アルケア・サムシックは、コフィディスのナセル・ブアニ(フランス)とトタル・ディレクトエネルジーのトマ・ブダ(フランス)を2020シーズンのエーススプリンターとして獲得した。EFエデュケーションファーストのダニエル・マクレー(英国)をその発射台として2年ぶりに同チームで走らせることにした。
チームは2人の若いベルギー選手、クリストフ・ノッペとベンジャミン・デクレクをスポートフラーンデレン・バロワーズから獲得し、残り1kmからのアシスト役として起用する。CCCから獲得したポーランドのルーカス・オウシアンはルーラーとしての活躍を求める。この6人の新加入選手に、ブラム・ウェルテン、コナー・スウィフト、クレマン・ルッソを加えて、アルケア・サムシックの2020年のスプリントトレインを形成する。
前日には2019シーズンを走ったドイツのアンドレ・グライペルの退団を発表。その翌日にフランス人スプリンターの獲得を発表したことになる。
「2020年はワールドツアーチームに昇格したい。レースの70%がスプリント勝負となることを考えると、この分野を強化する必要があった」とジェネラルマネージャーのエマニュエル・ウベール。
「スプリンターにとってはフォーメーションの細部が重要で、私はセバスティアン・イノーにオーケストラの指揮者になることを頼りにしている。ナセル・ブアニはナンバーワンのスプリンターになる資質を持っている。彼は困難な2年間を過ごしているが、自信を取り戻してチームとともに目標を目指す必要がある。ゴール前の直線で彼をサポートするために旧知のマクレーを起用した」
チーム内での競争力を高めるため、同じスプリンターのブダを獲得。比較的自由に走らせる計画だという。オフシーズンはメンバーをそろえ、スプリント勝負のための強化練習を積んでいきたいという。
コメントを投稿するにはログインしてください。