフィールを提供。

「AVAIL ADVANCEDは非常に汎用性が高く、“なんでもできる”ロードバイク。軽量で、上りでの反応性と下りでのコントロール性を非常に高いレベルで発揮する。バイクに対し、快適性と扱いやすさ、ときには丸一日にもおよぶ長距離・長時間ライドを楽にこなせる性能を求める女性にピッタリのシリーズ」とLivの製品開発エンジニアであるソフィア・シーがコメントする。

新型「AVAIL ADVANCED」シリーズの特徴

「AVAIL ADVANCED」シリーズは、リブの「3F(Fit, Form, Function)」デザイン理念に基づき、女性用に最適化されたカーボンレイアップを用いた非常に軽量なアドバンスド・グレードのカーボンフレームとフォークを採用している。「3F」デザインのプロセスでは、女性の身体の解剖学的構造、サイジングのバリエーション、筋肉のエネルギーと出力などのデータが用いられる。

■エンデュランスライドのための設計
「AVAIL ADVANCED」シリーズは、エンデュランス用のジオメトリで設計されている。より上体が起きた乗車姿勢は、長距離におよぶサイクリングでの快適性を高める。美しくまとめられたケーブルルーティングも新しい特徴のひとつ。また、フレームは「ANT+」「Bluetooth」対応のデバイスにスピードやケイデンスのデータを送る「RideSense」に対応している。

■妥協のないコントロール性
コンパクトロードのフレームデザインとアドバンスドグレードのカーボンフォークが提供する軽量性と安定性は、強力なディスクブレーキとあいまって、安心感のある高い制動力や、さまざまな気象条件における正確なステアリング性とコントロール性を発揮する。「AVAIL ADVANCED PRO」グレードに搭載される大口径の「OverDrive 2」ステアリングコラムは、直進時やコーナーリング時に優れた剛性を、同時にオーバーサイズBB規格「Power Core」はペダリングの効率性と安定性を提供。

Liv新型エンデュランスロードAVAIL ADVANCED

■並はずれた快適性
D型断面を採用し、しなりによってサスペンションの役割をはたす独自の「D-Fuse」ハンドルバーとカーボンシートピラーは、路面から伝わる振動を軽減することでライダーの疲労を少なくし、長時間のライディングでも快適。また、32Cと幅の広いタイヤを採用することで、他のライダーが避けるような比較的ハードコンディションの道を走ることもできる。

AVAIL ADVANCEDシリーズの日本国内でのラインナップや価格は、後日発表予定。

7月11日 第6ステージ ミュルーズ〜ラプランシュ・デ・ベルフィーユ

バーレーン・メリダのディラン・トゥーンス(ベルギー)が最後の激坂でトレック・セガフレードのジュリオ・チッコーネ(イタリア)を振り切ってステージ初優勝。有力選手ではイネオスのゲラント・トーマス(英国)が区間4位に。総合1位のジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)は1分46秒遅れの6位で、チッコーネが首位に躍り出た。

ジュリオ・チッコーネがラプランシュ・デ・ベルフィーユで先頭を引く ©ASO Pauline BALLET

区間2位のチッコーネがサプライズのマイヨジョーヌ

ラプランシュ・デ・ベルフィーユは2012年に初採用され、これまで3回序盤戦のゴールとなっているが、過去すべてゴール後の表彰台でマイヨジョーヌを着用した選手が総合優勝を決めている。それだけ重要な山岳ステージだけに有力選手は慎重にレースを進めながら最後の激坂に備えた。

その間隙を突いたのがトゥーンスやチッコーネだ。スタートしてすぐに14選手がアタック。そのなかには山岳賞ねらいのトマス・デヘントとティム・ウェレンスのベルギー、ロット・スーダル勢もいた。トゥーンスは完全に区間勝利ねらい。前日までの総合成績で1分43秒遅れの42位であるチッコーネも同様で、総合1位をねらおうなどとは考えもしなかった。

第6ステージのスタートはミュールーズ ©ASO Pauline BALLET
2019ツール・ド・フランス第6ステージに詰めかけた観衆 ©ASO Pauline BALLET

第1集団は徐々にその数を減らしていき、ラプランシュ・デ・ベルフィーユのふもとではトゥーンス、チッコーネら数選手に。さらにトゥーンスとチッコーネの一騎打ちとなり、トゥーンスが初優勝を決めた。最後は勝者から11秒離され、ガッカリしてゴールしたチッコーネだが、後続の有力選手のゴールが遅れ、まさかのマイヨジョーヌを手中にすることになる。

チッコーネは身長176cmとそれほど小柄ではないが、細身の山岳スペシャリストでジロ・デ・イタリアでは山岳王になっている。24歳で、この日は同時に新人賞の首位にもなった。

ロット・スーダルのティム・ウェレンス(山岳賞)とトマス・デヘント ©ASO Pauline BALLET
トマス・デヘントがアタック ©ASO Pauline BALLET

「勝つことができなかったけど、マイヨジョーヌは子どものころからの夢。それがかなうなんて信じられない。ジロ・デ・イタリアで目標達成して、ツール・ド・フランスは経験のために出場しただけなんだ。でも強いチームなのでできるだけマイヨジョーヌを守りたい」とチッコーネ。

有力選手ではバーレーン・メリダのビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)、UAEエミレーツのファビオ・アルー(イタリア)、AG2Rラモンディアルのロマン・バルデ(フランス)が遅れた。

ラプランシュ・デ・ベルフィーユを上る(先頭から)ピノ、アラフィリップ、トーマス ©ASO Pauline BALLET
バーレーン・メリダのディラン・トゥーンスがチッコーネを振り切った ©ASO Alex BROADWAY
ジュリオ・チッコーネがマイヨジョーヌ ©ASO Pauline BALLET

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)
マイヨベール(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)
□マイヨブラン(新人賞)ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)

2019ツール・ド・フランス第6ステージのコースマップ(クリックすると拡大します)
ミュルーズのレユニオン広場 ©OTC Mulhouse and region
ミュルーズの国立自動車博物館 ©OTC Mulhouse and region
ミュルーズのタマネギ祭り ©OTC Mulhouse and region
シュブレール峠【ボーナスポイント】

新ルール解説【ボーナスポイントとは?】

ラプランシュ・デ・ベルフィーユ
ラプランシュ・デ・ベルフィーユ ©Alain Doire – Bourgogne Franche Comte Tourisme
ラプランシュ・デ・ベルフィーユ ©Alain Doire – Bourgogne Franche Comte Tourisme
ラプランシュ・デ・ベルフィーユ ©K. Altmayer

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7月8日 第3ステージ バンシュ(ベルギー)〜エペルネ

ドゥークニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)が終盤で独走を決め、2018年の2勝に続く大会通算3勝目を挙げた。前日まで31秒遅れの総合11位につけていた同選手は、後続とのタイム差に加え、ボーナスタイムを量産して初めて首位に立った。初日から2日間マイヨジョーヌを守っていたユンボ・ビスマのマイク・テウニッセン(オランダ)は終盤に大きく遅れた。

第3ステージはベルギーのバンシュをスタート ©ASO Pauline-BALLET

フランス期待のアラフィリップがいきなりマイヨジョーヌ

ベルギーで開幕した大会は3日目、10km地点でベルギーに別れを告げ、フランスに入国。終盤はシャンパーニュ地方の4つの丘陵地が待ち構えるコースで、それがこの日のキーポイントとなった。残り49km地点の最初の山岳ポイントでアタックしたのはロット・スーダルのティム・ウェレンス(ベルギー)だった。同選手は4つの山岳ポイントをすべてトップ通過。しかしその目的は山岳賞ジャージの獲得で、最後の峠を通過するとお役御免とばかりにペースを緩めた。

この4つ目の峠で後続のメイン集団から抜け出したのが、2018年の山岳王アラフィリップだった。単独で抜け出すと、テクニカルなダウンヒルをこなし、最後はシャンパン醸造所が建ち並ぶシャンパーニュ通りを激走してゴールまで逃げ切った。アラフィリップはゴールで後続の2位集団に26秒差をつけたことに加え、ボーナスポイントが設定された最後の峠を2位通過して5秒、区間1位の10秒がボーナスタイムとして引かれ、一気に首位に立った。

第3ステージで優勝し、マイヨジョーヌも獲得したアラフィリップ ©ASO Olivier-CHABE

アラフィリップは過酷なコースで抜け出し、ゴールまで逃げ切るタイプの27歳。プロデビュー当時は2位が多く、優勝にいつもあと一歩の存在だったが、徐々に勝負勘を覚え、絶妙のタイミングでアタックして主導権を握る。強力なチームメートもそのポイントまでアラフィリップを援護していることも好成績を支えている。

ツール・ド・フランスではステージ優勝と山岳賞ねらいとなるが、中規模のレースでは総合優勝できる実力を備えている。

「このステージがボクに向いていることは把握していて、調子がよかったので思いきってアタックした。単独になるとは思っていなかったが、区間優勝ばかりかマイヨジョーヌを獲得できて言葉がないよ」とアラフィリップ。存在感のある選手が早くも主役の座につけた。

ベルギーのファンが選手たちに声援を送る ©ASO Pauline-BALLET
2019ツール・ド・フランス第3ステージ ©ASO Pauline-BALLET
2019ツール・ド・フランス第3ステージ ©ASO Pauline-BALLET

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨベール(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)
□マイヨブラン(新人賞)ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)

2019ツール・ド・フランス第3ステージのコースマップ(クリックすると拡大します)
シャンパーニュ地方の中心地エペルネ ©PRESSPORTS
ミュティニーの丘【ボーナスポイント】

新ルール解説【ボーナスポイントとは?】

乾杯と言えば本場フランスでもシャンパーニュ ©PRESSPORTS
モエエシャンドンもエペルネにある ©PRESSPORTS

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国内初MERIDAオーナーズライド…千年の時を超えたルート

静岡県伊豆の国市のMERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)にMERIDAバイクオーナーが集まって一緒に西伊豆を走り、MERIDAバイク魅力を共有しながら楽しいひと時を過ごすMERIDAオーナーズライドをミヤタサイクルが主催して6月22日(土)に初開催される。

同社が日本国内での独占販売権を有するMERIDAの試乗・展示施設 『MERIDA X BASE』で『MERIDA CYCLING ACADEMY(メリダ・サイクリング・アカデミー)』を開設し、地域へのスポーツ自転車文化の浸透と発展を促進するプログラムを定期的に開催していて、その一環としてのイベント。

このオーナーズライドはMERIDAバイクで走る人だけが参加できる特別なイベントとなる。他社製品を乗っている人もMERIDA X BASEでバイクをレンタル利用することで参加できる。

MERIDA X BASEに集合してから、井田を目指して各自のペースで西伊豆を楽しくライド。井田では千年の歴史のある井田塩の普段は見ることのできない工房を今回特別に見学する。昼食は井田塩と地元食材を使った手料理でおもてなし、オーナー同士でMERIDA について会話を楽しむなど、普段とは違ったのんびりと楽しい時間が過ごせる。

昼食後はMERIDA・伊豆にちなんだクイズを開催。限定グッズなどが獲得できる人も。井田を堪能した後はMERIDA X BASEを目指して再びライド。ゴール後はMERIDA X BASEに併設されている源泉掛け流し温泉も利用できる。伊豆を走り、感じ、楽しむ。MERIDA X BASEが伊豆にある魅力を感じてもらおうという企画。

参加予約は6月5日(水)よりMERIDA X BASE 公式サイトの予約ページで。

千年の時を超え、幻を未来へ繋ぐ千年井田塩工房

【イベント概要】
開催日:2019 年6 月22 日(土) 9:45~17:00 (受付開始9:00)
9 時00 分 受付開始(MERIDA X BASE)
9 時45 分 開会式、写真撮影
10 時00 分 出発 *各自のペースで走行していただき、12:00までに井田に到着してください。
12 時00 分 井田塩作り見学、昼食
14 時00 分 レクレーション*各グループに分かれてMERIDA や伊豆にちなんだクイズに参加いただきます。
15 時00 分 井田発
17 時00 分 最終ライダー着(MERIDA X BASE)
走行ルート:(MERIDA X BASE ~内浦~大瀬崎~井田 片道:25km 獲得標高:200m)参加料:3,000 円(税込) 昼食代、見学料、入浴代、井田塩のお土産付
定員:50 名(最少催行人員 5 名)
参加資格:MERIDA のバイクで参加される方
*他社製品をお乗りの方もMERIDA X BASE でバイクをレンタル利用いただく事でご参加いただけます。

受付締め切り:6 月19 日(水)
イベントの詳細・申込はMERIDA X BASE 公式サイト

駿河湾の黒潮海流が流れ込む井田ブルーを見てみたい

「千年井田塩」見学
井田では、千年の時を超え、幻を未来へ繋ぐ「千年井田塩」工房を見学。駿河湾の黒潮海流が流れ込むこの場所は「井田ブルー」と称賛されるほどの青い海。その海水を塩釜と薪で何時間も焚き続け、ゆっくりゆっくりと時間をかけ出来上がるまろやかな結晶の「千年井田塩」。今回はMERIDA オーナーのために普段は公開していない「千年井田塩」の工房を特別に見学できる。

【注意事項】
※MERIDA X BASE にてロッカーをご利用いただけます。
※レンタル料金は含まれておりません。ご希望の方は別途お申し込みください。
※食事代は含まれていますが、小銭の携帯を推奨いたします。
※XPERIENCE チケットの使用はできません。
※大変恐れ入りますが、MERIDA X BASE までの往復交通費、宿泊費等は各自でご負担をお願いいたします。
※中学生以下の方は必ず保護者の同伴が必要です。

【MERIDA X BASE とは】
『MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)』は静岡県伊豆の国市に位置し、「XCITING(EXCITING)」「XCELLENT(EXCELLENT)」「XPERIENCE(EXPERIENCE)」の3つのX を掲げ、その卓越した技術力と商品力を持つMERIDAの「楽しさ」を「最高」の環境で「体験」することができる、国内外では他に類を見ない規模のスポーツバイクの試乗・展示施設です。スポーツバイク市場を盛り上げ、伊豆半島全体をサイクリングで活性化することを目指します。

SNS280万アクセス、92.1%リサイクル…数字で読むジロ・デ・イタリア

第102回ジロ・デ・イタリアが5月11日から6月2日まで開催され、モビスターのリカルド・カラパスがエクアドル選手として初めて総合優勝した。中盤で首位に立った伏兵が最後まで逃げ切ったのは予想外だったが、大会主催者がこの大会で記録した数々の数字を発表した。

2019ジロ・デ・イタリア ©LaPresse

1 エクアドル選手によるジロ・デ・イタリア総合優勝
3 総合優勝者リカルド・カラパスのビブナンバー
39.291 2019ジロ・デ・イタリアの平均時速
59 ジャージ、ランキング、広告キャラバン、スタートとゴールの町や村を含むジロ・デ・イタ協賛企業
142 2019ジロ・デ・イタリア完走者数
147 広告キャラバンがレース中に立ち寄ったした場所
198 ライブ中継した国の数

ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Fabio Ferrari / LaPresse

533 ジロ・デ・イタリアと同じ日、同じコースを先行して開催した電動アシスト自転車イベント、ジロEの参加者
1500 ジロ・デ・イタリアの最終週にエクアドルで出版、web紹介されたメディア数
1735 国内外から取材に訪れたメディア人数
3537.6 総走行距離
9775 グランドフィナーレとなったベローナアレーナ観客数(最大容量)
5万 教育プロジェクトBICISCUOLAに参加した子どもたち

エステバン・チャベスが復活のステージ優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

73078.68 ジロ・デ・イタリア開催中の廃棄物キログラム。リサイクル運動のライドグリーンプロジェクトにより全体の92.1%をリサイクル
280万 ソーシャルメディアの稼働数
370万 第20ステージのゴール時におけるイタリアの全国テレビチャンネルRAIの視聴者
8000万 期間中の giroditalia.it のページビュー

7月7日 第2ステージ ブリュッセル(ベルギー)

2日目は大会唯一のチームタイムトライアルが行われ、初日に首位に立ったマイク・テウニッセン(オランダ)を擁するユンボ・ビスマが、平均時速57.657kmのトップタイムで優勝。20秒遅れの2位にイネオス。21秒遅れの3位にドゥークニンク・クイックステップ。テウニッセンが2日間の合計タイムで首位を堅持し、マイヨジョーヌを堅持。チームは総合成績の上位5位までを独占した。

ユンボ・ビスマがトップタイムをたたき出し、テウニッセンのマイヨジョーヌを守った ©ASO Pauline BALLET

ユンボ・ビスマがジロ・デ・イタリアに続いてTTT圧勝

チームタイムトライアルのウォーミングアップをするゲラント・トーマスらイネオス勢 ©ASO Pauline BALLET

出場22チームが5分間隔で出走するチームタイムトライアル。8人編成の各チームは空気抵抗の大きい先頭を交代しながらゴールを目指す。4人目がフィニッシュラインを通過した瞬間がチームの記録。ただし脱落した選手はそれぞれのゴールタイムが各自の記録となる。つまりコースの途中まで全力で先頭を務め、残りの4人にあとを託して脱落していく捨て駒のような選手もいる。極めてシビアな種目だ。

ユンボ・ビスマは大会2日目のこのチームタイムトライアルを最重要視していた。タイムトライアルの元世界チャンピオン、トニー・マルティン(ドイツ)を獲得したのもそのためだ。5月のジロ・デ・イタリアではその甲斐あって優勝。そしてこのツール・ド・フランスでも圧勝した。前日にアシスト役のテウニッセンが思いもよらぬマイヨジョーヌ獲得というハプニングもあったが、それはチームのモチベーションをさらに高めるだけだったようだ。

「勝利したのは8選手だが、たくさんの人が応援してくれたおかげ。マイヨジョーヌを楽しむことができた」と首位を守ったテウニッセン。

2019ツール・ド・フランス第2ステージはチームタイムトライアル ©ASO Pauline BALLET
スタート台に並んだエガン・ベルナル ©ASO Pauline BALLET

一方、大会連覇をねらうゲラント・トーマス(英国)のイネオスは2位。

「高速スピードに遅れを取ることなくチームメートに着いていけたのでよかった。コーナーごとに可能な限りのペースを維持した。リスクを避けるために減速したのはほんのちょっとだ」

目標通りチームタイムトライアルを制して笑顔のユンボ・ビスマ勢 ©ASO Pauline BALLET

イネオスはツール・ド・フランスのチームタイムトライアルで常にわずかの差で優勝を逃してきた。22チームの第1スタートだったイネオスはそつのない走りで好タイムを記録。最終スタートのユンボ・ビスマがゴールするまでトップを譲らなかった。

「ドゥークニンク・クイックステップとユンボ・ビスマが怖いことは分かっていた。でも悪くない走りだったよ」と、大きな失敗なくこの種目を終えたことに安堵の気持ちをにじませた。

オランダのユンボ・ビスマがチームタイムトライアルを制した ©ASO Pauline BALLET

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)マイク・テウニッセン(オランダ、ユンボ・ビスマ)
マイヨベール(ポイント賞)マイク・テウニッセン(オランダ、ユンボ・ビスマ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)グレッグ・バンアベルマート(ベルギー、CCC)
□マイヨブラン(新人賞)ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)

2019ツール・ド・フランス第2ステージのコースマップ(クリックすると拡大します)
ブリュッセルのアトミウム ©ベルギー・フランダース政府観光局
国王の執務室や迎賓館となっているブリュッセル王宮 ©Milo Profi
ブリュッセル、芸術の丘から旧市街方向の眺め ©ベルギー・フランダース政府観光局
ブリュッセル、グランプラス広場 © Milo Profi

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