石上優大 プルエバ・ビリャフランカで7位…キャリア最大の成績

石上優大(VC Aix en Provence/EQADS)が7月25日にスペインで行われたUCI1.1クラスのレース、プルエバ・ビリャフランカ・デ・オルディシアに日本ナショナルチームのメンバーとして出場し、7位になった。

プルエバ・ビリャフランカ・デ・オルディシアで7位の石上優大

夏期欧州遠征初戦は日本出発組6名に加え、欧州合流の石上の計7名でスペインのワンデーレースに参加。3km程度の勾配のある峠を含む周回コースで行われる今回のレースでは、適正とコンディションから増田と石上でUCIポイント圏内ゴールを狙った。

スタートから形成された11名の逃げに入部が入り、集団と2分前後の差で後半に突入。その後メイングループのペースアップとともに入部らは吸収され、本格的な展開が始まった。

石上優大は最優秀U23選手のトロフィーも獲得

好位置につけていた増田は序盤の落車の影響でメカトラに見舞われ位置を下げてしまったため、チームからは石上のみが約30人に絞られた先頭グループに残りゴールへと進んだ。最後は単独アタックしたモビスターのラファエル・バルスが逃げ切り、石上は2位以下の集団の6番目の7位でゴール。UCI欧州ツアーポイント35点を獲得した。

日本ナショナルチームは増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、石橋学(ブリヂストンサイクリング)、入部正太郎(シマノレーシング)、小石祐馬(チーム右京)、雨澤毅明(Ljubljana Gusto Xaurum)、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)で構成される。

優勝したラファエル・バルス(モビスター)は、山岳が多いことで知られる2015年のツアー・オブ・オマーンで総合優勝を果たした大ベテラン

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